JP2564111B2 - トーション振動ダンパ - Google Patents
トーション振動ダンパInfo
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- JP2564111B2 JP2564111B2 JP7019579A JP1957995A JP2564111B2 JP 2564111 B2 JP2564111 B2 JP 2564111B2 JP 7019579 A JP7019579 A JP 7019579A JP 1957995 A JP1957995 A JP 1957995A JP 2564111 B2 JP2564111 B2 JP 2564111B2
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- Japan
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- vibration damper
- guide ring
- torsional vibration
- damper according
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/131—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses
- F16F15/133—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the rotating system comprising two or more gyratory masses using springs as elastic members, e.g. metallic springs
- F16F15/136—Plastics springs, e.g. made of rubber
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/50—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
- F16D3/76—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members shaped as an elastic ring centered on the axis, surrounding a portion of one coupling part and surrounded by a sleeve of the other coupling part
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/14—Construction providing resilience or vibration-damping
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/36—Pulleys
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Pulleys (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸線を有するトー
ション振動ダンパであって、第１および第２のリングが
設けられており、該両リングが半径方向の間隔を置いて
互いを取り囲んでおり、該間隔によって形成された環状
ギャップに、エラストマー材料から成る環状に形成され
た少なくとも１つの第１のばね体が配置されており、両
リングのうちの少なくとも一方に、ベルトプーリがエラ
ストマー材料から成る第２のばね体によって相対的にね
じり弾性的に支承されていて、両リングのうちの少なく
とも一方に、滑り軸受けによって少なくとも半径方向に
支持されている形式のものに関する。
ション振動ダンパであって、第１および第２のリングが
設けられており、該両リングが半径方向の間隔を置いて
互いを取り囲んでおり、該間隔によって形成された環状
ギャップに、エラストマー材料から成る環状に形成され
た少なくとも１つの第１のばね体が配置されており、両
リングのうちの少なくとも一方に、ベルトプーリがエラ
ストマー材料から成る第２のばね体によって相対的にね
じり弾性的に支承されていて、両リングのうちの少なく
とも一方に、滑り軸受けによって少なくとも半径方向に
支持されている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このようなトーション振動ダンパはドイ
ツ連邦共和国特許第４０１８５９６号明細書に基づき公
知である。この公知のトーション振動ダンパはねじり弾
性的なカップリングとして形成されている。ベルトプー
リが半径方向で、金属材料から成る滑り軸受けブシュに
よって一方のリングに支持されている。この滑り軸受け
は、互いに支持される両部分の良好な相対運動性と、長
い使用時間にわたる正確な空間的な対応関係とを生ぜし
める。
ツ連邦共和国特許第４０１８５９６号明細書に基づき公
知である。この公知のトーション振動ダンパはねじり弾
性的なカップリングとして形成されている。ベルトプー
リが半径方向で、金属材料から成る滑り軸受けブシュに
よって一方のリングに支持されている。この滑り軸受け
は、互いに支持される両部分の良好な相対運動性と、長
い使用時間にわたる正確な空間的な対応関係とを生ぜし
める。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式のトーション振動ダンパを改良して、滑り
軸受け支持の減衰特性が改善され、この滑り軸受けが容
易かつ低廉に製造可能で、しかも長い使用時間にわたっ
て良好な使用特性を有するようなトーション振動ダンパ
を提供することである。
で述べた形式のトーション振動ダンパを改良して、滑り
軸受け支持の減衰特性が改善され、この滑り軸受けが容
易かつ低廉に製造可能で、しかも長い使用時間にわたっ
て良好な使用特性を有するようなトーション振動ダンパ
を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、滑り軸受けがガイドリングとして
形成されていて、ゴム弾性材料から成っており、ガイド
リング内に、摩耗を軽減する形状安定性の粒子が埋め込
まれているようにした。
に本発明の構成では、滑り軸受けがガイドリングとして
形成されていて、ゴム弾性材料から成っており、ガイド
リング内に、摩耗を軽減する形状安定性の粒子が埋め込
まれているようにした。
【０００５】なお、本発明の有利な構成は請求項２以下
に記載されている。
に記載されている。
【０００６】
【発明の効果】本発明の利点は、ベルトプーリがガイド
リングによって半径方向で、さらにエラストマー材料か
ら成る第２のばね体によっても半径方向で完全に振動減
結合されて、トーション振動ダンパ内部に配置されてお
り、ひいては、共振通路における望ましくないベルトノ
イズが確実に回避されることである。ガイドリングにお
けるベルトプーリの良好な使用特性と、できる限り僅か
な摩耗とを保証し、さらにこれにより安定性のある支承
を確実にするために、ガイドリング内部には、有利な使
用特性を生ぜしめるような粒子が埋め込まれている。こ
れらの粒子はガイドリングの加硫前に、生ゴム内に導入
される。粒子の比較的高い機械的な抵抗力によって、長
い使用時間にわたるガイドリングの際立った形状安定性
が保証される。
リングによって半径方向で、さらにエラストマー材料か
ら成る第２のばね体によっても半径方向で完全に振動減
結合されて、トーション振動ダンパ内部に配置されてお
り、ひいては、共振通路における望ましくないベルトノ
イズが確実に回避されることである。ガイドリングにお
けるベルトプーリの良好な使用特性と、できる限り僅か
な摩耗とを保証し、さらにこれにより安定性のある支承
を確実にするために、ガイドリング内部には、有利な使
用特性を生ぜしめるような粒子が埋め込まれている。こ
れらの粒子はガイドリングの加硫前に、生ゴム内に導入
される。粒子の比較的高い機械的な抵抗力によって、長
い使用時間にわたるガイドリングの際立った形状安定性
が保証される。
【０００７】本発明の有利な構成によれば、粒子が銅合
金の金属粒子によって形成されてよい。これらの粒子は
例えば、金属の滑り軸受けブシュの材料に相当する材料
組成を有していてよい。さらに、これらの粒子がグラフ
ァイト粒子によって形成されてもよい。この場合の利点
は、グラファイトによって際立った滑り特性が、トーシ
ョン振動ダンパの全使用時間にわたってベルトプーリと
ガイドリングとの間に得られ続けることである。
金の金属粒子によって形成されてよい。これらの粒子は
例えば、金属の滑り軸受けブシュの材料に相当する材料
組成を有していてよい。さらに、これらの粒子がグラフ
ァイト粒子によって形成されてもよい。この場合の利点
は、グラファイトによって際立った滑り特性が、トーシ
ョン振動ダンパの全使用時間にわたってベルトプーリと
ガイドリングとの間に得られ続けることである。
【０００８】さらに、粒子がプラスチック粒子によって
形成されており、例えばＰＴＦＥから成っていてよい。
このようなプラスチック粒子は、ガイドリングおよびベ
ルトプーリの互いに向き合う両表面の良好な滑り力を生
ぜしめる一方で、トーション振動ダンパが例えば自動車
のエンジンルームにおいて高温に晒される場合にも長い
使用時間にわたるガイドリングとベルトプーリとの正確
な空間的な対応関係をも生ぜしめる。
形成されており、例えばＰＴＦＥから成っていてよい。
このようなプラスチック粒子は、ガイドリングおよびベ
ルトプーリの互いに向き合う両表面の良好な滑り力を生
ぜしめる一方で、トーション振動ダンパが例えば自動車
のエンジンルームにおいて高温に晒される場合にも長い
使用時間にわたるガイドリングとベルトプーリとの正確
な空間的な対応関係をも生ぜしめる。
【０００９】本発明の有利な構成によれば、この粒子は
ほぼ球形に形成されて、２５μｍ〜５００μｍの直径を
有していてよい。トーション振動ダンパの大抵の使用事
例にとっては、粒子直径はこのような直径範囲内におい
て特に適している。これとは異なる形、例えば、不規則
な周面輪郭を備えた粉末材料を使用することもでき、こ
のような粉末材料は、トーション振動ダンパ全体の低廉
な製造を可能にするために有利である。
ほぼ球形に形成されて、２５μｍ〜５００μｍの直径を
有していてよい。トーション振動ダンパの大抵の使用事
例にとっては、粒子直径はこのような直径範囲内におい
て特に適している。これとは異なる形、例えば、不規則
な周面輪郭を備えた粉末材料を使用することもでき、こ
のような粉末材料は、トーション振動ダンパ全体の低廉
な製造を可能にするために有利である。
【００１０】粒子はガイドリング内部でほぼ均一に分配
されていてよい。この場合の利点は、ガイドリングのエ
ラストマー材料によってそれぞれ完全に取り囲まれた粒
子が、ベルトプーリによる負荷時に互いに支持し合うこ
とである。これによりエラストマー材料のリラクセーシ
ョン現象が、ベルトプーリの安定的かつよろめき無しの
支承を損なうことはない。
されていてよい。この場合の利点は、ガイドリングのエ
ラストマー材料によってそれぞれ完全に取り囲まれた粒
子が、ベルトプーリによる負荷時に互いに支持し合うこ
とである。これによりエラストマー材料のリラクセーシ
ョン現象が、ベルトプーリの安定的かつよろめき無しの
支承を損なうことはない。
【００１１】ガイドリングは１０〜９０容量％、有利に
は３０〜７５容量％の粒子から成っていてよい。この場
合の利点は、ベルトプーリに向いたガイドリングの表面
の領域に、十分に多数の粒子が埋め込まれて、このよう
な粒子が摩耗に対して抵抗力のある滑り層を形成するこ
とである。個々の粒子を完全に被覆することにより、こ
のようなガイドリングは良好なスライド特性の他に良好
な振動絶縁特性をも有している。
は３０〜７５容量％の粒子から成っていてよい。この場
合の利点は、ベルトプーリに向いたガイドリングの表面
の領域に、十分に多数の粒子が埋め込まれて、このよう
な粒子が摩耗に対して抵抗力のある滑り層を形成するこ
とである。個々の粒子を完全に被覆することにより、こ
のようなガイドリングは良好なスライド特性の他に良好
な振動絶縁特性をも有している。
【００１２】ガイドリングと第１のばね体とは一体的に
互いに移行するように形成されてよい。この場合には、
ガイドリングにのみ粒子が埋め込まれている。
互いに移行するように形成されてよい。この場合には、
ガイドリングにのみ粒子が埋め込まれている。
【００１３】
【実施例】以下に、本発明によるトーション振動ダンパ
の２つの実施例を図面につき詳しく説明する。
の２つの実施例を図面につき詳しく説明する。
【００１４】図１に示したトーション振動ダンパは、副
ユニットの駆動のために、図示されていない内燃機関の
クランク軸にフランジ結合可能である。このトーション
振動ダンパは互いに同心的に配置された２つのリング
２，３を有している。これらのリングは共通の回転軸線
１を有している。第１のリング２はボスリングとして形
成されていて、ほぼＳ字形の横断面を有している。第２
のリング３はほぼポット状に形成されていて、第１のリ
ング２を全ての面で半径方向の間隔を置いて取り囲んで
いる。両リング２，３によって形成された環状ギャップ
４には、ゴム弾性材料から成る第１のばね体５が加硫さ
れている。この材料は両リング２，３をねじり弾性的に
互いに固定している。この実施例では、ベルトプーリ６
が、ねじりばねとして形成された第２のばね体７によっ
て、第１のリング２に周方向でねじり弾性的に可撓性に
結合されている。ベルトプーリ６は、軸線方向で見て第
２のリング３に向かって開いたＵ字形の切欠きを有して
おり、第２のリング３の端面１１と第１のリング２の端
面制限部１２とを取り囲んでいる。第２のリング３の外
周面の前記ベルトプーリ６に向いた側は滑り軸受け８を
有している。この滑り軸受けはガイドリング９として形
成されており、ゴム弾性材料から成っている。このガイ
ドリング９は、第１のばね体５を起点として第２のリン
グ３の端面１１を取り囲むように延びて、さらに第２の
リング３の軸線方向突起１３に沿って、第２のリングの
半径方向フランジ１４の領域にまで延びている。ガイド
リング９には粒子１０が埋め込まれている。この実施例
ではこれらの粒子はほぼ球形に形成されており、ガイド
リング９内部にほぼ均一に分配されている。このような
構成により、ベルトプーリ６は第１および第２のリング
２，３に対して完全に振動減結合された状態で、トーシ
ョン振動ダンパ内部に配置されている。粒子の形状安定
作用により、第２のリング３の外周面におけるベルトプ
ーリ６の正確な支承がもたらされる。さらに、埋め込ま
れた粒子１０によって、摩耗が最小限に抑えられるとと
もに、際立った相対運動性が得られる。従って二次的な
潤滑剤が省かれる。図１に示した実施例においては、ベ
ルトプーリ６は半径方向においても軸線方向においても
ガイドリング９とこのガイドリング９内部に配置された
粒子１０とによって支持されている。
ユニットの駆動のために、図示されていない内燃機関の
クランク軸にフランジ結合可能である。このトーション
振動ダンパは互いに同心的に配置された２つのリング
２，３を有している。これらのリングは共通の回転軸線
１を有している。第１のリング２はボスリングとして形
成されていて、ほぼＳ字形の横断面を有している。第２
のリング３はほぼポット状に形成されていて、第１のリ
ング２を全ての面で半径方向の間隔を置いて取り囲んで
いる。両リング２，３によって形成された環状ギャップ
４には、ゴム弾性材料から成る第１のばね体５が加硫さ
れている。この材料は両リング２，３をねじり弾性的に
互いに固定している。この実施例では、ベルトプーリ６
が、ねじりばねとして形成された第２のばね体７によっ
て、第１のリング２に周方向でねじり弾性的に可撓性に
結合されている。ベルトプーリ６は、軸線方向で見て第
２のリング３に向かって開いたＵ字形の切欠きを有して
おり、第２のリング３の端面１１と第１のリング２の端
面制限部１２とを取り囲んでいる。第２のリング３の外
周面の前記ベルトプーリ６に向いた側は滑り軸受け８を
有している。この滑り軸受けはガイドリング９として形
成されており、ゴム弾性材料から成っている。このガイ
ドリング９は、第１のばね体５を起点として第２のリン
グ３の端面１１を取り囲むように延びて、さらに第２の
リング３の軸線方向突起１３に沿って、第２のリングの
半径方向フランジ１４の領域にまで延びている。ガイド
リング９には粒子１０が埋め込まれている。この実施例
ではこれらの粒子はほぼ球形に形成されており、ガイド
リング９内部にほぼ均一に分配されている。このような
構成により、ベルトプーリ６は第１および第２のリング
２，３に対して完全に振動減結合された状態で、トーシ
ョン振動ダンパ内部に配置されている。粒子の形状安定
作用により、第２のリング３の外周面におけるベルトプ
ーリ６の正確な支承がもたらされる。さらに、埋め込ま
れた粒子１０によって、摩耗が最小限に抑えられるとと
もに、際立った相対運動性が得られる。従って二次的な
潤滑剤が省かれる。図１に示した実施例においては、ベ
ルトプーリ６は半径方向においても軸線方向においても
ガイドリング９とこのガイドリング９内部に配置された
粒子１０とによって支持されている。
【００１５】図２には、本発明によるトーション振動ダ
ンパの第２実施例が示されている。このトーション振動
ダンパが図１に示した第１実施例とは異なる点は主とし
て、ガイドリング９と第１のばね体５とが２つの部分か
ら形成されていることである。ガイドリング９はほぼＳ
字形の横断面を有しており、ベルトプーリ６のために、
半径方向においても軸線方向においても滑り軸受けを形
成している。ガイドリングの有利な使用特性は、図１に
示したガイドリングの使用特性と同一である。
ンパの第２実施例が示されている。このトーション振動
ダンパが図１に示した第１実施例とは異なる点は主とし
て、ガイドリング９と第１のばね体５とが２つの部分か
ら形成されていることである。ガイドリング９はほぼＳ
字形の横断面を有しており、ベルトプーリ６のために、
半径方向においても軸線方向においても滑り軸受けを形
成している。ガイドリングの有利な使用特性は、図１に
示したガイドリングの使用特性と同一である。
【図１】第１のばね体とガイドリングとが一体的に互い
に移行して形成された、本発明によるトーション振動ダ
ンパの第１実施例を示す図である。
に移行して形成された、本発明によるトーション振動ダ
ンパの第１実施例を示す図である。
【図２】ばね体とガイドリングとが互いに別個に形成さ
れた、本発明によるトーション振動ダンパの第２実施例
を示す図である。
れた、本発明によるトーション振動ダンパの第２実施例
を示す図である。
１ 回転軸線、 ２，３ リング、 ４ 環状ギャッ
プ、 ５ 第１のばね体、 ６ ベルトプーリ、 ７
第２のばね体、 ８ 滑り軸受け、 ９ ガイドリン
グ、 １０ 粒子、 １１ 端面、 １２ 端面制限
部、 １３ 軸線方向突起、 １４ 半径方向フランジ
プ、 ５ 第１のばね体、 ６ ベルトプーリ、 ７
第２のばね体、 ８ 滑り軸受け、 ９ ガイドリン
グ、 １０ 粒子、 １１ 端面、 １２ 端面制限
部、 １３ 軸線方向突起、 １４ 半径方向フランジ
Claims (9)
- 【請求項１】 回転軸線を有するトーション振動ダンパ
であって、第１および第２のリングが設けられており、
該両リングが半径方向の間隔を置いて互いを取り囲んで
おり、該間隔によって形成された環状ギャップに、エラ
ストマー材料から成る環状に形成された少なくとも１つ
の第１のばね体が配置されており、両リングのうちの少
なくとも一方に、ベルトプーリがエラストマー材料から
成る第２のばね体によって相対的にねじり弾性的に支承
されていて、両リングのうちの少なくとも一方に、滑り
軸受けによって少なくとも半径方向に支持されている形
式のものにおいて、 滑り軸受け（８）がガイドリング（９）として形成され
ていて、ゴム弾性材料から成っており、ガイドリング
（９）内に、摩耗を軽減する形状安定性の粒子（１０）
が埋め込まれていることを特徴とする、トーション振動
ダンパ。 - 【請求項２】 粒子（１０）が銅合金の金属粒子によっ
て形成されている、請求項１記載のトーション振動ダン
パ。 - 【請求項３】 粒子（１０）がグラファイト粒子によっ
て形成されている、請求項１記載のトーション振動ダン
パ。 - 【請求項４】 粒子（１０）がプラスチック粒子によっ
て形成されている、請求項１記載のトーション振動ダン
パ。 - 【請求項５】 プラスチック粒子がＰＴＦＥから成って
いる、請求項４記載のトーション振動ダンパ。 - 【請求項６】 粒子がほぼ球形に形成されており、２５
μｍ〜５００μｍの直径を有している、請求項２から５
までのいずれか１項記載のトーション振動ダンパ。 - 【請求項７】 粒子が、ガイドリング（９）内部にほぼ
均一に分配されている、請求項２から６までのいずれか
１項記載のトーション振動ダンパ。 - 【請求項８】 ガイドリング（９）が１０〜９０容量％
粒子から成っている、請求項１から７までのいずれか１
項記載のトーション振動ダンパ。 - 【請求項９】 ガイドリング（９）と第１のばね体
（５）とが一体的に互いに移行して形成されており、ガ
イドリング（９）にだけ粒子が埋め込まれている、請求
項１から８までのいずれか１項記載のトーション振動ダ
ンパ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4404311.2 | 1994-02-11 | ||
| DE19944404311 DE4404311C1 (de) | 1994-02-11 | 1994-02-11 | Torsionsschwingungsdämpfer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07238949A JPH07238949A (ja) | 1995-09-12 |
| JP2564111B2 true JP2564111B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=6510003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7019579A Expired - Lifetime JP2564111B2 (ja) | 1994-02-11 | 1995-02-07 | トーション振動ダンパ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0667468B1 (ja) |
| JP (1) | JP2564111B2 (ja) |
| BR (1) | BR9500361A (ja) |
| DE (1) | DE4404311C1 (ja) |
| ES (1) | ES2102121T3 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4408474C1 (de) * | 1994-03-12 | 1995-04-20 | Freudenberg Carl Fa | Drehelastische Kupplung |
| DE4430393C5 (de) * | 1994-08-26 | 2011-06-30 | Carl Freudenberg KG, 69469 | Drehelastische Kupplung mit integriertem Torsionsschwingungsdämpfer |
| FR2730782B1 (fr) * | 1995-02-17 | 1997-04-25 | Dampers | Dispositif d'entrainement comportant un amortisseur de vibrations de torsion |
| DE19643687A1 (de) * | 1996-10-23 | 1998-04-30 | Freudenberg Carl Fa | Drehelastische Kupplung |
| JPH10227333A (ja) * | 1997-02-14 | 1998-08-25 | Nok Megurasutikku Kk | ダイナミックダンパ |
| JPH1182667A (ja) * | 1997-09-11 | 1999-03-26 | Sanden Corp | 動力伝達装置 |
| FR2771791B1 (fr) * | 1997-12-01 | 2000-01-21 | Sofedit | Poulie perfectionnee |
| DE10056661C2 (de) * | 2000-11-15 | 2003-04-10 | Freudenberg Carl Kg | Dämpfungseinrichtung für eine drehelastische Kupplung |
| DE10057822C2 (de) * | 2000-11-21 | 2003-04-10 | Freudenberg Carl Kg | Dämpfungseinrichtung für eine drehelastische Kupplung |
| DE10059226C1 (de) * | 2000-11-29 | 2002-03-07 | Freudenberg Carl Kg | Dämpfungseinrichtung für eine drehelastische Kupplung |
| DE10064332C1 (de) * | 2000-12-21 | 2002-03-14 | Freudenberg Carl Kg | Dämpfungseinrichtung für eine drehelastische Kupplung |
| GB2382395A (en) * | 2001-11-21 | 2003-05-28 | Metaldyne Internat | A device for isolating fluctuations in the drive torque of a rotary drive shaft |
| US7771126B2 (en) | 2006-11-03 | 2010-08-10 | Goodrich Corporation | Radially compliant bearing hanger for rotating shafts |
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