JP2566997Y2 - テープ送り出し装置のテープ検出機構 - Google Patents

テープ送り出し装置のテープ検出機構

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JP2566997Y2 JP1989125290U JP12529089U JP2566997Y2 JP 2566997 Y2 JP2566997 Y2 JP 2566997Y2 JP 1989125290 U JP1989125290 U JP 1989125290U JP 12529089 U JP12529089 U JP 12529089U JP 2566997 Y2 JP2566997 Y2 JP 2566997Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、テープ送り出し装置に関し、特にテープの
継目や有無を検出可能なテープ送り出し装置のテープ検
出機構に関するものである。
[従来技術] 従来、布テープ有無検出機構としては、次のような機
構が知られている。その機構は、布送り方向に平行する
検出溝が形成された検知板と、検知板に一対立設された
布案内の一方に回動自在に貫通支持された水平な検知軸
と、基部を検知軸の一方の布案内内方の突出端に固定し
先端を検知板の方向に延出して検知板に形成された検知
溝に対し布を挟んで対向させると共にその検知溝の巾よ
りわずかに狭い巾とした検知棒と、基部を検知軸の他端
に固定し先端を検知棒と同方向で一方の布案内の側面に
対応するように延出させた検知腕とを備えており、布が
無い時には検知棒の先端が検知溝に没入し、検知腕の回
動による先端変位を検出して布の有無を検出していた。
一方、布テープの継目検出装置に関しては、実公昭55
−51428号公報に示された装置が提案されている。その
装置においては、テープ送り出し土台に斜状T形腕片が
略中間部にて回動可能に固定されており、この腕片の上
部水平面後部に先端に突出部を備えた検出板の後端部を
固定すると共に、突出部をテープ上に接するように配置
された構成のものであり、テープの厚い継目部分が検出
板の突出部の下に来ると突出部がテープの厚さが増えた
分だけ上方に持ち上げられ、斜状T型腕片が回動し、さ
らに検出スイッチが入り、テープの継目を検出してい
た。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、時にはテープ無し及びテープの継目を
同じタイミングで検出することを要求される場合があ
り、そのために前述のテープの有無検出装置とテープの
継目検出装置とを一体化するのはメカスペースの面で困
難であり、また部品数が多くなりコストも高くなるとい
う欠点があった。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、テープの厚さを検出するための検出片を継
目検出時とテープ無し検出時とに併用することにより、
安価で且つ簡易な構成でテープの継目及びテープの有無
を検出することができるテープ検出装置を提供すること
を目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本考案のテープ送り出し装
置のテープ検出機構は、テープ載置面に対し接近離間可
能なテープ係合部が設けられた検出片と、検出片のテー
プ係合部をテープ載置面に接近するように付勢するため
の付勢手段と、送り部材によるテープ送出時においてテ
ープ係合部が所定の範囲を越えてテープ載置面から離間
することに起因して継目検出信号を発生する継目検出素
子と、送り部材によるテープ送出時においてテープ係合
部が所定の範囲を越えて付勢手段の付勢によってテープ
載置面へ接近することに起因してテープ無し検出信号を
発生するテープ無し検出素子とを備えている。
[作用] 上記構成を有する本考案においては、テープの継目部
が送り出し装置によってテープ係合部と接触すると、テ
ープ係合部が付勢手段の付勢に抗してテープ載置面から
離間して所定範囲を越え、継目検出素子が継目検出信号
を自動的に発生する。一方、テープが無くテープ係合部
がテープと接触しなくなると、テープ係合部が付勢によ
りテープ載置面に接近して所定範囲を越え、テープ無し
検出素子がテープ無し信号を自動的に発生する。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
第1図で全体の構成を説明すると、土台1には駆動モ
ータ2と駆動ローラ3が取り付けられており、駆動モー
タ2と駆動ローラ3との間にはチェーン21がかけ渡され
ている。送り出し装置19は、これら駆動モータ2と駆動
ローラ3とチェーン21とにより構成されている。また、
土台1の上面はテープ5を載置するためのテープ載置面
4となっている。テープを挟んで前記テープ載置面4の
上部には、検出片6が回動軸7により取り付けられてお
り、前記検出片6のテープ側一端部は、テープの有無及
び継目を検出するためのテープ係合部8となっている。
通常、テープ係合部8は回動軸7を挟んでテープ係合部
8の逆側に設けられた付勢手段としてのばね12によりテ
ープ載置面4に接近するように付勢され、第1図に示す
ように、継目のないテープ部分を押え付け所定範囲に位
置する。一方、検出片6の他端部にはしゃへい板9が取
り付けられている。しゃへい板9が回動軸7を中心に時
計回り方向に回動する位置には発光素子と受光素子とか
ら構成されている継目検出素子としてのフォトセンサ10
が取り付けられており、反時計回り方向に回動する位置
には前記フォトセンサ10と同様の構成から成るテープ無
し検出素子としてのフォトセンサ11が取り付けられてい
る。
また、土台1のテープ送り出し側には固定刃13が設け
られており、さらに固定刃13の上方には図示しないエア
ーシリンダにより作動する可動刃14が設けられている。
電気的構成については、第4図に示されているよう
に、CPUを内蔵した制御装置15の入力側には継目検出素
子10とテープ無し検出素子11とスタートスイッチ18が接
続されており、一方、出力側には送り出し装置19と可動
刃駆動装置20が接続されたものである。
次に、本実施例の検出動作を説明する。テープ5を駆
動ローラ3とテープ係合部8に押圧されるようにテープ
載置面4に置いて、スタートスイッチ18を押す。スター
トスイッチ18が押されると、制御装置15は予め設定され
た長さ分に相当するデータを送り出し装置19に出力す
る。駆動モータ2がそのデータにより作動されると駆動
ローラ3もチェーン21を介して作動されてテープ5が送
り出される。テープが定寸分送り出される間、第2図の
ようにテープの継目がテープ係合部8の下を通過する
と、テープ係合部8は継目の厚みにより上方に押し上げ
られ、検出片6は回動軸7を中心に時計回り方向に回動
して、テープ載置面4から離間し所定範囲より上方に位
置する。そして、しゃへい板9が継目検出用フォトセン
サ10の発光素子と受光素子との間をさえぎり、継目検出
用フォトセンサ10は継目検出信号を発生させる。制御装
置15は、この継目検出信号を受け取ると駆動モータ2を
停止させエラー処理を行なう。
一方、第3図のようにテープ定寸分送り出される間
に、テープが無くなると、テープ係合部8はばね12によ
りテープ載置面4に押し下げられ、検出片6は回動軸7
を中心に反時計回りに回動して、テープ載置面4に接近
し所定範囲より下方に位置する。そして、しゃへい板9
がテープ無し検出用フォトセンサ11の発光素子と受光素
子との間をさえぎり、テープ無し検出用フォトセンサ11
はテープ無し検出信号を発生させる。制御装置15は、こ
のテープ無し信号を受け取ると駆動モータ2を停止さ
せ、エラー処理を行なう。
また、テープが継目検出信号、テープ無し検出信号の
いずれも発生することなく定寸分送り出された場合は、
制御装置5は駆動モータ2を停止させた後、図示しない
可動刃作動シリンダに作動信号を出力する。これによ
り、可動刃14は固定刃13の方向に作動し、テープが切断
される。
尚、本考案は前述の実施例にのみ限定されるものでは
なく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更
が可能である。例えば、第5図のようにばね12の換わり
に検出片6自身の自重を用い、テープ係合部8の形状を
丸みのあるものとすることにより検出片6が上下方向に
スライドできるような構成にしても良い。
[考案の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本考案によれ
ば、テープの厚さを検出するための検出片を継目検出時
とテープ無し検出時とに併用した構成になっているの
で、テープ無し及びテープの継目を検出する装置が安価
で簡易な構成で提供できる。また、テープ係合部がテー
プに接触しているので、テープの光学的な性質に関わら
ず、継目を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図まで本考案を具体化した一実施例を示
すもので、第1図は正面図、第2図は継目検出状態を示
す説明図、第3図はテープ無し検出状態を示す説明図、
第4図は電気的構成を示すブロック図、第5図は他の実
施例を示す部分正面図である。 図中、4はテープ載置面、8は検出片、10は継目検出素
子、11はテープ無し検出素子、12は付勢手段、15は制御
手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 伊藤 頌二 審判官 河合 厚夫 審判官 鈴木 美知子 (56)参考文献 特開 昭51−17845(JP,A) 実開 昭62−151874(JP,U) 実公 昭55−51428(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ載置面(4)に載置されたテープを
    所定方向に送出する送り部材を備えたテープ送り出し装
    置において、 前記テープ載置面(4)に対し接近離間可能なテープ係
    合部(8)が設けられた検出片(6)と、 前記検出片(6)のテープ係合部(8)を前記テープ載
    置面(4)に接近するように付勢するための付勢手段
    (12)と、 前記送り部材によるテープ送出時において前記テープ係
    合部(8)が所定の範囲を越えて前記テープ載置面から
    離間することに起因して継目検出信号を発生する継目検
    出素子(10)と、 前記送り部材によるテープ送出時において前記テープ係
    合部(8)が所定の範囲を越えて前記付勢手段の付勢に
    よって前記テープ載置面へ接近することに起因してテー
    プ無し検出信号を発生するテープ無し検出素子(11)と を備えたことを特徴とするテープ送り出し装置のテープ
    検出機構。
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JPS62151874U (ja) * 1986-03-19 1987-09-26

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