JP2562623Y2 - 球面作業ロボット装置 - Google Patents

球面作業ロボット装置

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JP2562623Y2
JP2562623Y2 JP944992U JP944992U JP2562623Y2 JP 2562623 Y2 JP2562623 Y2 JP 2562623Y2 JP 944992 U JP944992 U JP 944992U JP 944992 U JP944992 U JP 944992U JP 2562623 Y2 JP2562623 Y2 JP 2562623Y2
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shaft
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清水  晃
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Pentel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ベ−スに設置した回転
自在な第1回転軸に第1ア−ムを取り付け、その第1ア
−ムに回転自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸
線と直交するよう第2回転軸を取り付け、その第2回転
軸に取り付けられた第2ア−ムの先端にその軸線が第2
ア−ムの軸線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わる
よう昇降軸を配置すると共に、前記第1回転軸及び第2
回転軸に各々回転駆動源を配置した球面作業ロボット装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、先に球面もしくは曲面状
の作業に適したロボットとして図5に示す「球面作業ロ
ボット」を提案した(特開平2−292189号)。
【0003】ベ−ス101に設置した回転自在な第1回
転軸102に第1ア−ム103を取り付け、その第1ア
−ム103に回転自在で、かつその軸線が前記第1回転
軸102の軸線と直交するよう第2回転軸104を取り
付け、その第2回転軸104に取り付けられた第2ア−
ム105の先端にその軸線が第2ア−ム105の軸線と
直交し、かつ第1回転軸102の軸線と交わるよう昇降
軸106が配置されていて、その昇降軸106には切削
などを行う作業工具(ツ−ル)107が取り付けられて
いる。
【0004】又、前記第1回転軸102及び第2回転軸
104には各々回転駆動源が配置されている。そして、
その第1回転軸102の中心孔には支持棒108が昇降
自在で、かつ回転可能に配置されている。又、その支持
棒108の頂部にはベ−スに対して平行にX方向及びY
方向に移動可能なワ−ク保持機構109が取り付けられ
ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術においては、球面もしくは曲面状にワ−クを加工す
る際には優れているものの、ベ−スに対して平行にX方
向及びY方向に移動可能なワ−ク保持機構を支持棒の頂
部に取り付けることはそのワ−ク保持機構の大きさ、重
量の面で困難であり、又、大きなワ−ク保持機構を支持
棒に取り付けてしまうとア−ムやツ−ル軸、作業工具が
干渉してしまい、作業範囲が狭まってしまうものであ
り、又、干渉させないようにア−ムを長くしたり、又、
支持棒を長くしたりすることも考えられるが、ア−ムを
長くすると剛性が低くなるばかりでなく、装置全体が大
きくなってしまい、又、比較的重量のある作業工具をア
−ム先端に取り付けているので、停止した際の慣性によ
り作業軸先端が振動してしまい加工精度上問題があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、ベースに設置した回転自在な第
1回転軸にL形の第1アームを取り付け、その第1アー
ムに回転自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線
と直交するよう第2回転軸を取り付け、その第2回転軸
に取り付けられたL形の第2アームの先端に第2アーム
の軸線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう昇
降軸を配置し、その昇降軸先端にワークを把持する支持
装置を取り付けると共に、前記第1回転軸及び第2回転
軸に各々回転駆動源を配置した球面作業ロボット装置に
おいて、前記第1回転軸の中心部に上下動可能な支持棒
を回転自在に配置し、その支持棒の先端にL形ブラケッ
トを取り付け、そのL形ブラケットの上方部に支持棒に
対して傾斜し、先端が常に支持棒の回転軸線上に向くよ
うにツール軸を回転自在に取り付けると共に、そのツー
ル軸の先端が常に前記第1回転軸の軸線上に向くよう取
り付けたことを要旨とするものである。
【0007】
【実施例】図1は本願考案における実施例を示すもので
あり、ベ−ス1に設置した回転自在な第1回転軸2には
L形状の第1ア−ム3が取り付けられている。又、L形
の第1ア−ム3の先端近傍にはその第1ア−ム3に回転
自在で、かつその軸線が前記第1回転軸2の軸線と直交
するよう第2回転軸4が取り付けられている。そしてそ
の第2回転軸4には第2回転軸4に直交するL形状の第
2ア−ム5が回転自在に取り付けられている。そのL形
の第2ア−ム5の先端にはその軸線が第2ア−ム5の軸
線と直交し、かつ第1回転軸2の軸線と交わるよう昇降
軸6が摺動可能に配置されている。そして、その昇降軸
6にはワ−クWを把持するチャック装置7が回転自在に
取り付けられている。
【0008】なお、前記第1回転軸2及び第2回転軸4
には各々回転駆動源8,9が固定されている。又、前記
回転駆動源8の中心孔10からは支持棒11が回転、か
つ上下動可能に配置されている。
【0009】又、前記支持棒11の先端部にはL形ブラ
ケット12が固定されており、そのL形ブラケット12
の上方部には支持棒11の軸に対して角度θ傾けて回転
駆動源13が固定されており、その回転駆動源13の出
力軸には、ツ−ル軸14が回転自在に取り付けられてい
る。又、そのツ−ル軸14はその先端が常に前記支持棒
11の回転軸線上に向くように取り付けられている。
【0010】次に動作について説明する。先ず図2に示
す如く、加工するワ−クWをチャック装置7に把持させ
る。次いで、支持棒11並びにツ−ル軸14を作動させ
ワ−クWを加工する。又、ワ−クWのツ−ル軸14によ
る加工範囲が超えた場合や、ツ−ル軸14を作動させる
装置とチャック装置7を作動させる装置の双方を作動さ
せた方がその加工が速い場合などにはその双方を同時に
作動させる。
【0011】なお、昇降軸6はワ−クWの加工をし易い
ように昇降自在に取り付けたが、支持棒11が上下動可
能であるため必ずしも必要ではない。
【0012】
【考案の効果】本考案は、ベースに設置した回転自在な
第1回転軸にL形の第1アームを取り付け、その第1ア
ームに回転自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸
線と直交するよう第2回転軸を取り付け、その第2回転
軸に取り付けられたL形の第2アームの先端に第2アー
ムの軸線と直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう
昇降軸を配置し、その昇降軸先端にワークを把持する支
持装置を取り付けると共に、前記第1回転軸及び第2回
転軸に各々回転駆動源を配置した球面作業ロボット装置
において、前記第1回転軸の中心部に上下動可能な支持
棒を回転自在に配置し、その支持棒の先端にL形ブラケ
ットを取り付け、そのL形ブラケットの上方部に支持棒
に対して傾斜し、先端が常に支持棒の回転軸線上に向く
ようにツール軸を回転自在に取り付けると共に、そのツ
ール軸の先端が常に前記第1回転軸の軸線上に向くよう
取り付けたので、干渉することが少なく、ワークに対し
て広範囲な加工作業ができるばかりでなく、小型の装置
で剛性のある加工精度の優れた球面作業ロボット装置を
提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成を示す概略図である。
【図2】図1のワ−ク保持部の詳細正面図である。
【図3】図1のツ−ル軸部詳細正面図である。
【図4】図1のツ−ル軸の姿勢変更範囲を示す説明図で
ある。
【図5】従来装置の一部切断正面図である。
【符号の説明】
1 ベ−ス 2 第1回転軸 3 第1ア−ム 4 第2回転軸 5 第2ア−ム 6 昇降軸 7 チャック装置 8 回転駆動源 9 回転駆動源 10 中心孔 11 支持棒 12 L形ブラケット 13 回転駆動源 14 ツ−ル軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに設置した回転自在な第1回転軸
    にL形の第1アームを取り付け、その第1アームに回転
    自在で、かつその軸線が前記第1回転軸の軸線と直交す
    るよう第2回転軸を取り付け、その第2回転軸に取り付
    けられたL形の第2アームの先端に第2アームの軸線と
    直交し、かつ第1回転軸の軸線と交わるよう昇降軸を配
    し、その昇降軸先端にワークを把持する支持装置を取
    り付けると共に、前記第1回転軸及び第2回転軸に各々
    回転駆動源を配置した球面作業ロボット装置において、
    前記第1回転軸の中心部に上下動可能な支持棒を回転自
    在に配置し、その支持棒の先端にL形ブラケットを取り
    付け、そのL形ブラケットの上方部に支持棒に対して傾
    斜し、先端が常に支持棒の回転軸線上に向くようにツー
    ル軸を回転自在に取り付けると共に、そのツール軸の先
    端が常に前記第1回転軸の軸線上に向くよう取り付けた
    ことを特徴とする球面作業ロボット装置。
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JPH0563786U JPH0563786U (ja) 1993-08-24
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