JP2564286B2 - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JP2564286B2
JP2564286B2 JP61255602A JP25560286A JP2564286B2 JP 2564286 B2 JP2564286 B2 JP 2564286B2 JP 61255602 A JP61255602 A JP 61255602A JP 25560286 A JP25560286 A JP 25560286A JP 2564286 B2 JP2564286 B2 JP 2564286B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気清浄装置への多翼送風機の取付部分の構
成に係り、特に高さ寸法を大きくすることなく防振性能
を得るのに好適な空気清浄装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の圧力室内に多翼送風機を組込んでなる空気清浄
装置は、高さ寸法を薄形化するのにスクロールを直接圧
力室の上部の天井板部分に固着する構成となっていた。
なお、この種の装置として関連するものには例えば特
開昭58−110938号、特開昭60−196535号、実開昭60−17
3837号等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は多翼送風機の羽根車から吹き出された
気流の風圧によるスクロールの振動の伝達防止の点につ
いては配慮がされておらず、空気清浄装置の振動が多い
という問題があった。
本発明の目的は多翼送風機の羽根車から吹き出された
気流の風圧によるスクロールの振動の圧力室への伝達を
高さ寸法を大きくすることなく防止して低振動の薄形の
空気清浄装置を得ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、フィルタと、このフィルタの上流側に配設
された圧力室と、この圧力室内に送風する多翼送風機を
備えた空気清浄装置において、上面に空気吸い込み口が
設けられるとともにフィルタ及び圧力室をその内部に格
納するケースを備え、圧力室はその上端面に多翼送風機
を格納するための第1の開口部及び下端面にフィルタに
加圧空気を供給するための第2の開口部をそれぞれ有
し、多翼送風機は羽根車とこの羽根車を格納するととも
にこの羽根車の回転の略接線方向に吹出し口が形成され
たスクロールとこのスクロール内に格納されて羽根車を
回転させる電動機と羽根車の吸い込み口が形成されてス
クロールの内外を仕切るとともに電動機を羽根車内に位
置する状態でスクロール内に支持する仕切り板を有して
羽根車が水平面内で回転するよう圧力室内に格納され、
仕切り板は圧力室の上端面と実質的に同一高さとなる位
置で防振ゴムにより保持されるとともに仕切り板と圧力
室の上端面との間の間隙は板状弾性体により閉塞されて
実質的に圧力室の天井部を形成し、ケースはその底面に
フィルタを通過した空気を吹き出させる第3の開口部が
形成されるとともに第3の開口部の近傍にフィルタ及び
圧力室の側面に沿って延びるスタッドが固着され、フィ
ルタは下流側の端面が第3の開口部の周縁に保持され、
圧力室はその下端面がフィルタの上流側の端面に第2の
開口部をフィルタに連通させて当接するとともに、スタ
ッドにより締着されてフィルタを圧力室下端とケース底
面との間に挾持するよう構成されたことを特徴とするも
のである。
〔作用〕 多翼送風機は羽根車が水平面内で回転する向きに配置
され、仕切り板が電動機を羽根車内に位置する状態で支
持しているので、多翼送風機の高さ方向の寸法を抑える
ことができる。仕切り板は圧力室の上端面と実質的に同
一高さとなる位置で防振ゴムにより保持されるとともに
仕切り板と圧力室の上端面との間の間隙は板状弾性体に
より閉塞されて実質的に圧力室の天井部を形成している
ので、多翼送風機の圧力室からの突出を防止して多翼送
風機が組込まれた状態での圧力室の高さ寸法を抑制でき
るとともに仕切り板の振動の圧力室への伝達を効果的に
防止できる。仕切り板と圧力室の上端面との間の間隙は
板状弾性体により閉塞されているので高さ方向の寸法を
増大させることなく振動伝達防止と圧力室内の圧力の維
持を図ることができる。また、圧力室はその下端面がフ
ィルタの上流側の端面に当接するとともに、スタッドに
より締着されてフィルタを圧力室下端とケース底面との
間に挾持するのでフィルタ下端面から圧力室上端面に至
る寸法を抑制できる。ケースは上面に空気吸い込み口が
設けられるとともにフィルタ及び圧力室をその内部に格
納するので、空気吸い込み口から多翼送風機の羽根車の
吸い込み口までの空気流路が短縮されてダクトロスが低
下するとともに、フィルタの外周を負圧に保つことがで
きて万一空気漏れがあっても空気清浄装置外部へのフィ
ルタ未通過空気の流出を防止できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図から第17図にて説明す
る。
第1図から第15図に本発明の第1実例を示す。第1図
は送風装置としてユニット化されたファン1を有する空
気清浄装置の構成を示す側断面図で、ファン1の平面及
びスクロール部分の断面をそれぞれ第2図、第3図に、
空気清浄装置の第1図と90゜異なる方向の側断面を第4
図にそれぞれ示す。ファン1は、モータ2、羽根車3、
スクロール4、仕切板であるファンベース6、板状弾性
体である板状継手7、圧力室であるチャンバ8、およ
び、防振ゴム9によって構成されている。チャンバ8は
第1図、第4図に示されるように、その上端面にモータ
2、羽根車3、スクロール4等を格納するための第1の
開口部及び下端面にフィルタ10に加圧空気を供給するた
めの第2の開口部をそれぞれ有している。ファンベース
6は第1図、第4図に示されるように、チャンバ8の上
端面と実質的に同一高さとなる位置で防振ゴム9により
保持されるとともにファンベース6とチャンバ8の上端
面との間の間隙は板状継手7により閉塞されて実質的に
チャンバ8の天井部を形成している。ファンベース6に
ステー2aを介して取り付けられたモータ2は、その軸上
に、羽根車3が固定されている。モータ2は防振部材を
介してステー2aに取付けてもよく、これによれば防振効
果を向上させることができる。第3図で、モータ2の駆
動力により、羽根車3を矢印方向へ回転させると、モー
タ2と、羽根車3との隙間から吸い込まれた空気は、羽
根車3の中を通って、スクロール4へ放出される。放出
された空気は、スクロール4内で減速すると共に、集め
られ、吹出口5よりチャンバ内へ吐き出される。ケース
30は、第1図に示すように、その底面にフィルタ10を通
過した空気を吹き出させる第3の開口部が形成されると
ともにフィルタ10は下流側の端面が第3の開口部の周縁
に保持されるよう構成されているので、吐き出された空
気は、スクロール4とフィルタ10との隙間を流れ、フィ
ルタ10を通過し、清浄な空気となって吹き出される。本
実施例ではチャンバ8とフィルタ10との接続部から万一
空気が漏れても外部に影響を与えないようケース30内に
格納されスタッド32により固定される。ケース30の上部
にはプレフィルタ34が取付けられ、送風装置1とケース
30との間の空間は、送風装置運転時は負圧に保たれる。
フィルタ10から吹出される清浄空気の吹出風速のむらが
生じるのを防止するため第3図に示すようにスクロール
4の吹出口5は本実施例では2個設けられているが、第
5図の変形例に示すように吹出口5の個数は4個でもよ
い。
第4図で、スクロール4は、ファンベース6に密着す
るよう固定されている。本実施例ではファンベース6
は、防振効果を向上するためチャンバ8に、防振ゴム9
を通じて保持されているが、板状継手7が充分な強度を
有するときは防振ゴム9を省略してもよい。
ファンベース6とチャンバ8との隙間は、板状継手7
によって密閉され、チャンバ8内の加圧された空気が外
部へ漏れることを防止している。板状継手7は、ファン
ベース6の振動によって自由に伸縮するため、モータ2
の振動をチャンバ8に伝達しない。この板状継手7の材
質及び形状の変形例を第6図〜第11図に示す。第6図
は、平板状継手11の例で材質は、ナイロン、ビニールな
どの可撓性を有するプラスチックまたはゴムを用いる。
第8図は、蛇腹状継手12の例、第10図はパッキン状継
手13の例を示す。
次に本実施例の送風装置を形状の異なるフィルタに装
着した例について説明する。本実施例の送風装置は防振
ゴム9のナットを外せば、ファンベース6がモータ2、
スクロール4共一体で外せることから、第12図、第13図
に示すような長方形フィルタ14を使用する場合でも、長
方形チャンバ15を用意するだけで他の部分の共通化が可
能である。
また、第14図に示すようにフィルタ10の代りに、薄形
フィルタ16を使用してもよい。
次に、本実施例の送風装置を吸音器を介してフィルタ
に装着した例について説明する。第15図は、チャンバ8
とフィルタ10との間に、吸音器17を入れ、騒音値を低減
させた場合を示す。吸音材18は、ガラス繊維等が用いら
れて吸音器17に固定されている。本変形例によれば、羽
根車3から発生した騒音を吸収、減衰させることがで
き、低騒音化を図ることができる。
本発明の第2実施例を第16図、第17図により説明す
る。本実施例において、送風装置101はモータ102、羽根
車103、スクロール104、仕切板であるファンベース10
6、弾性部材である板状継手107、圧力室であるチャンバ
108、および防振ゴム109より構成される。ファンベース
106は略正方形の板状に形成され、その略中央部分に略
八角形の抜穴106aが形成されている。ファンベース106
の内面側にはスクロール104が溶接等により固着され
る。
スクロール104は、2個の吹出口105をその中心に対し
点対象となるよう備え、その略中央部には略八角形の穴
105aが設けられる。穴105aはスクロール内に格納される
羽根車103の外径よりも対辺間の寸法が大きくなるよう
設定される。穴105の表面側にはベルマウス115がねじに
より締着される。ベルマウス115にはモータ102がステー
102aを介して固定される。組立時においては、モータ10
2をベルマウス115にあらかじめ固定しておき、ランナ10
3aが取付けられた羽根車103をその軸に固定する。ファ
ンベース106はスクロール104、モータ102、羽根車103が
取付けられた状態でチャンバ108に格納され、ファンベ
ース106とチャンバ108との間は板状継手107で接続され
る。本実施例では板状継手107は当板107aおよび107bで
それぞれチャンバ108およびファンベース106にほぼ気密
に固定される。さらに本実施例では、防振性能向上のた
めチャンバ108の内面に設けられた座108aに防振ゴム109
を介してファンベース106を接続するようにしている。
なお、モータ102とステー102aとの間に防振部材を設け
てもよくこれによれば、モータ102、羽根車103の振動が
ファンベース106に伝達されるのを有効に防止でき、防
振性能をさらに向上させることができる。
以上の実施例によれば、厚さ、大きさ、捕集効率の異
なる多種類のフィルタに対して、共通の薄形ファンを提
供でき、かつ、許容騒音レベル、許容振動レベルにも容
易に対応できる効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば多翼送風機の羽根車から吹き出された
気流の風圧によるスクロールの振動の圧力室への伝達
を、空気清浄装置の高さ寸法を大きくすることなく防止
することができるので、薄形で低振動の空気清浄装置を
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例における空気清浄装置の主
要部の構成を示す側断面図、第2図は本実施例の空気清
浄装置の平面図、第3図はスクロール部分を示す平面断
面図、第4図は第1図と90゜異なる方向の側断面図、第
5図は本実施例におけるスクロールの変形例を示す平面
断面図、第6図、第7図はそれぞれ弾性部材の第1の変
形例を示す平面図および側断面図、第8図、第9図はそ
れぞれ弾性部材の第2の変形例を示す平面図および側断
面図、第10図、第11図はそれぞれ弾性部材の第3の変形
例を示す平面図および側面図、第12図、第13図はそれぞ
れ長方形フィルタを使用した本実施例の変形例を示す平
面図および側断面図、第14図は薄形フィルタを使用した
本実施例の変形例を示す側断面図、第15図は、吸音室を
介してフィルタを取付けた本実施例の変形例を示す側断
面図、第16図、第17図はそれぞれ本発明の第2実施例に
おける空気清浄装置の構成を示す一部を断面とした平面
図および側断面図である。 3,103:多翼送風機、4,104:スクロール、6,106:仕切板、
7,11,12,13,107:弾性部材、8,15,108:圧力室。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルタと、このフィルタの上流側に配設
    された圧力室と、この圧力室内に送風する多翼送風機を
    備えた空気清浄装置において、上面に空気吸い込み口が
    設けられるとともに上記フィルタ及び上記圧力室をその
    内部に格納するケースを備え、上記圧力室はその上端面
    に上記多翼送風機を格納するための第1の開口部及び下
    端面に上記フィルタに加圧空気を供給するための第2の
    開口部をそれぞれ有し、上記多翼送風機は羽根車とこの
    羽根車を格納するとともにこの羽根車の回転の略接線方
    向に吹出し口が形成されたスクロールとこのスクロール
    内に格納されて上記羽根車を回転させる電動機と上記羽
    根車の吸い込み口が形成されて上記スクロールの内外を
    仕切るとともに上記電動機を上記羽根車内に位置する状
    態で上記スクロール内に支持する仕切り板を有して上記
    羽根車が水平面内で回転するよう上記圧力室内に格納さ
    れ、上記仕切り板は上記圧力室の上端面と室質的に同一
    高さとなる位置で防振ゴムにより保持されるとともに上
    記仕切り板と上記圧力室の上端面との間の間隙は板状弾
    性体により閉塞されて実質的に上記圧力室の天井部を形
    成し、上記ケースはその底面に上記フィルタを通過した
    空気を吹き出させる第3の開口部が形成されるとともに
    上記第3の開口部の近傍に上記フィルタ及び上記圧力室
    の側面に沿って延びるスタッドが固着され、上記フィル
    タは下流側の端面が上記第3の開口部の周縁に保持さ
    れ、上記圧力室はその下端面が上記フィルタの上流側の
    端面に上記第2の開口部を上記フィルタに連通させて当
    接するとともに、上記スタッドにより締着されて上記フ
    ィルタを上記圧力室下端と上端ケース底面との間に挾持
    するよう構成されたことを特徴とする空気清浄装置。
JP61255602A 1986-10-29 1986-10-29 空気清浄装置 Expired - Lifetime JP2564286B2 (ja)

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