JP2561852B2 - 測長用カウンタ装置 - Google Patents

測長用カウンタ装置

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JP2561852B2
JP2561852B2 JP63006333A JP633388A JP2561852B2 JP 2561852 B2 JP2561852 B2 JP 2561852B2 JP 63006333 A JP63006333 A JP 63006333A JP 633388 A JP633388 A JP 633388A JP 2561852 B2 JP2561852 B2 JP 2561852B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、糸条・線条・シート状物等の各種の長尺
物を加工して巻き取る巻取機械において、巻き取られた
長尺物の長さが、所定の設定測長量に正確に合致する状
態で機械を停止せしめるための、測長用カウンタ装置に
関する。
従来技術 巻取機械においては、巻き取られる長尺物が、所定の
設定測長量に到達したときに機械を停止せしめる目的
で、いわゆる測長用カウンタ装置が使用される。
測長用カウンタ装置の最も一般的なものは、たとえ
ば、測長ローラMR上を走行して巻枠Bに巻き取られる長
尺物Sの長さを、測長ローラMRに連結したパルス発生器
PGからのパルス信号Spのパルス数として検出し、これを
カウンタCによって積算するとともに、設定測長量LT
と比較して、制御装置CMに対して停止信号Stを発生す
るものである(第5図)。ここで、長尺物Sは、モータ
M1によって駆動される送りローラTRを介して走行せしめ
られ、モータM1は、制御装置CMによって、速度設定器
SMから設定される一定速度となるように速度制御がな
されている一方、巻枠Bは、図示しない制御系を介し
て、巻き取られる長尺物Sの張力が一定となるように、
張力制御を受けながら積極駆動されている。
ところで、いま、機械系に大きな慣性があり、カウン
タCから停止信号Stが出力されてから、機械が完全に停
止するまでの惰走が無視できない場合は、カウンタCに
対する設定測長量LTとしては、あらかじめ、惰走量
(停止信号Stが出力されてから、機械が完全に停止する
までの間の惰走によって、巻枠Bに巻き取られる長尺物
Sの長さをいう、以下同じ)を見込んだものとしておか
なければならないものである。殊に、機械停止用のブレ
ーキの制動特性が経時的に変化すること等により、機械
停止に要する時間が変動する場合には、この間の惰走量
の変化に対処するための特別の工夫が必要となるもので
ある。かかる従来技術としては、たとえば、次のものが
知られている。すなわち、前回の停止動作における惰走
量を記憶しておき、カウンタCの中では、実際の積算測
長量が、設定測長量LTよりも、記憶されている惰走量
に相当する分だけ小さい量に到達したときに停止信号St
を出力するようにすれば、次回の停止動作は、ブレーキ
の制動特性に新たな変化が生じない限り、ほぼ、所期の
目的を達成することができるというものである(たとえ
ば、特公昭61−18504号公報、特公昭61−15015号公報参
照)。
発明が解決しようとする課題 而して、かかる従来技術によるときは、記憶された前
回の停止動作における惰走量のみを、設定測長量に対す
る補正量として使用するから、最終的に巻枠Bに巻き取
られる量を設定測長量に正確に合わせるという点におい
ては、必ずしも十分とは云えないものである。すなわ
ち、これらの従来技術においては、惰走量に変化を生じ
させる要因として、たとえば、ブレーキの制動特性の変
化を想定し、機械の運転速度は一定であることが前提で
あるが、現実の操業においては、仕掛ける長尺物の種類
や、機械の情況等によって、その運転速度が変化した
り、または、これを変更しなければならない事態は、往
々にして発生するものである。このように、運転速度が
変更になるときは、当然に、惰走量も、それに追随して
変化するから、単に、前回の停止動作における惰走量を
以って補正するのみでは、運転速度が変更になっている
今回の停止動作に対して、満足すべき結果を得ることは
到底不可能である。
そこでこの発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑
み、惰走量は、機械の運転速度と減速勾配とによって決
まることに着目し、過去の停止動作結果から減速勾配を
演算するとともに、その演算値と現在の運転速度とから
惰走量の予測値を予測演算し、この予測値を以って、今
回の停止動作における補正量とすることによって、ブレ
ーキの制御特性の変化のような、従来技術が想定してい
る変動要因に加えて、機械の運転速度が変更になったと
きにも適確に対応することができる、新規の測長用カウ
ンタ装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、設定
測長量と積算測長量とを比較して停止信号を出力する比
較器と、この比較器に対して惰走量の予測値を補正出力
する補正回路とを設け、補正回路は、過去の停止動作結
果に基づいて減速勾配の演算値を演算更新する第2のメ
モリ手段付きの減速勾配演算手段と、機械の運転速度と
減速勾配の演算値とから惰走量の予測値を予測演算する
惰走量予測手段とを備えることをその要旨とする。
また、パルスカウンタと速度演算器とを付加して、前
者は、パルス発生器からのパルス信号を入力して積算測
長量を出力し、後者は、前記パルス信号を分岐入力し
て、機械の運転速度を出力するようにしてもよいものと
する。
作 用 而して、この構成によるときは、まず、比較器は、設
定測長量と積算測長量とを比較して、後者が前者に到達
したときに停止信号を出力するが、このとき、補正回路
からの惰走量の予測値を補正入力されるので、停止信号
の実際の出力タイミングは、積算測長量と惰走量の予測
値との和が設定測長量に一致する時点にまで早められる
ことになる。
ここで、惰走量の予測値は、次のようにして、補正回
路によって演算される。すなわち、補正回路の惰走量予
測手段は、現在の機械の運転速度と、第2のメモリ手段
付きの減速勾配演算手段によって更新される減速勾配の
演算値とを使用して、今回の停止動作における惰走量の
予測値を予測演算する一方、減速勾配演算手段は、機械
の停止動作結果から、前記減速勾配の演算値を、停止動
作が行なわれる都度演算して、第2のメモリ手段中に記
憶更新することができる。したがって、補正回路から比
較器に対して出力され、今回の停止動作において使用さ
れる惰走量の予測値としては、現在の機械の運転速度の
実際値と、過去の停止動作結果から演算更新される減速
勾配の演算値とを基にして算出されたものとなるから、
実際の惰走量に最も近い値を得ることができる。すなわ
ち、機械は、いかなる運転速度から停止動作に入ったと
しても、所定の設定測長量に最も近い積算測長量を以っ
て停止せしめることができる。
なお、パルスカウンタと速度演算器とを付加し、これ
らは、パルス発生器からのパルス信号を入力として、前
者は積算測長量を出力し、後者は機械の運転速度を出力
するようにすれば、これらの情報の信号源として、パル
ス発生器を共用使用することができるので、全体とし
て、一層使い易いものとなり得る。
以上のように作用するものである。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
測長用カウンタ装置10は、比較器12と、補正回路20と
を備えてなる(第1図)。
比較器12は、外部からの設定測長量LTと積算測長量
Lと、補正回路20からの惰走量の予測値Liとを入力し、
その出力として、停止信号Stを発生する。
補正回路20は、第1のメモリ手段1と、惰走量演算手
段2と、減速勾配演算手段3と、第2のメモリ手段4
と、惰走量予測手段5とからなり、第1のメモリ手段1
は、積算測長量Lと機械の運転速度Vとを入力して、こ
れらの情報を所定のタイミングにおいて記憶することに
より、機械の停止動作開始時における機械の運転速度V
Rと、停止信号Stの出力時点と機械の完全停止時点とに
おける積算測長量LR、LSとを出力するものとする。
惰走量演算手段2は、積算測長量LR、LSを入力し
て、惰走量Liaを算出して出力し、減速勾配演算手段3
は、運転速度VRと惰走量Liaとを入力して、減速勾配Dn
−1を演算し、これを第2のメモリ手段4に出力する。
第2のメモリ手段4は、入力された減速勾配Dn−1を一
時記憶するとともに、それを、過去の停止動作結果に基
づく減速勾配の演算値Dnとして惰走量予測手段5に出力
し、惰走量予測手段5は、現在の機械の運転速度Vと、
減速勾配の演算値Dnとを使用して、今回の停止動作にお
ける惰走量の予測値Liを算出し、比較器12に出力するも
のである。
いま、これを、さらに具体化して示せば、第2図のと
おりである。
測長用カウンタ装置10に対しては、外部から、測長量
設定器STLの出力たる設定信号SLが設定測定量LTとし
て入力され、さらに、パルス発生器PGの出力たるパルス
信号Spが、パルスカウンタPCと速度演算器VCとに分岐入
力された上、積算測長量Lと、機械の運転速度Vとして
入力されている。すなわち、測長量設定器STLからの設
定信号SLは比較器12に入力され、パルス発生器PGから
のパルス信号Spは、パルスカウンタPCを介して比較器12
に入力されている。また、比較器12の出力はリレーRyに
接続され、その常開接点Ryaは、停止信号Stとして、外
部に引き出されている。
パルス発生器PGからのパルス信号Spは、さらに、速度
演算器VCに分岐入力された後、パルスカウンタPCの出力
とともに補正回路20に入力されている。すなわち、速度
演算器VCの出力は、停止検出部21と、メモリ25と、演算
器28とに分岐接続される一方、パルスカウンタPCの出力
は、メモリ22と、メモリ23とに分岐接続されている。停
止検出部21の出力はメモリ22に接続され、メモリ22の出
力は、メモリ23の出力とともに演算器24に接続され、そ
の出力は、メモリ25の出力とともに、別の演算器26に接
続されている。
演算器26の出力は、メモリ27を介して、前述の演算器
28に接続され、その出力は、補正回路20からの補正出力
信号20aとして、比較器12に入力されている。なお、比
較器12の出力信号12aも補正回路20に入力されて、メモ
リ23、25に分岐接続されている。
いま、機械が一定速度VRで運転されているものとす
る。パルスカウンタPCは、パルス発生器PGからのパルス
信号Spのパルス数を計数して、積算測長量Lを出力する
ことができるので、比較器12は、測長量設定器STLから
入力される設定測長量LTと、パルスカウンタPCからの
積算測長量Lと、補正回路20から、補正出力信号20aの
形で入力される惰走量の予測値Liとを比較し、L=LT
−Liが成立したことを検出して、その出力信号12aを発
生することができる。また、出力信号12aによってリレ
ーRyが作動するから、外部には、停止信号Stが出力され
る。
停止信号Stが発生すると、機械は減速を開始するが、
そのとき、比較器12の出力信号12aは、補正回路20内の
メモリ23、25にも分岐入力されているので、メモリ23、
25は、それぞれ、停止信号Stが発生した時点における積
算測長量Lと機械の運転速度Vとを、L=LR、V=VR
として記憶し、それを出力することができる。ただし、
速度演算器VCは、パルス信号Spのパルスレートから、現
在の機械の運転速度Vを算出して、これを出力すること
ができる一種の信号変換器であるものとする。
一方、機械が完全に停止したときには、停止検出部21
が動作するので、メモリ22は、その時点における積算測
長量Lを、L=LSとして記憶して出力する。したがっ
て、演算器24は、今回の停止動作における実際の惰走量
Liaを、Lia=LS−LRとして算出することができ、ま
た、演算器26は、今回の停止動作における減速勾配Dn−
1を、Dn−1=2Lia/VRとして算出して、メモリ27内
に記憶更新することができる。なお、パルスカウンタPC
は、機械の停止動作が完了した時点で、その内容がクリ
アされるものとする。
このようにして、メモリ27に記憶された、今回の停止
動作における減速勾配Dn−1は、次回における減速勾配
の演算値Dnとして、演算器28において使用される。すな
わち、演算器28は、次回の機械の運転が再開され、測長
用カウンタ装置10による自動停止機能が開始されると、
現在の機械の運転速度Vを使用して、惰走量の予測値Li
を、Li=V2Dn/2として予測演算し、補正出力信号20aと
して比較器12に出力するので、以下、同様にして、次回
の停止動作を行なうことができるものである。
なお、メモリ27には、最初の停止動作の際に使用する
ための初期値として、適当な減速勾配Doをあらかじめ記
憶しておくものとする。
いま、運転速度VRで運転していた機械が、時刻t0に
おいて停止信号Stを受けて、一定の減速勾配Dn−1を以
って減速され、時刻t1において完全停止するものとする
(第3図)。このとき、時刻t0から時刻t1の間の時間t
における惰走量Liaは、同図において、斜線を施した三
角形の面積によって表わされるから、Lia=VRt/2であ
る。そこで、減速勾配Dn−1を、Dn−1=t/VRと定義す
れば、Dn−1=2Lia/VRを得ることができ、さらに、D
n=Dn−1、VR=V、Lia=Liとおいて、この式を変形
すれば、Li=V2Dn/2を得る。
すなわち、演算器26によって算出される減速勾配Dn−
1は、運転速度VRから減速停止したときの実際の惰走
量Lia=LS−LRを使用して、機械が直線的に減速され
たとしたときの平均的な減速勾配を逆算して演算したも
のであり、一方、演算器28によって算出される惰走量の
予測値Liは、この平均的な減速勾配が、今回の停止動作
においても達成されるであろうことを根拠として、現在
の運転速度Vから減速停止するときの惰走量を予測する
ものである。一般に、このようにして算出される平均的
な減速勾配Dn−1は再現性がよいものであり、また、こ
のときの惰走量の予測値Liは、運転速度Vの函数となっ
ており、したがって、その変更による影響を折り込んだ
ものであるから、結局、この測長用カウンタ装置10は、
運転速度Vが変更されるときにも適確に対応することが
できることになる。
いま、第1図と第2図とを対比すれば、第1図におけ
る第1のメモリ手段1は、第2図における停止検出部21
とメモリ22、23、25とに対応し、以下、惰走量演算手段
2は演算器24に、減速勾配演算手段3は演算器26に、第
2のメモリ手段4はメモリ27に、惰走量予測手段5は演
算器28に、それぞれ対応するものであることは明らかで
ある。
他の実施例 減速勾配Dn−1は、第3図において、Dn−1=VR/t
と定義してもよい。このときは、演算器26における演算
内容は、この定義に従って、Dn−1=VR2/(2Lia)と
し、また、演算器28における演算内容は、Li=V2/(2D
n)と変更すれば足る。
現在の機械の運転速度Vに対応して、今回の機械の停
止動作中における減速勾配Dを積極的に変更したい場合
は、演算器28を2台の演算器28a、28bに分割するととも
に、メモリ25の出力を併せ入力することができる(第4
図)。前回の停止動作における実績から、前回の停止動
作開始時の運転速度VRに対する減速勾配の演算値Dnが
得られているので、演算器28aは、まず、現在の運転速
度Vと前回の運転速度VRとを使用して、前回の減速勾
配の演算値Dnに対する修正係数kを求める。ここで、修
正係数kは、たとえば、k=f(V/Vo、VR/Vo)で表わ
すことができ、Voは基準となる運転速度であり、また、
fは、基準となる運転速度Voからの運転速度V、VRの
偏移量によって、修正係数kの大きさを定める函数であ
って、過去の試験データ等から決定することができるも
のである。しかる後、演算器28aは、Dn1=kDnによっ
て、現在の運転速度Vに対応するように修正された減速
勾配の演算値Dn1を算出するから、演算器28bは、これを
使用して、前述の式Li=V2Dn1/2またはLi=V2/(2Dn1)
により、惰走量の予測値Liを予測算出することができ
る。
なお、以上の説明において、パルスカウンタPCと、比
較器12と、速度演算器VCと、演算器28とは、測長用カウ
ンタ装置10による機械の自動停止機能が許容される運転
状態では、常時、その動作を継続実行しているものとす
る。ただし、当該運転状態に到達したことが、何らかの
信号の形で供給され、以後の運転速度Vの変動がないこ
とを前提とすることができるときは、演算器28の動作
は、その信号が供給された時点のみとすることもできる
ものとする。
さらには、演算器26によって演算され、メモリ27によ
って記憶更新され、演算器28によって、惰走量の予測値
Liの算出に使用される減速勾配の演算値Dnは、1回の停
止動作ごとに、前回の停止動作結果に基づくものが、今
回の停止動作に適用されるように逐次更新するのに代え
て、過去の引き続く所定回数の停止動作結果に基づくも
のの単純平均、または、適当な重み函数による重み付き
平均としてもよい。また、このとき、減速勾配の演算値
Dnに対して適当な幅の制限値を設けることによって、パ
ルス発生器PGの不調等による惰走量の予測値Liの極端な
変動を排除するようにしてもよいものとする。
また、第2図におけるパルスカウンタPCと速度演算器
VCとは、ともに、測長用カウンタ装置10に含めてもよい
ことはいうまでもない。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、比較器と、
比較器に対して惰走量の予測値を補正出力する補正回路
とを設け、補正回路は、過去の停止動作結果に基づいて
減速勾配の演算値を順次演算更新する第2のメモリ手段
付きの減速勾配演算手段と、機械の運転速度と減速勾配
の演算値とから惰走量の予測値を予測演算する惰走量予
測手段とを備えることによって、今回の停止動作に使用
する惰走量の予測値は、前回の停止動作における惰走量
そのものではなく、現在の機械の運転速度と、過去の停
止動作における減速勾配の演算値とから予測算出される
ものを使用することになるから、たとえば、ブレーキの
制動特性の変化等の要因のみならず、操業条件から決ま
る運転速度の変更があったときにも、設定測長量に充分
近い所定の積算測長量を以って、機械を適確に停止せし
めることができるという極めて優れた効果がある。
なお、パルスカウンタと速度演算器とを付加すること
により、パルス発生器を共用使用して、それぞれ、積算
測長量と機械の運転速度とを出力するようにすれば、パ
ルス発生器からのパルス信号を入力するのみで、これら
の必要情報を得ることができるので、全体として、一層
使い易いものとすることができるという実用的な効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は実施例を示し、第1図は概略ブロ
ック系統図、第2図は全体系統説明図、第3図は動作説
明図である。 第4図は他の実施例を示す要部系統図である。 第5図は従来技術を示す使用状態説明図である。 LT……設定測長量、L……積算測長量 Li……惰走量の予測値 Dn、Dn1……減速勾配の演算値 V、VR……機械の運転速度 St……停止信号、Sp……パルス信号 PG……パルス発生器、PC……パルスカウンタ VC……減速演算器、3……減速勾配演算手段 4……第2のメモリ手段、5……惰走量予測手段 10……測長用カウンタ装置、12……比較器 20……補正回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定測長量と積算測長量とを比較して停止
    信号を出力する比較器と、該比較器に対して、前記停止
    信号の出力時点以降の惰走量の予測値を補正出力する補
    正回路とからなり、該補正回路は、過去の停止動作結果
    に基づいて減速勾配の演算値を演算更新する第2のメモ
    リ手段付きの減速勾配演算手段と、機械の運転速度と前
    記減速勾配の演算値とから前記惰走量の予測値を予測演
    算する惰走量予測手段とを備えることを特徴とする測長
    用カウンタ装置。
  2. 【請求項2】パルス発生器からのパルス信号を入力して
    前記積算測長量を出力するパルスカウンタと、前記パル
    ス信号を入力して前記機械の運転速度を出力する速度演
    算器とを付加したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の測長用カウンタ装置。
JP63006333A 1988-01-14 1988-01-14 測長用カウンタ装置 Expired - Lifetime JP2561852B2 (ja)

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