JP2558771Y2 - 面実装型コネクタ - Google Patents
面実装型コネクタInfo
- Publication number
- JP2558771Y2 JP2558771Y2 JP1990127964U JP12796490U JP2558771Y2 JP 2558771 Y2 JP2558771 Y2 JP 2558771Y2 JP 1990127964 U JP1990127964 U JP 1990127964U JP 12796490 U JP12796490 U JP 12796490U JP 2558771 Y2 JP2558771 Y2 JP 2558771Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- connector
- terminal
- terminal portion
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、コネクタ本体に装着されたコンタクトの端
子部が基板面上の導体に重なるように前記基板面上に搭
載される、面実装型コネクタに関する。
子部が基板面上の導体に重なるように前記基板面上に搭
載される、面実装型コネクタに関する。
（従来の技術） 従来、この種のコネクタとして、例えば、実開昭63−
139782号公報に開示されたようなコネクタが提案されて
いる。このコネクタは、第５図に示すように、コネクタ
本体ａのコンタクト保持穴ｂにコンタクトｃの接触部が
挿入されて係止部ｄにより係止され、コンタクト保持穴
ｂに連通する保持溝ｅにコンタクトｃの中間部ｆが挿入
されて係止部ｇで係止され、該係止部ｇと端子部ｈとの
間の中間部ｇ′が保持溝ｅ内において左右、前後あるい
は上下方向に自在に遊動できるように構成されている。
139782号公報に開示されたようなコネクタが提案されて
いる。このコネクタは、第５図に示すように、コネクタ
本体ａのコンタクト保持穴ｂにコンタクトｃの接触部が
挿入されて係止部ｄにより係止され、コンタクト保持穴
ｂに連通する保持溝ｅにコンタクトｃの中間部ｆが挿入
されて係止部ｇで係止され、該係止部ｇと端子部ｈとの
間の中間部ｇ′が保持溝ｅ内において左右、前後あるい
は上下方向に自在に遊動できるように構成されている。
（考案が解決しようとする課題） 上述したコネクタは、コンタクトの中間部ｆがコネク
タ本体ａの保持溝ｅ内に挿入され保護されているため、
外部等より異物が当接したり、コンタクト相互間はショ
ートしたりせず、また中間部ｇ′が遊動できるので、リ
フロー半田付け後の冷却時において、中間部ｇ′に応力
が印加してもその応力を逃すことが可能であり、半田付
けが剥離したり、接触子の変形等の異常が発生する恐れ
がないようにすることができるが、上述のように中間部
ｇ′は保持溝ｅ内において上下方向に自由に遊動できる
ので、その変形によってコネクタ本体ａと端子部ｈとの
相互位置が変動し、該端子部ｈが基板面の導体の半田付
けできないことがあるという課題があった。
タ本体ａの保持溝ｅ内に挿入され保護されているため、
外部等より異物が当接したり、コンタクト相互間はショ
ートしたりせず、また中間部ｇ′が遊動できるので、リ
フロー半田付け後の冷却時において、中間部ｇ′に応力
が印加してもその応力を逃すことが可能であり、半田付
けが剥離したり、接触子の変形等の異常が発生する恐れ
がないようにすることができるが、上述のように中間部
ｇ′は保持溝ｅ内において上下方向に自由に遊動できる
ので、その変形によってコネクタ本体ａと端子部ｈとの
相互位置が変動し、該端子部ｈが基板面の導体の半田付
けできないことがあるという課題があった。
本考案は、このような課題を解決することをその目的
としたものである。
としたものである。
（課題を解決するための手段） 本考案は、上記の目的を達成するために、コネクタ本
体に装着されたコンタクトは、協動する他のコネクタの
コンタクトの接触部と接触する接触部と、一端が該接触
部に連なる中間部と、該中間部の他端に直角に折曲形成
された端子部とから成り、前記中間部は、前記接触部に
連なる水平部と、側縁に突出する係止部を有し且つ前記
端子部に連なる垂直部とから成り、該垂直部は、前記コ
ネクタ本体の溝に挿入され、前記係止部は、該溝の前記
端子部側に形成された突出する段部に、コンタクトの端
子部方向のばね力が加わるように係止され、前記端子部
の下面とコンタクト本体の下面との相対位置が常に所定
の関係になるようにして成ることを特徴とする。
体に装着されたコンタクトは、協動する他のコネクタの
コンタクトの接触部と接触する接触部と、一端が該接触
部に連なる中間部と、該中間部の他端に直角に折曲形成
された端子部とから成り、前記中間部は、前記接触部に
連なる水平部と、側縁に突出する係止部を有し且つ前記
端子部に連なる垂直部とから成り、該垂直部は、前記コ
ネクタ本体の溝に挿入され、前記係止部は、該溝の前記
端子部側に形成された突出する段部に、コンタクトの端
子部方向のばね力が加わるように係止され、前記端子部
の下面とコンタクト本体の下面との相対位置が常に所定
の関係になるようにして成ることを特徴とする。
（作用） コンタクトの接触部と端子部間の中間部は、水平部と
垂直部とから成り、その垂直部に形成された係止部がコ
ネクタ本体の溝内の段部にコンタクトのばね力が端子部
方向に加わるように係止されるので、例えば基板に実装
する時、端子部に上方への力がかかっても力が無くなっ
た時点でばね力で再び前記係止部が段部に係止され、そ
のためコネクタ本体の下面とコンタクトの端子部の下面
との相対位置は常に所定の関係になり、端子部を基板面
の導体に確実に半田付けすることができる。
垂直部とから成り、その垂直部に形成された係止部がコ
ネクタ本体の溝内の段部にコンタクトのばね力が端子部
方向に加わるように係止されるので、例えば基板に実装
する時、端子部に上方への力がかかっても力が無くなっ
た時点でばね力で再び前記係止部が段部に係止され、そ
のためコネクタ本体の下面とコンタクトの端子部の下面
との相対位置は常に所定の関係になり、端子部を基板面
の導体に確実に半田付けすることができる。
（実施例） 以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第１図乃至第４図は、雌コネクタに適用された本考案
の一実施例を示す。
の一実施例を示す。
同図において、１はプラスチック製コネクタ本体で、
この中央部のコンタクト装着部２には、コンタクト３の
接触部４を挿入する複数のコンタクト保持孔５が２列に
且つ千鳥状に配列形成され、コンタクト装着部２を挟ん
で両側にはコネクタをパネルに装着するビス挿入用の孔
６が形成されている。７はコンタクト装着部２の周り及
びそれに連なるコネクタ本体１の一面に覆うシールド用
金属シェルである。コネクタ本体１の他面には、コンタ
クト装着部２の下方にコンタクト３をガイドするガイド
部８が突出形成され、両側部の下方に基板取付け部９が
突出形成されている。
この中央部のコンタクト装着部２には、コンタクト３の
接触部４を挿入する複数のコンタクト保持孔５が２列に
且つ千鳥状に配列形成され、コンタクト装着部２を挟ん
で両側にはコネクタをパネルに装着するビス挿入用の孔
６が形成されている。７はコンタクト装着部２の周り及
びそれに連なるコネクタ本体１の一面に覆うシールド用
金属シェルである。コネクタ本体１の他面には、コンタ
クト装着部２の下方にコンタクト３をガイドするガイド
部８が突出形成され、両側部の下方に基板取付け部９が
突出形成されている。
コンタクト３は、一対の接触片10,10から成る接触部
４と、端子部11と、該接触部４と端子部11を連結する中
間部12とから成り、該中間部12は直角に折曲されて水平
部13と垂直部14とから成っている。該水平部13には、接
触部４をコンタクト保持孔５に挿入したとき、このコン
タクト保持孔５に係止する幅広の第１係止部15が形成さ
れ、また垂直部14には幅広の第２の係止部16が形成され
ている。
４と、端子部11と、該接触部４と端子部11を連結する中
間部12とから成り、該中間部12は直角に折曲されて水平
部13と垂直部14とから成っている。該水平部13には、接
触部４をコンタクト保持孔５に挿入したとき、このコン
タクト保持孔５に係止する幅広の第１係止部15が形成さ
れ、また垂直部14には幅広の第２の係止部16が形成され
ている。
コネクタ本体１の前記ガイド部８の垂直面には、コン
タクト３をガイドする複数の溝17が形成され、該溝17に
は、下方が幅狭になって段部18が形成されている。
タクト３をガイドする複数の溝17が形成され、該溝17に
は、下方が幅狭になって段部18が形成されている。
コンタクト３をコネクタ本体１に装着するときは、コ
ンタクト３の中間部12を折曲しないまま接触部４をコン
タクト保持孔５に挿入し、第１係止部15でコンタクト保
持孔５に係止する。次いで中間部12を撓ませ、溝17に挿
入しながら、折曲した状態で垂直部14の第２の係止部16
が溝17の段部18に前記端子部11の方向のばね力が加わる
ように略直角に折曲し、該垂直部14の第２の係止部16
を、前記端子部11の方向のばね力によって溝17の段部18
に係止させる。係止させた状態で端子部11の下面がコネ
クタ本体１の下面とほぼ同一面となるように端子部11は
垂直部14に対してほぼ直角に折曲形成されている。
ンタクト３の中間部12を折曲しないまま接触部４をコン
タクト保持孔５に挿入し、第１係止部15でコンタクト保
持孔５に係止する。次いで中間部12を撓ませ、溝17に挿
入しながら、折曲した状態で垂直部14の第２の係止部16
が溝17の段部18に前記端子部11の方向のばね力が加わる
ように略直角に折曲し、該垂直部14の第２の係止部16
を、前記端子部11の方向のばね力によって溝17の段部18
に係止させる。係止させた状態で端子部11の下面がコネ
クタ本体１の下面とほぼ同一面となるように端子部11は
垂直部14に対してほぼ直角に折曲形成されている。
上述のように構成されたコネクタは、コネクタ本体１
を第１図示のようにコンタクト保持孔５を水平にして基
板19上に載せ、コネクタ本体１の下面に形成した突起20
（第２図）を基板19の孔21に嵌合することにより、コン
タクト３の端子部11が基板面上の導体22に重なるように
位置決めした後、基板取付け部９をこれに形成された孔
23と基板19の孔24を介して基板19にネジ止めする。
を第１図示のようにコンタクト保持孔５を水平にして基
板19上に載せ、コネクタ本体１の下面に形成した突起20
（第２図）を基板19の孔21に嵌合することにより、コン
タクト３の端子部11が基板面上の導体22に重なるように
位置決めした後、基板取付け部９をこれに形成された孔
23と基板19の孔24を介して基板19にネジ止めする。
第１図において、25は基板取付け部９に重ねられてネ
ジ止めされるアース金具で、このアース金具25は断面Ｌ
形に形成され、その一方の端片の両側縁には、アース金
具25を基板19の導体22′に半田付けする各一対の脚26が
折曲形成されており、他方の端片をコネクタ本体１の両
側部に形成された係合凹部27の溝27aに圧入することに
よりコネクタ本体に取付けられる。金属シェル７は、コ
ネクタ本体１の孔６を介してアース金具25の孔28の雌ね
じにビス（図示せず）を螺入してコネクタをパネル（図
示せず）に固定することによりアース金具25及び基板19
の導体22′を介してアースされる。
ジ止めされるアース金具で、このアース金具25は断面Ｌ
形に形成され、その一方の端片の両側縁には、アース金
具25を基板19の導体22′に半田付けする各一対の脚26が
折曲形成されており、他方の端片をコネクタ本体１の両
側部に形成された係合凹部27の溝27aに圧入することに
よりコネクタ本体に取付けられる。金属シェル７は、コ
ネクタ本体１の孔６を介してアース金具25の孔28の雌ね
じにビス（図示せず）を螺入してコネクタをパネル（図
示せず）に固定することによりアース金具25及び基板19
の導体22′を介してアースされる。
（考案の効果） 本考案は、上述のように、コンタクトの中間部の、係
止部を有する垂直部が前記コネクタ本体の溝に挿入され
前記係止部が該溝に形成された段部にコンタクトのばね
力が加わるように係止されているので、例えば基板に実
装する時、端子部に上方への力がかかっても力が無くな
った時点でばね力で再び前記係止部が段部に係止され、
そのためコネクタ本体の下面とコンタクトの端子部の下
面との相対位置は常に所定の関係になり、端子部を基板
面の導体に確実に半田付けすることができる効果を有す
る。
止部を有する垂直部が前記コネクタ本体の溝に挿入され
前記係止部が該溝に形成された段部にコンタクトのばね
力が加わるように係止されているので、例えば基板に実
装する時、端子部に上方への力がかかっても力が無くな
った時点でばね力で再び前記係止部が段部に係止され、
そのためコネクタ本体の下面とコンタクトの端子部の下
面との相対位置は常に所定の関係になり、端子部を基板
面の導体に確実に半田付けすることができる効果を有す
る。
第１図はプリント基板から分離して示す本考案の一実施
例の斜面図、第２図はその一部の正面図、第３図は第２
図のIII−III線断面図、第４図はその要部截断斜面図、
第５図は従来のコネクタの要部を一部断面とした拡大斜
面図である。 １…コネクタ本体、２…コンタクト装着部 ３…コンタクト、４…接触部 11…端子部、12…中間部 13…水平部、14…垂直部 15…第１の係止部、16…第２の係止部 17…溝、18…段部 19…基板、22,22′…導体
例の斜面図、第２図はその一部の正面図、第３図は第２
図のIII−III線断面図、第４図はその要部截断斜面図、
第５図は従来のコネクタの要部を一部断面とした拡大斜
面図である。 １…コネクタ本体、２…コンタクト装着部 ３…コンタクト、４…接触部 11…端子部、12…中間部 13…水平部、14…垂直部 15…第１の係止部、16…第２の係止部 17…溝、18…段部 19…基板、22,22′…導体
Claims (1)
- 【請求項１】コネクタ本体に装着されたコンタクトは、
協動する他のコネクタのコンタクトの接触部と接触する
接触部と、一端が該接触部に連なる中間部と、該中間部
の他端に直角に折曲形成された端子部とから成り、前記
中間部は、前記接触部に連なる水平部と、側縁に係止部
を有し且つ前記端子部に連なる垂直部とから成り、該垂
直部は、前記コネクタ本体の溝に挿入され、前記係止部
は、該溝の前記端子部側に形成された突出する段部に、
コンタクトの端子部方向のばね力が加わるように係止さ
れ、前記端子部の下面とコンタクト本体の下面との相対
位置が常に所定の関係になるようにして成ることを特徴
とする面実装型コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990127964U JP2558771Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 面実装型コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990127964U JP2558771Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 面実装型コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0485682U JPH0485682U (ja) | 1992-07-24 |
| JP2558771Y2 true JP2558771Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=31875444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990127964U Expired - Fee Related JP2558771Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 面実装型コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558771Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013037893A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Yazaki Corp | コネクタ |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2769965B2 (ja) * | 1993-07-19 | 1998-06-25 | 日本圧着端子製造株式会社 | 表面実装コネクタ |
| US6280209B1 (en) * | 1999-07-16 | 2001-08-28 | Molex Incorporated | Connector with improved performance characteristics |
| US6454605B1 (en) * | 1999-07-16 | 2002-09-24 | Molex Incorporated | Impedance-tuned termination assembly and connectors incorporating same |
| JP5001734B2 (ja) * | 2007-07-13 | 2012-08-15 | ホシデン株式会社 | 電気コネクタ |
| JP5001740B2 (ja) * | 2007-07-20 | 2012-08-15 | ホシデン株式会社 | 電気コネクタ |
| JP2012054215A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-15 | Yazaki Corp | コネクタ |
| JP6801569B2 (ja) * | 2017-04-28 | 2020-12-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 基板用コネクタ |
| JP2023001482A (ja) * | 2021-06-21 | 2023-01-06 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
| JP2023001481A (ja) * | 2021-06-21 | 2023-01-06 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
| JP7364626B2 (ja) * | 2021-06-21 | 2023-10-18 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0416390Y2 (ja) * | 1986-04-30 | 1992-04-13 | ||
| DE8801250U1 (de) * | 1987-02-06 | 1988-03-17 | Amp Inc., Harrisburg, Pa. | Elektrischer Verbinder |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP1990127964U patent/JP2558771Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013037893A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Yazaki Corp | コネクタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0485682U (ja) | 1992-07-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |