JP2566389B2 - 自動白バランス調整装置 - Google Patents

自動白バランス調整装置

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JP2566389B2
JP2566389B2 JP8003661A JP366196A JP2566389B2 JP 2566389 B2 JP2566389 B2 JP 2566389B2 JP 8003661 A JP8003661 A JP 8003661A JP 366196 A JP366196 A JP 366196A JP 2566389 B2 JP2566389 B2 JP 2566389B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラービデオカ
メラの白バランスを自動的に調整する自動白バランス調
整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば特公昭59−43872
に示された考え方を応用した従来の自動白バランス調整
装置の構成を示すブロック図である。
【0003】自動白バランス調整装置は、レンズ(1)
を有しており、レンズ(1)に近接してレンズ(1)か
ら入射した光画像を光電変換する撮像素子(2)が配置
されている。
【0004】そして、撮像素子(2)には、撮像素子
(2)により光電変換された信号をR,G,Bの色信号
に分離する色分離回路(3)が接続されており、色分離
回路(3)には、Rchの利得制御回路(4)、Bch
の利得制御回路(5)及びプロセス回路(6)が接続さ
れており、Rchの利得制御回路(4)及びBchの利
得制御回路(5)はプロセス回路(6)に接続されてい
る。
【0005】更に、プロセス回路(6)には、エンコー
ダ回路(7)及び積分回路(8),(9)が並列に接続
されており、積分回路(8),(9)には、積分回路
(8),(9)が積分したレベルと基準電圧発生回路
(15)からの基準レベルとを比較する比較回路(1
0),(11)が接続されている。
【0006】また、比較回路(10),(11)にはマ
イクロコンピュータ(12)が接続されており、マイク
ロコンピュータ(12)にはクロックパルスが入力され
るようになっている。
【0007】そして、マイクロコンピュータ(12)に
は、Rch出力信号をD/A変換するD/A変換回路
(13)とBch出力信号をD/A変換するD/A変換
回路(14)が接続されており、D/A変換回路(1
3)はRchの利得制御回路(4)に接続されており、
D/A変換回路(14)はBchの利得制御回路(5)
に接続されている。
【0008】次に動作について説明する。
【0009】レンズ(1)から入射した光画像は、撮像
素子(2)により光電変換され、色分離回路(3)によ
りR,G,Bの3つの色信号に色分離される。
【0010】それから、利得制御回路(4)はR信号の
利得を制御し、利得制御回路(5)はB信号の利得を制
御する。
【0011】そして、利得制御回路(4),(5)によ
りR信号、B信号の利得を制御し白バランス調整をす
る。
【0012】一方、プロセス回路(6)の出力R−Y色
差信号、B−Y色差信号は、積分回路(8),(9)に
より積分され比較回路(10),(11)により基準電
圧と比較される。
【0013】また、マイクロコンピュータ(12)は、
ソフトウェアにより可逆計数機能を有し、前記比較回路
(10),(11)の出力によりパルスに同期して可逆
計数する。
【0014】それから、この可逆計数結果はD/A変換
回路(13),(14)によりD/A変換され、利得制
御回路(4),(5)の利得を制御する。
【0015】そして、比較回路(9),(10)の極
性、可逆計数機能の増減の方向、利得制御回路(4),
(5)の利得制御特性は、無彩色を撮像した場合R−Y
信号、B−Y信号がそれぞれ0となるよう負帰還ループ
を構成している。
【0016】なお、面全体を積分回路(8),(9)に
より積分することにより無彩色を撮像した場合と同じ条
件と考えることができる。
【0017】以上の動作により、被写体を照明する光源
が変化しても自動的に白バランスを調整することが可能
となる。
【0018】この際のマイクロコンピュータ(12)の
動作を図6のフローチャートに示す。なお、RchUD
CはRchの可逆計数結果を示し、BchUDCはBc
hの可逆計数結果を示す。
【0019】マイクロコンピュータ(12)はRchO
UT,BchOUT,RchUDC及びBchUDCを
初期化し(ステップS1)、Rch比較回路(10)の
出力が「H」レベルか「L」レベルかを判断し(ステッ
プS2)、Rch比較回路(10)の出力が「L」レベ
ルであると判断した場合、RchUDCをインクリメン
トし(ステップS3)、Rch比較回路(10)の出力
が「H」レベルであると判断した場合、RchUDCを
デクリメントする(ステップS4)。
【0020】そして、マイクロコンピュータ(12)
は、Bch比較回路(11)の出力が「H」レベルか
「L」レベルかを判断し(ステップS5)、Bch比較
回路(11)の出力が「H」レベルであると判断した場
合、BchUDCをインクリメントし(ステップS
6)、Bch比較回路(10)の出力が「L」レベルで
あると判断した場合、BchUDCをデクリメントする
(ステップS7)。
【0021】それから、マイクロコンピュータ(12)
は、RchOUT,BchOUTを出力し(ステップS
8)、クロックパルスが入力されると(ステップS
9)、前述ステップS2に戻る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動白バランス
調整装置は、以上のように構成されているので、画面全
体に緑色の物体が多い場合に、Rチャンネルの利得とB
チャンネルの利得の両方が大となり画面中の白い被写体
がマゼンタに着色する等の問題点があった。
【0023】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、白バランス調整がマゼンタ、
緑等の不自然な方向へずれることが少ない自動白バラン
ス調整装置を得ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる自動白
バランス調整装置は、レンズと、レンズから入射した光
画像を光電変換する撮像素子と、撮像素子により光電変
換された信号をR,G,Bの色信号に分離する色分離回
路と、色分離回路により分離された色信号の利得を制御
するための利得制御回路と、この利得制御回路の出力と
輝度信号をマトリクスした出力を積分する積分回路と、
積分回路が出力したレベルと基準レベルを比較する比較
回路、該比較回路出力に接続されて比較回路の極性に対
応してパルスに同期して可逆計数する可逆計数手段と、
第1の白バランス調整モードまたは第2の白バランス調
整モードを選択スイッチと、トリガ信号を発生するトリ
ガ信号発生スイッチと、前記比較回路から利得制御端子
に至る少なくとも2チャンネル以上の回路とを備えてい
る。そして、そのチャンネル数に対応した2個以上の可
逆計数結果の組合わせにより定まる座標に、第1の閉じ
た領域と該第1の閉じた領域をその内側に含む第2の閉
じた領域を設け、光源あるいは被写体の変化に追尾して
自動的に白バランス調整する第1の白バランス調整モー
ドが選択スイッチにより選択された場合、前記可逆計数
手段は、比較回路の出力の極性により定まる可逆計数結
果の増減による移動先が前記第1の制限領域の境界上あ
るいは境界外となる場合は少なくとも一つの可逆計数結
果の変化を停止させ、またスイッチの操作によるトリガ
信号により自動的に白バランス調整し該調整状態を次に
トリガ信号発生スイッチからトリガ信号が与えられるま
で記憶保持する第2の白バランス調整モードが選択スイ
ッチにより選択された場合、前記可逆計数手段は、比較
回路の出力の極性により定まる可逆計数結果の増減によ
る移動先が前記第2の制限領域の境界あるいは境界外と
なる場合は少なくとも一つの可逆計数結果の変化を停止
させることを特徴とするものである。
【0025】従って、この発明における自動白バランス
調整装置によれば、レンズから入射した光画像を撮像素
子により光電変換し、撮像素子により光電変換された信
号を色分離回路によりR,G,Bの色信号に分離し、色
分離回路により分離された色信号の利得を利得制御回路
により制御し、この利得制御回路の出力と輝度信号をマ
トリクスした出力を積分回路により積分し、積分回路が
積分したレベルと基準レベルとを比較回路により比較
し、比較回路の極性に対応してパルスに同期して可逆計
数手段により可逆計数し、比較回路から利得制御端子に
至る少なくとも2チャンネル以上の回路数に対応した2
個以上の可逆計数結果の組合わせにより定まる座標に、
第1の閉じた領域と該第1の閉じた領域をその内側に含
む第2の閉じた領域を設け、光源あるいは被写体の変化
に追尾して自動的に白バランス調整する第1の白バラン
ス調整モードが選択スイッチにより選択された場合、前
記可逆計数手段は、比較回路の出力の極性により定まる
可逆計数結果の増減による移動先が前記第1の制限領域
の境界上あるいは境界外となる場合は少なくとも一つの
可逆計数結果の変化を停止させ、またスイッチの操作に
よるトリガ信号により自動的に白バランス調整し該調整
状態を次にトリガ信号発生スイッチからトリガ信号が与
えられるまで記憶保持する第2の白バランス調整モード
が選択スイッチにより選択された場合、前記可逆計数手
段は、比較回路の出力の極性により定まる可逆計数結果
の増減による移動先が前記第2の制限領域の境界あるい
は境界外となる場合は少なくとも一つの可逆計数結果の
変化を停止させる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
について説明する。
【0027】(I)請求項1の発明 図1は、この発明に係わる自動白バランス調整装置の構
成を示すブロック図である。
【0028】自動白バランス調整装置は、図1に示すよ
うに、レンズ(1)を有しており、レンズ(1)に近接
してレンズ(1)から入射した光画像を光電変換する撮
像素子(2)が配置されている。
【0029】そして、撮像素子(2)には、撮像素子
(2)により光電変換された信号をR,G,Bの色信号
に分離する色分離回路(3)が接続されており、色分離
回路(3)には、Rchの利得制御回路(4)、Bch
の利得制御回路(5)及びプロセス回路(6)が接続さ
れており、Rchの利得制御回路(4)及びBchの利
得制御回路(5)はプロセス回路(6)に接続されてい
る。
【0030】更に、プロセス回路(6)には、エンコー
ダ回路(7)及び積分回路(8),(9)が並列に接続
されており、積分回路(8),(9)には、積分回路
(8),(9)が積分したレベルと基準電圧発生回路
(15)からの基準レベルとを比較する比較回路(1
0),(11)が接続されている。
【0031】また、比較回路(10),(11)にはマ
イクロコンピュータ(12)が接続されており、マイク
ロコンピュータ(12)にはクロックパルスが入力され
るようになっている。
【0032】そして、マイクロコンピュータ(12)に
は、Rch出力信号をD/A変換するD/A変換回路
(13)とBch出力信号をD/A変換するD/A変換
回路(14)が接続されており、D/A変換回路(1
3)はRchの利得制御回路(4)に接続されており、
D/A変換回路(14)はBchの利得制御回路(5)
に接続されている。
【0033】自動白バランス調整装置は、第1の白バラ
ンス調整モードまたは第2の白バランス調整モードを選
択する選択スイッチ(25)と、トリガ信号を発生する
トリガ信号発生スイッチ(26)とを有しており、これ
らのスイッチ(25),(26)はマイクロコンピュー
タ(12)に接続されている。
【0034】ついで、本実施形態の作用を図2及び図3
のフローチャートに沿って説明する。
【0035】マイクロコンピュータ(12)は、Rch
OUT,BchOUT,RchUDC及びBchUDC
の初期値を設定し(ステップS31)、スイッチ(2
5)により、光源あるいは被写体の変化に追尾して自動
的に白バランス調整する第1の白バランス調整モード
(以下このモードを「追尾モード」とする)またはトリ
ガ信号により自動的に白バランス調整し該調整状態を次
ぎにトリガ信号が与えられるまで記憶保持する第2の白
バランス調整モード(以下このモードを「記憶保持モー
ド」とする)が選択されたか判断し(ステップS3
2)、「追尾モード」が選択されたと判断した場合、境
界を第1の閉じた領域(図4参照)とする(ステップS
33)。
【0036】そして、マイクロコンピュータ(12)
は、後述する可逆計数処理を行い(ステップS34)、
その後、RchOUT,BchOUTを出力し(ステッ
プS35)、ステップS32へ戻る。
【0037】また、ステップS32において、記憶保持
モードが選択されたと判断した場合、境界を第2の閉じ
た領域(図4参照)とし(ステップS36)、スイッチ
(26)によりトリガ信号が発せられたか否か判断する
(ステップS37)。
【0038】そして、スイッチ(26)によりトリガ信
号が発せられたと判断した場合、マイクロコンピュータ
(12)は、後述する可逆計数処理を行い(ステップS
38)、収束したか否か判断し、(ステップS39)、
収束したと判断した場合、RchOUT,BchOUT
を出力し(ステップS40)、ステップS32へ戻る。
【0039】なお、ステップS37において、スイッチ
(26)によりトリガ信号が発せられていないと判断し
た場合、ステップS40以降の動作を行う。
【0040】また、ステップS39において、収束しな
いと判断した場合、ステップS38へ戻る。
【0041】以上のように、「追尾モード」では光源あ
るいは被写体の変化に追尾して自動的に白バランス調整
し、「記憶保持モード」では白い被写体を撮像した状態
でトリガ信号を与え白バランス調整し、その調整値を記
憶保持する。
【0042】ここで、図4の境界領域について説明す
る。
【0043】図4は、RchuDc,BchuDcある
いはRchOUT,BchOUTによる2次元平面を示
し、可逆計数結果の移動先により図3のフローチャート
におけるA,B,C,D,Eの5つのパターンに分類す
る。
【0044】Aの場合は、RchOUTのみを変化させ
る。
【0045】Bの場合は、RchOUT,BchOUT
の両方を変化させる。
【0046】Cの場合は、RchOUT,BchOUT
の何れも変化させない。
【0047】Dの場合は、BchOUTのみを変化させ
る。
【0048】Eの場合は、RchOUT,BchOUT
の両方を変化させる。
【0049】一般的なビデオカメラ装置の光源によるV
R,VBの座標は、前記閉じた領域の中あるいはその周
辺にある。(VR,VBはそれぞれRchOUT,Bc
hOUTあるいはRchuDc,BchuDcに対応す
る。) そして、上記のように、A,B,C,D,Eの場合に分
けてRch,BchOUTを変化させることにより前記
閉じた領域の外へRch,Bchの座標が移動しなくな
る。
【0050】次いで、図3の可逆計数処理について説明
する。なお、この処理においては、Rch比較回路の出
力によるRch可逆計数結果RchUDCと1クロック
前のBch可逆計数結果BchUDCによる座標(Rc
hUDC,BchUDC)がメインルーチンで定められ
る制限領域の境界上あるいは外かどうか判断する。
【0051】マイクロコンピュータ(12)は、Rch
比較回路(10)の出力が「H」レベルか「L」レベル
かを判断し(ステップS41)、Rch比較回路(1
0)の出力が「L」レベルであると判断した場合、Rc
hUDCをインクリメントし(ステップS42)、Rc
h比較回路(10)の出力が「H」レベルであると判断
した場合、RchUDCをデクリメントする(ステップ
S43)。
【0052】そして、マイクロコンピュータ(12)
は、RchUDC,BchUDCが境界上あるいは外に
あるか否か判断し(ステップS44)、RchUDC,
BchUDCが境界上あるいは外にないと判断した場
合、Bch比較回路(11)の出力が「H」レベルか
「L」レベルかを判断し(ステップS45)、Bch比
較回路(11)の出力が「H」レベルであると判断した
場合、BchUDCをインクリメントし(ステップS4
6)、Bch比較回路(10)の出力が「L」レベルで
あると判断した場合、BchUDCをデクリメントする
(ステップS47)。
【0053】それから、マイクロコンピュータ(12)
は、RchUDC,BchUDCが境界上あるいは外に
あるか否か判断し(ステップS48)、RchUDC,
BchUDCが境界上あるいは外にないと判断した場
合、RchUDCをRchOUTとしかつBchOUT
をBchUDCすなわちAパターンとする(ステップS
49)。
【0054】また、ステップS48において、RchU
DC,BchUDCが境界上あるいは外にあると判断し
た場合、RchUDCをRchOUTとしかつBchU
DCをBchOUTすなわちBパターンとする(ステッ
プS50)。
【0055】なお、前述ステップS44において、Rc
hUDC,BchUDCが境界上あるいは外にあると判
断した場合、マイクロコンピュータ(12)は、Bch
比較回路(11)の出力が「H」レベルか「L」レベル
かを判断し(ステップS51)、Bch比較回路(1
1)の出力が「H」レベルであると判断した場合、Bc
hUDCをインクリメントし(ステップS52)、Bc
h比較回路(10)の出力が「L」レベルであると判断
した場合、BchUDCをデクリメントする(ステップ
S53)。
【0056】それから、マイクロコンピュータ(12)
は、RchUDC,BchUDCが境界上あるいは外に
あるか否か判断し(ステップS54)、RchUDC,
BchUDCが境界上あるいは外にあると判断した場
合、RchOUT,BchUDCが境界上あるいは外に
あるか否か判断し(ステップS55)、RchOUT,
BchUDCが境界上あるいは外にあると判断した場
合、RchOUTをRchUDCとし、かつBchOU
TをBchUDCすなわちCパターンとする(ステップ
S56)。
【0057】また、RchOUT,BchUDCが境界
上あるいは外にないと判断した場合、RchOUTをR
chUDCとしかつBchUDCをBchOUT即ちD
パターンとする(ステップS57)。
【0058】なお、ステップS54において、RchU
DC,BchUDCが境界上あるいは外にないと判断し
た場合、RchUDCをRchOUTとしかつBchU
DCBchOUTをBchOUTすなわちEパターンと
する(ステップS58)。
【0059】そして、クロックパルスが入力されると
(ステップS59)、以上の動作を繰り返す。
【0060】なお、上記実施形態では可逆計数機能や領
域制限などの機能をマイクロコンピュータにより実現す
る場合を示したが、これに限らず、可逆計数回路等を用
いたハードウェアで実現してもよい。また、閉じた領域
の外へ出ないようなソフトウェアであれば他のソフトウ
ェアであってもよい。
【0061】更に、上記実施形態においては、6本の直
線により囲まれた領域を示したが、閉じた領域の形状は
例えば平行四辺形、円、楕円等であってもよく、第一の
閉じた領域と第二の閉じた領域の形状は互いに異なって
もよい。
【0062】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、光源あるいは被写体の変化に追尾して自動的に白バ
ランス調整する第1の白バランス調整モードが選択され
た場合、比較回路の出力の極性により定まる可逆計数結
果の増減による移動先が第1の制限領域の境界上あるい
は境界外となる場合は少なくとも一つの可逆計数結果の
変化を停止させ、またスイッチの操作によるトリガ信号
により自動的に白バランス調整し該調整状態を次にトリ
ガ信号発生スイッチからトリガ信号が与えられるまで記
憶保持する第2の白バランス調整モードが選択された場
合、比較回路の出力の極性により定まる可逆計数結果の
増減による移動先が前記第2の制限領域の境界あるいは
境界外となる場合は少なくとも一つの可逆計数結果の変
化を停止させて可逆計数結果で定まる座標を白バランス
調整のモードに対応した閉じた領域の外に移動しないよ
うにしたので、RchOUT、BchOUTの座標の存
在する領域限定で、特に視感上著しく画質を劣化させる
白バランス調整のマゼンタ、グリーン方向へのずれを低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動白バランス調整装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の装置の作用を示すフローチャート図
である。
【図3】 本発明の装置の作用を示すフローチャート図
である。
【図4】 本発明の装置の動作説明図である。
【図5】 従来の自動白バランス調整装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】 従来の自動白バランス調整装置の作用を示す
フローチャート図である。
【符号の説明】
1 レンズ、2 撮像素子、3 色分離回路、4 Rc
hの利得制御回路、5Bchの利得制御回路、8,9
積分回路、10,11 比較回路、12 マイクロコン
ピュータ、25 選択スイッチ、26 トリガ信号発生
スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズと、レンズから入射した光画像を
    光電変換する撮像素子と、撮像素子により光電変換され
    た信号をR,G,Bの色信号に分離する色分離回路と、
    色分離回路により分離された色信号の利得を制御するた
    めの利得制御回路と、この利得制御回路の出力と輝度信
    号をマトリクスした出力を積分する積分回路と、積分回
    路が出力したレベルと基準レベルを比較する比較回路、
    該比較回路出力に接続されて比較回路の極性に対応して
    パルスに同期して可逆計数する可逆計数手段と、を備
    え、前記可逆計数手段により可逆計数した結果により白
    バランス調整する自動白バランス調整装置において、第
    1の白バランス調整モードまたは第2の白バランス調整
    モードを選択する選択スイッチと、トリガ信号を発生す
    るトリガ信号発生スイッチと、前記比較回路から利得制
    御端子に至る少なくとも2チャンネル以上の回路とを有
    し、そのチャンネル数に対応した2個以上の可逆計数結
    果の組合わせにより定まる座標に、第1の閉じた領域と
    該第1の閉じた領域をその内側に含む第2の閉じた領域
    を設け、光源あるいは被写体の変化に追尾して自動的に
    白バランス調整する第1の白バランス調整モードが選択
    スイッチにより選択された場合、前記可逆計数手段は、
    比較回路の出力の極性により定まる可逆計数結果の増減
    による移動先が前記第1の制限領域の境界上あるいは境
    界外となる場合は少なくとも一つの可逆計数結果の変化
    を停止させ、またスイッチの操作によるトリガ信号によ
    り自動的に白バランス調整し該調整状態を次にトリガ信
    号発生スイッチからトリガ信号が与えられるまで記憶保
    持する第2の白バランス調整モードが選択スイッチによ
    り選択された場合、前記可逆計数手段は、比較回路の出
    力の極性により定まる可逆計数結果の増減による移動先
    が前記第2の制限領域の境界あるいは境界外となる場合
    は少なくとも一つの可逆計数結果の変化を停止させるこ
    とを特徴とした自動白バランス調整装置。
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