JP2565043Y2 - 床下収納庫用レールの取付け構造 - Google Patents

床下収納庫用レールの取付け構造

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JP2565043Y2
JP2565043Y2 JP1992085914U JP8591492U JP2565043Y2 JP 2565043 Y2 JP2565043 Y2 JP 2565043Y2 JP 1992085914 U JP1992085914 U JP 1992085914U JP 8591492 U JP8591492 U JP 8591492U JP 2565043 Y2 JP2565043 Y2 JP 2565043Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、床下に床下収納庫を走
行移動自在に設置するための床下収納庫用レールの取付
け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、床下に複数設置される床下収納庫
4を床下において走行移動自在とし、床に設けられた開
口部16に任意の床下収納庫4を移動させ、内部の収納
物の出し入れを行えるようになったものが提供されてい
る。これらのものは、床下にレール3を設置し、このレ
ール3に対してランナー11が走行することで床下収納
庫4をスライド移動させることができるようになってお
り、ランナー11が走行するレール3は図12に示され
るように相対向して配置される大引き30の内側面に沿
って取付けられるようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、床部に配置
される大引き30は床下収納庫4の巾寸法よりもかなり
大きい間隔で床部に設置されているのが一般的であり、
上述のような従来例にあっては、レール3が大引き30
に取付けられるようになっているために床下収納庫4を
設置する場合には床下収納庫4の巾寸法に応じて新たに
レール3を取付けるための大引きを設置しなければなら
ず、施工が大掛かりになるという問題があった。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、大引きを新設したりするようなことなく床下
に配される既存の根太を用いて床下収納庫を設置するこ
とができる床下収納庫用レールの取付け構造を提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、床下に配される根太1から下方に向け
て支持アーム2を垂下し、隣合う支持アーム2間にレー
ル3を架設し、レール3に床下収納庫4を走行自在に吊
り下げたものにおいて、レール3を長手方向に沿って複
数に分割し、端部を突き合わせるようにして配置された
隣合うレール3間に接続プレート5を配設し、接続プレ
ート5の端部をそれぞれ隣合うレール3の対向端部に設
けられた連結溝6内に挿合し、対向するレール3の突き
合わせ部分に連結プレート7を配設し、連結プレート7
の両端に設けられた位置決め突起8を隣合うレール3の
端部に設けられた位置決め孔9にそれぞれ係合し、連結
プレート7と上記接続プレート5とを固着具10にて連
結固定するようにしたものである。
【0006】また、床下収納庫4をレール3に沿って走
行移動させるランナー11が走行する走行溝12の直下
に荷重受け片13を設け、荷重受け片13の下端に荷重
受け片13と直交するように載置片14を設け、載置片
14を支持アーム2の下端より支持アーム2と直交する
ように突設された支持片15に載設するようにしたもの
である。
【0007】
【作用】しかして、床下に配される根太1から下方に向
けて支持アーム2を垂下し、隣合う支持アーム2間にレ
ール3を架設し、レール3に床下収納庫4を走行自在に
吊り下げてあると、床下に配される既存の根太1を用い
てレール3を床下に設置することができ、大引きを新設
したりするようなことなく床下に配される既存の根太1
を用いて床下収納庫4をレール3を介して走行自在に床
下に設置することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。床下に設置される床下収納庫1は床下に設置
されたレール3に沿って走行移動自在とされており、図
1に示されるように複数個の床下収納庫4のうち、出し
入れしたい収納物が収納された床下収納庫4を床に設け
られた開口部16に移動させて開口部16から内部の収
納物を出し入れするようになっている。開口部16には
開閉自在な蓋17が設けられている。
【0009】床下収納庫4は上面が開口する受け箱状に
形成されており、開口縁が支持枠18に載置されるよう
になっている。支持枠18には複数個のランナー11が
設けられており、このランナー11によって支持枠18
をレール3に沿って走行移動させることで床下収納庫4
を床下で走行移動させることができるようになってい
る。
【0010】床下に設置されるレール3は床下に配され
た既存の根太1より下方に向けて垂下された支持アーム
2に吊り下げ支持されている。支持アーム2は図2に示
されるように薄板材によって形成されており、アーム本
体2aの上部に連結板2bを設けると共にアーム本体2
aの下部に支持片15を設けて主体が構成されている。
連結板2bはアーム本体2aの上部よりアーム本体2a
と直交する方向に向けて突設されており、連結板2bに
は固着具10が挿入される通孔2cが複数設けられてい
る。そして、支持アーム2は図10に示されるように固
着具10によって連結板2bを根太1の側面に固着する
ことで根太1に取付けられるようになっている。支持片
15はアーム本体2aの下端を折り曲げるようにして形
成されており、アーム本体2aと略直交する方向に向け
て突設されている。
【0011】支持アーム2に連結されるレール3は図
3、図5に示されるように形成されており、支持アーム
2のアーム本体2aの内側面に沿って配置される当接片
3aの下部に断面エ字状の支持部19を設けて主体が構
成されている。当接片3aには後述する連結プレート7
の位置決め突起8が係合される位置決め孔9が穿設され
ている。支持部19は当接片3aより側方に向けて一体
に突設された上片20と、上片20より下方に向けて一
体に突設された荷重受け片13と、荷重受け片13の下
部に設けられた載置片14とで構成されている。上片2
0の上面には一対の突条12aが対向するように設けら
れており、対向する突条12a間にランナー11が走行
する走行溝12が形成されている。上記荷重受け片13
はランナー11が走行する走行溝12の中央部直下に配
置されており、走行溝12にて受けられる床下収納庫4
の荷重を他方向に逃げたりすることなくバランスよく受
けることができるようになっている。載置片14の内側
端からは当接片3aの下端より下方に向けて突設された
突片21と対向するように突片21が突設されている。
また、各突片21の内方に位置するように載置片14と
上片20からは対向するように突出片22が突設されて
いる。突片21と突出片22との間には所定巾の溝6a
が設けられており、この溝6aによって連結溝6が形成
されている。連結溝6には図6に示されるような止め金
具23や図7に示されるような接続プレート5が嵌め込
まれるようになっており、止め金具23によってレール
3が支持アーム2に固定されるようになっており、接続
プレート5によって隣合うように配置されるレール3同
士を相互に接続するようになっている。
【0012】止め金具23は薄板材によって形成され、
連結溝6内にスライド移動自在に嵌め込むことができる
ようになっており、連結溝6の開口部6bの位置に対応
するように中央部にはネジ孔23aが穿設されている。
止め金具23よる支持アーム2へのレール3の取付け
は、図10に示されるように連結溝6内に止め金具23
を嵌め込み、支持アーム2のアーム本体2aの外側より
固着具10をアーム本体2aを介して止め金具23のネ
ジ孔23aに螺合することで支持アーム2に連結固定さ
れるようになっている。つまり、固着具10を締め込ん
で支持アーム2のアーム本体2aと止め金具23とでレ
ール3の突片21を挟持することで支持アーム2とレー
ル3とが相互に連結されるものである。
【0013】接続プレート5は図7に示されるように帯
板状に形成され、上記止め金具23と同様に連結溝6内
にスライド移動自在に嵌め込むことができるようになっ
ており、両端にはネジ孔5aが穿設されている。接続プ
レート5を用いてレール3同士を接続する場合には図8
に示されるような連結プレート7が用いられるようにな
っている。
【0014】連結プレート7は略L字状に形成されてお
り、薄板材にて形成されるプレート本体7aの下端にプ
レート本体7aと直交する方向に支持片25を突設して
主体が構成されている。プレート本体7aの下部両端に
はネジ孔7bが穿設されており、各ネジ孔7bの上方に
は位置決め突起8が突設されている。この位置決め突起
8はプレート本体7aを図9に示されるように部分的に
切り起こして形成されている。ここで、位置決め突起8
はプレート本体7aの適所に突起体(図示せず)を設け
て形成するようにしてあってもよい。
【0015】しかして、隣合うレール3は、各レール3
の連結溝6内に接続プレート5が嵌め込まれ、支持片2
5を載置片14の下面に当接するようにして各レール3
の突き合わせ部分に連結プレート7を配置し、連結プレ
ート7に設けられた位置決め突起8をレール3の位置決
め孔9に係合させるようにして連結プレート7を位置決
めし、連結プレート7に設けられたネジ孔7bより打入
される固着具10を接続プレート5のネジ孔5aに螺合
して締め込むことで接続プレート5と連結プレート7と
が相互に連結され、接続プレート5が連結溝6内に嵌め
込まれていることによって各レール3の突片が接続プレ
ート5と連結プレート7で挟持されることとなって各レ
ール3が相互に連結される。ここで、連結プレート7は
位置決め突起8とレール3に設けられた位置決め孔9に
係合して位置決めされるようになっているので、各レー
ル3への被り寸法が正確に出されるものであり、連結プ
レート7の位置決めを正確に行って精度良く各レール3
を連結プレート7によって接続することができるように
なっている。
【0016】
【考案の効果】本考案は上述のように、床下に配される
根太から下方に向けて支持アームを垂下し、隣合う支持
アーム間にレールを架設し、レールに床下収納庫を走行
自在に吊り下げるようになっているので、大引きを新設
したりするようなことなく床下に配される既存の根太を
用いて床下収納庫を走行自在に設置することができ、施
工が大掛かりになったりするようなことなく既存の根太
を用いて床下にレールを設置して床下収納庫を走行自在
に施工することができるものである。
【0017】また、レールを長手方向に沿って複数に分
割し、端部を突き合わせるようにして配置された隣合う
レール間に接続プレートを配設し、接続プレートの端部
をそれぞれ隣合うレールの対向端部に設けられた連結溝
内に挿合し、対向するレールの突き合わせ部分に連結プ
レートを配設し、連結プレートの両端に設けられた位置
決め突起を隣合うレールの端部に設けられた位置決め孔
にそれぞれ係合し、連結プレートと上記接続プレートと
を固着具にて連結固定するようにしてあるので、レール
を複数に分割することで床下へのレールの搬入を行いや
すいようにすることができ、しかも、各レールは接続プ
レートと連結プレートの2部材で相互に連結されるため
に機械的に強度高く接続して長尺なレールを形成するこ
とができるものである。
【0018】また、床下収納庫をレールに沿って走行移
動させるランナーが走行する走行溝の直下に荷重受け片
を設け、荷重受け片の下端に支持片と直交するように載
置片を設け、載置片を支持アームの下端より支持アーム
と直交するように突設された支持片に載設するようにし
てあるので、床下収納庫の荷重を走行溝の直下に配され
た荷重受け片及び荷重受け片が載設された支持アームの
支持片にて確実に受けることができ、片持ち状で床下収
納庫を支持しているといえどもレールに変形が生じるよ
うなことなく床下収納庫の荷重を支持することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すものであり、(a)は
正面断面図、(b)は平面図、(c)は側面断面図であ
る。
【図2】支持アームを示すものであり、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図3】レールを示すものであり、(a)は一部破断し
た正面図、(b)は側面図である。
【図4】レールの他の実施例を示すものであり、(a)
は一部破断した正面図、(b)は側面図である。
【図5】レールの拡大側面図である。
【図6】レールを支持アームに連結する止め金具を示す
ものであり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図7】レール同士を連結するための接続プレートを示
すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図であ
る。
【図8】レール同士を連結するための連結プレートを示
すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図、
(c)は平面図である。
【図9】図8(c)におけるイ部の拡大断面図である。
【図10】レールの取付け状態を示すものであり、図1
(c)におけるロ部の拡大図である。
【図11】接続プレート及び連結プレートの配置状態を
示す分解斜視図である。
【図12】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 根太 2 支持アーム 3 レール 4 床下収納庫 5 接続プレート 6 連結溝 7 連結プレート 8 位置決め突起 9 位置決め孔 10 固着具 11 ランナー 12 走行溝 13 荷重受け片 14 載置片 15 支持片

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床下に配される根太から下方に向けて支
    持アームを垂下し、隣合う支持アーム間にレールを架設
    し、レールに床下収納庫を走行自在に吊り下げるように
    した床下収納庫用レールの取付け構造において、レール
    を長手方向に沿って複数に分割し、端部を突き合わせる
    ようにして配置された隣合うレール間に接続プレートを
    配設し、接続プレートの端部をそれぞれ隣合うレールの
    対向端部に設けられた連結溝内に挿合し、対向するレー
    ルの突き合わせ部分に連結プレートを配設し、連結プレ
    ートの両端に設けられた位置決め突起を隣合うレールの
    端部に設けられた位置決め孔にそれぞれ係合し、連結プ
    レートと上記接続プレートとを固着具にて連結固定し
    成る床下収納庫用レールの取付け構造。
  2. 【請求項2】 床下に配される根太から下方に向けて支
    持アームを垂下し、隣合う支持アーム間にレールを架設
    し、レールに床下収納庫を走行自在に吊り下げるように
    した床下収納庫用レールの取付け構造において、床下収
    納庫をレールに沿って走行移動させるランナーが走行す
    る走行溝の直下に荷重受け片を設け、荷重受け片の下端
    に荷重受け片と直交するように載置片を設け、載置片を
    支持アームの下端より支持アームと直交するように突設
    された支持片に載設して成る床下収納庫用レールの取付
    け構造。
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