JP2560090B2 - 無方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents

無方向性電磁鋼板の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、無方向性電磁鋼板の製造に係り、特に小型
モーター等の回転機用鉄心材料として適した低鉄損、高
磁束密度で且つ磁束密度の面内異方性の小さい無方向性
電磁鋼板を高い生産性をもって製造する方法に関するも
のである。
(従来の技術) 近年、各種電気機器の分野において、省エネルギー化
や機器の小型化の観点から、それらの鉄心材料として使
用されている電磁鋼板に対しては、磁束密度が高く且つ
鉄損の低いことが強く要求されている。特に、小型モー
ター等の回転機においては、板面のあらゆる方向に磁化
されるため、低鉄損、高磁束密度であると共に、磁束密
度の面内異方性の小さい無方向性電磁鋼板を鉄心材料と
して使用することは非常に有利である。
従来、面内異方性の小さい無方向性電磁鋼板の製造方
法としては、特開昭59−123715号に記載されているよう
に、自己焼鈍により熱延板組織を粗大粒として85%以上
の強冷延を行う方法、特開昭60−125325号のように温間
圧延により未再結晶組織を持つ熱延板を75〜85%の圧下
率で冷間圧延し、実質的には85%以上の強冷延を実施す
る方法、更には特開昭61−3838号に示されるように、2
回冷延2回焼鈍法において、中間焼鈍時の再結晶率を30
〜70%に制御し、2次冷延率を6〜15%とする方法が提
案されている。また、特開昭58−104155号には、低Si高
Al鋼を用い、熱延板焼鈍を実施した材料を30〜85%の圧
下率で冷間圧延し、次いで仕上げ焼鈍を行うことにより
高磁束密度を有する無方向性電磁鋼板を得る方法が提案
されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし乍ら、上記のいずれの方法にも以下のような問
題点がある。
すなわち、特開昭59−123715号による方法では自己焼
鈍時の温度分布の不均一によりコイル内(長手方向、幅
方向)の磁気特性の均一性が劣る。また高温で巻き取る
ため、スケール層の発達が早く、酸洗性が劣化し、コス
トアツプを招くという問題がある。
特開昭60−125325号による方法では、温間圧延である
ため圧延機への負荷が大きくなり、従来の圧延機では圧
延できない場合があり、実用上問題がある。
特開昭61−3838号による方法は2回冷延2回焼鈍法に
おいて中間焼鈍時の再結晶率を制御しているが、再結晶
率の制御が困難であり、工程数増加によるコストアツプ
も避けられない。
特開昭58−104155号に記載されているように、Si量を
過度に低下させた場合には、材料の固有抵抗が小さくな
り、過電流損が増大するため、モーター類で特に重要と
なる高周波領域での鉄損が大きくなってしまうという問
題がある。
本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたものであって、低鉄損、高磁束密度で且つ磁束密度
の面内異方性の小さい無方向性電磁鋼板を高い生産性を
もって製造し得る方法を提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記目的を達成するため、高い生産性
にて低鉄損、高磁束密度で且つ磁束密度の面内異方性の
小さい無方向性電磁鋼板を得ることができる方策につい
て鋭意研究を重ねた。
その結果、Si量を適当に低下させた特性組成の鋼スラ
ブをγ域で圧延を行い、低温巻取りにより熱延鋼板と
し、更に熱延板焼鈍及び高圧下率での冷間圧延を組み合
わせることにより、可能であることを見い出し、ここに
本発明をなしたものである。
すなわち、本発明に係る低鉄損、高磁束密度で且つ磁
束密度の面内異方性の小さい無方向性電磁鋼板の製造方
法は、C≦0.01%、0.3%<Si≦1.0%、0.1%≦Mn≦0.7
%、P≦0.1%、S≦0.008%及びAl≦0.005%又は0.1%
≦Al≦0.5%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よ
りなるスラブを熱延仕上げ温度Ar3点以上で熱間圧延を
行い、その後700℃以下で巻取り製造した熱延鋼板を700
℃以上Ac1点以下の温度範囲で2分以上焼鈍し、更に続
く冷間圧延工程において、75%以上90%以下の圧下率で
最終製品厚みとし、次いで仕上げ焼鈍を行って、低鉄損
で、磁束密度を表すB50が1.76T以上、且つ磁束密度の面
内異方性を表すΔB50が0.04以下である電磁鋼板を得る
ことを特徴とするものである。
以下に本発明を更に詳細に説明する。
(作用) まず、本発明における化学成分の限定理由について説
明する。
C: Cは磁気特性上有害な元素であって、少ないほど鉄損
が低下し、また時効による鉄損の劣化も防ぐことができ
る。したがって、C≦0.01%とする。
Si: Siは固有抵抗を増加させることにより鉄損を低下させ
るが、0.3%以下ではその効果が小さく、特に高周波域
での鉄損が劣化し、また1.0%を超えて含有すると磁束
密度を低下させるので好ましくない。したがって、0.3
%<Si≦1.0%とする。
Mn: Mnは0.1%より少ないと熱間脆性が大きくなり、一
方、0.7%を超えると磁束密度が低下するので好ましく
ない。したがって、0.1%≦Mn≦0.7%とする。
P: Pは鋼板の打抜性を考慮して適度な硬度を付与するの
に必要な元素であるが、0.1%を超えて含有すると鋼板
の脆化を生じるので好ましくない。したがって、P≦0.
1%とする。
S: Sは0.008%より多いと磁気特性上有害なMnSとして析
出するので好ましくない元素である。したがって、S≦
0.008%とする。
Al: Alは、磁気特性に有害な微細なAlNの析出を防止する
ために0.005%以下とするか、若しくはAlを多量に添加
して粗大AlNとして析出させ、AlNの悪影響を除くために
0.1%以上とする。しかし、後者の場合、0.5%を超えて
添加すると磁束密度が低下するので好ましくない。した
がって、Al≦0.005%、若しくは0.1≦Al≦0.5%とす
る。
次に本発明の製造条件の限定理由について説明する。
上記化学成分を有する鋼スラブは通常の方法により溶
製、鋳造し、熱間圧延に供される。なお、MnS等の析出
物を無害化するため、スラブ加熱温度は1150℃以下と低
い方が望ましい。
熱間圧延において、熱延仕上げ温度は、熱延板焼鈍時
に粗大粒とするために均一な細粒を得ておくことが必要
であるので、Ar3点以上とするが、最も望ましいのはAr3
点直上の温度である。また、巻取温度については、700
℃よりも高いとコイル冷却時のコイル内の温度のバラツ
キが大きくなり、組織が不均一となり、磁気特性も不均
一となる。更に、高温巻取の場合、スケールの発達が早
く、冷間圧延前の酸洗工程における処理時間が長くな
り、生産性が悪化する。以上の点から、巻取温度は700
℃以下とする。
得られた熱延鋼板は、結晶粒を粗大にして磁気特性の
改善を図るために熱延板焼鈍に供される。その場合、焼
鈍温度が700℃より低いと熱延板の結晶粒が充分大きく
ならない。一方、Ac1点を超えると一部γ変態して細粒
が表れるので好ましくない。したがって、焼鈍温度は70
0℃以上Ac1点以下と限定する。また、焼鈍時間は、2分
未満であると焼鈍の効果が充分得られないので、2分以
上必要である。
続いて酸洗後、冷間圧延を行うが、その冷延率につい
ては、本発明者らの実験研究により、75%以上90%以下
とする必要があることが判明した。
第1図は冷延率と磁束密度B50及び磁束密度の面内異
方性ΔB50の関係を示している。なお、実験では、C:0.0
05%、Si:0.39%、Mn:0.25%、P:0.08%、S:0.002%及
びAl:0.25%を含有する鋼スラブを1100℃に加熱後、熱
間圧延にて920℃で仕上げ、520℃で巻取って各種板厚の
熱延板とし、更に750℃×3hrの熱延板焼鈍を実施し、酸
洗工程にてスケールを除去した後、冷間圧延にて0.5mm
厚さに仕上げ、仕上焼鈍(850℃×1min)を行ったもの
について磁束密度及び磁束密度の面内異方性を調べたも
のである。図中、Lは圧延方向、Cは圧延方向に直角な
方向を表わしており、ΔB50=(L方向のB50)−(C方
向のB50)である。
従来の方法を上記成分系に適用した場合の電磁鋼板に
おいて得られる磁束密度B50は高々1.75Tである。ところ
が、第1図に示すように、前記熱延板焼鈍と高圧下率に
よる冷間圧延を組み合わせることによって高磁束密度が
得られ、更に圧延方向と圧延方向に直角な方向との磁束
密度の差ΔB50(面内異方性)も小さくなる。同図から
明らかなように、磁束密度を表すB50が0.76T以上の高磁
束密度で、且つ磁束密度の面内異方性を表すΔB50が0.0
4以下と小さい無方向性電磁鋼板を製造するためには、
冷間圧延時の圧下率を75〜90%にする必要があり、好ま
しくは85〜90%にする。
一方、前記熱延板焼鈍を行わない場合には、第2図に
冷延率と磁束密度及び磁束密度の面内異方性の関係を示
すように、75〜90%の高い圧下率で冷間圧延を行って
も、熱延板焼鈍を行わないと高磁束密度が得られないこ
とが明らかである。
冷間圧延後、仕上焼鈍を行うが、その条件は特に制限
されず、800〜900℃が望ましい。
次に本発明の実施例を示す。
(実施例) 第1表に示す化学成分を有する鋼スラブを1150℃に加
熱し、γ域での熱間圧延及び520℃での巻取りを行った
後、同表に示す種々の条件にて熱延板焼鈍を施し、次い
で酸洗後、種々の圧下率の冷間圧延により板厚0.5mmと
し、最終焼鈍(850℃×1min)を施して無方向性電磁鋼
板を製造した。
得られた各電磁鋼板の磁気特性を第2表に併記する。
第2表において試験記号A、B、E及びGが本発明に
よる方法にて製造した場合を示しており、いずれも低鉄
損、高磁束密度で且つ磁束密度の面内異方性が小さい材
料が得られている。
一方、実験記号D、Hは熱延板焼鈍を実施していない
場合の比較例であるが、本発明例と比較して、磁束密度
の面内異方性は同程度であるものの、磁束密度の値が小
さく、また鉄損が大きい。
Si含有量の多い比較例Iも、磁束密度の面内異方性は
同程度であるものの、磁束密度が小さい。またSi含有量
の少ない比較例Jの場合、高周波域での鉄損が劣る。
更に冷延率が小さい比較例C、Fは磁束密度が低く、
磁束密度の面内異方性もやや大きい。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、Si含有量を適
当に低くくした特定成分組成の鋼を用い、γ域での熱間
圧延、低温巻取により製造した熱延鋼板に対して、熱延
焼鈍と高圧延率での冷間圧延を組み合わせて適用する工
程によるので、低鉄損、高磁束密度で且つ磁束密度の面
内異方性の小さい無方向性電磁鋼板が得られる。しかも
酸洗工程の短時間化が図れる等、高生産性をもって製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱延板焼鈍により結晶粒を大きくした材料の磁
束密度B50及び磁束密度の面内異方性(ΔB50)に及ぼす
冷延率の影響を示す図、 第2図は熱延板焼鈍を実施していない材料における磁束
密度B50及び磁束密度の面内異方性(ΔB50)に及ぼす冷
延率の影響を示す図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%で(以下、同じ)、C≦0.01%、0.
    3%<Si≦1.0%、0.1%≦Mn<0.7%、P≦0.1%、S≦
    0.008%およびAl≦0.005%を含有し、残部がFeおよび不
    可避的不純物よりなるスラブを熱延仕上げ温度Ar3点以
    上で熱間圧延を行い、その後700℃以下で巻取り製造し
    た熱延鋼板を700℃以上Ac1点以下の温度範囲で2分以上
    焼鈍し、更に続く冷間圧延工程において、75%以上90%
    以下の圧下率で最終製品厚みとし、次いで仕上げ焼鈍を
    行って、低鉄損で、磁束密度を表すB50が1.76T以上、且
    つ磁束密度の面内異方性を表すΔB50が0.04以下である
    電磁鋼板を得ることを特徴とする無方向性電磁鋼板の製
    造方法。
  2. 【請求項2】前記スラブが0.1%≦Al≦0.5%を含有する
    ものである請求項1に記載の方法。
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