JP2566525B2 - 差込みフランジ用ガスケット - Google Patents

差込みフランジ用ガスケット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として自動車や二輪
車などの排気管の継手部を構成する内外管の間に差し込
み介装させて排気の漏洩防止などのシール性能を発揮さ
せるように使用される差込みフランジ用ガスケットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の差込みフランジ用ガスケットと
して、従来から使用されているものに、図8に示すよう
に、ステンレス線に代表される金属線をニット編み成形
したテープ状の金属メッシュ材20に膨張黒鉛などの無
機質材21の粉末を含浸させた上、これを例えば渦巻状
に巻き上げて所定のリング形状に構成したものや、図9
に示すように、膨張黒鉛シート22とステンレス線など
の金属線をニット編みした金属メッシュ材23とを一体
成形して所定のリング形状に構成したものが知られてい
る。
【0003】上記したような構成の従来の差込みフラン
ジ用ガスケットGは、図10に示すように、排気管の継
手部24を構成する内管25の外周面にその軸線方向か
ら差し込み、次に該ガスケットGの外周面に上記継手部
24を構成する外管26をその軸線方向から差し込み、
該外管26の外周部に巻回させたクランプ27を介して
内外管25,26を固定することにより、内外管25,
26の対向する外内周面間に介装されて使用されるもの
である。このように差し込み使用される従来のガスケッ
トにおいては、初期差し込み時のシール性を確保する上
で、その内径D1が内管25の外径とほぼ等しく、また
外径D2が外管26の内径とほぼ等しい径寸法に構成さ
れているのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の差
込みフランジ用ガスケットでは、上述のような径寸法に
構成されていることから、ガスケットGおよび内外管2
5,26の仕上がり寸法によっては、内管25への差し
込みおよびガスケットGに対する外管の差し込み時の抵
抗が大きくて、芯合わせのために相当な苦心を要するだ
けでなく、大きな差し込み操作力(押し込み力)を要
し、差し込み時にガスケットGが破壊されてしまう場合
もある。その上、ガスケットGに内管25または外管2
6を差し込む際、ガスケットGの内外周面や角部が損傷
されやすく、したがって、初期差し込み時に安定したシ
ール性が得られないという問題があった。
【0005】本発明は上記の実情に鑑みてなされたもの
で、内管への差し込みおよび外管の差し込み作業をとも
抵抗少なく容易に行えるとともに、その差し込み時に
主たるシール面の損傷を防止して、初期差し込み時から
安定したシール性を確保することができる差込みフラン
ジ用ガスケットを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る差込みフランジ用ガスケットは、無機
質材と金属メッシュ材とを一体成形してリング状の基体
を構成してなる差込みフランジ用ガスケットにおいて、
上記リング状基体の軸線方向の両端面に差込みフランジ
の差込み方向に向けてテーパ部が形成されているととも
に、該リング状基体の内・外周面のうち、少なくとも外
周面に径方向外方へ向って突出する少なくとも1つの環
状突起を一体形成したものである。
【0007】上記構成の差込みフランジ用ガスケットに
おいて、上記無機質材としては、膨張黒鉛シート、マイ
カシート、セラミック繊維混抄品およびバーミキュライ
ト混抄品の中から選択されたものであり、金属メッシュ
材としては、金属線をニット編みしてなるものを使用す
ることが好ましい。
【0008】また、上記構成の差込みフランジ用ガスケ
ットにおいて、上記環状突起としては、上記リング状基
体の内周面および外周面それぞれに互いに軸線方向に変
位させて一体形成することが好ましい。
【0009】さらに、上記構成の差込みフランジ用ガス
ケットにおいて、上記リング状基体を構成する金属メッ
シュ材を、該基体の軸線方向の中間部に配置させた構成
とすることが望ましい。
【0010】
【作用】本発明によれば、リング状基体の軸線方向の両
端面に差込みフランジの差込み方向に向けてテーパ部が
形成されているから、該ガスケットを継手部を構成する
内管の外周面に軸線方向から差し込む際、一方のテーパ
部が差し込みガイドとなって、抵抗少なくスムーズに差
し込めるとともに、リング状基体の軸線方向の一 端角部
が内管に衝突して損傷されることも防止することが可能
である。また、上記リング状基体の少なくとも外周面に
径方向外方へ向って突出する環状突起が一体形成され
ているから、継手部を構成する内管の外周面に差し込み
保持された該ガスケットの外周面に継手部を構成する外
管を軸線方向から差し込む際も、その外管の端部がリン
グ状基体の軸線方向の他端角部に衝突して該部位を損傷
することがなく、環状突起のみが外管の内周面に接触す
ることになり、精密な芯合わせが不要であるとともに、
抵抗少なくスムーズに差し込めて所定の差し込み作業が
円滑容易になる。その上、外管が多少傾いたまま差し込
まれても、リング状基体の外周面や角部が傷付けられる
ことがなくなり、また、差し込み時には径方向の内方へ
弾性変位する上記環状突起が差し込み後は外管の内周面
に弾性的に強く当接して2次シール機能を発揮するとと
もに、環状突起が形成されている箇所のリング状基体の
内周面部分も径方向の内方へ変形して内管の外周面に当
接することになるため、初期差し込み時から安定したシ
ール性の確保が可能である。
【0011】ここで、上記環状突起をリング状基体の内
外周面それぞれに互いに軸線方向に変位させて一体形成
すれば、該ガスケットを内管の外周面に差し込む際も、
上記と同様に、接触面積が少ないことから、抵抗少なく
して容易に差し込むことが可能であるとともに、差し込
み後における内管との間のシール性を一層高めることが
できる。
【0012】また、金属メッシュ材を、リング状基体の
軸線方向の中間部に配置させた構成とする場合は、該リ
ング状基体の取扱い上の剛性が向上するとともに、使用
後の取出し性の向上が図れる。
【0013】なお、該ガスケットにおける上記環状突起
の突出量は、ガスケットを人手により装着することが可
能であるように、差込みフランジの外管の内径の0.8
%程度を限度とし、かつ、2次シールとしての機能を果
たすために、差込みフランジの外管の内径の0.05%
以上とすることが好ましい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明の一実施例による差込みフランジ
用ガスケットを、その軸心部において半截した状態の縦
断面図である。
【0015】図1において、1は厚さが0.38mmの
帯状の膨張黒鉛シート(無機質材の一例)、2は線径が
0.22mmのステンレス線(金属線の一例)をニット
編みしてなる金属メッシュ材であり、これら膨張黒鉛シ
ート1および金属メッシュ材2は、例えば図2に示すよ
うな内外一対の固定金型3、4間に、図3に示すよう
に、膨張黒鉛シート1で金属メッシュ材2をくるむよう
にして投入した状態で、上記内外一対の固定金型3、4
間に可動金型5を押し込むといったプレス成形により、
リング状の基体6が製作される。
【0016】7は上記リング状基体6の外周面で、その
軸線方向のほぼ中央部から径方向外方へ向って突出され
た膨張黒鉛製の環状突起であり、該環状突起7は、図2
に示すようなプレス成形時において、外側固定金型4に
形成されている凹部4aによって一体に形成される。ま
た、上記リング状基体6の軸線方向の両端面には、差込
みフランジの差込み方向に向かうテーパ部6a,6bが
形成されており、さらに、上記リング状基体6の内径D
11は後述する排気管の継手部を構成する内管の外径よ
りもやや大き目に設定され、かつ、リング状基体6の外
径D12は排気管の継手部を構成する外管の内径よりも
やや小さ目に設定され、一方、上記環状突起7の外頂部
を含む径D13は排気管の継手部を構成する外管の内径
よりも大きく設定されている。
【0017】上記のように構成された差込みフランジ用
ガスケットGは、図4に示すように、排気管の継手部2
4を構成する内管25の外周面に対して、その軸線方向
から差し込まれる。したがって、この差し込み自体、抵
抗少なくスムーズに行えるとともに、該ガスケットGの
差し込み時に、リング状基体6の軸線方向の端面に形
成されたテーパ部6aの存在によって該リング状基体6
の軸線方向の一端角部 損傷されることを防止すること
が可能である。
【0018】次に、図5に示すように、内管25の外周
面に差し込み保持されたガスケットGの外周面に対して
上記継手部24を構成する外管26がその軸線方向から
差し込まれるが、このときも、その外管26の端部がリ
ング状基体6の軸線方向の他端角部に衝突して該部位を
損傷することがなく、環状突起7のみが外管26の内周
面に接触することになるため、外管26が多少傾いたま
ま差し込まれても、リング状基体6の外周面や主シール
面となるテーパ部6a,6bが傷付けられることがなく
なる。また、この外管26の差し込み時には上記環状突
起7が径方向の内方へ弾性変位するが、図6に示すよう
な差し込み後は径方向外方へ向けての弾性復帰力が働
き、該環状突起7の外頂部が外管26の内周面に弾性的
に強く当接して2次シール部を形成することになる。し
たがって、リング状基体6の軸線方向両端のテーパ部6
a,6bからなる主シール面が外管26の段部26aの
内面および内管25の段部25aの外面にそれぞれ弾性
的に接することにより形成される主シール部と上記環状
突起7により形成されるガスケットGの内外周面の2次
シール部とによって、初期差し込み時から安定したシー
ル性を確保することが可能となる。
【0019】なお、所定の差し込み後、すなわち、排気
管の継手部の組立完了後は、外管26の外周部に巻回さ
せたベルトなどのクランプ27を介して内外管25,2
6を固定することにより継手部を抜止め状態に保持させ
るが、そのベルトなどのクランプ27をシール性の向上
のために特に強く締付ける必要はない。
【0020】図7は本発明の他の実施例による差込みフ
ランジ用ガスケットを、その軸心部において半截した
状態の縦断面図であり、この実施例では、無機質材とし
て、上記実施例の膨張黒鉛シートに代えて、厚さが0.
4mmのマイカシート1Aを使用するとともに、リング
状基体6の外周面および内周面それぞれに互いに軸線方
向に変位させて2つの環状突起7A,7Bを一体形成し
てなるものである。
【0021】図7に示す実施例の差込みフランジ用ガス
ケットにおいては、リング状基体6の内周面に形成さ
れた環状突起7Bの内頂部が内管25の外周面に弾性的
に強く当接して2次シール部を形成することになるた
め、外周面側の環状突起7Aにより外26の内周面と
の間に形成される2次シールと相俟って、初期差し込
み時から一層安定したシール性を確保することができる
だけでなく、該ガスケットGを内管25の外周面に差し
込む際も、接触面積が少ないことから、抵抗少なくして
容易に差し込むことが可能である。
【0022】なお、上記各実施例では、金属メッシュ材
2をリング状基体6の軸線方向の中間部に配置させたも
ので示したが、特にこれに限定されるものでなく、例え
ばリング状基体6の軸線方向の全域に介在させてもよ
い。
【0023】以下、図1の実施例に示すように、リング
状基体6の外周面の軸線方向のほぼ中央部から径方向の
外方へ向って1つの環状突起7を一体に突出形成すると
ともに、軸線方向の両端面にテーパ部6a,6bを形成
してなるガスケットと、図8に示すような従来品と、図
11に示すように、リング状基体6の外周面の軸線方向
のほぼ中央部から径方向の外方へ向って1つの環状突起
7を一体に突出形成するとともに、該リング状基体6の
軸線方向の一端部側に金属メッシャ材2を偏在させてな
るガスケット(比較例)における差し込み抵抗及びシー
ル試験の測定結果について説明する。
【0024】なお、この実施例におけるガスケットの寸
法は、内径が45.8mm、主たる外径が50.9m
m、軸線長さが20.3mmであり、また、環状突起の
寸法は、幅が3.3mm、外径が52.0mmである。
また、従来品のガスケットは、実施例と同一の材料を使
用して、その内径を45.1mm、外径を51.1m
m、軸線長さ13.5mmとして筒状に成形したもので
ある。さらに、比較例のガスケットは、実施例と同一の
材料を使用して、全て実施例と同一の寸法に設定されて
いる。
【0025】表1は、上記した実施例、従来品および比
較例それぞれにおける差し込み抵抗の測定結果を示す。
この表1において、隙間最大とは、装着される差込みフ
ランジの内管の外径が最小(45.0mm)、外管の内
径が最大(51.5mm)となる場合であり、隙間最小
とは、装着される差込みフランジの内管の外径が最大
(45.5mm)、外管の内径が最小(51.2mm)
となる場合である。
【0026】
【表1】
【0027】表1から明らかなように、従来品では、差
込みフランジの寸法のばらつきに対して、差し込み抵抗
が大きくばらつき、ガスケットが破壊してしまうことが
あるのに比べて、実施例では非常に安定しており、ガス
ケットが破壊することがなかった。
【0028】表2は、上記した実施例、従来品および比
較例それぞれにおける差込みフランジへの装着状態での
シール試験結果を示す。なお、使用した差込みフランジ
の内管の外径は45.0mm、外管の内径は51.5m
mであり、また試験流体としては0.3Kgf/cm2
の圧縮空気を使用した。
【0029】
【表2】
【0030】表2から明らかなように、従来品および比
較例に比べて実施例では大幅なシール性の向上が図れ
た。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、リング
状基体の軸線方向の両端面に差込みフランジの差込み方
向に向けてテーパ部が形成されているから、該ガスケッ
トを継手部を構成する内管の外周面に差し込む際および
内管に差し込み保持された該ガスケットの外周面に継手
部を構成する外管を差し込む際に、リング状基体の軸線
方向の両端角部が内外管の端部に衝突して損傷されるこ
とを防止することができるだけでなく、内管に差し込み
保持された該ガスケットの外周面に継手部を構成する外
管を軸線方向から差し込む際、リング状基体の少なくと
も外周面に径方向外方へ向って突出するように一体形成
されている環状突起のみが外管の内周面に接触すること
になり、精密な芯合わせ不要にできるとともに、差し
込み抵抗も少ないので、所定の差し込み作業を非常に
容易に行なうことができる。その上、外管が多少傾い
たまま差し込まれても、リング状基体の外周面や角部が
傷付けられることを防止でき、また、差し込み時に径方
向の内方へ弾性変位する上記環状突起を差し込み後は外
管の内周面や内管の外周面に弾性的に強く当接させて2
次シール機能を発揮させることができるために、初期差
し込み時から安定したシール性を確保することができる
という効果を奏する。
【0032】また、請求項3のように、上記環状突起を
リング状基体の内外周面それぞれに互いに軸線方向に変
位させて一体形成する場合は、上記効果に加えて、該ガ
スケットを内管の外周面に差し込む際も、上記と同様に
差し込み抵抗を少なくして、所定の差し込み作業をより
容易にすることができるとともに、差し込み後における
内管との間のシール性も高めることができる。
【0033】さらに、請求項4のように、金属メッシュ
材を、リング状基体の軸線方向の中間部に配置させた構
成とする場合は、上記効果に加えて、該ガスケットの取
扱い上の剛性を向上することができるとともに、使用後
の取出し性の向上も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による差込みフランジ用ガス
ケットを半截状態で示す縦断面図である。
【図2】同上実施例におけるガスケットの成形状態を示
す概略断面図である。
【図3】同上実施例におけるガスケットの成形前の膨張
黒鉛シートおよび金属メッシュ材の状態を示す概略斜視
図である。
【図4】同上実施例におけるガスケットを、排気管の継
手部を構成する内管の外周に差し込む状態を示す要部
の縦断面図である。
【図5】同上実施例におけるガスケットの外周に、排
気管の継手部を構成する外管を差し込む状態を示す要部
の縦断面図である。
【図6】同上実施例におけるガスケットの装着完了状態
を示す要部の縦断面図である。
【図7】本発明の他の実施例による差込みフランジ用ガ
スケットを半截状態で示す縦断面図である。
【図8】従来の差込みフランジ用ガスケットの一例を半
截状態で示す縦断面図である。
【図9】従来の差込みフランジ用ガスケットの他の例を
半截状態で示す縦断面図である。
【図10】従来のガスケットの装着完了状態を示す要部
の縦断面図である。
【図11】差し込み抵抗およびシール試験に供した比較
例のガスケットを半截状態で示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 膨張黒鉛シート(無機質材の一例) 1A マイカシート(無機質材の他の例) 2 金属メッシュ材 6 リング状基体6a,6b テーパ部 7,7A,7B 環状突起

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機質材と金属メッシュ材とを一体成形
    してリング状の基体を構成してなる差込みフランジ用ガ
    スケットにおいて、上記リング状基体の軸線方向の両端
    面に差込みフランジの差込み方向に向けてテーパ部が形
    成されているとともに、該リング状基体の内・外周面の
    うち、少なくとも外周面に径方向外方へ向って突出する
    少なくとも1つの環状突起を一体形成したことを特徴と
    する差込みフランジ用ガスケット。
  2. 【請求項2】 上記無機質材が、膨張黒鉛シート、マイ
    カシート、セラミック繊維混抄品およびバーミキュライ
    ト混抄品の中から選択されたものであり、金属メッシュ
    材が金属線をニット編みしてなるものである請求項1記
    載の差込みフランジ用ガスケット。
  3. 【請求項3】 上記環状突起が、上記リング状基体の内
    周面および外周面それぞれに互いに軸線方向に変位させ
    て一体形成されている請求項1または2記載の差込みフ
    ランジ用ガスケット。
  4. 【請求項4】 上記リング状基体を構成する金属メッシ
    ュ材が、該基体の軸線方向の中間部に配置されている請
    求項1、2、3のいずれかに記載の差込みフランジ用ガ
    スケット。
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