JP2561090Y2 - 電子機器のモジュール引き抜き工具 - Google Patents

電子機器のモジュール引き抜き工具

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JP2561090Y2
JP2561090Y2 JP1991017472U JP1747291U JP2561090Y2 JP 2561090 Y2 JP2561090 Y2 JP 2561090Y2 JP 1991017472 U JP1991017472 U JP 1991017472U JP 1747291 U JP1747291 U JP 1747291U JP 2561090 Y2 JP2561090 Y2 JP 2561090Y2
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JP
Japan
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module
frame
electronic device
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foot
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JP1991017472U
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JPH052876U (ja
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勇 錦戸
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、複数個のモジュール
を組み込んで構成される電子機器に於いて、モジュール
を電子機器から引く抜く際に使用する工具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6は電子機器の外観を示す図、図7は
モジュールの形状を示す図、図8は従来の電子機器のモ
ジュール引き抜き工具及びその使用状態を示す図、図9
は電子機器のモジュール引き抜き工具の取手先端部のフ
ックの詳細図である。尚、図8のモジュール及びフロン
トプレートは図6のA−A方向の断面を示しており、モ
ジュールの長穴とその奥の空洞は省略している。また、
図7の(b)は(a)の側面図を示す。図に於て1はモ
ジュール、2はフロントプレート、3は取手、4はフレ
ーム、9は電子機器本体、10は上記モジュール1の背
面に取り付けられたコネクタである。
【0003】従来の電子機器のモジュール引き抜き工具
は上記のように構成され、通常電子機器はモジュール1
を電子機器本体9の表面に取り付けたフロントプレート
2の角穴より挿入した状態で使用する。このときモジュ
ール1は背面のコネクタ10によって電子機器本体9と
コネクタ10のかん合力で結合しているため、試験調整
の他モジュール1の故障や定期交換の際は引き抜き工具
を用いてモジュール1をフロントプレート2から引き抜
く。図7に示す如くモジュール1の正面には長穴とその
奥には空洞が設けてあり、また図9に示す如く取手3の
先端にはフックが設けてある。従って、取手3をモジュ
ール1の長穴から挿入し、図8中に示した矢視方向に9
0゜回転させた後、取手3を引けばモジュール1を引き
抜くことができる。しかし、腕の力で取手3を引くと引
き抜き力の加減ができずモジュール1を勢いよく引き抜
いてしまいモジュール1や腕を他の場所へぶつけたり、
背面のコネクタ10を損傷させる可能性が生じる。そこ
で、コネクタ10のかん合量のみ握力で引き抜きそれ以
降を腕の力で引き抜くようにするため、取手3のほかに
図8中に示した足を備えたフレーム4を用いてモジュー
ル1を引き抜いていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の電子機器のモジ
ュール引き抜き工具は以上のように構成されているの
で、引き抜かれたモジュール1と取手3を分離するため
に両手を使わなくてはならない。従って、モジュール1
を連続して引き抜く際はフレーム4を一度手放さなくて
はならず、工具の持ち替えを頻繁に行なうためモジュー
ル1の引き抜き作業の効率が低下していた。尚、図8に
示したように足場の片方はモジュール1が引き抜かれて
おり、もう片方にはモジュール1が残っているという場
合がある。それに対し、コネクタ10の損傷防止の観点
からモジュール1はフロントプレート2から垂直に引き
抜かなくてはならないため取手3とフレーム4は一体化
することができなかった。
【0005】この考案は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、持ち替えを行なわずに連続してモ
ジュールの引き抜きが行なえる電子機器のモジュール引
き抜き工具を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案に係る電子機器
のモジュール引き抜き工具は、フレームに取り付けられ
た足を回転させて足の長さを変えられるようにすると同
時に取手をフレームの中に組み込む構造とすることで構
成部品の一体化を可能にしたものである。
【0007】
【作用】この考案に於ける電子機器のモジュール引き抜
き工具は、足場の状況に応じて足の長さを選択した後、
取手の先端のフックをモジュールの長穴から挿入しフレ
ームごと90゜回転させる。そしてフレームを支点とし
て取手を握り込むとモジュール背面のコネクタのかん合
は解除され、あとは腕の力で軽くモジュールを引き抜く
ことができる。ここで取手とフレームを握り込む際、既
に足の長さが調整されているので足場となる位置のモジ
ュールの有無にかかわらずモジュールはフロントプレー
トに対して垂直に引き抜かれる。
【0008】
【実施例】実施例1. 図1〜図3はこの考案の一実施例を示す電子機器のモジ
ュール引き抜き工具の使用方法を示す図であり、作業手
順は図2、図1、図3の順となる。図4は足がフレーム
にロックしている状態を示し、図5は足がフレームに対
して自由に回転できる状態を示す。また電子機器の外観
図、モジュールの形状、取手先端部のフックの詳細図は
従来の技術と共通であり、それぞれ図6、図7、図9に
示す。尚、図1〜図3のモジュール及びフロントプレー
トは図6のA−A方向の断面を示し、図1、図3はモジ
ュールの長穴及びその奥の空洞は省略している。図に於
て1〜3及び9、10は従来の電子機器のモジュール引
き抜き工具と全く同一のものである。4は内部に取手3
を組み込み、また取手3を紙面の上下方向にスライドさ
せることができるフレームであり、取手3のフック側に
位置する端部には上部取手のスライド方向と直交する方
向で対向し、かつ互いに外方向に突出する角柱の座を
有し、その座の端面にはネジ穴を設けている。5はフレ
ーム4から取手3のフックを突出させるためのバネA、
6はフレーム4の座に取り付けられレーム4の座とか
ん合する凹部を有し、これを回転させることで長さを選
択できる略エの字状の足、7は足6を回転角180゜ご
とにフレーム4にロックさせるためのバネBであり、8
はフレーム4の座にかん合するネジを有し足6をフレー
ム4に取り付けるとともに足6の回転中心となるピンで
ある。なお、上記略エの字状の足6は、上記フロントプ
レート2に対向し、上記フレーム4の座を中心に回転で
き、かつ回転中心から両端までの距離が上記モジュール
1のフランジ(フロントプレート2の上面に当接する部
材)の厚みに相当する分異なっている。
【0009】前記のように構成された電子機器のモジュ
ール引き抜き工具に於て、モジュール1を電子機器9か
ら引き抜く際は、まず電子機器9の足場となる位置の状
態を確認し、足6の方向を決定する。足6は回転中心か
ら両端までの距離が違うため、足場にモジュール1が挿
入されている場合には短い方、足場のモジュール1が引
き抜かれておりフロントプレート2を足場とする場合に
は長い方が足として機能するよう回転させれば常にモジ
ュール1はフロントプレート2に対して垂直に引き抜く
ことができる。足6の方向を変える際は図5に示した矢
視方向に足6を引きロックを解除し、足6を回転させた
後に手を離す。すると図4に示したようにバネB7の力
によって足6はフレーム4に押し戻される。この時足6
の凹部がフレーム4の四角柱の座にかん合するため、足
6の回転はロックする。
【0010】前記のように足6の方向を決めた後、図2
に示すように取手3の先端のフックをモジュール1の長
穴から挿入し、電子機器のモジュール引き抜き工具全体
を矢視方向に90゜回転させる。そして図1に示したよ
うに電子機器のモジュール引き抜き工具を持ち、親指を
支点とし他の指で取手を握り込むように力を加える。す
ると、初めのうちはモジュール1の背面のコネクタ10
のかん合力によって、フレーム4とともに足6は電子機
器9側に移動する。そして足6が足場についた後さらに
力を加えると、図3に示したようにモジュール1はコネ
クタ10のかん合が解除される位置まで引き抜かれる。
モジュール1がこの状態まで引き抜かれれば、あとは勢
いをつけすぎること無く腕の力でスムーズにモジュール
1を引き抜くことができる。
【0011】
【考案の効果】この考案に於ける電子機器のモジュール
引き抜き工具は、足場の状況に応じて足の長さを変えら
れるようにすることで構成部品を一体化することがで
き、よって、モジュールを引き抜いた後は片手で電子機
器のモジュール引き抜き工具を、もう片手でモジュール
を持ち分離することができ、特に連続してモジュールを
引き抜く際、電子機器のモジュール引き抜き工具の持ち
替えが不要となる。従って、試験調整やモジュールの故
障や定期交換の際に、モジュールの引き抜き作業の効率
を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す電子機器のモジュー
ル引き抜き工具を示す図である。
【図2】この考案の電子機器のモジュール引き抜き工具
をモジュールにセットする前の状態を示す図である。
【図3】この考案の電子機器のモジュール引き抜き工具
をモジュールにセットし引き抜き力を加えた後の状態を
示す図である。
【図4】この考案の一実施例を示す足の回転がロックさ
れている状態を示す図である。
【図5】この考案の一実施例を示す足を自由に回転させ
られる状態を示す図である。
【図6】この考案及び、従来の技術に共通の電子機器の
外観図を示す図である。
【図7】この考案及び、従来の技術に共通のモジュール
の形状を示す図である。
【図8】従来の電子機器のモジュール引き抜き工具を示
す図である。
【図9】取手先端のフックの形状を示す図である。
【符号の説明】
1 モジュール 2 フロントプレート 3 取手 4 フレーム 5 バネA 6 足 9 電子機器本体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電子回路を実装し長手方向の一端
    にコネクタを有し他端には長穴と長穴の奥に空洞を有す
    る複数個のモジュールと、上記複数個のモジュールを組
    み込み構成される電子機器本体と、この電子機器本体の
    表面に取り付けられ上記モジュールを挿入するための複
    数個の穴を有するフロントプレートとで構成された電子
    機器からモジュールを引き抜く際に使用するモジュール
    引き抜き工具において、T字形状をなしT字の垂直軸
    先端に上記モジュールの長穴に挿入できるフックを有す
    る取手と、この取手を内部に組み込みT字の垂直軸方向
    にスライドさせられ取手のフック側に位置する端部には
    上記取手のスライド方向と直交する方向で対向しかつ互
    いに外方向に突出する座を設けたフレームと、上記取手
    のフックが上記フレームから突出するように上記フレー
    ム内部に組込まれたバネと、上記フロントプレートに対
    向し、上記フレームの座を中心に回転でき、かつ回転中
    心から両端までの距離が記モジュールのフランジの厚
    みに相当する分異なる略エの字状の足と、上記足を回転
    角180゜毎に上記フランジの座に嵌合させるロック機
    とを備えた電子機器のモジュール引き抜き工具。
JP1991017472U 1991-03-22 1991-03-22 電子機器のモジュール引き抜き工具 Expired - Lifetime JP2561090Y2 (ja)

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JPH052876U JPH052876U (ja) 1993-01-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3996537B2 (ja) * 2003-03-27 2007-10-24 住友重機械工業株式会社 蓄冷器用仕切り材及び蓄冷器
JP7176873B2 (ja) * 2018-07-12 2022-11-22 Necネットワーク・センサ株式会社 モジュール引抜工具およびモジュール引抜方法

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BE794365A (fr) * 1972-01-22 1973-07-23 Bayer Ag Nouveaux derives de pyridazine, leur procede de preparation et leur application comme regulateur de croissance des plantes
JPS534768Y2 (ja) * 1973-08-16 1978-02-06
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