JP2565650Y2 - トラックのキャブロック装置 - Google Patents

トラックのキャブロック装置

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JP2565650Y2
JP2565650Y2 JP1991071948U JP7194891U JP2565650Y2 JP 2565650 Y2 JP2565650 Y2 JP 2565650Y2 JP 1991071948 U JP1991071948 U JP 1991071948U JP 7194891 U JP7194891 U JP 7194891U JP 2565650 Y2 JP2565650 Y2 JP 2565650Y2
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JP
Japan
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lock
cab
plate
pin
hook
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JP1991071948U
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English (en)
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JPH0522277U (ja
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義昭 南部
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、キャブロックハンドル
を操作してキャブ側に設けたロックプレートのロックピ
ンをフレーム側に設けたアンカフックに係合させてキャ
ブをフレーム側にロックするトラックのチルトキャブロ
ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる装置は、種々提案されている(例
えば実開昭62−67879号公報、本出願人による実
開昭58−64570号公報及び実開平2−11781
号公報)。
【0003】上記前者の提案においては、ロックプレー
トをロック方向に付勢するのに、ロックプレートを回動
アームに軸支する連結ピンにコイルばねを巻回し、その
コイルばねの一端を、操作ロッドを回動アームに連結す
るシャフトに止着し、他端をロックプレートに止着して
いる。従って、コイルばねの脱着が困難であり、ばね力
等の調整が面倒である。また、上記前者の提案において
は、アンロック操作時に、操作ロッドを回動アームに連
結するシャフトがロックプレートの端面を押圧して、ロ
ックプレートをロックピンがフレーム側のアンカフック
から離脱する方向へ移動させるようにしている。従っ
て、前記シャフトの位置の配置に困難さを伴うという難
点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従って、本考案は、ト
ラックのキャブロック装置において、ロックプレートを
ロック方向に付勢するばねの脱着を容易にし、ばね力の
調整等を容易に行うことが出来るようにすることを目的
とする。また、本考案は、同装置において、押圧部位の
設計の自由度を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、ロック
プレートの上端に連結プレートを設け、また回動アーム
にフックを設け、ロックプレートの連結プレートと回動
アームのフックとの間にロックプレートのロックピンを
アンカフックに係合させるロック方向に付勢するコイル
ばねを張設する。
【0006】また、本考案によれば、回動アームのコイ
ルばね側の端縁に外側に折曲げられた折曲片を形成し、
その折曲片により、キャブロックハンドルをアンロック
方向に操作したときロックプレートの端縁を押圧してロ
ックピンをアンカフックから離脱する方向に移動させる
ようにする。
【0007】
【作用】上記のように構成されたトラックのキャブロッ
ク装置においては、キャブロックハンドルをロック方向
に操作すると、回動アームを介してロックプレートが回
動され、ロックピンがアンカフックに係合しロックされ
る。このロック状態において、ロックプレートはコイル
ばねによりロック方向に付勢されているので、ロックピ
ンがアンカフックから外れてロックが解除されること
は、確実に防止される。
【0008】また、キャブロックハンドルをアンロック
方向に操作すると、前記と逆にロックプレートがアンロ
ック方向に回動される。この際、回動アームの折曲片が
ロックプレートの端面を押圧し、ロックピンをアンカフ
ックから離脱せさるので、ロックが解除される。
【0009】前記コイルばねは、ロックプレートの連結
プレートと回動アームのフックとの間に張設すればよ
く、その脱着が容易で、ばね力の調整等を容易に行うこ
とができる。また、ロックピンをアンカフックから離脱
させる折曲片は、回動アームに一体に折曲げ形成してい
るので、構造が簡単で安価に製作することができる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
【0011】図1において、左側を例に説明すると、フ
レーム1の側面には、リヤキャブマウントブラケット2
が立設され、そのブラケット2には、フローティングブ
ラケット3がマウントラバー4とショックアブソーバ5
とにより弾性支持されている。そして、このブラケット
3には、アンカフック6が立設されている。
【0012】他方、キャブの底部には、フローティング
ブラケット3のショルダラバー7、7に着座するキャブ
マウントブラケット10が突設されている。また、キャ
ブに設けられたベース11には、キャブロックハンドル
12の上部が回転自在に支持され、そのハンドル12の
上端には、操作ロッド21aの一端が枢着されている。
また、チルトロックブラケット22には、シャフト13
により回動アーム14が回動自在に支持され、そのアー
ム14に設けたシャフト15には、前記操作ロッド21
aの他端が枢着されている。そして、この回動アーム1
4に設けられた連結ピン16には、ロックプレート17
の上部が回動自在に支持されている。
【0013】図2をも参照し、回動アーム14は、鋼板
で連結ピン16側が開いた断面がU字状で側面が三角形
状に形成され、シャフト13、15及び連結ピン16
は、前記三角形の略頂部に設けられている。これに対し
ロックプレート17も、鋼板で連結ピン16側が閉じた
断面がU字状で側面がく字状に形成され、連結ピン16
の部分が切欠かれその部分に回動アーム14の端部が挟
持されている。このロックプレート17の下端には、ロ
ックピン18が突設され、上端に設けられた連結プレー
ト19と回動アーム14のプレート19に対向して突設
されたフック14aとの間には、ロックピン18をアン
カフック6に係合する側すなわちロック側に付勢するコ
イルばね20が張設されている。そして、回動アーム1
4のコイルばね20側の両端縁には、外側に直角に開く
折曲片14b、14bが形成されている。また、右側は
キャブロックハンドル12及び操作ロッド21aを除い
て左側と同様に構成され、その左側のシャフト15に対
応する図示しないシャフトは、左側のシャフト15とロ
ックリンク21bにより連結されている。
【0014】次に作用について説明する。ロック時は、
キャブロックハンドル12を反時計方向に回動する。す
ると、操作ロッド21aが左行し、回動アーム14をシ
ャフト13回りに反時計方向に回動させる。これにより
連結ピン16がシャフト13回りに反時計方向に回動し
ロックレバー17を引き上げ、同時にコイルばね20が
ロックレバー17を連結ピン16回りに反時計方向に回
動することにより、図3に示すように、ロックピン18
をアンカフック6に係合させ、キャブをフレーム1側に
ロックする。この状態で、ロックピン18はコイルばね
20に付勢されているので、アンカフッカ6から外れる
ことは確実に防止される。
【0015】アンロック時は、キャブロックハンドル1
2を時計方向に回動する。すると、前述と逆の動作で回
動アーム14が時計方向に回動し、折曲片14b、14
bがロックプレート17の端縁を押圧し、ロックプレー
ト17を連結ピン16回りに時計方向に回動し、図4に
示すように、ロックピン18をアンカフック6から離脱
させ、キャブのロックを解除する。
【0016】
【考案の効果】ロックプレートのロックピンをフレーム
側のアンカフックに係合させるロック方向に付勢するコ
イルばねは、ロックプレートの上端に設けた連結プレー
トと回動アームに設けたフックとの間に張設されるもの
であるので、その脱着が容易であり、ばね力の調整等を
容易に行うことができる。
【0017】回動アームに外側に折曲げられた折曲片を
形成し、その折曲片でロックプレートの端縁を押圧して
ロックピンをアンカフックから離脱する方向にロックプ
レートを移動させるものであるので、押圧部位を任意の
所要の位置に設けることができて、設計の自由度が向上
し、かつ押圧部材である折曲片は、構造が簡単なもので
あって、安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の左側を示す後面図。
【図2】回動アーム及びロックプレートを示す斜視図。
【図3】ロック状態を説明する後面図。
【図4】ロック解除時の状態を説明する後面図。
【符号の説明】
1・・・フレーム 2・・・キャブマウントブラケット 3・・・フローティングブラケット 4・・・マウントラバー 5・・・ショックアブソーバ 6・・・アンカフック 7・・・ショルダラバー 10・・・キャブマウントブラケット 11・・・ベース 12・・・キャブロックハンドル 13・・・シャフト 14・・・回動アーム 14a・・・フック 14b・・・折曲片 15・・・シャフト 16・・・連結ピン 17・・・ロックプレート 18・・・ロックピン 19・・・連結プレート 20・・・コイルばね 21a・・・操作ロッド 21b・・・ロックリンク 22・・・チルトロックブラケット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブロックハンドルを操作してキャブ
    側に設けたロックプレートのロックピンをフレーム側に
    設けたアンカフックに係合させてキャブをフレーム側に
    ロックするトラックのキャブロック装置において、キャ
    ブ側に設けたチルトロックブラケットにはシャフトによ
    り回動アームが回動自在に支持され、その回動アームに
    設けたシャフトには前記キャブロックハンドルに枢着さ
    れた操作ロッドが枢着され、その回動アームの連結ピン
    には前記ロックプレートが回動自在に支持され、そのロ
    ックプレートの下端にはロックピンが突設され、そのロ
    ックプレートの上端に設けた連結プレートと前記回動ア
    ームに設けたフックとの間にはロックプレートの前記ロ
    ックピンを前記アンカフックに係合させるロック方向に
    付勢するコイルばねが張設され、前記回動アームの前記
    コイルばね側の端縁には外側に折曲げられた折曲片が形
    成されており、その折曲片は前記キャブロックハンドル
    をアンロック方向に操作したとき前記ロックプレートの
    端縁を押圧して前記ロックピンを前記アンカフックから
    離脱する方向に移動させるものであることを特徴とする
    トラックのキャブロック装置。
JP1991071948U 1991-09-09 1991-09-09 トラックのキャブロック装置 Expired - Lifetime JP2565650Y2 (ja)

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JP1991071948U JP2565650Y2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 トラックのキャブロック装置

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JP1991071948U JP2565650Y2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 トラックのキャブロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0522277U JPH0522277U (ja) 1993-03-23
JP2565650Y2 true JP2565650Y2 (ja) 1998-03-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60159942A (ja) * 1984-01-31 1985-08-21 Toshiba Corp デ−タ処理装置

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JPH0522277U (ja) 1993-03-23

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