JP2564650B2 - ベルトクランプ自動結束装置のベルト送込み機構 - Google Patents

ベルトクランプ自動結束装置のベルト送込み機構

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JP2564650B2 JP1129695A JP12969589A JP2564650B2 JP 2564650 B2 JP2564650 B2 JP 2564650B2 JP 1129695 A JP1129695 A JP 1129695A JP 12969589 A JP12969589 A JP 12969589A JP 2564650 B2 JP2564650 B2 JP 2564650B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、長手方向に複数個連結されたベルトクラ
ンプを巻回部へ供給し、この巻回部において先行のベル
トクランプによりワイヤハーネス等の被結束物の外周を
結束するベルトクランプ自動結束装置のベルト送込み機
構に関するものである。
[従来の技術] 前記ベルト送込み機構の一例としては、本出願人によ
って既に出願されているベルトクランプ自動結束装置を
挙げることができる(特願昭63−322907号の明細書及び
図面参照)。
この自動結束装置は、長手方向に複数個連結されたベ
ルトクランプが、一回の結束作業ごとに一個ずつ巻回部
へ自動的に供給されるようになっている。そして、この
巻回部でベルトクランプのベルト部をワイヤハーネス等
の外周へ巻きつけ、かつベルト部を引締めて結束し、さ
らには結束後においてベルトクランプの連結部分を切断
するといった一連の作業がすべて自動的に行なわれる。
前記自動結束装置において、前記巻回部に通じる通路
に先行のベルトクランプが挿入されると、この通路内の
底面の一部に突出していたローラが押し下げられ、この
動きに連動してベルトクランプ送込み用のギヤ(回転駆
動が与えられている)が、同じく通路内の底面の一部に
突出するように進入動作する。この状態のギヤの回転に
伴って前記先行のベルトクランプが通路内を前記巻回部
に向けて送られる。
前記先行のベルトクランプが巻回部に到達し、このベ
ルトクランプによる結束作業が開始された時点では、前
記ローラの箇所に後続のベルトクランプのバックル部が
位置する。このバックル部は、ローラには接触せず通路
の空間に位置しているため、ローラを押し下げる力が解
除され、ローラはリターンスプリング等の力を受けて浮
き上がる方向へ動作する。これに連動して前記ギヤは通
路内から後退動作し、もってベルトクランプの送込みが
停止される。
[発明が解決しようとする課題] 前記構成の自動結束装置においては、前記通路内のロ
ーラの位置に後続のベルトクランプのバックル部が到達
することで、後続のベルトクランプの送込みが停止され
る構成であるから、例えばベルトクランプの長さが変更
されると、前記巻回部において先行のベルトクランプに
よる結束作業の開始と、後続のベルトクランプの送込み
停止とのタイミングがずれる場合が生じる。これに対処
するにはベルトクランプの種類(長さ)に応じて前記ロ
ーラの配置が異なる何種類がの自動結束装置を準備する
必要がある。
本発明は、このような課題の解決をその目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、本発明におけるベルトク
ランプ自動結束装置のベルト送込み機構はつぎのように
構成されている。
すなわち長手方向に複数個連結されたベルトクランプ
を巻回部へ供給し、この巻回部で先行のベルトクランプ
によって被結束物の外周を結束して一回の作業を終了す
るベルトクランプ自動結束装置において、前記ベルトク
ンランプを巻回部に向けて案内する通路と、この通路内
への進入あるいは通路内からの後退動作可能に設けら
れ、かて所定の駆動源からのトルク伝達を受けて回転可
能で、通路内に進入した状態での回転によって前記ベル
トクランプを前記巻回部へ送込み可能な送込みギヤと、
先行のベルトクンランプが前記巻回部へ充分に送込まれ
たときに、この先行のベルトクランプ自体の干渉によっ
て前記送込みギヤを通路内から後退動作させるように機
能するギヤ後退機構と、巻回部での先行のベルトクンラ
ンプによる結束作業中は前記送込みギヤを通路内から後
退させた状態に前記ギヤ後退機構を拘束する保持機構と
を備えている。
〔作 用〕
前記構成において、長手方向に複数個連結された状態
のベルトクランプが前記通路内に挿入されると、先行の
ベルトクランプが前記送込みギヤの回転駆動によって前
記巻回部に向けけ送られる。そして先行のベルトクラン
プが巻回部に送込まれたら、この先行ベルトクランプの
干渉に基づくギヤ後退機構の機能によって前記送込みギ
ヤを通路内から後退動作させ、かつこのベルトクランプ
による結束作業中は前記保持機構によって送込みギヤを
後退させた状態に保持する。
つまり先行のベルトクランプによる結束作業開始に際
して前記送込みギヤを通路内から後退させるタイミング
は、この先行ベルトクランプ自体の送込み位置に基づく
ものであるから、たとえベルトクランプの長さが違って
も先行ベルトクランプの結束作業開始と後続ベルトクラ
ンプの送込み停止とのタイミングは常に適正なものとな
る。
[実施例] 次に本発明の実施例を図面によって説明する。
第1実施例 第5図に長手方向に複数個連結されたベルトクランプ
70が斜視図で示されている。単体のベルトクランプ70
は、帯状に形成されたベルト部72と、その基端部に一体
に形成されたバックル部74とを備えている。そして、こ
のベルト部72をワイヤハーネス等の被結束物(図示しな
い)の外周に巻きつけ、その先端を前記バックル部74内
に挿通させて締付けることにより、その被結束物をクラ
ンプできる。
なお、前記バックル部74内に挿通されたベルト部72
は、このベルト部72の片側面内において長手方向に沿っ
て一定の範囲で形成されたラック状の係止歯(図示しな
い)と、バックル部74内に形成されている係止爪(図示
しない)との噛合いによって抜け止めが果されるように
なっている。
また本実施例のベルトクランプ70においては、バック
ル部74の端面に皿ばね76及びクリップ78が一体に形成さ
れている。このクリップ78は、ベルトクランプ70の被結
束物であるワイヤハーネス等が配線される例えば自動車
のエンジンルーム内において、車体のパネルなどに予め
あけられている孔に挿入される。これによりワイヤハー
ネス等は、ベルトクランプ70によって結束された箇所
で、前記パネル側に取付けられることとなる。
前記ベルトクランプ70はすでに説明したように、その
長手方向に複数個連結された構成となっている。すなわ
ち、単体のベルトクランプ70の前記クリップ78先端に
は、この後に続く別のベルトクランプ70Aのベルト部72A
先端が連結されている。しかも、後続のベルトクランプ
70Aのクリップ(図示しない)先端には、さらにこれに
続く別のベルトクランプのベルト部(いずれも図示しな
い)先端が連結され、これの繰返しによって複数個のベ
ルトクランプが長手方向に連結されている。
第6図に自動結束装置の外観が斜視図で示され、第7
図に自動結束装置の主要部が部分断面図で示され、さら
に第8図に第7図VIII−VIII線拡大断面図が示されてい
る。第6図及び第7図において、自動結束装置はそのハ
ウジング10の一部がグリップ12となったハンディータイ
プの構成となっている。このグリップ12の反対側端部
は、ワイヤハーネス等の被結束物を位置させることが可
能な巻回部14となっている。この巻回部14は第6図及び
第7図の下面側で開放された逆U字状に形成されてお
り、この開放部分は後述する結束作業時において第6図
で示されているように可動ガイド16によって閉じられる
ようになっている。
前記自動結束装置のハウジング10内には、第7図で示
されているように内ケース20が組込まれている。この内
ケース20の内部には、前記グリップの後方端部から前記
巻回部14に通じる通路22が形成されている。この通路22
は第8図で示されているような断面形状をしており、そ
の内部は前記ベルトクランプ70(70A)のうち、もっと
も外形の大きい前記皿ばね76が通過するのに充分な大き
さに形成されている。
また、通路22の内底面には第7図及び第8図から明ら
かなように、その長手方向に沿って一定の範囲でガイド
溝24が形成されている。このガイド溝24は通路22内にお
いてベルトクランプ70(70A)のベルト部72(72A)を案
内するように構成されている。
前記通路22を通じて巻回部14に供給された先行のベル
トクランプ70のベルト部72は、この巻回部14に予め位置
させているワイヤハーネス等の被結束物の外周に対
し、、前記可動ガイド16に案内されて自動的に巻きつけ
られ、かつバックル部74に挿入されてループ状となる。
しかも、このループ状となったベルト部72は、同じく巻
回部14において自動的に締付けられ、かつ後続のベルト
クランプ70Aとの連結部が第7図に示されているカッタ
ー18によって自動的に切断される構成となっている。
第1図に自動結束装置の前記内ケース20と、その外部
に設けられた送込みギヤ30、ギヤ後退機構40及びこれら
の関連部材が拡大して示されており、第2図に前記送込
みギヤ30とその関連部材が分解斜視図によって示されて
いる。これら第1図及び第2図において、前記送込みギ
ヤ30の軸31は、この送込みギヤ30の両側に設けられたギ
ヤリテーナ34に対して回転自在に支持されている。ま
た、このギヤリテーナ34には送込みギヤ30に常時噛合っ
た駆動ギヤ32の軸33が回転自在に支持されている。
前記ギヤリテーナ34は、自動結束装置の前記ハウジン
グ10に対し、前記駆動ギヤ32の軸33を支点として回動自
在組付けられている。なお、前記駆動ギヤ32は自動結束
装置の駆動源(モータなど)からのトルク伝達を受けて
回転し、その回転が前記送込みギヤ30に減速されて伝達
されるようになっている。
前記送込みギヤ30外周の一部は、第1図で示されてい
るように前記内ケース20の底板に形成された窓26を通じ
て、前記ガイド溝24内に進入している。そして前記ギヤ
リテーナ34が軸33を回動支点として第1図で反時計回り
方向に回動することにより、送込みギヤ30はガイド溝24
から後退することとなる。
次に前記送込みギヤ30を通路22内のガイド溝24に進入
している状態から後退動作させるためのギヤ後退機構40
について説明する。まず作動レバー42は、その一端部
(図面の下端部)が支点軸44により、前記ハウジング10
に対して回動可能に組付けられている。この作動レバー
42の一部に形成された係合孔46には、前記ギヤリテーナ
34のアーム部35先端(回動自由端)に固定されたピン36
が係合している。
また作動レバー42の他端部(図面の上端部)には、連
動リンク50の端部が連結ピン52によって回動自在に結合
されているとともに、同じく作動レバー42の上端部と、
内ケース20の外壁面に形成された突起21との間にはリタ
ーンスプリング48が設けられている。このリターンスプ
リング48は、作動レバー42を前記支点軸44回りに第1図
で反時計回り方向へ付勢する弾性力を有している。
前記通路22において、前記巻回部14に到達する手前の
箇所には押え片60が軸62を支点として回動自在に組付け
られている。この軸62にはアーム64の一端部が固定さ
れ、このアーム64の他端部は連結ピン66により、前記連
動リンク50の端部(第1図の右端部)に対して回動自在
に結合されている。
第3図に前記連動リンク50の一部が拡大斜視図で示さ
れている。この第3図からも明らかなように、連動リン
ク50の一部には保持ブロック54がピン56によって僅かに
回動できるように取付けられている。この保持ブロック
54に対し、第1図の右方向に一定の距離を隔てて対向す
る箇所には、電磁石57がそのリテーナ58によって前記ハ
ウジング10側に支持されている。前記電磁石57が通電さ
れている状態で、かつ連動リンク50の動きによって前記
保持ブロック54が電磁石57に接触したとき、ギヤ後退機
構40はそのときの作動状態に保持される。
前記構成においてベルトクランプ70の送込みについて
説明する。いま前記送込みギヤ30及びギヤ後退機構40は
第1図ぢ示されている状態にあり、かつ送込みギヤ30で
駆動ギヤ32からの回転伝達を受けて第1図で示す矢印方
向へ連続して回転しているものとする。この状態におい
て、前記通路22のガイド溝24に挿入されたベルトクラン
プ70のベルト部72は、その片側面(図面の下面)に形成
されているラック状の係止歯(図示しない)に前記送込
みギヤ30が噛合い、この送込みギヤ30の回転によって第
1図の右方向へ連続して送られる。
通路22内を先行して送込まれているベルトクランプ70
のバックル部74が、自動結束装置の前記巻回部14の手前
位置に達すると、このバックル部74及び前記皿ばね76が
前記押え片60に当り、この押え片60が第4図にで示され
ているように軸62回りに回動する。このとき、前記アー
ム64も押え片60と同方向に回動し、前記連動リンク50が
第4図で示されているように右方向に移動する。この連
動リンク50の働きにより、前記作動レバー42がリターン
スプリング48の弾性力に逆らって支点軸44の回りに図面
の時計回り方向に回動する。
この結果、送込みギヤ30のギヤテリーナ34が軸33回り
に図面の反時計回り方向に回動し、送込みギヤ30は前記
通22内のガイド溝24から後退する。したがって後続のベ
ルトクランプ70Aにおけるベルト部72Aの係止歯(図示し
ない)に対する送込みギヤ30の噛合いが外れる。すなわ
ち、先行のベルトクランプ70が自動結束装置の巻回部14
に送込まれると、後続のベルトクランプ70Aの送込みが
停止される。
前記連動リンク50が第4図で示す状態に移動したと
き、その保持ブロック54が前記電磁石57に接触する。こ
の電磁石57は自動結束装置の操作スイッチがオンの状態
にあるときには通電状態に保たれているため、保持ブロ
ック54は電磁石57に吸着保持される。したがって、先行
のベルトクランプ70が前述した結束作業に伴って第4図
で示す状態からさらに移動し、そのバックル部74及び皿
ばね76が前記押え片60を通過しても送込みギヤ30及びギ
ヤ後退機構40は第4図の状態に保持される。
前記保持ブロック54、電磁石57及びその関連部材によ
って前記送込みギヤ30を通路22内のガイド溝24から前述
したように後退させた状態に保持するための保持機構53
が構成されている。
前記巻回部14において先行ベルトクランプ70による結
束作業が完了し、かつ前記カッター18によて先行ベルト
クランプ70との後続のベルトクランプ70Aとの連結部が
切断されることで一回の結束作業が終了する。そして結
束作業の終了によて自動結束装置の操作がスイッチがオ
フに操作されると、前記電磁石57の通電も解除される。
これにより、前記送込みギヤ30及びギヤ後退機構40は、
前記リターンスプリング48の弾性力によって第4図で示
されている状態から第1図で示されている状態に復帰す
る。
この結果、前記送込みギヤ30は再び通路22内のガイド
溝24に進入し、この時点ではすでに先行側となっている
ベルトクランプ70Aのベルト部72Aの前記係止歯に噛合
う。したがって次の結束作業に際して自動結束装置の操
作スイッチがオンに操作されると、ベルトクランプ70A
は送込みギヤ30の回転によって直ちに前記巻回部14に向
けて送られる。
なお、前記押え片60が第4図で示されている状態から
第1図で示されている状態に復帰したとき、この押え片
60はベルトクランプ70Aのベルト部72A先端を押え込む働
きをする。これによってベルト部72Aは巻回部14側のガ
イド溝25へ適正に導かれる(第7図参照)。
第2実施例 第9図に前記保持機構53の異なる実施例の一部が斜視
図で示されている。この第9図において前記連動リンク
50には、前記保持ブロック54に代えてフック80が支持ピ
ン81により回動可能に取付けられている。このフック80
には前記支持ピン81を中心とする円弧状のガイド孔82が
形成されており、そこには連動リンク50に固定されたピ
ン84が係合している。したがってフック80は図面で示さ
れている状態から前記ガイド孔82とピン84とによって決
められた範囲で、前記支持ピン81の軸心回りに反時計回
り方向へ回動できる。
一方、前記ハウジング10側に固定されているリテーナ
85には解除ロッド86が、その軸心回りに回動でき、かつ
常時は図面で示されている状態に復帰するように図示さ
れていないトーションスプリングなどで付勢されてい
る。この解除ロッド86の一端部(図面の左端部)は、上
方に曲げられて前記フック80と係止可能な係止部88とな
っている。また解除ロッド86の他端部(図面の右端部)
は下方に曲げられて受動部89となっている。
この受動部89は、自動結束装置よる前記結束作業の終
了時に作動する適宜の部材、例えば結束作業時に前記ベ
ルトクランプ70のバックル部74を巻回部14で把持してい
る部材(図示しない)の解除動作によって第9図の矢印
X方向の力を受けるようになっている。
この第2実施例によれば、前記連動リンク50が第1実
施例で説明したように送込みギヤ30をガイド溝24から後
退させるように移動すると、前記フック80が第9図の仮
想線で示されているように前記解除ロッド86の係止部88
に係止する。これによって送込みギヤ30及びギヤ後退機
構40はそのときの状態、すなわち送込みギヤ30を後退さ
せた状態に保持される。
自動結束装置によれ結束作業が終了すると、前記解除
ロッド86の受動部89が前述した理由によって第9図の矢
印X方向の力を受け、解除ロッド86はその軸心回りに矢
印Y方向へ回転する。この結果、前記係止部88がフック
80から外れ、前記送込みギヤ30及びギヤ後退機構40は、
第1実施例の場合と同様に元の状態に復帰する。
第3実施例 前記第1,2実施例のギヤ後退機構40及び保持機構53に
代えて、前記押え片60が第4図の状態に回動したときに
通電される電磁石(図示しない)で、送込みギヤ30の例
えばギヤリテーナ34第4図の状態に吸着保持する構成と
してもよい。この場合の電磁石も第1実施例のときと同
様に、結束作業終了によって自動結束装置のスイッチが
オフされたときに通電が解除されるようにする。そして
通電が解除されたらギヤテリーナ34に作用させているス
プリング(図示しない)の力で、送込みギヤ3を再びガ
イド溝24に進入させる。
[発明の効果] 本発明は、先行ベルトクランプの結束作業開始と後続
ベルトクランプうの送込み停止とのタイミングが常に適
正設定され、これによってベルトクランプの長さが異な
る場合でも一種類の結束装置によって充分に対処するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は第1実施例のベ
ルト送込み機構の一部を表した側面図、第2図は送込み
ギヤとその関連部品を表した外観斜視図、第3図は保持
機構の一部を表した外観斜視図、第4図はベルトクラン
プの送込みが停止された状態を第1図との対応によって
表した側面図、第5図は長手方向に複数個連続するベル
トクランプの一部を表した外観斜視図、第6図はベルト
クランプ自動結束装置の外観斜視図、第7図は同じく自
動結束装置の一部を破断して表した拡大側面図、第8図
は第7図のVIII−VIII線方向から見た拡大断面図、第9
図は第2実施例の一部を表した外観斜視図である。 14……巻回部 22……通路 30……送込みギヤ 40……ギヤ後退機構 53……保持機構 70,70A……ベルトクランプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に複数個連結されたベルトクラン
    プを巻回部へ供給し、この巻回部で先行のベルトクラン
    プによって被結束物の外周を結束して一回の作業を終了
    するベルトクランプ自動結束装置において、 前記ベルトクランプを巻回部に向けて案内する通路と、
    この通路内への進入あるいは通路内からの後退動作可能
    に設けられ、かつ所定の駆動源からトルク伝達を受けて
    回転可能で、通路内で進入した状態での回転によって前
    記ベルトクランプを前記巻回部へ送込み可能の送込みギ
    ヤと、先行のベルトクランプが前記巻回部へ充分送込ま
    れたときに、この先行ベルトクランプ自体の干渉によっ
    て前記送込みギヤを通路内から後退動作させるように機
    能するギヤ後退機構と、巻回部での先行のベルトクラン
    プによる結束作業中は前記送込みギヤを通路内から後退
    させた状態に前記ギヤ後退機構を拘束する保持機構とを
    備えたベルトクランプ自動結束装置のベルト送込み機
    構。
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