JP2560240Y2 - アイロン掛け用押え布 - Google Patents
アイロン掛け用押え布Info
- Publication number
- JP2560240Y2 JP2560240Y2 JP1709592U JP1709592U JP2560240Y2 JP 2560240 Y2 JP2560240 Y2 JP 2560240Y2 JP 1709592 U JP1709592 U JP 1709592U JP 1709592 U JP1709592 U JP 1709592U JP 2560240 Y2 JP2560240 Y2 JP 2560240Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ironing
- mesh fabric
- cloth
- fabric
- mesh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、家庭用或いは業務用と
して用いられるアイロン掛け用の押え布に関する。
して用いられるアイロン掛け用の押え布に関する。
【０００２】アイロン掛け用押え布は、衣服等をアイロ
ン掛けする場合に、必要なものであるが、従来のものは
木綿の布地や、タオル地をそのまま押え布としたものが
一般的であった。
ン掛けする場合に、必要なものであるが、従来のものは
木綿の布地や、タオル地をそのまま押え布としたものが
一般的であった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】このような従来のアイ
ロン掛け用押え布では、布地が木綿やタオル地の場合、
目が詰っているので生地が厚く、その為熱の伝導率が悪
い上に、透けて見えないのでアイロンの仕上がりが悪
く、アイロンの掛け具合いや状況等も目視し難いといっ
た問題点を有していた。
ロン掛け用押え布では、布地が木綿やタオル地の場合、
目が詰っているので生地が厚く、その為熱の伝導率が悪
い上に、透けて見えないのでアイロンの仕上がりが悪
く、アイロンの掛け具合いや状況等も目視し難いといっ
た問題点を有していた。
【０００４】本考案は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、熱伝導を良くして低温でもアイロンの仕上がりが
良く、而も透けて見えるようにしてアイロン掛けを容
易、且つ能率的に行うことができ、また、省エネの面か
らも有利でコスト的にも経済的なアイロン掛け用押え布
を提供しようとするものである。
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、熱伝導を良くして低温でもアイロンの仕上がりが
良く、而も透けて見えるようにしてアイロン掛けを容
易、且つ能率的に行うことができ、また、省エネの面か
らも有利でコスト的にも経済的なアイロン掛け用押え布
を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決すめたるの手段】上記目的を達成するため
に、本考案におけるアイロン掛け用押え布は、糸条１を
織成又は編成して目２の荒いメッシュ布地１０となし、
このメッシュウ布地１０の表面に金属の微粒子３を附設
してなるものである。
に、本考案におけるアイロン掛け用押え布は、糸条１を
織成又は編成して目２の荒いメッシュ布地１０となし、
このメッシュウ布地１０の表面に金属の微粒子３を附設
してなるものである。
【０００６】そして、前記メッシュ布地１０の周縁部に
縁取り１１を施すことが好ましい。
縁取り１１を施すことが好ましい。
【０００７】
【作用】メッシュ布地は目の荒い生地であり、表面に金
属の微粒子が附着しているので、繊維のもつ柔らかさの
中に、金属の硬さが加味されたものとなる。そのため、
このようなメッシュ布地からなるアイロン掛け用押え布
をアイロン掛けしようとする衣服等の上に覆って、その
上からアイロン掛けを行うと、繊維でありながら、金属
の微粒子のために、硬さがあり、謂ゆる腰があってアイ
ロンの滑りがスムーズに行われる。また、金属の微粒子
によって熱伝導率がよく、低温でも効率よくアイロン掛
けが実施できる。また、目が荒いので、透けてよく見え
る為、下にあるものを目視しながら、即ち、状況を確認
しながらアイロン掛けを行うことができる。
属の微粒子が附着しているので、繊維のもつ柔らかさの
中に、金属の硬さが加味されたものとなる。そのため、
このようなメッシュ布地からなるアイロン掛け用押え布
をアイロン掛けしようとする衣服等の上に覆って、その
上からアイロン掛けを行うと、繊維でありながら、金属
の微粒子のために、硬さがあり、謂ゆる腰があってアイ
ロンの滑りがスムーズに行われる。また、金属の微粒子
によって熱伝導率がよく、低温でも効率よくアイロン掛
けが実施できる。また、目が荒いので、透けてよく見え
る為、下にあるものを目視しながら、即ち、状況を確認
しながらアイロン掛けを行うことができる。
【０００８】
【実施例】メッシュ布地１０は、絹、毛、化学繊維、天
然繊維を１本又は数本撚り合わせた糸条１を、平織り又
はネット編みして目２の荒いメッシュ布地１０となす。
然繊維を１本又は数本撚り合わせた糸条１を、平織り又
はネット編みして目２の荒いメッシュ布地１０となす。
【０００９】このメッシュ布地１０に銅、アルミ、ニッ
ケル等の金属を高温加熱して融解し、その溶融した金属
を真空状態下に吹き付けると、溶融金属はミクロン単位
の超微粒子となって霧状に吹き付けられるので、布地１
０の表面に金属の微粒子３が附着する。また、この微粒
子３は、メッシュ布地１０の表面に露出している繊維の
１本１本に附着する。
ケル等の金属を高温加熱して融解し、その溶融した金属
を真空状態下に吹き付けると、溶融金属はミクロン単位
の超微粒子となって霧状に吹き付けられるので、布地１
０の表面に金属の微粒子３が附着する。また、この微粒
子３は、メッシュ布地１０の表面に露出している繊維の
１本１本に附着する。
【００１０】このようにして得られたメッシュ布地１０
を、適当な大きさ、形に形成し、周縁部に縁取り１１を
施す。縁取り１１は、メッシュ布地１０の端縁を折り曲
げてかがり縫いしてもよく、また別の生地をテープ状に
して端縁に包み込んで縁をかが縫いすることにより形成
する。
を、適当な大きさ、形に形成し、周縁部に縁取り１１を
施す。縁取り１１は、メッシュ布地１０の端縁を折り曲
げてかがり縫いしてもよく、また別の生地をテープ状に
して端縁に包み込んで縁をかが縫いすることにより形成
する。
【００１１】金属の微粒子３は、メッシュ布地１０の片
面全体に吹き付けて裏面は、そのままにする場合と、メ
ッシュ布地１０の両面に附設する場合がある。両面に附
設した場合でも、繊維の全表面が覆われたようにはなら
ないので、繊維の柔らかさ、及び吸湿性は多少損なわれ
るが、必要且つ充分に保有される。
面全体に吹き付けて裏面は、そのままにする場合と、メ
ッシュ布地１０の両面に附設する場合がある。両面に附
設した場合でも、繊維の全表面が覆われたようにはなら
ないので、繊維の柔らかさ、及び吸湿性は多少損なわれ
るが、必要且つ充分に保有される。
【００１２】
【考案の効果】本考案は上記のように、糸条１を織成又
は編成して目２の荒いメッシュ布地１０となし、このメ
ッシュウ布地１０の表面に金属の微粒子３を附設するよ
うに構成したもので、アイロン掛けを行う場合に、この
メッシュ布地を当てがってその上からアイロンをかける
ようにすれば、金属のもつ硬さが、繊維の柔らかさの中
に加味されて、アイロン掛けをスムーズに行うことがで
きるとともに、金属の微粒子によって熱伝導が著しく高
められるために、多少低温のときでもアイロンの仕上が
りが良好となり、また、メッシュ構造によって内側のも
のが透けて見えるためにアイロン掛けの状況を目視しな
がら簡単迅速に作業を行うことができ、省エネ効果の点
でも有利であり、而も耐久性が高められ、安価で実用性
の高い製品が提供される。
は編成して目２の荒いメッシュ布地１０となし、このメ
ッシュウ布地１０の表面に金属の微粒子３を附設するよ
うに構成したもので、アイロン掛けを行う場合に、この
メッシュ布地を当てがってその上からアイロンをかける
ようにすれば、金属のもつ硬さが、繊維の柔らかさの中
に加味されて、アイロン掛けをスムーズに行うことがで
きるとともに、金属の微粒子によって熱伝導が著しく高
められるために、多少低温のときでもアイロンの仕上が
りが良好となり、また、メッシュ構造によって内側のも
のが透けて見えるためにアイロン掛けの状況を目視しな
がら簡単迅速に作業を行うことができ、省エネ効果の点
でも有利であり、而も耐久性が高められ、安価で実用性
の高い製品が提供される。
【図１】本考案アイロン掛け用押え布全体の斜視図であ
る。
る。
【図２】メッシュ生地の一部を拡大した断面図である。
【図３】メッシュ生地のさらに拡大した一部の断面図で
ある。
ある。
【図４】メッシュ生地の糸条の拡大断面図である。
１ 糸条 ２ 目 ３ 金属微粒子 １０ メッシュ布地 １１ 縁取り
Claims (2)
- 【請求項１】 糸条１を織成又は編成して目２の荒いメ
ッシュ布地１０となし、このメッシュウ布地１０の表面
に金属の微粒子３を附設してなることを特徴とするアイ
ロン掛け用押え布。 - 【請求項２】 前記メッシュ布地１０の周縁部に縁取り
１１を施した請求項１記載のアイロン掛け用押え布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1709592U JP2560240Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | アイロン掛け用押え布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1709592U JP2560240Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | アイロン掛け用押え布 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569183U JPH0569183U (ja) | 1993-09-17 |
| JP2560240Y2 true JP2560240Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=11934445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1709592U Expired - Lifetime JP2560240Y2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | アイロン掛け用押え布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560240Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP1709592U patent/JP2560240Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0569183U (ja) | 1993-09-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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