JP2559085Y2 - ヒンジキャップとその成形金型 - Google Patents

ヒンジキャップとその成形金型

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JP2559085Y2
JP2559085Y2 JP878992U JP878992U JP2559085Y2 JP 2559085 Y2 JP2559085 Y2 JP 2559085Y2 JP 878992 U JP878992 U JP 878992U JP 878992 U JP878992 U JP 878992U JP 2559085 Y2 JP2559085 Y2 JP 2559085Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、不測に開蓋したり、不
正に開蓋されることのない封緘部材付きのヒンジキャッ
プと、その成形金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】封緘部材付きのヒンジキャップの従来例
としては、実開昭62−191652号公報や、実開平
2−69857号公報などに示されるようなものがあ
る。
【0003】前者のヒンジキャップは、封緘部材が、上
蓋(蓋体)の指かけ部だけでなく前記上蓋の側面を広範
囲にわたって被覆するよう帯状に形成されている。ま
た、この封緘部材は、下蓋(キャップ本体)の外周に複
数の点状接続部(連結部)を介して連結されており、側
端を周方向に引き、点状接続部を一つづつ切断して下蓋
から分離させるようになっている。
【0004】後者のヒンジキャップは、封緘部材(覆
板)がほとんど上蓋(蓋体)の指かけ部のみを覆うよう
小片状に形成されている。また、この封緘部材は、下蓋
(キャップ本体)の外周に点状接続部(破断可能な連結
部)を介して連結されており、封緘部材を外方に倒し、
点状接続部を切断して下蓋から分離させるようになって
いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前者の従来技術では次
のような問題点がある。 (1)容器本体と下蓋の結合方式が螺合である場合、封
緘部材の側端を周方向に引っ張ると、容器本体と下蓋の
螺合が緩んで中身が漏れる恐れがある。 (2)容器本体と下蓋の結合方式が凹凸環状嵌合である
場合でも、封緘部材の側端を周方向に引っ張ると、下蓋
が周方向に廻り、上蓋の指かけ部と容器本体との相対位
置が変動し、支障が生じる場合がある(例えば、上蓋の
指かけ部の位置に対応させて容器本体の表面に印刷を施
している場合)。 (3)封緘部材が、上蓋の側面を広範囲にわたって被覆
するよう帯状に形成されているため、不測の開蓋を防止
することはできるものの、容器本体にキャッピングする
ときのランウェイまたはコンベヤー等搬送路に引っ掛か
り易い。 (4)封緘部材を下蓋から分離させる時に沢山の点状接
続部を切断する必要があるため、手間がかかるし、切断
痕跡も沢山残る。 (5)封緘部材が大きいために材料コストが高くつく。
なお、封緘部材は、切断したら不要物となるので、でき
るだけ小さくしたい。
【0006】後者の従来技術では、封緘部材の上端を外
方に倒して点状接続部を切断する構造であると共に、封
緘部材がほとんど上蓋(蓋体)の指かけ部のみを覆うよ
う小片状に形成されているので、上記(1)〜(5)の
問題は生じ難いが、封緘部材が指かけ部をただ覆うだけ
の構造になっているため、製品の落下衝撃などによる不
測の開蓋や、鋭利なものなどでの不正な開蓋に対する防
止等にはならない。
【0007】そこで、本考案は、上記従来の問題に着目
し、不測に開蓋したり、不正に開蓋されることのない封
緘部材付きのヒンジキャップを提供することを第1の目
的とし、そのヒンジキャップの成形金型を提供すること
を第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本考案のヒンジキャップは、容器本体の首部
に嵌合可能に形成され、天井部に注出口が設けられてい
る下蓋と、該下蓋にヒンジ部を介して連結され、このヒ
ンジ部と反対側の位置に指かけ部が突設されている上蓋
と、前記指かけ部を覆う位置に立設され、下端部が前記
下蓋の外周に点状接続部を介して連結されている封緘部
材と、で構成され、前記上蓋の頂壁から垂下している栓
体が前記下蓋の注出口に密封状態で嵌入しているヒンジ
キャップにおいて、前記下蓋の外周面のうち上蓋の指か
け部の真下に位置する部位に凹部が形成され、前記点状
接続部がこの凹部の周壁に設けられ、前記封緘部材に切
除部が形成されていると共に止めが形成され、上蓋の指
かけ部がこの止めに係止している。また、このヒンジキ
ャップには、封緘部材の上端部と上蓋の側面との間に空
隙を形成するように、封緘部材に湾曲部を形成したり、
封緘部材に縦リブを設けたりすることが好ましい。
【0009】また、上記第2の目的を達成するために、
本考案のヒンジキャップの成形金型は、下蓋の凹部を形
成する入子式凹部形成型が、下蓋を形成する型の移動方
向と平行に摺動可能に設けられ、前記入子式凹部形成型
と共に封緘部材を形成するスライドキャビティが、前記
入子式凹部形成型の摺動方向と直角に摺動可能に設けら
れ、前記入子式凹部形成型とスライドキャビティとの間
に、点状接続部を形成する突堤が設けられていると共
に、切除部を形成する突出部が形成されている。また、
この成形金型は、入子式凹部形成型の封緘部材を形成す
る部分に貫通孔が設けられていると共に、スライドキャ
ビティの封緘部材を形成する部分に角形突出部が設けら
れており、前記貫通孔と角形突出部が、型合せした時に
スライドキャビティの摺動方向に延在する面同士で接触
するように形成されていることが好ましい。
【0010】
【作用】本考案のヒンジキャップを開栓する場合には、
封緘部材の上端に指をかけて封緘部材を外方に倒し、点
状接続部を切断して下蓋から分離させる。
【0011】この時、封緘部材の引き倒し力が点状接続
部には引伸し方向に作用するので、点状接続部を楽に切
断することができる。また、請求項2記載のヒンジキャ
ップでは、封緘部材の上端部と上蓋の側面との間に空隙
を形成するように、封緘部材に湾曲部が形成されている
ので、その空隙に指先を差し込むことで封緘部材の上端
部への引っ掛かりを大きくとることができる。更に、請
求項3記載のヒンジキャップでは、封緘部材に縦リブが
設けられているので、封緘部材を引き倒す時の封緘部材
のしなりが小さくなり、引き倒し力が点状接続部に集中
するので、点状接続部を更に楽に切断することができ
る。
【0012】封緘部材を下蓋から分離させると、上蓋の
指かけ部が露出するので、その指かけ部に指を引っ掛け
て上蓋を上方に持ち上げることができるようになる。上
蓋を上方に持ち上げると、上蓋の栓体が抜けて下蓋の注
出口が開口する。
【0013】つまり、封緘部材を分離させるまでは上蓋
の指かけ部に指をかけることができないだけでなく、上
蓋の指かけ部が封緘部材の止めに係止されているので、
上蓋が不正に開蓋されたりするのを防止することができ
ると共に、衝突や落下などの衝撃により不測に開蓋され
たりするのを防止することもできる。
【0014】また、封緘部材は、上蓋の指かけ部のみを
覆う大きさに形成されていればよいだけでなく、切除部
も設けられているので、封緘部材を成形するのに必要な
樹脂量が従来に比べて少なくなり、材料コストの削減を
図ることができる。
【0015】また、請求項4記載の成形金型では、下蓋
の凹部を形成する入子式凹部形成型と、前記入子式凹部
形成型と共に封緘部材を形成するスライドキャビティ
と、点状接続部を形成する突堤と、切除部を形成する突
出部とを備えているので、本考案の成形金型を1セット
使用すれば、後加工などを必要とせずに請求項1に記載
したヒンジキャップを製造することができる。更に、請
求項5記載の成形金型では、貫通孔と角形突出部が、型
合せした時にスライドキャビティの摺動方向に延在する
面同士で接触するので、型開き時には入子式凹部形成型
よりもスライドキャビティを先に摺動させ、型締め時に
は入子式凹部形成型よりもスライドキャビティを後に摺
動させることにより、入子式凹部形成型及びスライドキ
ャビティの変形や摩耗を防止することができる。
【0016】
【実施例】まず、図1〜図12に基いて第1実施例を説
明する。
【0017】図1は第1実施例のヒンジキャップを示し
ており、図中1は下蓋、2は上蓋、3は封緘部材であ
る。
【0018】前記下蓋1は、天井部5の周端から外筒部
6が垂下し、その内側にはこの外筒部6よりも短い内筒
部7があり、更に、その内側には内筒部7よりも短いイ
ンナーリング8が垂下している。また、天井部5の略中
心部には注出口12が形成され、その注出口12の周囲
にはノズル部11が立設されている。また、外筒部6の
外周面の上部には凹部13が形成されている。内筒部7
の内面には容器本体4の首部44に形成されている雄螺
子46に嵌合することのできる雌螺子14が設けられ、
インナーリング8の外径は首部44の先端の開口部47
に密に嵌入する寸法に仕上げられている。また、前記凹
部13から周方向へ90度移動した位置の2箇所には、
内筒部7の外側に小周壁9が垂下していて、内筒部7と
小周壁9との間にポケット10が形成されている(図4
及び図5参照)。
【0019】前記上蓋2は、ヒンジ部27を介して前記
下蓋1の天井部5の外周端に連結されている。また、こ
の上蓋2は、頂壁22の周囲より側壁部23が垂下し、
該側壁部23の下縁には指かけ部26が形成されてい
る。この指かけ部26は、ヒンジ部27と反対側の位
置、即ち、下蓋1の凹部13の真上位置に突設されてい
る。また、前記ヒンジ部27は、周方向に少しだけ間隔
を置いて2個設けられており、2個のヒンジ部27の間
には頂壁22と外筒部6を結ぶように反転板28が形成
されている。また、この上蓋2は、頂壁22の略中心よ
り前記注出口12に密に嵌入する栓体24が垂下し、そ
の外側には更にストッパーリング24が垂下している。
そして、上蓋2の側壁部23は、指かけ部26を除いて
前記下蓋1の外筒部6と面一状に形成されている。
【0020】前記封緘部材3は、おおむね上蓋2の指か
け部26のみを覆う大きさに形成されており、前記下蓋
1の凹部13の周壁に4個所の点状接続部16を介して
連結し、凹部13との間に空間が発生するように立設さ
れている。また、この封緘部材3は、その中程が外方に
膨らむように湾曲し(湾曲部15)、上端部が真直に立
ち上がっている(つまみ部20)。また、湾曲部15よ
り上方位置の両側部には内方向に折曲った横板19が設
けられており、点状接続部16の内の2つは横板19の
外面に結合されている。更に、封緘部材3の中央部に
は、下端まで広範囲に切欠いた切除部18が設けてあ
り、該切除部18の上縁内面には止め17が突設され、
切除部18の両側内面には縦リブ21が突設してある。
なお、この縦リブ21の上端と止め17の下端部とは連
続している。また、つまみ部20は、中央部がその両側
よりも若干高くなるように形成されている。
【0021】また、図1のヒンジキャップは、上蓋2を
下蓋1に嵌合する前の状態を示している。下蓋1に上蓋
2を嵌合して封緘機構を働かせるには、上蓋2を下蓋1
に被せるように押し付ければ、ヒンジ部27が折れ曲が
って注出口12に栓体24が嵌入し、下蓋1と上蓋2の
間が密封する。上蓋2が下蓋1に被る時、側壁部23に
突設してある指かけ部26が封緘部材3の内面に接近
し、止め17の上面に当接すると封緘部材3が僅か外方
に弾性移動し、指かけ部26が止め17の下面に至ると
元の形状に復元し、指かけ部26が止め17の下面に係
止する。このことにより上蓋2が上方に開くことが防止
される。つまり、図3及び図4に示すように、指かけ部
26が封緘部材3によって覆われており、しかも、その
周囲において下蓋1の外周面と上蓋2の外周面との間に
は、隙間も段差もない構成になっている。従って、上蓋
2を開蓋するための取掛かりが全くない構成となる。
【0022】図2〜図6は前記ヒンジキャップを用いた
容器を示しており、その中でも、図2〜図5は、封緘機
構が働いている状態を示し、図6は封緘機構を解除した
状態を示している。
【0023】この容器は、容器本体4の首部44に前記
ヒンジキャップの下蓋1が螺合している。そして、下蓋
1の上に上蓋2が嵌合し、下蓋1の注出口12には上蓋
2の栓体24が嵌入し、下蓋1のノズル部11の外方に
は上蓋2のストッパーリング25が配設されていること
によって、下蓋1と上蓋2の密封状態が維持されてい
る。また、下蓋1の内筒部7に形成されている雌螺子1
4と容器本体4の首部44に形成されている雄螺子46
が螺合し、容器本体4の開口部47に下蓋1のインナー
リング8が嵌入していることによって、容器本体4と下
蓋1との密封状態が維持されている。
【0024】また、容器本体4の首部44の基部に突設
されている突起45が小周壁9によって形成されるポケ
ット10に嵌り、必要以上の締め付けが防止されるよう
になっており、それによって、胴部43に加工されてい
る印刷表面と凹部13の向きが位置決めされている。ま
た、下蓋1の外筒部6の下部と容器本体4の胴部43
は、外径がおおむね等しい円筒形に形成されている。
【0025】容器の内容物を取り出す場合は、まず、封
緘部材3を下蓋1から分離させる。この時、図6に示す
ように、封緘部材3の上端であるつまみ部20に指を掛
けて引き倒せば、封緘部材3の引き倒し力が点状接続部
16に引伸し方向に作用するので、まず、上部の点状接
続部16が破断し、引続き引き下げるか掴んで引っ張れ
ば、下方の点状接続部16も引伸されて破断する。封緘
部材3を引き倒す時、つまみ部20の中央は若干高くな
っており、しかも、上蓋2の側壁部23との間に空隙も
あるため、その空隙に指先を指し込むことにより封緘部
材3の上端部に指を引っ掛け易い。また、切除部18の
両側には縦リブ21が突設されているため、封緘部材3
を引き倒す時に封緘部材3のしなりが小さくなり、引き
倒し力が点状接続部16に集中するので、点状接続部1
6を楽に切断することができる。この操作により封緘部
材3が外方に倒れるため、指かけ部26と凹部13が露
出する。これにより指かけ部26に指をかけて上蓋2を
引き上げ、開蓋することができる。上蓋2の開蓋はヒン
ジ部27を支点とした回動により行なわれ、上蓋2が開
蓋すると、注出口12から栓体24が離脱し、密封状態
が解かれるため注出口12から内容物を取り出すことが
できる。
【0026】封緘部材3を切除した凹部13の周囲に
は、点状接続部16の痕跡があるが、さほどの突出では
ないため、指かけ部26に指をかけて上蓋2を押し上げ
開蓋することには何ら支障がない。再密封は、上蓋2を
下蓋1に被せるように押し付ければ、栓体24が注出口
12の中に嵌入して行なわれる。このとき、栓体24の
下端部は、栓体24の上端部よりも僅かに大径に形成さ
れているため、注出口12に嵌入すると、注出口12と
の間で抵抗が発生し、密封状態が維持される。
【0027】以上、本実施例のヒンジキャップの構成に
ついて説明したが、本実施例のヒンジキャップにあって
は、封緘部材3を分離させるまでは上蓋2の指かけ部2
6に指をかけることができないだけでなく、上蓋2の指
かけ部26が封緘部材3の止め17に係止しているの
で、上蓋2が不正に開蓋されたりするのを防止すること
ができると共に、衝突や落下などの衝撃により不測に開
蓋したりするのを防止することもできる。また、封緘部
材3は、上蓋2の指かけ部26のみを覆う大きさに形成
されているだけでなく、切除部18も設けられているの
で、封緘部材3を成形するのに必要な樹脂量が従来に比
べて小さくなり、材料コストの削減を図ることができ
る。しかも、封緘部材3は、指で引き倒すという単純な
動作で下蓋から分離させることができるので、使用時の
簡便性と、不測あるいは不正な開蓋を防止しての安全性
の両方を満足させることができる。
【0028】図7〜図12は、前記ヒンジキャップの成
形金型を示している。以下、これらの図に基づいて、こ
の成形金型の主要部の構成について説明する。
【0029】この成形金型は、射出成形金型であり、下
蓋1の天井部5の外面側と上蓋2の内面側を形成する固
定側プレート29、外筒部6と上蓋2の外面側を形成す
るキャビティ31、封緘部材3の外面を形成するスライ
ドキャビティ32、外筒部6の内面と内筒部7の外面と
天井部5の内面及び小周壁9を形成する中コア33、内
筒部7の内側の雌螺子14と天井部5の内面を形成する
螺子コア34、外筒部6の外面側の凹部13を形成する
入子式の凹部形成型30、下蓋1の注出口12を形成す
る注出口形成ピン35、上蓋2の栓体24の内側を形成
する摺動ピン42、上蓋1の栓体24の外側を形成する
固定側コア41で構成されている。
【0030】前記凹部形成型30と注出口形成ピン35
及び固定側コア41は、固定側プレート29に固定され
ており、摺動ピン42は、その軸芯の方向に摺動可能に
固定側プレート29に組付けられている。また、スライ
ドキャビティ32は、凹部形成型30の摺動方向に対し
て直角に摺動し(図8参照)、キャビティ31と、固定
側プレート29は型開きでき(図9参照)、中コア33
は、前記キャビティ31から離脱でき、前記螺子コア3
4は、回転させることにより中コア33から離脱できる
(図10参照)。
【0031】凹部形成型30は、概略門構えの形状に形
成されており、中央に角形形状の貫通孔36が形成さ
れ、その切断端面の外面側に、枠状に淵部37が形成さ
れている。なお、前記淵部37は、凹部形成型の厚みの
一部を切除した形状になっている。そして、凹部形成型
30の内面側で凹部13を形成し、淵部37で止め17
と縦リブ21を封緘部材3の内面側に突設させる構造に
なっている(図11及び図12参照)。
【0032】スライドキャビティ32は、製品形成面と
して封緘部材3の外面側を形成する凹状面39があり、
その周りは断続的に前記凹部形成型30下方周囲に当接
するように突堤40が設けられており、この突堤40に
よって点状接続部16を形成する構造になっている。更
に、凹状面39の中央部には、略角形に突出した角形突
出部38が形成されており、この角形突出部38は、前
記凹部形成型30の貫通孔36に嵌り、その先端部が凹
部形成型30の内面側と面一になるようになっている。
【0033】図7は成形金型の型締め状態を示してお
り、図11はその要部拡大図である。型締め状態におい
て成形金型は、キャビティ31の上面に固定側プレート
29が当接し、凹部形成型30の周囲がキャビティ31
に当接し、下蓋1の凹部13の形状を形成している。ま
た、凹部形成型30の外面側及び側面側にはスライドキ
ャビティ32が配置されており、凹部形成型30とスラ
イドキャビティ32との間には封緘部材3を形成するた
めの金型空間が保持されていると共に、点状接続部1
6、切除部18、止め17、縦リブ21を形成する金型
空間が保持されている。更に、キャビティ31の内部に
は中コア33と螺子コア34が挿入されており、これら
によって下蓋1の外筒部6と天井部5の内面形状を形成
している。
【0034】凹部形成型30とスライドキャビティ32
の組み合わせ状態は、凹部形成型30の外面下部周囲に
スライドキャビティ32の突堤40が当接し、凹部形成
型30の貫通孔36にスライドキャビティ32の角形突
出部38が嵌り、その角形突出部38の先端は凹部形成
型30の内面と面一になっている。つまり、凹部形成型
30の貫通孔36とスライドキャビティ32の角形突出
部38は、型合せした時にスライドキャビティ32の摺
動方向に延在する面同士で接触するように形成されてい
る。また、淵部37による空間は前記凹部形成型30の
外面とスライドキャビティ32の凹状面39との間の空
間に連続している。さらに、凹部形成型30の側面側も
スライドキャビティ32との間に空間が保持され、この
空間は横板19の形状に形成されている。
【0035】図8は、スライドキャビティ32が型開き
した状態を示しており、この型開き状態において成形金
型は、スライドキャビティ32の先端が封緘部材3から
離脱し、封緘部材3の外方と切除部18の周辺に空間が
発生している。また、摺動ピン42は上方に移動し、固
定側プレート29とキャビティ31の間の型開き準備を
している。これ等の型開きは、充填された樹脂が冷却固
化した後に行なわれる。
【0036】図9は、キャビティ31が固定側プレート
29に対して型開きした状態を示しており、この型開き
状態において成形金型は、下蓋1の天井部5の外面及び
上蓋2の内面に空間が発生し、同時に、下蓋1の凹部1
3から凹部形成型30が離脱すると共に、下蓋1の注出
口12から注出口形成ピン35が離脱している。
【0037】図10は、中コア33の内部にある螺子コ
ア34が回転しながら下降した状態を示しており、図1
2はその要部拡大図である。この状態において成形金型
は、内筒部7の内側から螺子コア34が離脱し、下蓋1
は中コア33に保持され、上蓋2はキャビティ31に埋
設された状態となっている。
【0038】この後、図示を省略しているが、中コア3
3に装備されている突き出しピン等の働きによりヒンジ
キャップが中コア33とキャビティ31とから取り出さ
れる。
【0039】なお、型締めの手順は、上述の型開きとは
逆の順序で行われる。
【0040】以上述べたように、本実施例のヒンジキャ
ップは、1セットの成形金型で下蓋1、上蓋2、封緘部
材3を連続状態で製造し、下蓋1のキャビティ31の一
部を半径方向にスライドする構造としたものである。そ
して、構造上の特徴は、凹部形成型30の中央部におい
て、凹部形成型30の貫通孔36とスライドキャビティ
32の角形突出部38が、型合せした時にスライドキャ
ビティの摺動方向に延在する面同士で接触し、しかも、
凹部形成型30と角形突出部38の先端は面一状に組合
わせられることである。このことによって、型締め、型
開きが繰り返し行なわれたとしても、凹部形成型30の
変形及び損傷が発生しない。
【0041】次に、図13〜図17に基いて第2実施例
を説明する。
【0042】本実施例の特徴は、封緘部材3の止め17
と上蓋2の指かけ部26の係止範囲を大きくして上蓋2
の開蓋防止性能を向上させたところにある。また、封緘
部材3の切除部18の形状を高さ方向に短く、周方向に
長い窓状にすることにより、成形金型の構造において角
形突出部38と貫通孔36の側面当接によって発生する
パーティングライン(製品面に線状に現われる)が凹部
13の中央部に目立たなく形成されるようにしたところ
にある。
【0043】次に、図13及び図14に基づいて、本実
施例のヒンジキャップの構成について詳述する。図13
及び図14はヒンジキャップを示す斜視図で、図13に
は、上蓋を開蓋させた状態を示し、図14には上蓋が閉
蓋した状態を示している。
【0044】封緘部材3は、外形形状及び寸法は第1実
施例と同様であるが、中央部に設けた切除部18の形状
が第1実施例と異なっている。即ち、切除部18は、正
面から見て長方形になるようにくり抜かれた形状になっ
ており、その切除部18の上端縁の内面側に、周方向に
長い止め17が突設されている。また、切除部18を長
方形にくり抜いた形状としたことで、封緘部材3を引き
下げ切除する時に封緘部材3のしなりが発生し難くなる
ため、縦リブは必要なくなり、形成されていない。一
方、上蓋2の側壁部23に突設された指かけ部26も周
方向に長く形成されており、止め17との係止幅が大き
く確保されている。その他の構造は第1実施例と同様で
あるので説明を省略する。
【0045】第15図は、前記ヒンジキャップを使用し
た容器を示す斜視図である。この図は、容器本体4の首
部44に螺合されたヒンジキャップの封緘部材3を下蓋
1から分離させた後、上蓋2を開蓋した状態を示してい
る。この図に示す如く、封緘部材3を除去したヒンジキ
ャップは広範囲な指かけ部26と凹部13が形成されて
いるため開閉操作が行ない易いといった効果もある。
【0046】次に、第2実施例のヒンジキャップを製造
する金型構成について図16及び図17に基づいて説明
する。
【0047】第1実施例の金型との相違点は、凹部13
を形成する入子式の凹部形成型30の形状とスライドキ
ャビティ32の角形突出部38の形状である。即ち、凹
部形成型30は、上下方向の略中心部に止め17を形成
するために形成されている薄肉部が、下方ほど薄くなる
板状に形成されており、スライドキャビティ32の角形
突出部38は、上下方向に短く、横方向に長い形状に形
成されている。
【0048】図16は型締状態を示すものである。窓形
に形成された貫通孔36に角形突出部38が嵌入し、凹
部形成型30の貫通孔36とスライドキャビティ32の
角形突出部38が、スライドキャビティの摺動方向に延
在する側面同士で接触し、かつ、凹部形成型30と角形
突出部38の先端は面一状に組合わせられている。
【0049】その他、凹状面39等の角形突出部38の
周囲には金型空間が形成されることや、突堤40が凹部
形成型30の外面に当接して点状接続部16を形成する
などの構造も第1実施例と同様である。
【0050】図17は、型開き状態を示すものである。
切除部18の上縁に止め17を形成するために凹部形成
型30が一部薄肉になっていることや、縦リブを形成し
ないために凹部形成型30に淵部が形成されていないこ
となどにより、第1実施例の金型より簡素化された形状
になっている。
【0051】次に、図18〜図22に基づいて第3実施
例を説明する。
【0052】本実施例の特徴は、封緘部材3に形成した
切除部18の上縁に指かけ部26を係止させ、この切除
部18を止めとして機能させたところにある。なお、切
除部18の形状は、上下方向に短く、横方向に長い窓状
になっている。凹部形成型には止めを形成するための凹
状加工を施さなくてよいため、凹部形成型の耐久性がよ
くなる。
【0053】次に、図18〜図22に基づいて、本実施
例のヒンジキャップの構造について詳述する。図18〜
図22は本実施例のヒンジキャップを使用した容器を示
す斜視図で、図18〜図21には、上蓋を閉蓋させ封緘
機構が働いている状態を示し、図22には上蓋を開蓋す
るため封緘部材を切除する時の状態を示している。
【0054】封緘部材3は、外形形状及び寸法は第1実
施例と同様であるが、中央部に設けた切除部18の形状
が第1実施例と異なっている。即ち、切除部18は、横
に細長い長方形にくり抜かれた形状になっており、その
切除部18の上下幅は、指かけ部26の厚みよりもわず
かに広い寸法となっている。また、封緘部材3の立設位
置は第1及び第2実施例よりも凹部13に接近してい
る。なお、その他の構造は、第1実施例と同様であるの
で説明を省略する。
【0055】下蓋1に上蓋2を嵌合して封緘機構を働か
せるには、上蓋2を下蓋1に被せるように押し付けれ
ば、指かけ部26の先端が封緘部材3の内面に当接し、
この封緘部材3が外方に僅かにしなり、指かけ部26が
切除部18に至ると形状が復元し、切除部18の上端面
に指かけ部26が重合する。そして、指かけ部26が封
緘部材3の内面に接しながら下降する時、垂直面をこす
るため、第1及び第2実施例の場合よりも小さい力で封
緘部材3を外方にしならせることができる。従ってスム
ーズな嵌合操作となる。また、封緘部材3は徐々に外方
にしなるため点状接続部16に対する負担が少なく、従
って、第1及び第2実施例よりも点状接続部16を1ヶ
所減少することに成功している。つまり、図22に示す
ように、封緘部材3を引き倒した時点で残る点状接続部
16は一番下の一箇所だけであるため、封緘部材3を分
離し易いという特徴がある。封緘部材3を分離する方法
や、上蓋2の開閉方法は第1実施例と同様であるので説
明を省略する。
【0056】金型構成については、第1及び第2実施例
と異なる点のみ説明し、図示を省略する。なお、第1及
び第2実施例と異なる点は、スライドキャビティの角形
突出部の形状が細長状となることと、凹部形成型の貫通
孔の形状もそれに合致する細長状であることと、貫通孔
の上部には止めを形成するための凹部が設けられていな
いことと、点状接続部16を形成するための突堤が1ヶ
所少ないことと、突堤が長く形成されていることであ
る。
【0057】以上、第1〜第3実施例を述べたが、次の
事項について追記する。 (1)ヒンジキャップの横断面形状は、円形に限らず、
楕円形やその他の形状でも可能である。 (2)上蓋と下蓋を組合わせる構造のヒンジキャップと
することもできる。 (3)下蓋と容器本体の結合構造は、螺合方式に限ら
ず、凹凸嵌合(打栓方式)等の方式でも良い。
【0058】
【考案の効果】本考案のヒンジキャップと成形金型は、
上述のように構成されているので、次に記載する効果が
ある。
【0059】(1)請求項1記載のヒンジキャップで
は、上蓋の指かけ部が封緘部材によって覆われていると
共に、上蓋の指かけ部が封緘部材の止めに係止されてい
るので、上蓋が不正に開蓋されたりするのを防止するこ
とができると共に、衝突や落下などの衝撃により不測に
開蓋されたりするのを防止することもできる。
【0060】(2)また、封緘部材を切断する時に下蓋
を回動させる方向に力が加わらないため、ヒンジキャッ
プと容器本体との結合が螺合方式の場合でもヒンジキャ
ップと容器本体との結合が緩んだりしないし、容器本体
と下蓋の結合方式が凹凸環状嵌合であっても、上蓋の指
かけ部と容器本体との相対位置が変動して支障が生じる
ことがない。
【0061】(3)また、封緘部材を、上蓋の指かけ部
のみを覆う大きさに形成できるだけでなく、封緘部材に
切除部が設けられているので、封緘部材を成形するのに
必要な樹脂量を従来に比べて少なくして材料コストの削
減を図ることができる。
【0062】(4)請求項2記載のヒンジキャップで
は、封緘部材の上端部と上蓋の側面との間に空隙を形成
するように、封緘部材に湾曲部が形成されているので、
その空隙に指先を差し込むことで封緘部材の上端部への
引っ掛かりを大きくとることができ、それによって封緘
部材を引き倒す時に力が入れ易くなる。
【0063】(5)請求項3記載のヒンジキャップで
は、封緘部材の切除部の近傍に縦リブが設けられている
ので、封緘部材を引き倒す時の封緘部材のしなりが小さ
くなり、引き倒し力が点状接続部に集中するので、点状
接続部を更に楽に切断することができる。
【0064】(6)請求項4記載の成形金型は、下蓋の
凹部を形成する入子式凹部形成型と、前記入子式凹部形
成型と共に封緘部材を形成するスライドキャビティと、
点状接続部を形成する突堤と、切除部を形成する突出部
とを備えているので、本考案の成形金型を1セット使用
すれば、後加工などを必要とせずに請求項1に記載した
ヒンジキャップを製造することができ、製造設備の簡素
化と金型製作費の削減を図ることができる。
【0065】(7)請求項5記載の成形金型は、貫通孔
と角形突出部が、型合せした時にスライドキャビティの
摺動方向に延在する面同士で接触するので、入子式凹部
形成型及びスライドキャビティの変形や摩耗を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のヒンジキャップを示す斜視図であ
る。
【図2】第1実施例のヒンジキャップを用いた容器を示
す斜視図である。
【図3】第1実施例のヒンジキャップを用いた容器を示
す斜視図である。
【図4】第1実施例のヒンジキャップを用いた容器を示
す縦断面図である。
【図5】第1実施例のヒンジキャップを用いた容器を示
す縦断面図である。
【図6】第1実施例のヒンジキャップを用いた容器を示
す斜視図である。
【図7】第1実施例のヒンジキャップの成形金型を示す
断面図である。
【図8】第1実施例のヒンジキャップの成形金型を示す
断面図である。
【図9】第1実施例のヒンジキャップの成形金型を示す
断面図である。
【図10】第1実施例のヒンジキャップの成形金型を示
す断面図である。
【図11】第1実施例のヒンジキャップの成形金型の要
部を示す斜視図である。
【図12】第1実施例のヒンジキャップの成形金型の要
部を示す分解斜視図である。
【図13】第2実施例のヒンジキャップを示す斜視図で
ある。
【図14】第2実施例のヒンジキャップを示す斜視図で
ある。
【図15】第2実施例のヒンジキャップを用いた容器を
示す斜視図である。
【図16】第2実施例のヒンジキャップの成形金型の要
部を示す斜視図である。
【図17】第2実施例のヒンジキャップの成形金型の要
部を示す分解斜視図である。
【図18】第3実施例のヒンジキャップを用いた容器を
示す斜視図である。
【図19】第3実施例のヒンジキャップを用いた容器を
示す斜視図である。
【図20】第3実施例のヒンジキャップを用いた容器を
示す縦断面図である。
【図21】第3実施例のヒンジキャップを用いた容器を
示す縦断面図である。
【図22】第3実施例のヒンジキャップを用いた容器を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 下蓋 2 上蓋 3 封緘部材 4 容器本体 5 天井部 12 注出口 13 凹部 15 湾曲部 16 点状接続部 17 止め 18 切除部 21 縦リブ 22 頂壁 24 栓体 26 指かけ部 27 ヒンジ部 30 凹部形成型 32 スライドキャビティ 36 貫通孔 38 角形突出部 40 突堤
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 31:56

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の首部に嵌合可能に形成され、
    天井部に注出口が設けられている下蓋と、該下蓋にヒン
    ジ部を介して連結され、このヒンジ部と反対側の位置に
    指かけ部が突設されている上蓋と、前記指かけ部を覆う
    位置に立設され、下端部が前記下蓋の外周に点状接続部
    を介して連結されている封緘部材とで構成され、前記上
    蓋の頂壁から垂下している栓体が前記下蓋の注出口に密
    封状態で嵌入しているヒンジキャップにおいて、前記下
    蓋の外周面のうち上蓋の指かけ部の真下に位置する部位
    に凹部が形成され、前記点状接続部がこの凹部の周壁に
    設けられ、前記封緘部材に切除部が形成されていると共
    に止めが形成され、上蓋の指かけ部がこの止めに係止し
    ていることを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 【請求項2】 封緘部材の上端部と上蓋の側面との間に
    空隙を形成するように、封緘部材に湾曲部が形成されて
    いる請求項1記載のヒンジキャップ。
  3. 【請求項3】 封緘部材に縦リブが設けられている請求
    項1または2記載のヒンジキャップ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のヒンジキャップを成形す
    る成形金型であり、下蓋の凹部を形成する入子式凹部形
    成型が、下蓋を形成する型の移動方向と平行に摺動可能
    に設けられ、前記入子式凹部形成型と共に封緘部材を形
    成するスライドキャビティが、入子式凹部形成型の摺動
    方向と直角に摺動可能に設けられ、前記入子式凹部形成
    型とスライドキャビティとの間に、点状接続部を形成す
    る突堤が設けられていると共に、切除部を形成する突出
    部が形成してあることを特徴とする成形金型。
  5. 【請求項5】 入子式凹部形成型の封緘部材を形成する
    部分に貫通孔が設けられていると共に、スライドキャビ
    ティの封緘部材を形成する部分に角形突出部が設けら
    れ、前記貫通孔と角形突出部が、型合せした時にスライ
    ドキャビティの摺動方向に延在する面同士で接触するよ
    うに形成されている請求項4記載の成形金型。
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