JP2560264Y2 - インダクタ - Google Patents
インダクタInfo
- Publication number
- JP2560264Y2 JP2560264Y2 JP1991052682U JP5268291U JP2560264Y2 JP 2560264 Y2 JP2560264 Y2 JP 2560264Y2 JP 1991052682 U JP1991052682 U JP 1991052682U JP 5268291 U JP5268291 U JP 5268291U JP 2560264 Y2 JP2560264 Y2 JP 2560264Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- hole
- inductor
- coil
- cores
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トランスまたはチョ−
クコイルなどのインダクタに関する。
クコイルなどのインダクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インダクタとして、ボビン
と、これに巻回されたコイルと、コアとからなるものが
知られている。
と、これに巻回されたコイルと、コアとからなるものが
知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のインダクタにお
いては、ボビンを有するものであるから、高さ寸法を小
さくすることができず、かつ、組立が容易でないという
問題がある。本考案の課題は、高さ寸法を小さくするこ
とができ、かつ、組立が容易であるインダクタを提供す
ることにある。
いては、ボビンを有するものであるから、高さ寸法を小
さくすることができず、かつ、組立が容易でないという
問題がある。本考案の課題は、高さ寸法を小さくするこ
とができ、かつ、組立が容易であるインダクタを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、それぞ
れ相対向する部分の少なくとも一方の中央部に孔が形成
された1対の板状のコアと、これらのコアの少なくとも
一方の孔壁に形成された支持片と、この支持片に外から
嵌合するように配置された1または複数のコイルとから
なり、前記一方のコアにおける孔部の端部には、他方の
コアとの組合わせ状態において開放空間を形成するよう
に該コアの両端部に至る溝を形成して複数の接続端子を
設け、かつ、これらの接続端子に前記コイルの端部を接
着してなることを特徴とするインダクタが得られる。
れ相対向する部分の少なくとも一方の中央部に孔が形成
された1対の板状のコアと、これらのコアの少なくとも
一方の孔壁に形成された支持片と、この支持片に外から
嵌合するように配置された1または複数のコイルとから
なり、前記一方のコアにおける孔部の端部には、他方の
コアとの組合わせ状態において開放空間を形成するよう
に該コアの両端部に至る溝を形成して複数の接続端子を
設け、かつ、これらの接続端子に前記コイルの端部を接
着してなることを特徴とするインダクタが得られる。
【0005】
【実施例】次に、本考案の1実施例を図面に基いて詳細
に説明する。図1において、符号1,2は、1対の板状
のコアを示している。これらのコア1,2は、それぞれ
相対向する部分の中央部に孔1a,2aが形成されい
る。コア1,2の孔壁には、支持片3が形成されてい
る。これらのコア2と支持片3は、フェライトなどで一
体的に形成されている。
に説明する。図1において、符号1,2は、1対の板状
のコアを示している。これらのコア1,2は、それぞれ
相対向する部分の中央部に孔1a,2aが形成されい
る。コア1,2の孔壁には、支持片3が形成されてい
る。これらのコア2と支持片3は、フェライトなどで一
体的に形成されている。
【0006】前記コア1の孔1a部には、図2に示すよ
うにコイル4が支持片3に外から嵌合するように配置さ
れて収容されている。前記コア1における孔1a部の端
部にはコア2との組合わせ状態において開放空間を形成
するようにコア1の両端部に至る溝1a−1を形成し、
この溝1a−1に複数の接続端子5が設けられている。
これらの接続端子5に前記コイル4の端部4aがスポッ
ト溶接などにより接着されている。このように、接続端
子5の設置部分を開放状態にしているのは、接続端子5
にある程度の厚みを持たせて大電流にも対応できるよう
にするためである。本考案のインダクタは、図2に示す
状態からコア1,2を接合することにより図3に示すよ
うに完成される。
うにコイル4が支持片3に外から嵌合するように配置さ
れて収容されている。前記コア1における孔1a部の端
部にはコア2との組合わせ状態において開放空間を形成
するようにコア1の両端部に至る溝1a−1を形成し、
この溝1a−1に複数の接続端子5が設けられている。
これらの接続端子5に前記コイル4の端部4aがスポッ
ト溶接などにより接着されている。このように、接続端
子5の設置部分を開放状態にしているのは、接続端子5
にある程度の厚みを持たせて大電流にも対応できるよう
にするためである。本考案のインダクタは、図2に示す
状態からコア1,2を接合することにより図3に示すよ
うに完成される。
【0007】なお、前記コア1の孔1a部に、2つのコ
イルが配置されて収容される場合には、前記コア1にお
ける孔1a部の端部には図1,2に示すように、4つの
接続端子5を設ける必要がある。なお、前記コア1の孔
1a部には、3以上のコイル4を支持片3に外から嵌合
するように配置してもよい。
イルが配置されて収容される場合には、前記コア1にお
ける孔1a部の端部には図1,2に示すように、4つの
接続端子5を設ける必要がある。なお、前記コア1の孔
1a部には、3以上のコイル4を支持片3に外から嵌合
するように配置してもよい。
【0008】
【考案の効果】本考案のインダクタは比較的大電流にも
対応でき、ボビンを有しないので、高さ寸法を小さくす
ることができ、かつ、組立が容易である。
対応でき、ボビンを有しないので、高さ寸法を小さくす
ることができ、かつ、組立が容易である。
【図1】本考案の1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の1実施例における一部を分解して示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図3】本考案の1実施例を示す斜視図である。
1,2 コア 3 支持片 4 コイル 5 接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 27/29 H01F 27/24 D (72)考案者 遠藤 久仁 東京都千代田区内幸町一1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−150004(JP,A) 特開 平3−16106(JP,A) 実開 平2−118919(JP,U) 実開 昭62−63912(JP,U) 実開 平1−146506(JP,U) 実開 昭60−22808(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれ相対向する部分の少なくとも一
方の中央部に孔が形成された1対の板状のコアと、これ
らのコアの少なくとも一方の孔壁に形成された支持片
と、この支持片に外から嵌合するように配置された1ま
たは複数のコイルとからなり、前記一方のコアにおける
孔部の端部には、他方のコアとの組合わせ状態において
開放空間を形成するように該コアの両端部に至る溝を形
成して複数の接続端子を設け、かつ、これらの接続端子
に前記コイルの端部を接着してなることを特徴とするイ
ンダクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991052682U JP2560264Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | インダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991052682U JP2560264Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | インダクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04137012U JPH04137012U (ja) | 1992-12-21 |
JP2560264Y2 true JP2560264Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=31928902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991052682U Expired - Lifetime JP2560264Y2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | インダクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560264Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4602044A (en) * | 1983-12-19 | 1986-07-22 | Eli Lilly And Company | β-phenethanolamine antiobesity agents |
JPS6263912U (ja) * | 1985-10-14 | 1987-04-21 | ||
JPH02150004A (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-08 | Toko Inc | インダクタンス素子 |
JPH0632654Y2 (ja) * | 1989-03-11 | 1994-08-24 | ティーディーケイ株式会社 | コイル部品 |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP1991052682U patent/JP2560264Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04137012U (ja) | 1992-12-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970819 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |