JP2562714B2 - 自動車の車輪のスリップ防止装置 - Google Patents

自動車の車輪のスリップ防止装置

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JP2562714B2
JP2562714B2 JP2136243A JP13624390A JP2562714B2 JP 2562714 B2 JP2562714 B2 JP 2562714B2 JP 2136243 A JP2136243 A JP 2136243A JP 13624390 A JP13624390 A JP 13624390A JP 2562714 B2 JP2562714 B2 JP 2562714B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は自動車の車輪に装着されるタイヤチェーンの
代用機能を有する、自動車の車輪のスリップ防止に関す
る。
「従来の問題点」 一般に冬期の積雪時に於いて、車輪はスリップを防止
するため車輪にタイヤチェーンを装着して走行する。し
かし、このタイヤチェーンの脱着は面倒なものである。
そこで、現在タイヤチェーンを装着しなくても良い各種
のスノータイヤが開発されかつ使用されている。しか
し、実際冬道を走行してみると、スノータイヤだけでは
スリップ防止の効果が十分である言うことができず、ま
た高速道路を走行する場合気象状況の変化によってタイ
ヤチェーンの装着が要求される場合がある。
したがって、タイヤチェーンを車輪に装着して車輪の
スリップ防止を図る従来の方法は、その脱着が面倒であ
る、走行中チェーンが必要な場合その状況に即座に対応
することができないなどの問題点があった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、車輪のス
リップ防止の効果を十分に高めることができ、またタイ
ヤチェーンの脱着作業が不要であり、また急斜面での発
進時、走行時などを問わず所望する時簡単に車輪のスリ
ップ防止を図ることができ、またスリップ防止輪の振動
を緩和することができ、また車輌がスリップして急激に
回転しても、車輪の回転力をスリップ防止輪に確実に伝
達することができる共に、スリップ防止輪を持ち支える
昇降装置に少しでも重量の負担をかけないようにするこ
とができ、また伝動機構をシンプルにすることができ、
さらに請求項2記載の発明は、スリップ防止輪を安定的
に支持することができ、加えて、請求項3記載の発明
は、車輌が乗用車の場合、昇降装置を構成するシリンダ
ー装置の配設により、その座席空間が減殺されることが
ない自動車の車輪のスリップ防止装置を得ることであ
る。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明の自動車の車輪の
スリップ防止装置は、たとえば車輪3と共に回動するよ
うに車輪の内側に一体的に設けられた伝動ギャと、この
伝動ギャと常に噛合して回動するように車輪のフレーム
に固定された第1の支持部材6に回動自在に設けられた
仲介ギャ5と、この仲介ギャと直列的に噛合する従動ギ
ャ8を一体的に有しかつ前記第1の支持部材6とは別体
に形成された第2の支持部材6Aに回動自在に設けられた
スリップ防止輪10と、このスリップ防止輪を路面12に対
して持ち上げまたは押し付けることができる昇降装置11
とから成り、前記昇降装置11は、車輌側1のフレームに
設けられたガイド筒14と、上端部にはこのガイド筒に内
装された摺動片15を有し、一方、下端部が前記第2の支
持部材6Aに固定的に設けられた支持杆16と、この支持杆
の前記摺動片を所定の位置に停止させるためにガイド筒
に設けられたストッパー片21と、スリップ防止輪10の縦
方向の振動を緩和するために前記ガイド筒14に内装され
たバネ部材18とから成ることを特徴とする。
「実 施 例」 以下、図面に示す実施例により、本発明を詳細に説明
する。
第1図ないし第7図は本発明の一実施例である。
1は車輪である。本実施例では普通の乗用車を示して
あるが、ダンプカーなどの貸物自動車でもよい。
2は車輪1に取付けられた自動車の車輪3のスリップ
防止装置である。このスリップ防止装置2は第2図およ
び第3図に示すように構成され、車輪1に左右1対取付
けられている。
すなわち、4は車輪1と共に回動するように車輪の内
側に固定的に設けられた伝動輪である。この伝動輪4
は、本実施例では伝動ギャを用いている。
5はこの伝動輪4と噛み合って回動するように第1の
支持部材6に第1の軸7を介して回動自在に設けられた
仲介輪である。この仲介輪5は、本実施例では仲介ギャ
を用いている。また前記第1の支持部材6は端面L型状
に形成され、固着具で車輌のフレームF等に固設されて
いる。
8は仲介輪5と噛み合うように第2の支持部材6Aに第
2の軸9を介して回動自在に設けられた従動輪で、この
従動輪8は同じく前記第2の軸9を介して支持部材6Aに
回動自在に設けられたスリップ防止輪10の内側に固定的
に設けられている。従動輪8は、本実施例では従同ギャ
が用いられている。なお、第2の支持部材6Aと第1の支
持部材6とは別体である。
11はスリップ防止輪10を路面12に対して持ち上げまた
は押し付ける昇降装置である。
しかして、この昇降装置11は、第2図で示すように車
輪1側フレームまたは取付板13に縦方向に固定的に設け
られたガイド筒14と、このガイド筒14に内装され上下に
摺動する断面U字型状の摺動型15と、上端部が摺動片15
の底面中央部に形成されたガイド孔を遊貫し、一方、下
端部が第2の支持部材6Aに固定的に取付けられた支持杆
16と、この支持杆16の上部側に巻装されかつ前記摺動片
15と支持杆16の中央部寄りの部位に固設された固定板17
との間に設けられ、スリップ防止輪10の振動を緩和する
バネ部材18と、前記ガイド筒14に適宣に形成された複数
個の貫通孔19、20に選択的に挿通され、摺動型15または
固定板17の上下動を阻止するU字型状のストッパー片21
とから成る。
「作動」 上記構成にあっては、スリップ防止輪10を使用しよう
とする時は、スリップ防止輪10を路面12に接地させ、第
1の支持部材6側の仲介輪5に第2の支持部材6Aの従動
輪8を噛み合わせる。この時ストッパ片21はガイド筒14
の貫通孔19に挿通され、摺動片15は移動しないよいにス
トッパー片21で規制されている。またスリップ防止輪10
は縦方向の振動を受けた時支持杆16を介して昇降装置11
のバネ部材18のバネ力に抗して上方に移動することがで
きる。
しかして、スリップ防止輪10は、車輪3の回転と共に
伝動輪4が回転すると、仲介輪5および従動輪8を介
し、車輪3と同方向へ回転する。
一方、スリップ防止輪10を使用しない時は、まず、第
5図で示すように補助板22を路面に敷き、補助板22に適
宣車輪3を乗せる。補助板22に車輪3が乗り上がると、
昇降装置11の摺動片15はスリップ防止輪10等の重みでバ
ネ部材18のバネ力に抗して多少下がる。そこで、ストッ
パー片21をガイド筒14の貫通孔19から引き抜く。
次にジャッキ23を取り出し、ジャッキ23の荷受部を第
1の支持部材6に適宣当てがい、ジャッキ23の操作螺杆
24を回し、第6図で示すように従動輪8が第1の支持部
材6側の仲介輪5から離れるようにスリップ防止輪10を
上昇させる。そして、スリップ防止輪10が所望の位置ま
で上昇したならば、第6図で示すようにスリップ防止輪
10が自然落下しないようにストッパー片21をガイド筒14
の下方の貫通孔20に差し込む。
「異なる実施例」 次に第8図ないし第15図に示す異なる実施例につき説
明する。
第8図ないし第12図に示す一実施例において、30な車
輌のフレームまたは取付板13Aに横軸31を介して軸支さ
れた第2の支持部材である。この第2の支持部材30は車
輌の側面から見ると全体として三角形あるいは扇形状に
形成されている。また第2の支持部材30は第12図で示す
ように断面チャンネル状に形成されている。
しかして、この第2の支持部材30の適宣個所には、該
第2の支持部材30を回動した際に所要位置でロック棒32
等によりロックすることができるように複数個のロック
用孔33、34が所要間隔を有して形成されている。また第
2の支持部材30の前記ロック用孔33が形成されていない
側の隅角部には1対のガイド長孔35、35が形成されてい
る。
36はスリップ防止輪10Aの振動を緩和することができ
るように第2の支持部材30にスライド可能に内装された
断面チャンネル状の摺動片である。なお、摺動片36は第
2の支持部材30の内壁に形成されたガイド溝に案内され
る。
この摺動片36の下側部にはスリップ防止輪10Aの第2
の軸9Aが貫通する1対の貫通孔37、37が形成されてい
る。そして、摺動片36は第2支持部材30に内装されたバ
ネ部材38により常時下方に付勢されている。
8Aは前記第2の軸9Aに固定的に取付けられた従動輪
で、この従動輪8Aは前記摺動片36に遊嵌されている。な
お、この実施例において、伝動輪4A等その余の構成は前
記本発明の実施例と同一なので、同様の符号を付し、重
複する説明を省略する。
上記構成にあっては、スリップ防止輪10Aのスリップ
防止効果が不要の時は、第9図で示すように第2の支持
部材30を矢印で示す反時針方向へ回転し、かつ、第2支
持部材30のロック用孔34にロック棒32等を挿入し、該第
2の支持部材30が下動回転しないようにロックする。
一方、スリップ防止輪10Aのスリップ防止効果を発揮
させたい時は、第10図で示すように第2の支持部材30を
矢印で示す時計方向へ回転し、かつ、第2の支持部材30
の他方のロック用孔33にロック棒32等を挿入し、該第2
の支持部材30が上動回転しないようにロックする。
しかして、このように構成しても、前記本発明の実施
例と同様の作用・効果がある。
第13図ないし第15図に示す一実施例において、前記本
発明の実施例と主に異なる点はスリップ防止輪10B用の
昇降装置11Bである。
すなわち、40はシリンダー装置のシリンダーで、この
シリンダー40は、本実施例では垂直状態にトランクルー
ムを形成するフレームあるいは取付板13Bに固設されて
いる。シリンダー装置は油圧または空圧式のいずれでも
良いが、本実施例ではエアーシリンダー装置を用いてい
る。したがって、前記シリンダー40には、特に図示しな
いが、圧力媒体としてのエアー用の吸入通路や吐出通路
が適宣に形成されている。
41はシリンダー40に嵌挿され圧力媒体により上下に往
復移動する作動杆で、この作動杆41の内端部にはシリン
ダー40の内壁を摺動し、かつ、シリンダー室内を上下の
空圧室に仕切るピストン42が形成されている。
6Bは作動杆41の突出する外端部に固定的に取付けら
れ、かつ車輌の3Bに対して昇降動する第2の支持部材で
ある。
43は車輌のトランクルーム等に設けられ、かつ、シリ
ンダー装置にガイド部材44を介してエアーなどの圧力媒
体を供給する作動杆作動用の圧力媒体供給装置である。
圧力媒体供給装置43は、本実施例ではコンプレッサーな
どを使用している。
また、圧力媒体供給装置33は図示しない車輌のメイン
の制御装置と接続している。さらに、前記ガイド部材44
は、たとえば耐久性のあるゴムホース、パイプなどが用
いられ、1つ44aはシリンダー40室内の上流側に、他の
1つ44bはその下流側にそれぞれ接続している。
なお、該実施例において、伝動輪4Bなどその余の構成
は前記本発明の実施例と同一なので、同一または同様の
符号を付し、重複する説明を省略する。
上記構成にあっては、圧力媒体供給装置43を作動させ
ると、そのコンプレッサーからガイド部材44aを介し、
シリンダー40室内の上流側にエアーが送られる。そうす
ると、作動杆41がシリンダー40から伸長し、第2の支持
部材6B側の従動輪8Bが第1の支持部材6側の仲介輪5Bに
噛合するまで第2の支持部材6Bが下降する。第13図およ
び第15図は作動杆41が所要の位置まで伸長し、従動輪8B
が仲介輪5Bに噛合すると同時に、従動輪8Bを有するスリ
ップ防止輪10Bが道路の走行面12に確実に押圧された状
態を示している。
しかして、上記状態に於いて車輪がたとえば前方へ走
行すると、スリップ防止輪10Bは車輪側の伝動輪4B、仲
介輪5Bおよび従動輪8Bを介し、車輪3Bの回転力を利用し
て車輪3Bと同方向へ回転する。
一方、スリップ防止輪10Bのスリップ効果が不要な時
は、ガイド部材44bを介して、シリンダー室内の下流側
にエアーが送られると、作動杆41がシリンダー40内に収
縮し、第2の支持部材6Bは上昇する。その結果、第14図
で示すように従動輪8Bは仲介輪5Bから離れると共に、ス
リップ防止輪10Bは走行面12から浮き上がる。
なお、上記本発明の各実施例において、伝動輪4(4
A、4B)、仲介輪5(5A、5B)および従動輪8(8A、8
B)はそれぞれギャであることを説図しているが伝動輪
等は互いに圧接して回動するゴム輪であっても良い。
「発明の効果」 以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次
に列挙する効果がある。
(1)車輪がスノータイヤの場合は、これと相俟って車
輪のスリップ防止の効果を十分に高めることができる。
また車輪がいわゆる普通のタイヤの場合は、急傾斜での
発進時、軟弱地での走行時などにスリップ防止の効果を
期待することができる。
(2)タイヤチェーンの代用となるので、従来のように
車輪に対するタイヤチェーンの脱着作業が不要となる。
(3)昇降装置にバネ部材18が設けられているのでまた
は第2の支持部材30にバネ部材のバネ力に抗してスライ
ドする摺動片36が内装されているので、路面12の凹凸に
対応するスリップ防止輪の縦方向の振動を緩和すること
ができる。
(4)車輪がスリップして急激に回転しても、車輪の回
転力をスリップ防止輪に確実に伝達することができる共
に、スリップ防止輪を持ち支える昇降装置に少しでも重
量の負担をかけないようにすることができる。
(5)仲介輪を支持する第1支持部材とスリップ防止輪
を支持する第2支持部材とを別体に構成し、前記第2支
持部材が昇降装置又は手動により下降すると、スリップ
防止輪に一体的に設けられた従動ギャは駆動輪(車輪)
と一体的に設けられた伝動ギャ並びに仲介ギャと直列的
に噛合するので、伝動機構をシンプルにすることができ
る。
(6)特に請求項2記載の発明は、この仲介ギャと噛合
する従動ギャ8Aを一体的に有し、かつ、第1の支持部材
とは別体に形成された断面チャンネル状の第2の支持部
材30にスリップ防止輪10Aが回動自在に設けられている
ので、各部材を合理的に組合わせることができるのみな
らず、スリップ防止輪10Aを安定的に支持することがで
きる。
(7)特に請求項3記載の発明は、車輪が乗用車の場
合、昇降装置を構成するシリンダー装置の配設により、
その座席空間が減殺されることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示す各概略説
明図である。詳しくは、第2図は従動輪と仲介輪とが噛
合した状態を示す説明図、第6図は従動輪と仲介輪とが
離れた状態を示す説明図である。第8図ないし第12図は
本発明の異なる実施例を示す各概略説明図、第13図ない
し第15図は本発明の他の異なる実施例を示す各概略説明
図である。 3、3A……車輪、 4、4A、4B……伝動輪、 5、5A、5B……仲介輪、 6……第1の支持部材、 6A、6B、30……第2の支持部材、 8、8A、8B……従動輪、 10、10A、10B……スリップ防止輪、 11、11B……昇降装置、 14……ガイド筒、15、36……摺動片、 17……固定板、18、38……バネ部材、 21……ストッパー片、31……横軸、 32……ロック棒、41……作動杆、

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪3と共に回動するように車輪の内側に
    一体的に設けられた伝動ギャと、この伝動ギャと常に噛
    合して回動するように車輌のフレームに固定された第1
    の支持部材6に回動自在に設けられた仲介ギャ5と、こ
    の仲介ギャと直列的に噛合する従動ギャ8を一体的に有
    しかつ前記第1の支持部材6とは別体に形成された第2
    の支持部材6Aに回動自在に設けられたスリップ防止輪10
    と、このスリップ防止輪を路面12に対して持ち上げまた
    は押し付けることができる昇降装置11とから成り、前記
    昇降装置11は、車輌側1のフレームに設けられたガイド
    筒14と、上端部にはこのガイド筒に内装された摺動片15
    を有し、一方、下端部が前記第2の支持部材6Aに固定的
    に設けられた支持杆16と、この支持杆の前記摺動片を所
    定の位置に停止させるためにガイド筒に設けられたスト
    ッパー片21と、スリップ防止輪10の縦方向の振動を緩和
    するために前記ガイド筒14に内装されたバネ部材18とか
    ら成ることを特徴とする自動車の車輪のスリップ防止装
    置。
  2. 【請求項2】車輪3Aと共に回動するように車輪の内側に
    一体的に設けられた伝動ギャ4Aと、この伝動ギャと常に
    噛合して回動するように車輌のフレームに固定された第
    1の支持部材6に回動自在に設けられた仲介ギャ5Aと、
    この仲介ギャと噛合する従動ギャ8Aを一体的に有しかつ
    前記第1の支持部材とは別体に形成された断面チャンネ
    ル状の第2の支持部材30に回動自在に設けられたスリッ
    プ防止輪10Aとから成り、前記第2の支持部材30は、車
    輪側のフレームに所要位置でロックすることができるよ
    うにガイド長孔35を介して軸支されていると共に、この
    第2の支持部材内には、スリップ防止輪の縦方向振動を
    緩和することができるように、バネ部材38のバネ力に抗
    してスライドする摺動片36が設けられていることを特徴
    とする自動車の車輪のスリップ防止装置。
  3. 【請求項3】車輪3Bと共に回動するように車輪の内側に
    設けられた伝動ギャ4Bと、この伝動ギャと常に噛合して
    回動するように車輌のフレームに固定された第1の支持
    部材6に回動自在に設けられた仲介ギャ5Bと、この仲介
    ギャと噛合する従動ギャ8Bを有しかつ前記第1の支持部
    材とは別体に形成された第2の支持部材6Bに回動自在に
    設けられたスリップ防止輪10Bと、このスリップ防止輪
    を路面に対して持ち上げまたは押し付ける昇降装置11B
    とから成り、前記昇降装置は車輪のトランクルームに設
    けられたシリンダー装置のシリンダー40と、突出する先
    端部が第2の支持部材6Bに固定的に取付けられ、かつ、
    圧力媒体供給装置43により往復移動するシリンダーの作
    動杆41であることを特徴とする自動車の車輪のスリップ
    防止装置。
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JPS55145002A (en) * 1979-05-02 1980-11-12 Maekawa Bousuiki:Kk Slip prevention equipment for automobile tire

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