JP2560144B2 - オートキャンプ用テント張設装置 - Google Patents

オートキャンプ用テント張設装置

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JP2560144B2 JP2297255A JP29725590A JP2560144B2 JP 2560144 B2 JP2560144 B2 JP 2560144B2 JP 2297255 A JP2297255 A JP 2297255A JP 29725590 A JP29725590 A JP 29725590A JP 2560144 B2 JP2560144 B2 JP 2560144B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車の車体重を生かしてオートキャン
プ用テント張設装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車の車体重を生かしたオートキャンプ用テ
ント張設装置としては、自動車タイヤでテント支持板を
踏むように載せて支持板と一体化させた支持棒により張
設させるようにしたオートキャンプ用テント張設装置が
知られている。
このテント張設装置は自動車車体重を生かして車体と
一体化させたテントを比較的簡便に張設することができ
る点において先行技術として特筆すべきものがある。ロ
ン又は麻材を適当厚さに重合してスロープを構成したも
のが開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のテント張設装置においては張設
時に自動車を運転する者とテント支持板をタイヤに宛て
がう者が必ず必要となり、一人でテントを張設すること
ができないという欠点がある。
また、上述のテント張設装置においては張設したテン
トが風圧を受けると車体もろとも揺れ動いた安定性に欠
ける欠点がある。
更に、上述のテント張設装置においては自動車タイヤ
でテント支持板を踏むようにして張設されたテントを固
定しているため、張設されたテントが強風を受けたり、
車体に人が乗降する都度、車体のサスペンションが作用
して揺れ動いて不安定になるという欠点がある。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記実情に鑑み、自動車の屋根面のコー
ナー部に立設された固定部にその支柱を支持させたルー
フキャリアーの一側を延長させ、該延長部にオートキャ
ンプ用テントの天井部を取り付けると共に、前記テント
の裾部には基板を固定し、該基板には前記自動車車体の
底面下に挿設するジャッキを設けたオートキャンプ用テ
ント張設装置を提案するものである。
(作用) この発明ではルーフキャリアーの一側を延長して形成
した延長部にオートキャンプ用テントの天井部を接合し
てテントを張設すると共に、車体底面下に挿設したジャ
ッキで車体を持ち上げて張設されたテントを固定するも
のである。
即ち、この発明では車体がジャッキで持ち上げられて
いるため、車体のサスペンションが作用せず、したがっ
て例え車体へ人が乗降したときでもテントが揺れ動くこ
とがない。
また、ジャッキで持ち上げらえた車体重がそのままテ
ント裾部に固定された基板に掛かるため、張設されたテ
ントは風圧にも安定した状態に保つことができる。
更に、この発明ではジャッキで車体重をテント裾部に
掛けることができるため、簡便な操作によってテントの
設置が可能となる。
一方、自動車の屋根面のコーナー部に立設されるルー
フキャリアーの支柱の固定部はルーフキャリアーの不使
用時には不体裁となるが、固定部を自動車の屋根面のコ
ーナー部に設けた収納ボックスに対して一端を枢着して
倒立可能とした固定部材で構成し、ルーフキャリアー不
使用時には固定部材を倒して収納ボックス内に収納する
ようにすれば、不体裁でなくなる。
また、ルーフキャリアーの使用時には固定部材を起立
させ、固定部材にルーフキャリアーの支柱を支持させる
が、その場合起立状態にある固定部材を筋交い支柱で支
持するようにすればよい。
更に、この場合筋交い支柱はその一端にロック鍔と該
ロック鍔受窓を有する複数の部材を係合して構成するこ
とが好ましい。
このようにすれば、ルーフキャリアーの不使用時には
ロック鍔を受窓より外せば筋交い支柱は分解されるの
で、簡単に固定部材を倒して収納ボックスに収納するこ
とができる。
ルーフキャリアーの一側と延長部を蝶番で接続すれ
ば、テントの張設及び折畳が容易にできる。即ち、蝶番
を介して延長部をルーフキャリアーの反対側に倒してこ
れにテントの天井部を接合させることにより、容易にテ
ントを張設することができ、更に蝶番を介して延長部を
ルーフキャリアー側に重ねれば、容易にテントの折畳が
できる。
(実施例) 以下、この発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
すると、第1図は自動車側面の右側にキャンプテントを
張設する実施例を示すものであり、キャンプテントの骨
組みはテントの天井部を構成する天井枠1、テントの裾
部を構成する基礎パイプ枠2、その他に筋交いパイプ
3、垂直支柱パイプ4、アウトラインロープ5、フック
6等で構成される。
一方、自動車の屋根面のコーナー部には固定部材7を
立設し、固定部材7にはルーフキャリアー8の支柱9を
支持させると共に、ルーフキャリアー8の一側に設けら
れた延長部10には天井枠4を取り付ける。
また、基礎パイプ枠2には基板11を固定し、基板11に
は自動車の車体底面下に挿設されるジャッキ12を固定す
る。
以上のように構成されるキャンプテントの骨組みの天
井枠1には発泡スチロール等から構成される屋根板13を
嵌め込んで、テント布14を張設する。
なお、テント布14には明かり取り窓15、出入り口のフ
ァスナー16、テント収納時のテント吊り挙げ固定リンク
17が設けられている。
また、ルーフキャリアー8と延長部10とは蝶番18で結
合してもよく、また延長部10の先端にボルト扞19を設
け、ボルト扞19をテント布14の天井部に設けられたナッ
ト20に螺着させて延長部10をテントの天井部に取り付け
てもよい。
第5図は、自動車の屋根面のコーナー部に設けられた
収納ボックス21に対して一端を枢着して固定部材7を倒
立可能に設けた実施例を示すものであり、固定部材7の
裏面には支柱9の支持筒22を固定し、支持筒22にはスト
ッパー23が設けられ、収納ボックス21の底面24には支持
受けボックス25が設けられる。
また、固定部材7の裏面と収納ボックス21の底面24と
の間には固定部材21を起立状態で支持する筋交い支柱26
が設けられる。
筋交い支柱26は、この実施例ではその一端にロック鍔
27を有する部材28とその一端にロック鍔27の受窓29を有
する部材30を係合して構成してもよい。
これによれば、ロック鍔27を受窓29に嵌め合わせて部
材28と30を係合すれば、筋交い支柱26が簡単に構成さ
れ、ロック鍔27を受窓29から外せば、筋交い支柱26は簡
単に分解され、したがって固定部材7を倒して収納ボッ
クス21内に収納することができる。
なお、キャンプテントの骨組みを構成する基礎パイプ
2、筋交いパイプ3、垂直支柱パイプ4等のパイプ同士
の係合にも、上述の係合方式を採用することができ、第
7図、第8図はこれを示すものであり、係合すべき一方
のパイプの先端部にはロック鍔27を有する挿入パイプ31
を設け、第8図に示すように係合すべき他方のパイプの
先端部には受窓29を有する接合パイプ32を設け、ロック
鍔29を受窓29に嵌合して両パイプを係合する。
また、第9図に示すように基礎パイプ2同士の接合部
分及び基礎パイプ2と支柱パイプ4の接合部分の底部に
基板11が固定され、更に基板11にはジャッキ12が取り付
けられる。
第10図〜第12図は第4図の実施例においてテント収納
手順を示すものであり、テント支柱パイプをばらした
後、第10図、第11図に示すようにテント布14を包め、第
12図に示すように蝶番18を支点として屋根板13をルーフ
キャリアー8上に載せる。
第13図はばらしたテント支柱パイプを収納するボック
スを示すものであり、第14図はテント支柱パイプを収納
したボックスをルーフキャリアー8のスペースに積載さ
せた状態を示すものであり、更に第15図は積載したテン
ト及びパイプ収納ボックスにカバーを被せた状態を示す
ものである。
第16図、第17図はこの発明の他の実施例によるテント
の張設を示すものであり、この実施例で張設されたテン
トは通常のロングドライブ時における休息用等のコンパ
クトな小テントであり、仮眠したり、ちょっとした眺望
を楽しんだり、コーラ、お茶、コーヒー等の飲食時に最
適であり、このような小テントは構成部材を少ないの
で、ドライブ中は分解してトランク内に収納が可能であ
る。
第18図、第19図はこの発明の更に他の実施例によるテ
ントの張設を示すものであり、この実施例で張設された
テントはオートキャンプ愛好家に好適な本格派テントで
あり、このテントは4つのジャッキにより強力に固定さ
れた4本支柱により構築された骨組みを有し、車体屋根
面上にはネット又はシーツ式ハンモック等のベッドの張
設が可能であり、ファミリーキャンプ用に最適である。
(発明の効果) 以上要するに、この発明によればルーフキャリアーの
一側を延長して形成した延長部にオートキャンプ用テン
トの天井部を接合してテントを張設すると共に、車体底
面下で挿設したジャッキで車体を持ち上げて張設された
テントを固定するため、車体重で張設テントが固定さ
れ、且つ車体のサスペンションが作用せず、風圧にも安
定で、また人が車体に乗降しても揺れ動くことはない。
また、この発明によれば必ずしもRV車やキャンピング
カーでなくともオートキャンプ用テントの張設が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は自動車側面の右側にキャンプテントを
張設する実施例を示す斜視図、第4図は第3図を自動車
屋根面上方から見た斜視図、第5図はこの発明で使用す
るルーフキャリアー支柱固定部材の一例を示す斜視図、
第6図は同上の固定部材の筋交い支柱の分解斜視図、第
7図はこの発明で使用するテントパイプの係合部を分解
した斜視図、第8図は同上のパイプの係合された状態を
示す斜視図、第9図は基板上に基礎パイプ枠、ジャッキ
が固定された状態を示す斜視図、第10図〜第12図は第4
図の実施例においてテント収納手順を示す斜視図、第13
図はばらしたテント支柱パイプを収納するボックスを示
す斜視図、第14図はテント支柱パイプを収納したボック
スをルーフキャリアー8のスペースに積載した状態を示
す斜視図、第15図はこれにカバーを被せた状態を示す斜
視図、第16図、第17図はこの発明の他の実施例によるテ
ントの張設を示す斜視図、第18図、第19図はこの発明の
更に他の実施例によるテントの張設を示す斜視図であ
る。 図中、1は天井枠、2は基礎パイプ枠、3は筋交いパイ
プ、4は垂直支柱パイプ、5はアウトラインロープ、6
はフック、7は固定部材、8はルーフキャリアー、9は
支柱、10は延長部、11は基板、12はジャッキ、13は屋根
板、14はテント布、15は明かり取り窓、16は出入り口の
ファスナー、17はテント吊り挙げ固定リンク、18は蝶
番、19はボルト扞、20はナット、21は収納ボックス、22
は支持筒、23はストッパー、24は底面、25は支柱受けボ
ックス、26は筋交い支柱、27はロック鍔、28、30は部
材、29は受窓、31は挿入パイプ、32は接合パイプ、41は
仮支柱の高さ調整ネジ、42は仮支柱、43はテント結束バ
ンド、44はパイプ固定ベルト、45はバンド金具、46はパ
イプ収納ボックス、47はルーフキャリア挿着積載固定
溝、48はパイプ挿入収納棒、49はパイプ、50はカバー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の屋根面のコーナー部に立設された
    固定部にその支柱を支持させたルーフキャリアーの一側
    を延長させ、該延長部にオートキャンプ用テントの天井
    部を取り付けると共に、前記テントの裾部には基板を固
    定し、該基板には前記自動車車体の底面下に挿設するジ
    ャッキを設けたことを特徴とするオートキャンプ用テン
    ト張設装置。
  2. 【請求項2】ルーフキャリアーの一側と延長部が蝶番で
    接続された特許請求の範囲第1項記載のオートキャンプ
    用テント張設装置。
  3. 【請求項3】固定部が自動車の屋根面のコーナー部に設
    けられた収納ボックスに対して一端を枢着して倒立可能
    とした固定部材で構成される特許請求の範囲第1項のオ
    ートキャンプ用テント張設装置。
  4. 【請求項4】固定部材を起立状態で支持する筋交い支柱
    を設けた特許請求の範囲第3項記載のオートキャンプ用
    テント張設装置。
  5. 【請求項5】筋交い支柱がその一端にロック鍔と該ロッ
    ク鍔受窓を有する複数の部材を係合して構成される特許
    請求の範囲第4項記載のオートキャンプ用テント張設装
    置。
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