JP2558805Y2 - ポジション付ヘッドランプ - Google Patents
ポジション付ヘッドランプInfo
- Publication number
- JP2558805Y2 JP2558805Y2 JP5622492U JP5622492U JP2558805Y2 JP 2558805 Y2 JP2558805 Y2 JP 2558805Y2 JP 5622492 U JP5622492 U JP 5622492U JP 5622492 U JP5622492 U JP 5622492U JP 2558805 Y2 JP2558805 Y2 JP 2558805Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headlamp
- light source
- reflecting mirror
- reflecting
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は車両用のヘッドランプに
関するものであり、詳細には前記ヘッドランプ用の反射
鏡面内にポジション用光源が設けられたポジション付ヘ
ッドランプに係るものである。
関するものであり、詳細には前記ヘッドランプ用の反射
鏡面内にポジション用光源が設けられたポジション付ヘ
ッドランプに係るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のポジション付ヘッドラン
プ９０の構成の例を示すものが図３であり、ヘッドラン
プ用光源９１に焦点を有する回転放物面の反射鏡９２の
例えば前記ヘッドランプ用光源９１の真下などに開口部
９２ａを設け、この開口部９２ａからポジション用光源
９３を反射鏡９２の面内に突出させたものである。
プ９０の構成の例を示すものが図３であり、ヘッドラン
プ用光源９１に焦点を有する回転放物面の反射鏡９２の
例えば前記ヘッドランプ用光源９１の真下などに開口部
９２ａを設け、この開口部９２ａからポジション用光源
９３を反射鏡９２の面内に突出させたものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のポジション付ヘッドランプ９０の構成において
は、前記ポジション用光源９３は反射鏡９２に対して殆
ど何等の光学的な考慮もなされることなくその取付位置
が設定されるものであるので、ポジション用光源９３の
点灯を行ったときには反射鏡９２により反射される光は
特定の方向性を持たない散乱光となり、遠方からの視認
性を確保するためには前記ポジション用光源９３として
比較的に大電力の電球の採用が必要となり、この部分が
大型化してヘッドランプ９０全体の性能低下を来すなど
の問題点を生じ、この点の解決が課題とされるものとな
っていた。
た従来のポジション付ヘッドランプ９０の構成において
は、前記ポジション用光源９３は反射鏡９２に対して殆
ど何等の光学的な考慮もなされることなくその取付位置
が設定されるものであるので、ポジション用光源９３の
点灯を行ったときには反射鏡９２により反射される光は
特定の方向性を持たない散乱光となり、遠方からの視認
性を確保するためには前記ポジション用光源９３として
比較的に大電力の電球の採用が必要となり、この部分が
大型化してヘッドランプ９０全体の性能低下を来すなど
の問題点を生じ、この点の解決が課題とされるものとな
っていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、ヘッドランプ
用の反射鏡面内にポジション用光源を設けて成るポジシ
ョン付ヘッドランプにおいて、前記反射鏡には前記ポジ
ション用光源に焦点を有し、且つ反射方向を前記ヘッド
ランプと平行とする回転放物面又はその一部で成るポジ
ション用反射面が一体に形成されていることを特徴とす
るポジション付ヘッドランプを提供することで課題を解
決するものである。
課題を解決するための具体的手段として、ヘッドランプ
用の反射鏡面内にポジション用光源を設けて成るポジシ
ョン付ヘッドランプにおいて、前記反射鏡には前記ポジ
ション用光源に焦点を有し、且つ反射方向を前記ヘッド
ランプと平行とする回転放物面又はその一部で成るポジ
ション用反射面が一体に形成されていることを特徴とす
るポジション付ヘッドランプを提供することで課題を解
決するものである。
【０００５】
【実施例】つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図１及び図２に符号１で示すものは
本考案に係るポジション付ヘッドランプ（以下にヘッド
ランプ１と略称する）であり、このヘッドランプ１には
ヘッドランプ用光源２と、このヘッドランプ用光源２に
焦点を有する回転放物面などの反射鏡３とが設けられ、
加えて前記反射鏡３には開口部３ａが設けられてポジシ
ョン用光源４が面内に突出するように取付けられている
ものである点は従来例のものと同様である。
て詳細に説明する。図１及び図２に符号１で示すものは
本考案に係るポジション付ヘッドランプ（以下にヘッド
ランプ１と略称する）であり、このヘッドランプ１には
ヘッドランプ用光源２と、このヘッドランプ用光源２に
焦点を有する回転放物面などの反射鏡３とが設けられ、
加えて前記反射鏡３には開口部３ａが設けられてポジシ
ョン用光源４が面内に突出するように取付けられている
ものである点は従来例のものと同様である。
【０００６】しかしながら、本考案により前記開口部３
ａの近傍にはポジション用反射面５が一体に形成され、
このポジション用反射面５は前記ポジション用光源４に
焦点を有し、且つその光軸方向、即ち反射光を生ずる方
向を前記反射鏡３の光軸方向と平行とする回転放物面と
して形成されている。
ａの近傍にはポジション用反射面５が一体に形成され、
このポジション用反射面５は前記ポジション用光源４に
焦点を有し、且つその光軸方向、即ち反射光を生ずる方
向を前記反射鏡３の光軸方向と平行とする回転放物面と
して形成されている。
【０００７】尚、この考案を成すための考案者による試
作及び実験の結果では、前記ポジション用反射面５の面
積は、前記ポジション用光源４として１Ｗの電球を採用
したときでも略１０mm平方以下で充分に目的を達するも
のであることが判明しているので、実際の実施時におい
ては前記に説明した回転放物面の一部を設けるものとす
れば良い。
作及び実験の結果では、前記ポジション用反射面５の面
積は、前記ポジション用光源４として１Ｗの電球を採用
したときでも略１０mm平方以下で充分に目的を達するも
のであることが判明しているので、実際の実施時におい
ては前記に説明した回転放物面の一部を設けるものとす
れば良い。
【０００８】また、前記ポジション用反射面５はヘッド
ランプ用の反射鏡３と光軸方向を平行なものとされたこ
とで、アンダーカットなど成形に不利となる条件を生ず
ることがないものとなるので、前記反射鏡３を成形する
ときの、例えば射出成形型或いはプレス金型に一体に彫
り込まれ、反射鏡３の成形と同時に一体として形成され
るものとなっている。
ランプ用の反射鏡３と光軸方向を平行なものとされたこ
とで、アンダーカットなど成形に不利となる条件を生ず
ることがないものとなるので、前記反射鏡３を成形する
ときの、例えば射出成形型或いはプレス金型に一体に彫
り込まれ、反射鏡３の成形と同時に一体として形成され
るものとなっている。
【０００９】次いで、上記に説明の構成とした本考案の
ヘッドランプ１の作用及び効果について説明を行えば、
前記ポジション用光源４にヘッドランプ１と平行の反射
方向を有するポジション用反射面５を設けたことで、ポ
ジション用光源４の点灯時には、このポジション用光源
４からの光を車両の進行方向に向かう平行光線として反
射するものとなり遠方からの視認性を向上させる。
ヘッドランプ１の作用及び効果について説明を行えば、
前記ポジション用光源４にヘッドランプ１と平行の反射
方向を有するポジション用反射面５を設けたことで、ポ
ジション用光源４の点灯時には、このポジション用光源
４からの光を車両の進行方向に向かう平行光線として反
射するものとなり遠方からの視認性を向上させる。
【００１０】尚、このときに前記ポジション用反射面５
からの反射光はヘッドランプ１に設けられているレンズ
６を透過するものとなり、このレンズ６により水平方向
に適宜の照射角を有するものとされるので、車両の正面
からばかりでなく斜め前方からの視認性も可能なものと
なる。
からの反射光はヘッドランプ１に設けられているレンズ
６を透過するものとなり、このレンズ６により水平方向
に適宜の照射角を有するものとされるので、車両の正面
からばかりでなく斜め前方からの視認性も可能なものと
なる。
【００１１】
【考案の効果】以上に説明したように本考案により、ポ
ジション用光源にこのポジション用光源に焦点を有し、
且つ反射光を生ずる方向をヘッドランプの反射鏡の光軸
方向と平行とする回転放物面のポジション用反射面を設
けたことで、第一には、前記ポジション用光源の光を略
平行光に収束して車両の進行方向に照射するものとな
り、比較的に小電力のポジション用光源で充分な視認距
離を得られるものとして小型化を可能とし、ヘッドラン
プ全体の性能低下を防止する優れた効果を奏するもので
ある。
ジション用光源にこのポジション用光源に焦点を有し、
且つ反射光を生ずる方向をヘッドランプの反射鏡の光軸
方向と平行とする回転放物面のポジション用反射面を設
けたことで、第一には、前記ポジション用光源の光を略
平行光に収束して車両の進行方向に照射するものとな
り、比較的に小電力のポジション用光源で充分な視認距
離を得られるものとして小型化を可能とし、ヘッドラン
プ全体の性能低下を防止する優れた効果を奏するもので
ある。
【００１２】また、第二には、前記ポジション用反射面
の光軸をヘッドランプ用の反射鏡の光軸と平行なものと
したことで、アンダーカットなど生ずることのないもの
としてヘッドランプ用の反射鏡と同時に一体として成形
可能なものとし、上記の作用、効果を得るための何等の
追加費用を生ずることなく実施可能なものとし、生産コ
ストの面でも相当の効果を奏するものとなる。
の光軸をヘッドランプ用の反射鏡の光軸と平行なものと
したことで、アンダーカットなど生ずることのないもの
としてヘッドランプ用の反射鏡と同時に一体として成形
可能なものとし、上記の作用、効果を得るための何等の
追加費用を生ずることなく実施可能なものとし、生産コ
ストの面でも相当の効果を奏するものとなる。
【図１】 本考案に係るポジション付ヘッドランプの一
実施例を一部を破断した状態で示す斜視図である。
実施例を一部を破断した状態で示す斜視図である。
【図２】 図１のＡ―Ａ線に沿う断面図である。
【図３】 従来例を示す断面図である。
１……ポジション付ヘッドランプ ２……ヘッドランプ用光源 ３……反射鏡 ３ａ……開口部 ４……ポジション用光源 ５……ポジション用反射面 ６……レンズ
Claims (1)
- 【請求項１】 ヘッドランプ用の反射鏡面内にポジショ
ン用光源を設けて成るポジション付ヘッドランプにおい
て、前記反射鏡には前記ポジション用光源に焦点を有
し、且つ反射方向を前記ヘッドランプと平行とする回転
放物面又はその一部で成るポジション用反射面が一体に
形成されていることを特徴とするポジション付ヘッドラ
ンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5622492U JP2558805Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | ポジション付ヘッドランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5622492U JP2558805Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | ポジション付ヘッドランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0613005U JPH0613005U (ja) | 1994-02-18 |
| JP2558805Y2 true JP2558805Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=13021140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5622492U Expired - Lifetime JP2558805Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | ポジション付ヘッドランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558805Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002083507A (ja) * | 2000-09-06 | 2002-03-22 | Stanley Electric Co Ltd | 副光源を備えた灯具 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP5622492U patent/JP2558805Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0613005U (ja) | 1994-02-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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