JP2563725Y2 - 紙葉類計数機 - Google Patents

紙葉類計数機

Info

Publication number
JP2563725Y2
JP2563725Y2 JP1991094868U JP9486891U JP2563725Y2 JP 2563725 Y2 JP2563725 Y2 JP 2563725Y2 JP 1991094868 U JP1991094868 U JP 1991094868U JP 9486891 U JP9486891 U JP 9486891U JP 2563725 Y2 JP2563725 Y2 JP 2563725Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
digit
subtraction
addition
sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991094868U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0552971U (ja
Inventor
英幸 雲雀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP1991094868U priority Critical patent/JP2563725Y2/ja
Publication of JPH0552971U publication Critical patent/JPH0552971U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2563725Y2 publication Critical patent/JP2563725Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、紙幣等の紙葉類の枚数
を計数する紙葉類計数機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭51−121383
号公報、実開昭52−92768号公報等に記載された
如く、軸を中心に回転する回転筒に配設した吸引軸の内
部の真空圧により、ホルダに装填された紙葉束中から紙
葉類を1枚ずつ吸着分離しながら計数するようにした紙
葉類計数機が公知である。この種の紙葉類計数機には、
計数すべき紙葉類の枚数を予め設定するための枚数設定
手段が配設されており、該設定手段としては、デジタル
スイッチ、テンキー、20・50・100等の数種類の
固定値を選択する固定値選択スイッチ等を使用してい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の紙葉類計数機に配設されている枚数設定手段に
は次の問題があった。即ち、前記デジタルスイッチは操
作性が悪くコスト高となると共に、回路構成が複雑化す
るという欠点があり、また、前記テンキーは操作性が良
好な反面、スイッチ数が多くなるために広い操作面を必
要とし、紙葉類計数機の小型化に支障が生ずると共に、
コスト高で回路構成が複雑化するという欠点があり、ま
た、前記固定値選択スイッチは操作性が良好で回路構成
も簡単であり安価ではあるが、汎用性が無いという欠点
があった。
【0004】本考案は前記課題を解決するもので、良好
な操作性及び簡単な回路構成を有すると共に、安価かつ
汎用性を有する枚数設定装置を備えた紙葉類計数機の提
供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案は、積層状態の紙葉類束から、予め設定した
枚数の紙葉類を1枚ずつ順次吸着してめくり取りながら
計数する紙葉類計数機において、計数すべき紙葉類の設
定枚数を加算するための加算スイッチ、及び計数すべき
紙葉類の設定枚数を減算するための減算スイッチが所定
間隔離間して配置されると共に、前記加算スイッチ、前
記減算スイッチを押圧して作動させるためのスイッチプ
レートが前記加算スイッチ及び減算スイッチの上面に橋
絡状態で、しかも、それら両スイッチのうち任意の一方
を押圧可能かつ両スイッチを同時押圧可能に配置された
枚数設定部と、該枚数設定部のスイッチプレートを介し
て前記加算スイッチ、前記減算スイッチが操作されたか
否かを判定する操作状態判定手段と、前記加算スイッ
チ、前記減算スイッチが操作されている時間を判定する
操作時間判定手段と、前記加算スイッチが操作される毎
に設定枚数に数値1を加算し、前記加算スイッチが所定
時間以上操作されている場合は設定枚数の第1桁目の数
値が0でないときに該第1桁目の数値を繰り上げて第2
桁目に1を加算し、設定枚数の第1桁目が0であるとき
に数値10を加算して設定枚数を更新し、また、前記減
算スイッチが操作される毎に設定枚数から数値1を減算
し、前記減算スイッチが所定時間以上操作されている場
合は設定枚数の第1桁目の数値が0でないときに該第1
桁目の数値を切り捨て、設定枚数の第1桁目が0である
ときに数値10を減算して設定枚数を更新し、また、前
記加算スイッチ及び減算スイッチが同時に操作された場
合は設定枚数を使用頻度が高い枚数に設定する制御手段
とを具備することを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案によれば、離間状態に配置した2個の加
算スイッチ及び減算スイッチの上面に1枚のスイッチプ
レートを橋絡状態で配置し、加算スイッチ、減算スイッ
チの操作状態と操作されている時間とに応じて紙葉類の
設定枚数を更新するため、従来と比較し回路構成が簡単
になると共に操作性が良好となり、更に、紙葉類計数機
に対する枚数設定部の占有面積を抑えることができるた
め、紙葉類計数機自体の小型化を達成することが可能と
なる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の紙葉類計数機を適用してなる
実施例を図面に基づいて説明する。図1は本実施例の紙
葉類計数機に配設された枚数設定装置1であり、該枚数
設定装置1は、表示部2と操作スイッチ部3とから構成
されている。前記表示部2は、紙葉類の計数枚数・加算
枚数・設定枚数を表示する枚数表示部4と、現在の設定
モード(CHECK,ADD,COUNT,BATC
H)を点灯表示する計数モード部5と、紙葉類計数機の
自動スタート時に点灯し手動スタート時に消灯するスタ
ートモード部6とを備えている。また、前記操作スイッ
チ部3は、再鑑または指定の紙葉類枚数を設定するため
の枚数設定スイッチ7と、計数モードをCHECK→A
DD→COUNT→BATCHの順に切替えるための計
数モードスイッチ8と、自動スタートか手動スタートか
を選択するためのスタートモードスイッチ9と、計数対
象の紙葉類束を載置する紙幣ホルダを開状態とする場
合、紙葉類の計数値をクリアする場合、アラームを解除
する場合に押下するリセットスイッチ10とを備えてい
る。この場合、前記枚数設定スイッチ7は図2に示す如
く、加算スイッチ11と減算スイッチ12とを所定間隔
離間させた状態で配置すると共に、両スイッチ11、1
2の上面に、一端が加算側(図1右端部側)・他端が減
算側(図1左端部側)・中央が固定値(100)である
ことを表示したスイッチプレート13を橋絡状態に配置
した構造とされている。尚、図中13aはプリント基
板、13bはカバーである。
【0008】次に、本実施例の紙葉類計数機の制御系の
構成を図3により説明すると、スイッチプレート13の
加算側(加算スイッチ11)の押下に伴うP(Plu
s)信号、スイッチプレート13の減算側(減算スイッ
チ12)の押下に伴うM(Minus)信号は操作状態
判定手段14へ供給されるようになっている。操作状態
判定手段14は両スイッチ11、12のON/OFF状
態を判定し、両スイッチ11、12が同時にONとなっ
た場合はPM(Plus Minus)信号を固定値設
定手段16へ供給する結果、固定値設定手段16は設定
枚数を最も使用頻度が高い値(例えば100)に設定
し、S100(Set 100)信号を設定値記憶手段
17へ供給するようになっている。他方、操作状態判定
手段14は、加算スイッチ11がONとなった場合はP
O(Plus Only)信号を、減算スイッチ12が
ONとなった場合はMO(Minus Only)信号
を、操作時間判定手段15へ各々供給するようになって
いる。
【0009】操作時間判定手段15は、加算スイッチ1
1がONとなった場合はPS(Plus Short)
信号を1加算手段18へ供給する結果、1加算手段18
は、設定値記憶手段17に記憶されている設定枚数に1
加算するとともにその加算結果を設定値記憶手段17に
記憶し直すようになっている。また、操作時間判定手段
15は、加算スイッチ11が一定時間(例えば1秒)以
上ONとなった場合はPL(Plus Long)信号
を切換手段19へ供給する。ところで、この切換手段1
9には設定値記憶手段17に記憶されている設定枚数の
第1桁目の数値を示すK1信号が入力されており、切換
手段19は、この第1桁目の数値が0でないときには、
前記PL信号を切り上げ手段20へと供給し、またこの
第1桁目の数値が0のときには、前記PL信号を10加
算手段21へと供給する。この結果、設定値記憶手段1
7に記憶されている設定枚数の1桁目が0でないときに
加算スイッチ11が一定時間以上ONとなった場合に
は、前記PL信号が切り上げ手段20に供給され、切り
上げ手段20は設定値記憶手段17に記憶されている設
定枚数の1桁目を切り上げて2桁目に1加算するととも
にその加算結果を設定値記憶手段17に記憶し直し、他
方、設定値記憶手段17に記憶されている設定枚数の1
桁目が0のときに加算スイッチ11が一定時間以上ON
となった場合には、前記PL信号が10加算手段21に
供給され、10加算手段21は設定値記憶手段17に記
憶されている設定枚数に10加算するとともにその加算
結果を設定値記憶手段17に記憶し直すことになる。
【0010】他方、操作時間判定手段15は、減算スイ
ッチ12がONとなった場合はMS(Minus Sh
ort)信号を1減算手段22へ供給する結果、1減算
手段22は、設定値記憶手段17に記憶されている設定
枚数から1減算するとともにその減算結果を設定値記憶
手段17に記憶し直すようになっている。また、操作時
間判定手段15は、減算スイッチ12が一定時間(例え
ば1秒)以上ONとなった場合はML(Minus L
ong)信号を切換手段23へ供給する。ところで、こ
の切換手段23には前記K1信号が入力されており、切
換手段23は、前記切換手段19と同様、設定値記憶手
段17の設定枚数の第1桁目の数値が0でないときに
は、前記ML信号を切り捨て手段24へと供給し、また
この第1桁目の数値が0のときには、前記ML信号を1
0減算手段25へと供給する。この結果、設定値記憶手
段17に記憶されている設定枚数の1桁目が0でないと
きに減算スイッチ12が一定時間以上ONとなった場合
には、前記ML信号が切り捨て手段24に供給され、切
り捨て手段24は設定値記憶手段17に記憶されている
設定枚数の1桁目を切り捨てるとともにその結果を設定
値記憶手段17に記憶し直し、他方、設定値記憶手段1
7に記憶されている設定枚数の1桁目が0のときに減算
スイッチ12が一定時間以上ONとなった場合には、前
記ML信号が10減算手段25に供給され、10減算手
段25は設定値記憶手段17に記憶されている設定枚数
に10減算するとともにその減算結果を設定値記憶手段
17に記憶し直すことになる。
【0011】また、設定値記憶手段17は、設定値に対
応したSD(Set Data)信号を限度判定手段2
6へ供給するようになっており、限度判定手段26は設
定値が下限値(例えば1)と上限値(例えば200)と
の間にあるか否かを判定するようになっている。また、
限度判定手段26は、設定値が上限値または下限値に達
し更に加算スイッチ11または減算スイッチ12がON
となっている場合は、設定枚数を上限値から下限値に、
または下限値から上限値に更新し、下限値に対応したS
1(Set 1)信号、上限値に対応したS200(S
et 200)信号を設定値記憶手段17へ供給するよ
うになっている。設定枚数を前記の如く下限値または上
限値に更新することにより、操作性の向上を図ってい
る。尚、紙葉類計数機では1回に計数可能な枚数は通常
1〜200枚程度であるため、通常は設定枚数の下限値
を1、上限値を200としている。
【0012】次に、上記の如く構成した本実施例の紙葉
類計数機の紙葉類計数枚数設定処理を図4に基づき説明
する。
【0013】操作状態判定手段14は加算スイッチ11
がONとなったか否かを判定し(ステップS1)、加算
スイッチ11がONとなった場合は、1加算手段18は
設定値に1を加算する(ステップS2)。次に、限度判
定手段26は設定値が上限値(200)に達したか否か
を判定し(ステップS3)、設定値が上限値に達してい
ない場合はステップS5の判定へ移行する一方、設定値
が上限値に達した場合は設定値を下限値(1)に更新し
た後(ステップS4)、ステップS5の判定へ移行す
る。次に、操作時間判定手段15は加算スイッチ11が
ONとなってから一定時間経過したか否かを判定し(ス
テップS5)、一定時間経過していない場合はステップ
S9の判定へ移行する一方、一定時間経過した場合は、
切換手段19は設定値の1桁目が0か否かを判定する
(ステップS6)。設定値の1桁目が0の場合は、10
加算手段21は設定値に10を加算する一方(ステップ
S7)、設定値の1桁目が0でない場合は、切り上げ手
段20は設定値の1桁目を繰り上げて2桁目に1を加算
する(ステップS8)。前記ステップS7またはステッ
プS8の終了後は上記ステップS3の判定へ戻る。
【0014】次に、操作状態判定手段14は加算スイッ
チ11がOFFとなったか否かを判定し(ステップS
9)、加算スイッチ11がOFFとなった場合は紙葉類
計数枚数設定処理を終了する一方、加算スイッチ11が
OFFとなっていない場合は、減算スイッチ12がON
となったか否かを判定する(ステップS10)。減算ス
イッチ12がONとなっていない場合は上記ステップS
3の判定へ戻る一方、減算スイッチ12がONとなった
場合は、両スイッチ11、12が同時にONとなったこ
とに基づき、設定値を最も使用頻度が高い値である10
0に設定する(ステップS11)。この後、両スイッチ
11、12が共にOFFとなった場合は(ステップS1
2)、紙葉類計数枚数設定処理を終了する。
【0015】他方、操作状態判定手段14は、上記ステ
ップS1の判定で加算スイッチ11がONとなっていな
い場合は、減算スイッチ12がONとなったか否かを判
定し(ステップS13)、減算スイッチ12がONとな
っていない場合は紙葉類計数枚数設定処理を終了する一
方、減算スイッチ12がONとなった場合は、1減算手
段22は設定値から1を減算する(ステップS14)。
次に、限度判定手段26は設定値が下限値(1)に達し
たか否かを判定し(ステップS15)、設定値が下限値
に達していない場合はステップS17の判定へ移行する
一方、設定値が下限値に達した場合は設定値を上限値
(200)に更新した後(ステップS16)、ステップ
S17の判定へ移行する。次に、操作時間判定手段15
は減算スイッチ12がONとなってから一定時間経過し
たか否かを判定し(ステップS17)、一定時間経過し
ていない場合はステップS21の判定へ移行する一方、
一定時間経過した場合は、切換手段23は設定値の1桁
目が0か否かを判定する(ステップS18)。設定値の
1桁目が0の場合は、10減算手段25は設定値から1
0を減算する一方(ステップS19)、設定値の1桁目
が0でない場合は、切り捨て手段24は設定値の1桁目
を切り捨てる(ステップS20)。前記ステップS19
またはステップS20の終了後は上記ステップS15の
判定へ戻る。
【0016】次に、操作状態判定手段14は減算スイッ
チ12がOFFとなったか否かを判定し(ステップS2
1)、減算スイッチ12がOFFとなった場合は紙葉類
計数枚数設定処理を終了する一方、減算スイッチ12が
OFFとなっていない場合は、加算スイッチ11がON
となったか否かを判定する(ステップS20)。加算ス
イッチ11がONとなっていない場合は上記ステップS
15の判定へ戻る一方、加算スイッチ11がONとなっ
た場合は、両スイッチ11、12が同時にONとなった
ことに基づき、設定値を最も使用頻度が高い値である1
00に設定する(ステップS23)。この後、両スイッ
チ11、12が共にOFFとなった場合は(ステップS
24)、紙葉類計数枚数設定処理を終了する。
【0017】尚、本考案には下記の変形例がある。上記
実施例では、設定枚数の上限値を200としたが、これ
に限定されず、紙葉類計数機の仕様に応じて設定枚数の
上限値を例えば120、150等の任意の値に設定する
ようにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、積
層状態の紙葉類束から、予め設定した枚数の紙葉類を1
枚ずつ順次吸着してめくり取りながら計数する紙葉類計
数機において、計数すべき紙葉類の設定枚数を加算する
ための加算スイッチ、及び計数すべき紙葉類の設定枚数
を減算するための減算スイッチが所定間隔離間して配置
されると共に、前記加算スイッチ、前記減算スイッチを
押圧して作動させるためのスイッチプレートが前記加算
スイッチ及び減算スイッチの上面に橋絡状態で、しか
も、それら両スイッチのうち任意の一方を押圧可能かつ
両スイッチを同時押圧可能に配置された枚数設定部と、
該枚数設定部のスイッチプレートを介して前記加算スイ
ッチ、前記減算スイッチが操作されたか否かを判定する
操作状態判定手段と、前記加算スイッチ、前記減算スイ
ッチが操作されている時間を判定する操作時間判定手段
と、前記加算スイッチが操作される毎に設定枚数に数値
1を加算し、前記加算スイッチが所定時間以上操作され
ている場合は設定枚数の第1桁目の数値が0でないとき
に該第1桁目の数値を繰り上げて第2桁目に1を加算
し、設定枚数の第1桁目が0であるときに数値10を
算して設定枚数を更新し、また、前記減算スイッチが操
作される毎に設定枚数から数値1を減算し、前記減算ス
イッチが所定時間以上操作されている場合は設定枚数の
第1桁目の数値が0でないときに該第1桁目の数値を切
り捨て、設定枚数の第1桁目が0であるときに数値10
減算して設定枚数を更新し、また、前記加算スイッチ
及び減算スイッチが同時に操作された場合は設定枚数を
使用頻度が高い枚数に設定する制御手段とを具備する構
成としたので、以下の効果を奏することができる。加算
スイッチ及び減算スイッチの僅か2個のスイッチにより
計数すべき紙葉類の枚数を設定することが可能となり、
これにより、従来と比較し回路構成が簡単になると共に
操作性が良好となり、更に、紙葉類計数機に対する枚数
設定部の占有面積を抑えることができるため、紙葉類計
数機自体の小型化を達成することが可能となる。また、
加算スイッチあるいは加減スイッチを操作し続けるとき
には、設定枚数の第1桁目の数値が0でないときに該設
定枚数の第1桁目の数値を繰り上げある いは切り下げ、
また、設定枚数の第1桁目の数値が0であるときに数値
を10ずつ加減算するものであるから、設定枚数の第1
桁目は操作者が認識し易い「0」に保持されることとな
り、誤操作の少ない取扱性の優れた紙葉類計数機が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の紙葉類計数機の設定装置の正
面図である。
【図2】本実施例の枚数設定スイッチ部の断面図であ
る。
【図3】本実施例の制御ブロック図である。
【図4】本実施例の動作フローチャートである。
【図5】図5(a)は変形例の枚数設定スイッチ部の断
面図、図5(b)は変形例の枚数設定スイッチ部の正面
図である。
【符号の説明】
7 枚数設定スイッチ(枚数設定部) 11 加算スイッチ 12 減算スイッチ 13 スイッチプレート 14 操作状態判定手段 15 操作時間判定手段 16 固定値設定手段(制御手段) 18 1加算手段(制御手段) 20 切り上げ手段(制御手段) 21 10加算手段(制御手段) 22 1減算手段(制御手段) 24 切り捨て手段(制御手段) 25 10減算手段(制御手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層状態の紙葉類束から、予め設定した
    枚数の紙葉類を1枚ずつ順次吸着してめくり取りながら
    計数する紙葉類計数機において、 計数すべき紙葉類の設定枚数を加算するための加算スイ
    ッチ、及び計数すべき紙葉類の設定枚数を減算するため
    の減算スイッチが所定間隔離間して配置されると共に、
    前記加算スイッチ、前記減算スイッチを押圧して作動さ
    せるためのスイッチプレートが前記加算スイッチ及び減
    算スイッチの上面に橋絡状態で、しかも、それら両スイ
    ッチのうち任意の一方を押圧可能かつ両スイッチを同時
    押圧可能に配置された枚数設定部と、 該枚数設定部のスイッチプレートを介して前記加算スイ
    ッチ、前記減算スイッチが操作されたか否かを判定する
    操作状態判定手段と、 前記加算スイッチ、前記減算スイッチが操作されている
    時間を判定する操作時間判定手段と、 前記加算スイッチが操作される毎に設定枚数に数値1を
    加算し、前記加算スイッチが所定時間以上操作されてい
    る場合は設定枚数の第1桁目の数値が0でないときに該
    第1桁目の数値を繰り上げて第2桁目に1を加算し、設
    定枚数の第1桁目が0であるときに数値10を加算して
    設定枚数を更新し、また、前記減算スイッチが操作され
    る毎に設定枚数から数値1を減算し、前記減算スイッチ
    が所定時間以上操作されている場合は設定枚数の第1桁
    目の数値が0でないときに該第1桁目の数値を切り捨
    て、設定枚数の第1桁目が0であるときに数値10を
    算して設定枚数を更新し、また、前記加算スイッチ及び
    減算スイッチが同時に操作された場合は設定枚数を使用
    頻度が高い枚数に設定する制御手段と、 を具備することを特徴とする紙葉類計数機。
JP1991094868U 1991-11-19 1991-11-19 紙葉類計数機 Expired - Fee Related JP2563725Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991094868U JP2563725Y2 (ja) 1991-11-19 1991-11-19 紙葉類計数機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991094868U JP2563725Y2 (ja) 1991-11-19 1991-11-19 紙葉類計数機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0552971U JPH0552971U (ja) 1993-07-13
JP2563725Y2 true JP2563725Y2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=14122030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991094868U Expired - Fee Related JP2563725Y2 (ja) 1991-11-19 1991-11-19 紙葉類計数機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2563725Y2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51121383A (en) * 1975-04-16 1976-10-23 Laurel Bank Mach Co Ltd Paper counter
JPS6397101U (ja) * 1986-12-15 1988-06-23
JPH0198438U (ja) * 1987-12-22 1989-06-30
JPH01109154U (ja) * 1988-01-18 1989-07-24
JPH0760321B2 (ja) * 1989-12-04 1995-06-28 リンナイ株式会社 機器の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0552971U (ja) 1993-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2563725Y2 (ja) 紙葉類計数機
EP0740446A2 (en) Portable electronic equipment
JPH0670071A (ja) ファクシミリ装置
JP3000887B2 (ja) 画面付きタッチキーボード
JP2599647Y2 (ja) パチンコ機
JPH0317310Y2 (ja)
JPH073650B2 (ja) 情報入力装置
JP2635314B2 (ja) カメラ
JP3302801B2 (ja) 画像形成装置
JPH0573763A (ja) 自動販売機のデータ設定・表示装置
JP2672901B2 (ja) タイムスイッチ
US4314147A (en) Multi-function type sheet counting machine
JP2524899Y2 (ja) 操作盤機構
JP2741409B2 (ja) 両替機に於ける金庫脱離機構
JPH04453Y2 (ja)
JPS60186879A (ja) 複写機
JP2543995Y2 (ja) 記録装置
WO2004095405A1 (ja) 数値表示方式
JPH05135245A (ja) 直前訂正機能付き自動両替機
JPH08179864A (ja) キー入力装置
JPH0528166U (ja) ワンタツチ機能キーを有したフアクシミリ装置
JPS58116551A (ja) 複写機のカセツト選択装置
JPS57125947A (en) Electrophotographic copier
JPH02310255A (ja) 排紙装置
JPS59173891A (ja) 自動両替機における両替設定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971021

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees