JP2567993Y2 - ジャックカバー - Google Patents

ジャックカバー

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JP2567993Y2
JP2567993Y2 JP1991032639U JP3263991U JP2567993Y2 JP 2567993 Y2 JP2567993 Y2 JP 2567993Y2 JP 1991032639 U JP1991032639 U JP 1991032639U JP 3263991 U JP3263991 U JP 3263991U JP 2567993 Y2 JP2567993 Y2 JP 2567993Y2
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JP
Japan
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jack
cover
holder
jacks
fulcrum
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JP1991032639U
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JPH04126676U (ja
Inventor
洋平 小林
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アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、少なくとも2ジャッ
ク以上が直列して突出しているジャック部を覆い隠すジ
ャックカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオデッキ等には、直列に配
される複数のジャックが裏パネル等より突出して配され
ている。そのため、突出しているジャックの外面等に塵
等が付着する。この塵等が付着したままのジャックにプ
ラグを差し込むと、接触不良となったり、あるいは、ジ
ャック等が傷付くことによりジャックとプラグとの接続
が悪くなる場合がある。そこで、個々のジャックに対し
てゴム等のカバーを装着している。
【0003】また、機器の小型化等のため、ジャックを
パネル面に対して引っ込めるものもある。この場合、引
っ込められた部位を一体的に覆い隠すジャックカバーを
設けることが考えられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、個々のジャ
ックにカバーを装着する場合には、そのカバーの着脱に
手間を要する。また、一体的に覆い隠すジャックカバー
では、その表面とパネル面とが面一となっている場合、
ジャックカバーの着脱が困難となることが考えられる。
【0005】そこで、この考案は、ジャックカバーがパ
ネル面と面一に配される場合でも、ジャックカバーの着
脱を容易にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案においては、直
列して突出している少なくとも2個のジャックを覆い隠
すジャックカバーであって、カバーの裏面にジャックの
少なくとも一つを把持するホルダーと、このジャックに
並設した他のジャックに当接する支点部を設け、この支
点部はカバーのほぼ中央部に位置させると共に、カバー
の表面には押圧部を設け、ホルダーで一つのジャックを
把持させることによりカバーをこのジャックに取り付
け、押圧部を押圧することによりカバーが支点部を中心
に傾動して、ホルダーが一つのジャックから外れて、カ
バーを取り外せるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】ジャックカバー11をジャック部6に装着する
には、ジャックカバー11のホルダ部14と支点部18
をそれぞれジャック8,9に対向させる。ジャックカバ
ー11のホルダ部14内にジャック8を挿入する。これ
により、ジャック8〜10が引っ込んでいる場合でも、
ジャックカバー11がジャック部6を覆い隠し、ジャッ
ク8〜10に塵等が付着するのを防止する。
【0008】ジャックカバー11をジャック部6より取
り外すには、ジャックカバー11の表側の押圧部、即
ち、ホルダ部14の反対側を押圧する。ジャックカバー
11は支点部18を中心として傾動する。ジャックカバ
ー11のホルダ部14側は、ジャック部6より突出する
ので、その突出付近をつまみ、ジャックカバー11を取
り外す。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この考案の一実
施例について説明する。
【0010】本例では、ビデオデッキに適用されるジャ
ックカバーについて説明する。図6に示すように、キャ
ビネット1の表パネル1aには、電源スイッチ2、エジ
ェクトスイッチ3、カセット取出口4、表示部5等が配
されている。
【0011】また、表パネル1aには、映像入出力端
子、音声入出力端子等のジャック部6が電源スイッチ2
の反対側に配されている。ここで、ジャック部6を表パ
ネル1aに配したのは、以下の理由による。例えば、ジ
ャック部6を裏パネル等に配すると、プラグ(図示せ
ず)の接続時にいちいちカセットデッキ等を移動しなけ
ればならず、その作業が煩雑となる。従って、プラグの
接続を容易にするために、ジャック部6を表パネル1a
に配する。しかし、この場合、後述するジャック8〜1
0が突出していると、外観上の体裁が悪くなる。そこ
で、本例では、ジャック8〜10を表パネル1a面より
引っ込ませることとした。
【0012】ジャック部6には、図6に示すように、楕
円形の縦溝7が刻設されている。この縦溝7内には、3
本のいわゆるRCAタイプのピンジャック(以下、ジャ
ックという)8〜10が縦に直列して配されている。ジ
ャック8〜10は、図1および図2に示すように、その
先端(図1および図2では左側)が表パネル1a面より
も若干引っ込んだ状態で配されている。
【0013】図4は、ジャックカバー11の背面図、図
5は図4のI−I線の断面図である。11はジャックカ
バー(以下、カバーという)であり、表パネル1aのジ
ャック部6を覆い隠すためのものである。カバー11に
は、ジャック部6の縦溝7とほぼ同一形状の表板12
と、この表板12に水平方向に連設されるツバ部13を
有する。ツバ部13は、ジャック部6の縦溝7の側面に
当接する部位であり、カバー11をジャック部6に安定
した状態で保持するためのものである。カバー11の表
板12の裏面(図5では右側の面)には、端側のジャッ
ク8または10のいずれかに対向する部位にホルダ部1
4が、中央のジャック9に対向する部位に支点部18が
それぞれ配されている。
【0014】ホルダ部14には、対向状に切欠15a,
15aが配された全体として円筒状となっている一対の
挟持片15,15が延設されている。挟持片15,15
の内径は、ジャック8,10の外径より若干拡径となっ
ている。挟持片15,15の内周面の左右には、線状の
突部16,16が形成されている。この突部16,16
は、ジャック8または10のいずれかの周面を押圧し、
挟持片15,15を若干押し拡げる。これにより、ホル
ダ部14はジャック8または10のいずれかを保持す
る。挟持片15,15の中心には、十字状の十字片17
が延設されている。十字片17はジャック8または10
のいずれかとカバー11との距離を設定するものであ
り、十字片17の先端(図5では右端)にジャック8ま
たは10のいずれかの先端が当接する。十字片17は、
図5に示すように、挟持片15の高さの略半分の長さに
設定されている。
【0015】支点部18は中央に位置するジャック9に
対向する位置に配される。支点部18には、一対の板状
の側壁19,19が延設されている。側壁19,19の
間には、図4および図5に示すように、ホルダ部14の
十字片17と同様の十字片20が延設されている。
【0016】本例において、カバー11をジャック部6
に装着するには、まず、カバー11のホルダ部14をジ
ャック部6の上端のジャック8に対向する状態で、かつ
ジャック部6の縦溝7と対応するようにカバー11をつ
まむ。この状態のまま、カバー11を縦溝7に挿入する
(図1に示す状態)。この状態では、図1および図3の
実線に示すように、カバー11の表板12と表パネル1
aの面とが面一となっている。また、カバー11のツバ
部13およびホルダ部14により、カバー11はジャッ
ク部6に保持される。
【0017】次に、カバー11をキャビネット1から取
り外すには、カバー11の表側(図2では左側)であっ
て、ホルダ部14側と反対側(図2では下側)の部位を
押圧する。この押圧によって、カバー11は、支点部1
8を中心として反時計回り方向に傾動する。そのため、
カバー11の上端は、図2および図3の二点鎖線に示す
ように、表パネル1a面より突出する。カバー11の突
出する付近をつまみ、カバー11をキャビネット1から
取り外す。そして、露出したジャック8〜10にプラグ
(図示せず)を差し込む。なお、本例では、ホルダ部1
4をジャック8側に対向した例を示したが、ホルダ部1
4をジャック10側に配する場合も、同様な要領で着脱
できる。
【0018】本例によれば、カバー11がジャック部6
の縦溝7を覆い隠すように挿入、保持されるので、ジャ
ック8〜10に塵等が付着することなく、プラグの差し
込み時の傷や接続不良がなくなる。また、本例では、表
パネル1aに設けたジャック部6の縦溝7の全面をカバ
ー11で表パネル1a面と面一となるように覆い隠すの
で、表パネル1aの外観を良好とすることができる。
【0019】さらに、本例によれば、一体のカバー11
でジャック部6を覆い隠すと共に、カバー11の一端
(図2では下側)を押圧することにより、カバー11が
支点部18を中心として傾動するので、表パネル1a面
と面一に配されるカバー11の着脱を容易に行なうこと
ができる。
【0020】なお、上述実施例においては、ジャック8
〜10を縦に3個直列に配するものであるが、ジャック
の数および配列はこれに限定されない。さらに、上述実
施例においては、ビデオデッキに適用した例であるが、
ジャック装置を適用する機器は、これに限定されない。
要は、ジャックを2個以上直列に配する機器であれば、
同様に適用できる。
【0021】
【考案の効果】この考案によれば、ジャックカバーでジ
ャック部を覆い隠すと共に、支点部を支点としてジャッ
クカバーが傾動するので、ジャックカバーがパネル面と
面一に配される場合でも、ジャックカバーの着脱を容易
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の使用状態(装着中)を示す図である。
【図2】実施例の使用状態(取り外し中)を示す図であ
る。
【図3】実施例の使用状態(装着中)を示す図である。
【図4】カバーの背面図である。
【図5】図4のI−I線の断面図である。
【図6】ビデオデッキの斜視図である。
【符号の説明】
6 ジャック部 7 縦溝 8〜10 ピンジャック 11 ジャックカバー 12 表板 14 ホルダ部 17,20 十字片 18 支点部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列して突出している少なくとも2個の
    ジャックを覆い隠すジャックカバーであって、 カバーの裏面に上記ジャックの少なくとも一つを把持す
    るホルダーと、このジャックに並設した他のジャックに
    当接する支点部を設け、 この支点部は上記カバーのほぼ中央部に位置させると共
    に、 上記カバーの表面には押圧部を設け、 上記ホルダーで上記一つのジャックを把持させることに
    より上記カバーをこのジャックに取り付け、 上記押圧部を押圧することにより上記カバーが上記支点
    部を中心に傾動して、上記ホルダーが上記一つのジャッ
    クから外れて、上記カバーを取り外せるようにしたこと
    を特徴とするジャックカバー。
  2. 【請求項2】 上記ジャックはピンジャックであり、上
    記支点部は上記ピンジャックの先端部に当接する十字片
    と、上記ピンジャックの外周面側に位置する側壁とで構
    成されたことを特徴とする請求項1記載のジャクカバ
    ー。
JP1991032639U 1991-05-10 1991-05-10 ジャックカバー Expired - Lifetime JP2567993Y2 (ja)

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JPH04126676U JPH04126676U (ja) 1992-11-18
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