JP2562175Y2 - 記録装置における給紙装置 - Google Patents
記録装置における給紙装置Info
- Publication number
- JP2562175Y2 JP2562175Y2 JP1991040078U JP4007891U JP2562175Y2 JP 2562175 Y2 JP2562175 Y2 JP 2562175Y2 JP 1991040078 U JP1991040078 U JP 1991040078U JP 4007891 U JP4007891 U JP 4007891U JP 2562175 Y2 JP2562175 Y2 JP 2562175Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transport roll
- driven
- paper
- paper feed
- roll
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、記録装置などにおける
給紙装置に関し、特に保守性の向上に好適な記録装置に
おける給紙装置に関する。
給紙装置に関し、特に保守性の向上に好適な記録装置に
おける給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の画像記録装置は、
一般の企業や家庭へ広く普及しつつあるが、一方、構成
の簡略化や精度の向上とともに保守性および操作性の向
上が求められてきている。図2は、従来の給紙装置の構
成を示す斜視図である。図2において、21は給紙装
置、22は給紙カセット、23は給紙フレーム、24は
駆動側の搬送用ロール、25は従動側の搬送用ロール、
26はスプリング、27はベアリングである。この場
合、給紙フレーム23の取り付け用穴にベアリング27
と搬送用ロール24,25を取り付け、ベアリング27
の外周にはスプリング26をかけて、搬送用ロール2
4,25間にニップ圧がかかるようにしてある。これに
よって、用紙(図示せず)を挟持搬送している。また、
この部分に用紙がはさまった場合には、紙づまりの発生
や紙づまり位置の表示はなされるが、使用者が手作業で
その用紙を引き出す必要がある。しかし、搬送用ロール
24,25は常時圧接状態にあるため、その位置によっ
ては用紙が破れて紙片が残留することがある。なお、フ
ァクシミリ装置における給紙装置の小型化やコストダウ
ンについては、例えば、実開昭59−31626号公
報、実開昭59−177265号公報等で述べられてい
る。
一般の企業や家庭へ広く普及しつつあるが、一方、構成
の簡略化や精度の向上とともに保守性および操作性の向
上が求められてきている。図2は、従来の給紙装置の構
成を示す斜視図である。図2において、21は給紙装
置、22は給紙カセット、23は給紙フレーム、24は
駆動側の搬送用ロール、25は従動側の搬送用ロール、
26はスプリング、27はベアリングである。この場
合、給紙フレーム23の取り付け用穴にベアリング27
と搬送用ロール24,25を取り付け、ベアリング27
の外周にはスプリング26をかけて、搬送用ロール2
4,25間にニップ圧がかかるようにしてある。これに
よって、用紙(図示せず)を挟持搬送している。また、
この部分に用紙がはさまった場合には、紙づまりの発生
や紙づまり位置の表示はなされるが、使用者が手作業で
その用紙を引き出す必要がある。しかし、搬送用ロール
24,25は常時圧接状態にあるため、その位置によっ
ては用紙が破れて紙片が残留することがある。なお、フ
ァクシミリ装置における給紙装置の小型化やコストダウ
ンについては、例えば、実開昭59−31626号公
報、実開昭59−177265号公報等で述べられてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術では、搬
送用ロールの駆動側と従動側が常時圧接した状態になっ
ているため、用紙がロール間にはさまった状態で紙づま
りを起こした場合、無理に除去しようとして用紙が破れ
てしまい、装置内に紙片が残って性能低下を生じること
がある。本考案の目的は、このような問題点を改善し、
紙づまり発生時の操作性および保守性を向上させること
が可能な記録装置における給紙装置を提供することにあ
る。
送用ロールの駆動側と従動側が常時圧接した状態になっ
ているため、用紙がロール間にはさまった状態で紙づま
りを起こした場合、無理に除去しようとして用紙が破れ
てしまい、装置内に紙片が残って性能低下を生じること
がある。本考案の目的は、このような問題点を改善し、
紙づまり発生時の操作性および保守性を向上させること
が可能な記録装置における給紙装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の記録装置における給紙装置は、記録装置本
体より駆動される駆動搬送用ロールを保持する給紙フレ
ームと、該駆動搬送用ロールに従動する従動搬送用ロー
ルを保持する給紙カセットから構成され、駆動搬送用ロ
ールと従動搬送用ロールによって用紙を狭持搬送する記
録装置における給紙装置であって、給紙カセットに、従
動搬送用ロールの軸を前後左右に自在に支持する軸穴の
支持部と、該支持部に支持された従動搬送用ロールを駆
動搬送用ロールに圧接させるための板バネとを設け、給
紙フレームに、給紙カセットの装着時に駆動搬送用ロー
ルと従動搬送用ロールの軸間距離をほぼ一定に保持させ
るために前記従動搬送用ロールの軸を受ける部分に設け
られた切り欠きからなる位置決め部を設けている。これ
により、記録装置本体から前記給紙カセットを着脱する
場合に、両搬送用ロールのニップ圧を適正に加圧し、か
つそれを解除する。
め、本考案の記録装置における給紙装置は、記録装置本
体より駆動される駆動搬送用ロールを保持する給紙フレ
ームと、該駆動搬送用ロールに従動する従動搬送用ロー
ルを保持する給紙カセットから構成され、駆動搬送用ロ
ールと従動搬送用ロールによって用紙を狭持搬送する記
録装置における給紙装置であって、給紙カセットに、従
動搬送用ロールの軸を前後左右に自在に支持する軸穴の
支持部と、該支持部に支持された従動搬送用ロールを駆
動搬送用ロールに圧接させるための板バネとを設け、給
紙フレームに、給紙カセットの装着時に駆動搬送用ロー
ルと従動搬送用ロールの軸間距離をほぼ一定に保持させ
るために前記従動搬送用ロールの軸を受ける部分に設け
られた切り欠きからなる位置決め部を設けている。これ
により、記録装置本体から前記給紙カセットを着脱する
場合に、両搬送用ロールのニップ圧を適正に加圧し、か
つそれを解除する。
【0005】
【作用】本考案においては、支持部により、従動搬送用
ロールの軸を給紙カセット側で自在に支持し、板バネに
より、従動搬送用ロールを駆動搬送用ロールに圧接さ
せ、また、給紙フレームに設けられた切り欠きからなる
位置決め部により、給紙カセットの装着時に駆動搬送用
ロールと従動搬送用ロールの軸間距離をほぼ一定に保持
させることができる。これらの構成により、記録装置本
体から前記給紙カセットを着脱する場合に、両搬送用ロ
ールのニップ圧を適正に加圧し、かつそれを解除するこ
とが可能になる。また、搬送用ロール間にはさまった状
態で紙づまりを起こした場合でも、給紙カセットを本体
から取り外すことによってニップ圧は解除され、使用者
の手作業で容易にその用紙を除去することができる。
ロールの軸を給紙カセット側で自在に支持し、板バネに
より、従動搬送用ロールを駆動搬送用ロールに圧接さ
せ、また、給紙フレームに設けられた切り欠きからなる
位置決め部により、給紙カセットの装着時に駆動搬送用
ロールと従動搬送用ロールの軸間距離をほぼ一定に保持
させることができる。これらの構成により、記録装置本
体から前記給紙カセットを着脱する場合に、両搬送用ロ
ールのニップ圧を適正に加圧し、かつそれを解除するこ
とが可能になる。また、搬送用ロール間にはさまった状
態で紙づまりを起こした場合でも、給紙カセットを本体
から取り外すことによってニップ圧は解除され、使用者
の手作業で容易にその用紙を除去することができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。図1は、本考案の一実施例における給紙装置の構成
を示す斜視図、図3は本考案の一実施例における給紙装
置を画像記録装置本体に装着した状態を示す斜視図であ
る。図3において、31は画像記録装置本体、32は給
紙装置、33は給紙カセットであり、画像記録装置本体
31の下部に位置する給紙装置32に給紙カセット33
がセットされた状態で用紙(図示せず)が供給される。
また、図1において、14は駆動側の搬送用ロール、1
5は従動側の搬送用ロール、16は給紙カセットの装着
状態で搬送用ロール15を駆動側の搬送用ロール14に
押し付けるための板バネ、17は給紙フレーム18の取
り付け用穴に通した搬送用ロール14の軸部を指示する
ためのベアリング、18は給紙カセット33を着脱自在
な給紙フレーム、19は切り欠きからなる位置決め部で
ある。また、従動側の搬送用ロール15は、給紙カセッ
ト33の支持部で搬送用ロール15が上下左右に自在に
動けるようバカ穴で支持されている。このような構成に
より、図3のように、給紙カセット33を画像記録装置
本体31に装着すると、給紙フレーム18に設けられた
切り欠きからなる位置決め部19に従動側の搬送用ロー
ル15が納まり、駆動側と従動側の位置関係が保持され
る。この際、給紙カセット33に取り付けられている板
バネ16が給紙カセット33の支持部のバカ穴で支持さ
れた従動側の搬送用ロール15をそのバカ穴領域内で駆
動側へ押し付けるので、ニッブ圧がかかる。また、画像
記録装置本体31から給紙カセット33を取り外すと、
板バネ16によるニッブ圧が解除される。従って、給紙
カセット33の装着時、搬送用ロール14,15間に紙
づまりが発生した場合には、給紙カセット33を取り外
すことによってニッブ圧は解除され、使用者は詰まった
用紙を破ることなく、容易に除去することができる。
る。図1は、本考案の一実施例における給紙装置の構成
を示す斜視図、図3は本考案の一実施例における給紙装
置を画像記録装置本体に装着した状態を示す斜視図であ
る。図3において、31は画像記録装置本体、32は給
紙装置、33は給紙カセットであり、画像記録装置本体
31の下部に位置する給紙装置32に給紙カセット33
がセットされた状態で用紙(図示せず)が供給される。
また、図1において、14は駆動側の搬送用ロール、1
5は従動側の搬送用ロール、16は給紙カセットの装着
状態で搬送用ロール15を駆動側の搬送用ロール14に
押し付けるための板バネ、17は給紙フレーム18の取
り付け用穴に通した搬送用ロール14の軸部を指示する
ためのベアリング、18は給紙カセット33を着脱自在
な給紙フレーム、19は切り欠きからなる位置決め部で
ある。また、従動側の搬送用ロール15は、給紙カセッ
ト33の支持部で搬送用ロール15が上下左右に自在に
動けるようバカ穴で支持されている。このような構成に
より、図3のように、給紙カセット33を画像記録装置
本体31に装着すると、給紙フレーム18に設けられた
切り欠きからなる位置決め部19に従動側の搬送用ロー
ル15が納まり、駆動側と従動側の位置関係が保持され
る。この際、給紙カセット33に取り付けられている板
バネ16が給紙カセット33の支持部のバカ穴で支持さ
れた従動側の搬送用ロール15をそのバカ穴領域内で駆
動側へ押し付けるので、ニッブ圧がかかる。また、画像
記録装置本体31から給紙カセット33を取り外すと、
板バネ16によるニッブ圧が解除される。従って、給紙
カセット33の装着時、搬送用ロール14,15間に紙
づまりが発生した場合には、給紙カセット33を取り外
すことによってニッブ圧は解除され、使用者は詰まった
用紙を破ることなく、容易に除去することができる。
【0007】
【考案の効果】本考案によれば、記録装置本体から前記
給紙カセットを着脱する場合に、両搬送用ロールのニッ
プ圧を適正に加圧し、かつそれを解除することが可能に
なる。また、搬送用ロール間にはさまった状態で紙づま
りを起こした場合でも、給紙カセットを本体から取り外
すことによってニップ圧は解除され、使用者の手作業で
容易にその用紙を除去することが可能になる。
給紙カセットを着脱する場合に、両搬送用ロールのニッ
プ圧を適正に加圧し、かつそれを解除することが可能に
なる。また、搬送用ロール間にはさまった状態で紙づま
りを起こした場合でも、給紙カセットを本体から取り外
すことによってニップ圧は解除され、使用者の手作業で
容易にその用紙を除去することが可能になる。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における給紙装置の構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】従来の給紙装置の構成を示す斜視図である。
【図3】本考案の一実施例における給紙装置を画像記録
装置本体に装着した状態を示す斜視図である。
装置本体に装着した状態を示す斜視図である。
14 駆動側の搬送用ロール 15 従動側の搬送用ロール 16 板バネ 17 ベアリング 18 給紙フレーム19 位置決め部 21 給紙装置 22 給紙カセット 23 給紙フレーム 24 駆動側の搬送用ロール 25 従動側の搬送用ロール 26 スプリング 27 ベアリング 31 画像記録装置本体 32 給紙装置 33 給紙カセット
Claims (1)
- 【請求項1】 記録装置本体より駆動される駆動搬送用
ロールを保持する給紙フレームと、該駆動搬送用ロール
に従動する従動搬送用ロールを保持する給紙カセットか
ら構成され、前記駆動搬送用ロールと前記従動搬送用ロ
ールによって用紙を狭持搬送する記録装置における給紙
装置であって、前記給紙カセットは、前記従動搬送用ロ
ールの軸を前後左右に自在に支持する軸穴の支持部と、
該支持部に支持された前記従動搬送用ロールを前記駆動
搬送用ロールに圧接させるための板バネとを備え、前記
給紙フレームは、給紙カセットの装着時に駆動搬送用ロ
ールと従動搬送用ロールの軸間距離をほぼ一定に保持さ
せるために前記従動搬送用ロールの軸を受ける部分に設
けられた切り欠きからなる位置決め部を備え、記録装置
本体から前記給紙カセットを着脱する場合に、両搬送用
ロールのニップ圧を適正に加圧し、かつそれを解除する
ことを特徴とする記録装置における給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991040078U JP2562175Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 記録装置における給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991040078U JP2562175Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 記録装置における給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04133633U JPH04133633U (ja) | 1992-12-11 |
JP2562175Y2 true JP2562175Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=31921209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991040078U Expired - Lifetime JP2562175Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 記録装置における給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562175Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01172130A (ja) * | 1987-12-26 | 1989-07-07 | Canon Inc | シート材給送装置 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP1991040078U patent/JP2562175Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04133633U (ja) | 1992-12-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |