JP2567946B2 - 昇降機 - Google Patents

昇降機

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JP2567946B2
JP2567946B2 JP1124419A JP12441989A JP2567946B2 JP 2567946 B2 JP2567946 B2 JP 2567946B2 JP 1124419 A JP1124419 A JP 1124419A JP 12441989 A JP12441989 A JP 12441989A JP 2567946 B2 JP2567946 B2 JP 2567946B2
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car
elevator
actuator
connecting frame
rail
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JP1124419A
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眞卿 各務
喬任 山腰
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Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/04Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes
    • B66B7/046Rollers

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は昇降機に係り、特に案内レールに係合する係
合子の支持構造に係わる。
[従来の技術] 近年、高層ビルが増え、これに伴い定格昇降速度の高
い昇降機が増加する傾向にある。昇降速度が高くなるの
に伴い案内レールの据え付け工事には益々高精度を要求
されるようになり、工事技術も進歩しているが、それで
もなお案内レールの据え付け誤差に起因するかごの横揺
れ振動が問題になつている。自動車や鉄道車両において
走行振動の吸収には走行体の懸架機構に比較的ばね定数
の低いばねを使用し、これに油ダンパーを併設するのが
常套手段である。しかし昇降機においては比較的ばね定
数の低いばね装置でレール係合子をかごに取り付ける
と、偏心荷重でかごが傾き易いという問題と乗客や荷車
の乗り込み時にかごが水平方向に振れて困るという問題
があつた。また昇降機特有の問題として、建物側の扉す
なわちハツチドアを昇降機のかご側の扉すなわちケージ
ドアが係合動作によつて開閉するためにかごは極めて厳
しい寸法精度で昇降路内を案内されなければならず走行
体の懸架機構のばね定数を低くすることは困難であつ
た。
しかし昇降機では走行路である案内レールの全長は比
較的短く、同じレールの上を反復して往復するので学習
制御やスケジユール制御を取り入れ易いという特有の事
情がある。また超高層ビルではかごの横振動が問題とな
る高速走行ゾーンは不停止階となつており、係合開扉の
ためにかごを正確に昇降案内させる必要があるのは低速
走行ゾーンだけで十分であるという特有の事情がある。
そこで、かごからレール係合子を水平方向に駆動する
アクチユエータを設け、かごの揺れを最小にするように
アクチユエータでかごをアクテイブに駆動するという方
式をとつたものとして、特公昭58−39753号公報,特開
昭62−74897号公報などがある。
[発明が解決しようとする課題] 従来の昇降機は上述のように構成されており、走行路
である案内レールの支点間隔は建物の階床ピツチに合わ
せて広く、しかもレールの断面2次モーメントが比較的
小さいためにレールの水平方向変位のばね定数は昇降運
転の方向に周期的に大きく変動するので上述のような制
御は不安定になり易く、もし左右のレール係合子の間隔
が過大に開くような方向に制御が誤つて行なわれると、
脱レールという重大事故を招く危険性がある。
またレール係合子はかごの上下,左右に4組あり、ア
クチユエータを設ける場合、この4組の各々に対して水
平面内のx軸方向とy軸方向に設けると全部で8個のア
クチユエータが必要となり不経済である。
本発明の目的とするところは、簡単な構成で脱レール
を防止した昇降機を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、左右のレール係
合子をそれぞれ連結する連結枠と、上記連結枠を水平方
向に駆動するアクチユエータを設けたことを特徴とす
る。
[作用] 本発明による昇降機は上記の如く構成したため左右の
レール係合子は連結枠で連結されているのでその間隔は
一定であり、アクチユエータがどのような制御を行なつ
てもかごの脱レール事故は発生しない。また左右のレー
ル係合子を連結した連結枠にアクチユエータを設け、こ
のアクチユエータで水平面内のx軸方向とy軸方向を制
御するようにしているため、従来のように個々の係合子
をアクチユエータで制御する場合に比べて、アクチユエ
ータの数を少なくすることができるので、その制御装置
も含めて全体システムを経済的に構成できる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す昇降機の上部斜視図
であり、第2図は第1図に示す昇降機全体の概略正面図
である。
第2図は一般的な昇降機を示しており、主ロープ1に
よつてプラツトフオームを支持し、防振ゴム6を介しこ
のプラツトフオームにケージ5が支持されている。この
ようにして構成されたかごは昇降路の壁面にほぼ垂直に
設けた1対の案内レール9に沿つて案内走行される。プ
ラツトフオームはケージ5の上下に配置した上枠2およ
び下枠4と、これら枠間を連結する立て枠3とから構成
されている。案内レールは一般にかごの左右に2本設け
てあり、レール支持点10によつて昇降塔に取り付けられ
ている。このレール支持点は具体的には図示していない
が、通常、レールブラケツトとレールクリツプ等により
構成されている。左右の上ガイドシユー7は上ガイドシ
ユー用防振ゴム13を介し上連結枠11により連結されてお
り、また左右の下ガイドシユー8は下ガイドシユー用防
振ゴム14を介し下連結枠12で連結されている。ガイドシ
ユー用防振ゴム13,14は左右のレール据え付け誤差によ
るレール間隔の僅かな誤差を吸収するもので、ばね定数
は高く設定されている。かごの上下の部分で共に左右で
対として設けられているガイドシユー7,8は一般的に
は、個別に防振ゴムやばねを介してプラツトフオームに
取り付けられるが、本実施例では特に連結枠11,12で一
旦左右のガイドシユー7,8を連結したうえでこの連結枠1
1,12を上連結枠支持用防振ゴム15,下連結枠支持用防振
ゴム16を介してプラツトフオームに取り付けている。こ
の連結枠支持用防振ゴム15,16は第2図のx,y軸の両方
向、即ち水平面内に連結枠を浮動的に支持するためのも
のであり、そのばね定数は比較的低く設定している。上
枠2から突き出したブラケツト部2′に、図示のy軸方
向、つまり前後方向に制御する上側前後方向駆動用アク
チユエータ17を配置し、アーム18,つなぎリンク19を介
して上連結枠11に取り付けられている。更に上枠2には
突き出たブラケツト部2″があり、図示のx軸方向、つ
まり左右方向に制御する上側左右方向駆動用アクチユエ
ータ20が配置されていて、アーム21,つなぎリンク22を
介して上連結枠11に取り付けられている。図示していな
いが、下側にも上下対称の形で前後方向駆動用アクチユ
エータと左右方向駆動用アクチユエータがあり、プラツ
トフオームの下枠にブラケツトで取り付けられている。
このようにアクチユエータ17,20はそれぞれ、水平方向
に浮動的にプラツトフオームから懸架されているところ
の連結枠11,12を前後方向,左右方向に駆動してプラツ
トフオームと連結枠の相対位置の制御を行なう。
本実施例において連結枠支持用防振ゴム15,16のばね
定数は低い方がアクチユエータ17,20による位置制御の
負担にならないので望ましいが、このばね定数が低いと
休止停電時に偏心荷重でかごが傾き易い等の欠点があ
る。これに対して連結枠支持用防振ゴム15,16のばね定
数を高めにして安定性を確保し、アクチユエータ17,20
の出力をその分大きくすることも可能である。
本実施例のようにかごの上部と下部にx軸,y軸方向の
アクチユエータ17,20を各々1組ずつ設けた構成では、
x軸,y軸方向のかごの揺れとかごのピツチングとローリ
ング即ちx軸まわりの回転運動、y軸まわりの回転運動
の4種類の振動の制御をアクチユエータで行なうことが
できる。これに対してヨーイング即ちx軸,y軸平面と直
交する鉛直軸のまわりの回転運動は本発明になるアクチ
ユエータ17,20では制御されていない。しかしエレベー
タではヨーイングが問題になることは実際問題として殆
どないので支障はないが、もしこれが問題になる場合は
前後方向駆動用アクチユエータ17を左右に分割独立させ
れば良い。
昇降機のガイドシユー7,8とかごの間の防振ゴム6や
ばね等のコンプライアンスを増し、ばね定数を下げると
偏心荷重に対するカゴの傾きが増すことを意味する。こ
の偏心荷重が最も大きいのは、かごが階床に停止し荷車
が乗り込みをする時である。また乗り込み時の水平加振
力によるかごの横揺れもコンプライアンス増加により増
す。これに対しては、高速走行ゾーンではアクチユエー
タの仮想コンプライアンスを下げれば良い。特に階床に
停止して乗り込みをする時は完全にアクチユエータを制
動停止し、低コンプライアンス状態にするのが良い。本
実施例の構成によればアクチユエータ17,20を有してい
るのでこれらの制御条件の切り替えが容易に行なえる。
案内レール9の据え付け誤差に基づき、案内レール9か
ら受ける衝撃は昇降運転にあたり同じ位置で規則的に反
復して現われるため、予め学習をしておき、この衝撃を
打ち消す動作をアクチユエータにさせるところの学習制
御システムは本実施例の構成により容易に実現できる。
尚、本実施例の説明において、かごの上下両方にガイ
ドシユー7,8を設けているが、上下の何れか片方にだけ
設けることも可能であり、効果は減るもののそれなりの
効果を発揮できる。またアクチユエータの取り付けは、
かご側ではなく連結枠側に取り付けても同様の効果があ
る。更に上記実施例では連結枠11,12によつてガイドシ
ユー7,8を連結しているが、高速エレベータではガイド
シユーに代えてガイドローラを使用することが多いの
で、結局、これらによつて構成される1対レール係合子
間を連結枠11,12で連結する構成であれば良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、レール係合子とかごの
間に水平方向の駆動を行なうアクチユエータを設けたた
め左右のレール係合子は連結枠で連結して間隔を一定と
したため、アクチユエータがどのような位置制御を行な
つてもかごの脱レール事故を発生させることはなく、ア
クチユエータの個数を少なくすることができるので制御
装置も含めて全体システムが経済的に構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による昇降機の上部の要部斜
視図、第2図は第1図に示す昇降機全体の概略正面図で
ある。 7……上ガイドシユー、8……下ガイドシユー、9……
レール、11……上連結枠、12……下連結枠、17……上側
前後方向駆動用アクチユエータ、20……上側左右方向駆
動用アクチユエータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ垂直に敷設した2本の案内レールと、
    この案内レールに係合するようにかごの上下左右に設け
    たレール係合子とを有し、上記案内レールに沿つてかご
    を昇降方向に案内する昇降機において、上記左右のレー
    ル係合子間を連結枠によつて連結し、この連結枠を水平
    方向に駆動するアクチユエータを設けたことを特徴とす
    る昇降機。
JP1124419A 1989-05-19 1989-05-19 昇降機 Expired - Lifetime JP2567946B2 (ja)

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JPH02305782A JPH02305782A (ja) 1990-12-19
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