JP2560742Y2 - 均し口小蓋掃除装置 - Google Patents
均し口小蓋掃除装置Info
- Publication number
- JP2560742Y2 JP2560742Y2 JP5472492U JP5472492U JP2560742Y2 JP 2560742 Y2 JP2560742 Y2 JP 2560742Y2 JP 5472492 U JP5472492 U JP 5472492U JP 5472492 U JP5472492 U JP 5472492U JP 2560742 Y2 JP2560742 Y2 JP 2560742Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning device
- swing frame
- opening
- leveling
- lid cleaning
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Coke Industry (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案はコークス炉の均し口小蓋掃
除装置に関するものである。
除装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、コークス炉炉蓋の均し口小蓋開閉
装置は固定機枠に前後左右方向への可動機枠が設けら
れ、該可動機枠に上記小蓋開閉装置及びその芯合せ装置
が設けられていたため、固定機枠に別途に均し口小蓋掃
除装置を設ける必要があり、該掃除装置の位置合せ移動
に別途時間を要すほか運動、操作が煩雑でありかつスペ
ースを要し、装置の軽量化を計ることが困難であった
（特開昭５９−３０８８４号、特開平４−５０２９１
号）。
装置は固定機枠に前後左右方向への可動機枠が設けら
れ、該可動機枠に上記小蓋開閉装置及びその芯合せ装置
が設けられていたため、固定機枠に別途に均し口小蓋掃
除装置を設ける必要があり、該掃除装置の位置合せ移動
に別途時間を要すほか運動、操作が煩雑でありかつスペ
ースを要し、装置の軽量化を計ることが困難であった
（特開昭５９−３０８８４号、特開平４−５０２９１
号）。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本案は均し口小蓋開閉
装置及び小蓋掃除装置を共通の支持枠に設けることによ
ってクリーニング（掃除）時間の短縮及び省スペースで
装置の軽量化を計りかつ１度の位置合せで小蓋の開閉と
掃除を連続して行い得て運転操作も簡単で作業能率を向
上させることができる小蓋掃除装置及びその自動芯出装
置を得ることを目的とする。
装置及び小蓋掃除装置を共通の支持枠に設けることによ
ってクリーニング（掃除）時間の短縮及び省スペースで
装置の軽量化を計りかつ１度の位置合せで小蓋の開閉と
掃除を連続して行い得て運転操作も簡単で作業能率を向
上させることができる小蓋掃除装置及びその自動芯出装
置を得ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本案はコークス押出機上に設けた機枠に左右方向に拘
束された前後摺動台車を設け、該台車に揺動枠を揺動自
在に連結保持し、該揺動枠に芯合せ用案内ガイドを備え
た小蓋開閉装置及び小蓋掃除装置が設けられてなる均し
口小蓋掃除装置連結保持が台車と揺動枠とを前後方向平
行リンクで接続する上記考案記載の均し口小蓋掃除装置
上記連結保持が懸垂保持である上記第１又は第２考案記
載の均し口小蓋掃除装置によって構成される。
め本案はコークス押出機上に設けた機枠に左右方向に拘
束された前後摺動台車を設け、該台車に揺動枠を揺動自
在に連結保持し、該揺動枠に芯合せ用案内ガイドを備え
た小蓋開閉装置及び小蓋掃除装置が設けられてなる均し
口小蓋掃除装置連結保持が台車と揺動枠とを前後方向平
行リンクで接続する上記考案記載の均し口小蓋掃除装置
上記連結保持が懸垂保持である上記第１又は第２考案記
載の均し口小蓋掃除装置によって構成される。
【０００５】
【作用】本案では前後摺動台車３をコークス炉の均し口
９側に前進させると、該台車３に連結保持又は懸垂保持
された揺動枠４も前後方向平行リンク８、８を介して前
進し、芯合せ用案内ガイド５が均し口小蓋１０の開閉軸
１１に案内されて小蓋開閉装置６の左右方向芯合せが行
われる。
９側に前進させると、該台車３に連結保持又は懸垂保持
された揺動枠４も前後方向平行リンク８、８を介して前
進し、芯合せ用案内ガイド５が均し口小蓋１０の開閉軸
１１に案内されて小蓋開閉装置６の左右方向芯合せが行
われる。
【０００６】この芯合せに伴って上記開閉装置６の揺動
枠４も左右方向芯合せが同時に行われ、該揺動枠４に設
けられている小蓋掃除装置７の基準位置の芯合せも同時
に行われる。
枠４も左右方向芯合せが同時に行われ、該揺動枠４に設
けられている小蓋掃除装置７の基準位置の芯合せも同時
に行われる。
【０００７】上記台車３の前進に伴う揺動枠４の前後方
向の揺動は上記平行リンク８、８によって阻止され、芯
合せに伴う左右方向揺動は該リンク８、８の左右動作に
よって阻止されることはない。
向の揺動は上記平行リンク８、８によって阻止され、芯
合せに伴う左右方向揺動は該リンク８、８の左右動作に
よって阻止されることはない。
【０００８】台車３を後退させて揺動枠４を後退させる
と芯合せ用案内ガイド５が開閉軸１１から分離して自由
となるから揺動枠４は自重で左右方向に揺動し元の懸垂
位置（定位置）に戻り調芯作用がなされる。
と芯合せ用案内ガイド５が開閉軸１１から分離して自由
となるから揺動枠４は自重で左右方向に揺動し元の懸垂
位置（定位置）に戻り調芯作用がなされる。
【０００９】
【実施例】コークス炉のプラットホームにコークス押出
機１が設けられ、該押出機１上に昇降調整装置１２を介
して機枠２が設けられる。この調整装置１２は図１に示
すように機台１３に設けた傾斜面１２’、１２’上にシ
リンダー１４による摺動ローラ１２”、１２”を介在さ
せて機枠２を支持してなるものである。
機１が設けられ、該押出機１上に昇降調整装置１２を介
して機枠２が設けられる。この調整装置１２は図１に示
すように機台１３に設けた傾斜面１２’、１２’上にシ
リンダー１４による摺動ローラ１２”、１２”を介在さ
せて機枠２を支持してなるものである。
【００１０】上記機枠２の上部には左右両側に前後方向
水平案内レール３’、３’を設け、該レール３’、３’
に沿って前後方向に摺動する台車３を設け、台車３の両
側に設けた車輪３”、３”を上記レール３’、３’に摺
動自在に嵌合することによって該台車３は左右方向に拘
束され左右方向に移動することはない。
水平案内レール３’、３’を設け、該レール３’、３’
に沿って前後方向に摺動する台車３を設け、台車３の両
側に設けた車輪３”、３”を上記レール３’、３’に摺
動自在に嵌合することによって該台車３は左右方向に拘
束され左右方向に移動することはない。
【００１１】上記台車３の両側にはワイヤロープ、リン
ク又はチエン１５、１５を垂下し、チエン１５、１５の
下端を揺動枠４の両側に支持することによって該揺動枠
４を台車３に懸垂保持する。そして該揺動枠４の前端上
面と台車３の上面とを前後方向平行リンク８、８によっ
て接続する。
ク又はチエン１５、１５を垂下し、チエン１５、１５の
下端を揺動枠４の両側に支持することによって該揺動枠
４を台車３に懸垂保持する。そして該揺動枠４の前端上
面と台車３の上面とを前後方向平行リンク８、８によっ
て接続する。
【００１２】このようにした揺動枠４の前端上部にはＶ
字形の芯合せ用案内ガイド５を突設し、均し口小蓋１０
の開閉軸１１に沿って同ガイド５を開口部から前進させ
ることによって同ガイド５は開閉軸１１に沿って左右方
向に移動し揺動枠４及び該揺動枠４に設けた小蓋開閉装
置６の芯合せが行われる（その状態を図３に示す）。
字形の芯合せ用案内ガイド５を突設し、均し口小蓋１０
の開閉軸１１に沿って同ガイド５を開口部から前進させ
ることによって同ガイド５は開閉軸１１に沿って左右方
向に移動し揺動枠４及び該揺動枠４に設けた小蓋開閉装
置６の芯合せが行われる（その状態を図３に示す）。
【００１３】上記小蓋開閉装置６には２股回動腕１６を
備え、該腕１６の回動軸１７は上記開閉軸１１と共通中
心線上に設けられている。そして上記２股回動腕１６に
は開閉軸１１に横腕１１’を介して設けたクランクピン
１８が嵌合し、上記回動軸１７に設けた歯車１９をこれ
に噛合する扇形歯車２０によって１８０度回動すること
により開閉軸１１が１８０度回動し、これに設けられた
閉鎖小蓋１０を１８０度回動させて開くことができ、又
逆回動によって閉鎖することができ、これにより小蓋開
閉装置６を形成するものである。
備え、該腕１６の回動軸１７は上記開閉軸１１と共通中
心線上に設けられている。そして上記２股回動腕１６に
は開閉軸１１に横腕１１’を介して設けたクランクピン
１８が嵌合し、上記回動軸１７に設けた歯車１９をこれ
に噛合する扇形歯車２０によって１８０度回動すること
により開閉軸１１が１８０度回動し、これに設けられた
閉鎖小蓋１０を１８０度回動させて開くことができ、又
逆回動によって閉鎖することができ、これにより小蓋開
閉装置６を形成するものである。
【００１４】又上記揺動枠４の前端下部には直立シリン
ダー２１による昇降枠２２を該揺動枠４の直立ガイド
４’、４’間に設け、昇降枠２２の内部中程に設けた左
右方向水平ガイド２３に摺動板２４を支持し、横向シリ
ンダー２５によって左右方向に往復摺動させることがで
き、該摺動板２４に小蓋１０のナイフエッジ部清掃用高
圧水噴出ノズル２６を固定して設け、その横に均し口シ
ート面９’の清掃用高圧水噴出ノズル２７を昇降回動腕
２８に設けて小蓋掃除装置７を形成する。又、ノズル２
７にかえて小蓋シート面に圧接するスクレーパで形成し
ても良い。
ダー２１による昇降枠２２を該揺動枠４の直立ガイド
４’、４’間に設け、昇降枠２２の内部中程に設けた左
右方向水平ガイド２３に摺動板２４を支持し、横向シリ
ンダー２５によって左右方向に往復摺動させることがで
き、該摺動板２４に小蓋１０のナイフエッジ部清掃用高
圧水噴出ノズル２６を固定して設け、その横に均し口シ
ート面９’の清掃用高圧水噴出ノズル２７を昇降回動腕
２８に設けて小蓋掃除装置７を形成する。又、ノズル２
７にかえて小蓋シート面に圧接するスクレーパで形成し
ても良い。
【００１５】尚図中２２’で示すものは昇降枠２２の両
側に設けた案内輪、２８’は昇降回動腕２８の支軸、２
８”は該腕２８の昇降回動用シリンダー、２９はタール
パン、３０は上記台車３の往復動作用擺動腕、３１は該
腕３０と上記台車３との連杆、３２は該腕３０の動作用
シリンダー、３３はチエン１５、１５の下端と揺動枠４
とに介在させたスプリング、図２中２４’は摺動板２４
の溝形案内輪である。
側に設けた案内輪、２８’は昇降回動腕２８の支軸、２
８”は該腕２８の昇降回動用シリンダー、２９はタール
パン、３０は上記台車３の往復動作用擺動腕、３１は該
腕３０と上記台車３との連杆、３２は該腕３０の動作用
シリンダー、３３はチエン１５、１５の下端と揺動枠４
とに介在させたスプリング、図２中２４’は摺動板２４
の溝形案内輪である。
【００１６】
【考案の効果】本案は上述のように構成したので均し口
小蓋開閉装置６及び小蓋掃除装置７を共通の揺動枠４に
設け得て省スペース及び装置の軽量化を計り、かつ芯合
せ用案内ガイド５により揺動枠４の芯合せと上記開閉装
置６及び小蓋掃除装置７の芯合せを一度に行い得て作業
能率を向上することができるし、作業終了後揺動枠４を
後退させて上記ガイド５の芯位置を自由となし得て該揺
動枠４を自重によって元の定位置に自動的に戻し調芯す
ることができるという利点がある。
小蓋開閉装置６及び小蓋掃除装置７を共通の揺動枠４に
設け得て省スペース及び装置の軽量化を計り、かつ芯合
せ用案内ガイド５により揺動枠４の芯合せと上記開閉装
置６及び小蓋掃除装置７の芯合せを一度に行い得て作業
能率を向上することができるし、作業終了後揺動枠４を
後退させて上記ガイド５の芯位置を自由となし得て該揺
動枠４を自重によって元の定位置に自動的に戻し調芯す
ることができるという利点がある。
【図１】本案の均し口小蓋掃除装置を示す側面図であ
る。
る。
【図２】図１Ａ−Ａ線による平面図である。
【図３】図１の斜視図である。
【図４】図１を左方から見た正面図である。
１ コークス押出機 ２ 機枠 ３ 前後摺動台車 ４ 揺動枠 ５ 芯合せ用案内ガイド ６ 小蓋開閉装置 ７ 小蓋掃除装置 ８ 前後方向平行リンク
Claims (3)
- 【請求項１】 コークス押出機上に設けた機枠に左右方
向に拘束された前後摺動台車を設け、該台車に揺動枠を
揺動自在に連結保持し、該揺動枠に芯合せ用案内ガイド
を備えた小蓋開閉装置及び小蓋掃除装置が設けられてな
る均し口小蓋掃除装置。 - 【請求項２】 連結保持が台車と揺動枠とを前後方向平
行リンクで接続する請求項(1) 記載の均し口小蓋掃除装
置。 - 【請求項３】 上記連結保持が懸垂保持である請求項
(1) 又は(2) 記載の均し口小蓋掃除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5472492U JP2560742Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 均し口小蓋掃除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5472492U JP2560742Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 均し口小蓋掃除装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616449U JPH0616449U (ja) | 1994-03-04 |
| JP2560742Y2 true JP2560742Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=12978754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5472492U Expired - Lifetime JP2560742Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 均し口小蓋掃除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560742Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP5472492U patent/JP2560742Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0616449U (ja) | 1994-03-04 |
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