JP2565854Y2 - 二液混合容器 - Google Patents
二液混合容器Info
- Publication number
- JP2565854Y2 JP2565854Y2 JP1991014268U JP1426891U JP2565854Y2 JP 2565854 Y2 JP2565854 Y2 JP 2565854Y2 JP 1991014268 U JP1991014268 U JP 1991014268U JP 1426891 U JP1426891 U JP 1426891U JP 2565854 Y2 JP2565854 Y2 JP 2565854Y2
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- JP
- Japan
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- lid
- container
- wall
- mixing
- liquid
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、２種の液体等の流動体
よりなる医療その他の薬品、化粧品、飲料等を使用の直
前に配合混和して用途に供するための混合容器に関する
ものである。
よりなる医療その他の薬品、化粧品、飲料等を使用の直
前に配合混和して用途に供するための混合容器に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、医薬品等の２種の液体を使用
直前混合して用いる混合器は存在しているが、何れも多
くの部分品を用いて複雑な構造をしているためにコスト
高であるのみならず操作も煩雑なものであった。
直前混合して用いる混合器は存在しているが、何れも多
くの部分品を用いて複雑な構造をしているためにコスト
高であるのみならず操作も煩雑なものであった。
【０００３】
【従来の技術】即ち、例えば、実公昭５７−４３７８６
号又は実開平２−１１１６７５号の何れも本願考案と同
一目的に用いる二液混合容器の考案であるが、前者は第
１容器、第２容器の他にホルダー、キャップ、カッター
及び取替えキャップ等の多くの部品を要し、後者も第１
容器、第２容器の他に中子体、中栓、脱栓用キャップ、
ねじキャップ等の多数の部分品を用いて複雑な構造であ
り、コスト高となるばかりでなく、操作も煩わしい等の
大きな欠点があった。また、例えば、実公昭４８−７８
１号において提案されている二重容器の構造に係るもの
は、共通の蓋によって二室を閉鎖し、使用に際して一つ
の蓋を開けることで二室を開放して内筒を抜き取って本
体内へ注入することで二液を混合させるか、両液を他の
容器に注入して混合させるようにしている。 従って、他
の混合用容器を別途準備するか、内筒を抜き取って本体
へ傾注させなければならないという手間を要する欠点が
ある。
号又は実開平２−１１１６７５号の何れも本願考案と同
一目的に用いる二液混合容器の考案であるが、前者は第
１容器、第２容器の他にホルダー、キャップ、カッター
及び取替えキャップ等の多くの部品を要し、後者も第１
容器、第２容器の他に中子体、中栓、脱栓用キャップ、
ねじキャップ等の多数の部分品を用いて複雑な構造であ
り、コスト高となるばかりでなく、操作も煩わしい等の
大きな欠点があった。また、例えば、実公昭４８−７８
１号において提案されている二重容器の構造に係るもの
は、共通の蓋によって二室を閉鎖し、使用に際して一つ
の蓋を開けることで二室を開放して内筒を抜き取って本
体内へ注入することで二液を混合させるか、両液を他の
容器に注入して混合させるようにしている。 従って、他
の混合用容器を別途準備するか、内筒を抜き取って本体
へ傾注させなければならないという手間を要する欠点が
ある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、簡単な構造
であって、使用前は二液の混合を完全に防止し使用に当
たっては二液を容易かつ確実に混合することを可能とす
る二液混合容器を安価に提供しようとするものである。
であって、使用前は二液の混合を完全に防止し使用に当
たっては二液を容易かつ確実に混合することを可能とす
る二液混合容器を安価に提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、有底同心同高の一体化された二重筒の原
液容器と、該容器の外周に設けた螺子状突起に螺合する
内壁突起を有し、上部壁に密閉用パッキングを内蔵する
蓋体とから構成した二液混合容器であって、 前記蓋体が
緩められて蓋体を介して前記二重筒が導通状態となる位
置において、前記蓋体開口部内壁と前記容器外壁に、密
着圧接する内周及び外周突起２２，１２を夫々設け、該
蓋体をさらに加圧回動させて開蓋することによって混合
液を蓋体側に取り出すように構成してある、という手段
を講じたのである。
成するために、有底同心同高の一体化された二重筒の原
液容器と、該容器の外周に設けた螺子状突起に螺合する
内壁突起を有し、上部壁に密閉用パッキングを内蔵する
蓋体とから構成した二液混合容器であって、 前記蓋体が
緩められて蓋体を介して前記二重筒が導通状態となる位
置において、前記蓋体開口部内壁と前記容器外壁に、密
着圧接する内周及び外周突起２２，１２を夫々設け、該
蓋体をさらに加圧回動させて開蓋することによって混合
液を蓋体側に取り出すように構成してある、という手段
を講じたのである。
【０００６】
【実施例】本考案にかかる二液混合容器は、次のように
構成されている。 有底同心同高の一体化された二重筒の
原液容器１と、該容器１の外周に設けた螺子状突起１１
に螺合する内壁突起２１を有し、上部壁に密閉用パッキ
ング３を内蔵する蓋体２とから構成している。 そして、
前記蓋体３が緩められて蓋体３を介して前記二重筒が導
通状態となる位置において、前記蓋体開口部内壁と前記
容器外壁に、密着圧接する内周及び外周突起２２，１２
を夫々設け、該蓋体３をさらに加圧回動させて開蓋する
ことによって混合液を蓋体側に取り出すように構成して
ある。 次ぎに、作用とともに更に詳述する。先ず、図１
ａに断面図を示す原液容器１の同心円筒の外筒部にＡ
液、内筒部にＢ液を各必要高さまで充填し、次ぎに図１
ｂ断面図に示し蓋体２を覆って容器外周の螺子突起１１
と蓋体内壁の突起２１を螺合し締付けて、図２ａに示す
ようにパッキング３によって完全密閉して二液の混合を
完全に防止して、貯蔵、輸送等に支障を生じないように
する。
構成されている。 有底同心同高の一体化された二重筒の
原液容器１と、該容器１の外周に設けた螺子状突起１１
に螺合する内壁突起２１を有し、上部壁に密閉用パッキ
ング３を内蔵する蓋体２とから構成している。 そして、
前記蓋体３が緩められて蓋体３を介して前記二重筒が導
通状態となる位置において、前記蓋体開口部内壁と前記
容器外壁に、密着圧接する内周及び外周突起２２，１２
を夫々設け、該蓋体３をさらに加圧回動させて開蓋する
ことによって混合液を蓋体側に取り出すように構成して
ある。 次ぎに、作用とともに更に詳述する。先ず、図１
ａに断面図を示す原液容器１の同心円筒の外筒部にＡ
液、内筒部にＢ液を各必要高さまで充填し、次ぎに図１
ｂ断面図に示し蓋体２を覆って容器外周の螺子突起１１
と蓋体内壁の突起２１を螺合し締付けて、図２ａに示す
ようにパッキング３によって完全密閉して二液の混合を
完全に防止して、貯蔵、輸送等に支障を生じないように
する。
【０００７】使用に際して、二液を混合する時は図２ｂ
のように螺着を緩めて蓋体２を開くのであるが、その際
に、適当な高さまで開くと、容器外壁に設けた外周突起
１２と蓋体開口部内壁に設けた内周突起２２が圧接密着
する状態となる如くする。
のように螺着を緩めて蓋体２を開くのであるが、その際
に、適当な高さまで開くと、容器外壁に設けた外周突起
１２と蓋体開口部内壁に設けた内周突起２２が圧接密着
する状態となる如くする。
【０００８】次に図２ｃに示すように、容器を転倒して
振盪してＡ、Ｂ両液を混合する。この際に両突起１２、
２２の圧着によって液の漏洩は完全に防止される。
振盪してＡ、Ｂ両液を混合する。この際に両突起１２、
２２の圧着によって液の漏洩は完全に防止される。
【０００９】混合完了すると、更に入力開蓋すると容器
及び蓋体の弾性によって両突起１２、２２の圧着が外れ
て完全に開蓋され、蓋体内の二液混合物が目的の用途に
使用されるのである。尚、本考案は二液混合容器である
が、流動体であれば、高粘度流体、粉末等を含むものも
当然に使用可能である。
及び蓋体の弾性によって両突起１２、２２の圧着が外れ
て完全に開蓋され、蓋体内の二液混合物が目的の用途に
使用されるのである。尚、本考案は二液混合容器である
が、流動体であれば、高粘度流体、粉末等を含むものも
当然に使用可能である。
【００１０】
【考案の効果】本考案によれば、部材としては蓋体と、
これに螺合する二重筒構造（一体もの）の容器本体の二
部材で済みながら、蓋体を僅かに緩めた二液混合位置に
おいて蓋体を密着状態で固定できる内外突起２２，１２
を蓋体及び容器本体に設けるだけで、容器本体を反転動
作させるだけの簡単な操作でもって、蓋体を利用しての
二液の混合を漏れない状態で行い得ると共に更に蓋体を
回動させて開蓋することで蓋体側に混合液を簡単に取り
出すことができるという利点がある。
これに螺合する二重筒構造（一体もの）の容器本体の二
部材で済みながら、蓋体を僅かに緩めた二液混合位置に
おいて蓋体を密着状態で固定できる内外突起２２，１２
を蓋体及び容器本体に設けるだけで、容器本体を反転動
作させるだけの簡単な操作でもって、蓋体を利用しての
二液の混合を漏れない状態で行い得ると共に更に蓋体を
回動させて開蓋することで蓋体側に混合液を簡単に取り
出すことができるという利点がある。
【図１】本考案の二液混合容器の、ａは原液容器、ｂは
蓋体の断面図である。
蓋体の断面図である。
【図２】本考案の使用状態を示し、ａは二液充填閉蓋
時、ｂは混合直前、ｃは転倒混合時の断面図を示す
時、ｂは混合直前、ｃは転倒混合時の断面図を示す
【図３】本考案の混合完了使用直前の断面図である。
１ 原液容器 11 容器外壁ねじ突起 12 開蓋時密着外壁周突起 ２ 蓋体 21 蓋体内壁ねじ突起 22 開蓋時密着開口部周突起
Claims (1)
- 【請求項１】 有底同心同高の一体化された二重筒の原
液容器と、該容器の外周に設けた螺子状突起に螺合する
内壁突起を有し、上部壁に密閉用パッキングを内蔵する
蓋体とから構成した二液混合容器であって、 前記蓋体が緩められて蓋体を介して前記二重筒が導通状
態となる位置において、前記蓋体開口部内壁と前記容器
外壁に、密着圧接する内周及び外周突起２２，１２を夫
々設け、該蓋体をさらに加圧回動させて開蓋することに
よって混合液を蓋体側に取り出すように構成してある 、
ことを特徴とする二液混合容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991014268U JP2565854Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 二液混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991014268U JP2565854Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 二液混合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513968U JPH0513968U (ja) | 1993-02-23 |
| JP2565854Y2 true JP2565854Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=11856346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991014268U Expired - Fee Related JP2565854Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 二液混合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565854Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48781U (ja) * | 1971-05-21 | 1973-01-08 | ||
| JPH0435575U (ja) * | 1990-07-18 | 1992-03-25 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP1991014268U patent/JP2565854Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0513968U (ja) | 1993-02-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |