JP2560174Y2 - 電動三輪車 - Google Patents

電動三輪車

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Publication number
JP2560174Y2
JP2560174Y2 JP1991058534U JP5853491U JP2560174Y2 JP 2560174 Y2 JP2560174 Y2 JP 2560174Y2 JP 1991058534 U JP1991058534 U JP 1991058534U JP 5853491 U JP5853491 U JP 5853491U JP 2560174 Y2 JP2560174 Y2 JP 2560174Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
footrest
cushion
electric
support pipe
frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991058534U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH055123U (ja
Inventor
靖 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動三輪車に係り、と
くにバッテリを電源として走行する車椅子としての電動
三輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】車椅子としての電動三輪車は、一般に小
型のものが多い。また、電動三輪車は、四輪車のような
安定性はないこともあって、足回りの付属機構等につい
ては、その装備が極力排除されたものとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、例えば足に障害のある老人もしくは身
障者にとって、足を前に投げ出せない状況のもとでは操
作しにくい、という不都合があった。また、足を縮めた
状態で長時間運転すると疲れが増すという不都合があっ
た。
【0004】
【考案の目的】本考案は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに必要に応じて足を前に出したままで運
転することのできる電動三輪車を提供することを、その
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、後輪が二輪
で構成され前輪が単一で構成され,これらの各走行輪を
支持するフレームを備えた電動三輪車において、前輪を
支持するフレームに支持されて当該フレームの両外側か
ら上方に向かって配設されたフットレスト機構が、設け
られている。このフットレスト機構は、上端部に装備さ
れたフットレストクッションと、このフットレストクッ
ションを支持するクッション支持パイプ部とを含む構成
と成っている。これによって、前述した目的を達成しよ
うとするものである。
【0006】
【作用】フットレスト機構のフットレストクッションの
高さ位置を予め任意に設定し得ることから、搭乗者は自
分に合った高さにフットレストクッションの位置を設定
する。これにより、フットレストクッションの起伏回動
も相伴って搭乗者は足を投げ出した最適状態の運転状態
を選択設定することができる。
【0007】
【考案の実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図
4に基づいて説明する。これらの図1乃至図4におい
て、符号1はフレームを示す(図2参照)。このフレー
ム1には、後輪2が二輪,前輪3が一輪,装備されてい
る。フレーム1の前輪3部分には、当該前輪3を囲むよ
うにしてバンパーパイプ1Aが装備されている。また後
輪2に近接したフレーム1上には、二個のバッテリ4,
4が装備されている。この二個のバッテリ4,4の上部
分には、搭乗者用の座席60が設けられている。符号5
は前述したフレーム1上に組み込まれた車体フロアを示
す。この車体フロア5を貫挿して、前輪3用の操縦桿6
Aが装備され、この操縦桿6Aの上部にハンドル6が装
備されている。
【0008】車体フロア5の前輪3部分における左右両
側には、フットレスト機構11,12が設けられてい
る。このうち、フットレスト機構11は、L字状に曲折
され立ち上げられた支持パイプ11Aと、この支持パイ
プ11Aに支持された上パイプ11Bと、この上パイプ
11Bに支持されたフットレストクッション11Cとを
備えている。上パイプ11Bは、その上端部が水平に曲
折され、この曲折された部分にフットレストクッション
11Cが装備されている。
【0009】支持パイプ11Aは、その下端部がフレー
ム1に固定装備されている。又その上端部のパイプの内
径部分には、前述した上パイプ11Bが上下動自在に係
合されている。この支持パイプ11Aには、所定間隔を
隔てて複数の係止穴11aが設けられている。この支持
パイプ11A上の複数の係止穴11aに対応して、前述
した上パイプ11Bにも係止穴11bが設けられてい
る。そして、この支持パイプ11A上の係止穴11aと
上パイプ11B上の係止穴11bとの組合せを適当に設
定して係止バー11cを挿入することにより、フットレ
ストクッション11Cを所定の高さに設定することが出
来るようになっている。
【0010】フットレストクッション11Cは、その裏
面中央部がブラケット12を介して前述した上パイプ1
1Bの曲折された水平部分に支持されている。具体的に
は、上パイプ11Bの曲折された水平部分が電動三輪車
の進行方向に直交する方向に配設されている。また、フ
ットレストクッション11Cは、ブラケット12と上パ
イプとの間に設定される適度の摩擦力をもって、上パイ
プ11Bに装着されている。このため、フットレストク
ッション11Cは、その裏面中央部を中心として前後に
起伏回動可能に装備されている。従って、搭乗者は、フ
ットレストクッション11Cの傾きを任意に設定するこ
とができるようになっている。
【0011】これにより、搭乗者は、足を投げ出しての
操作および休憩が可能となり、長時間の運転継続に際し
ても必ずしも同じ運転姿勢を維持することがなくなり、
疲労の蓄積を軽減することができる、という利点を備え
たものを得ることができる。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上のように構成され機能する
ので、これによると、クッション支持パイプ部の機能に
より、フットレストクッションの高さを任意に設定する
ことができ、また、このフットレストクッションの高さ
に合わせて、当該フットレストクッションの傾きを搭乗
者が任意に設定することができ、これがため搭乗者は、
自己の一番楽な姿勢の足の投げ出し位置を定めることが
でき、そして、その状態を維持しながらの操作および休
憩が可能となり、これによって疲労の蓄積を大幅に軽減
することができる、という従来にない実用的な電動三輪
車を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部省略した斜視図
【図2】図1におけるフットレスト機構の取付け部分を
示す前輪部分の裏面図
【図3】図1におけるフットレスト機構を示す斜視図
【図4】図3内の矢印Bからみたフットレストクッショ
ンの取付け状況を示す説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 後輪 3 前輪 11 フットレスト機構 11A 支持パイプ 11B 上パイプ 11C フットレストクッション

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後輪が二輪で構成され前輪が単一で構成
    され,これらの各走行輪を支持するフレームを備えた電
    動三輪車において、前記前輪部分のフレームの両外側か
    ら上方に向かってフットレスト機構を装備すると共に、
    このフットレスト機構を、上端部に装備されたフットレ
    ストクッションと、このフットレストクッションを支持
    するクッション支持パイプ部とを含む構成としたことを
    特徴とする電動三輪車。
  2. 【請求項2】 前記クッション支持パイプ部が、高さ調
    整機能を備えていることを特徴とした請求項1記載の電
    動三輪車。
  3. 【請求項3】 前記フットレストクッションが、前記ク
    ッション支持パイプ部に、その前後方向への回動を許容
    されて装備されていることを特徴とした請求項1記載の
    電動三輪車。
JP1991058534U 1991-06-30 1991-06-30 電動三輪車 Expired - Lifetime JP2560174Y2 (ja)

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JPH055123U JPH055123U (ja) 1993-01-26
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ID=13087105

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JPS51412Y1 (ja) * 1969-05-16 1976-01-08
CN110065569A (zh) * 2019-04-25 2019-07-30 潍坊红石星机械加工有限公司 电动三轮车的车架结构

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JPH055123U (ja) 1993-01-26

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