JP2558244B2 - アタッチメントカプラー - Google Patents
アタッチメントカプラーInfo
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- JP2558244B2 JP2558244B2 JP6170047A JP17004794A JP2558244B2 JP 2558244 B2 JP2558244 B2 JP 2558244B2 JP 6170047 A JP6170047 A JP 6170047A JP 17004794 A JP17004794 A JP 17004794A JP 2558244 B2 JP2558244 B2 JP 2558244B2
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
- E02F3/3609—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat
- E02F3/3618—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat with two separating hooks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧ショベル等のア
ームの先端に取り付ける各種のアタッチメントの着脱交
換を容易にするため、アームとアタッチメントの間に取
り付けるアタッチメントカプラーに関するものである。
ームの先端に取り付ける各種のアタッチメントの着脱交
換を容易にするため、アームとアタッチメントの間に取
り付けるアタッチメントカプラーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】油圧ショベル等の基本的機能を持ったベ
ースマシンに、バケットやブレーカーなど種々の作業機
械、器具、いわゆるアタッチメントを取り付けて利用用
途を広げ、作業能率の向上やベースマシンの稼働率の向
上を図ることは、現在広く行われている。特に、アー
ム、ブーム、旋回装置などを持った油圧ショベルはマニ
ピュレーター的な作動が可能であるため、建設機械とし
てのみならず、他の産業に於いても広く利用されてい
る。また、一台の機械で作業工程に応じて、バケット等
の種々のアタッチメントを交換しながら作業を進めて行
く事も、広く行われている。この場合、アタッチメント
の交換作業の能率が、全体の作業能率に占める割合は、
非常に大きい。そのため、この交換作業の能率を向上す
るため、従来から多くのアタッチメントカプラーが提案
されている。
ースマシンに、バケットやブレーカーなど種々の作業機
械、器具、いわゆるアタッチメントを取り付けて利用用
途を広げ、作業能率の向上やベースマシンの稼働率の向
上を図ることは、現在広く行われている。特に、アー
ム、ブーム、旋回装置などを持った油圧ショベルはマニ
ピュレーター的な作動が可能であるため、建設機械とし
てのみならず、他の産業に於いても広く利用されてい
る。また、一台の機械で作業工程に応じて、バケット等
の種々のアタッチメントを交換しながら作業を進めて行
く事も、広く行われている。この場合、アタッチメント
の交換作業の能率が、全体の作業能率に占める割合は、
非常に大きい。そのため、この交換作業の能率を向上す
るため、従来から多くのアタッチメントカプラーが提案
されている。
【０００３】例えば、図６に示すものはアーム孔（３
２）とリンク孔（３３）を有する基体（３１）の他面一
方にアタッチメントの取付けピン（３４）と係合するフ
ック（３５）を設け、他方に、先端にフック（３６）を
有するリンク（３７）をリンク孔と共有する軸（３８）
を支点として回動自在に設け、ネジ（３９）の調節によ
り両フック間の距離を調整してアタッチメントを着脱自
在としている。また、図７に示すものは、先端にそれぞ
れアタッチメントの取付けピン（３４）と係合するフッ
ク（４０）を有するリンク（４１）、（４１）を軸（４
２）により回動自在に支持し、ネジ（４３）の調節によ
りアタッチメントを着脱自在としたものである。
２）とリンク孔（３３）を有する基体（３１）の他面一
方にアタッチメントの取付けピン（３４）と係合するフ
ック（３５）を設け、他方に、先端にフック（３６）を
有するリンク（３７）をリンク孔と共有する軸（３８）
を支点として回動自在に設け、ネジ（３９）の調節によ
り両フック間の距離を調整してアタッチメントを着脱自
在としている。また、図７に示すものは、先端にそれぞ
れアタッチメントの取付けピン（３４）と係合するフッ
ク（４０）を有するリンク（４１）、（４１）を軸（４
２）により回動自在に支持し、ネジ（４３）の調節によ
りアタッチメントを着脱自在としたものである。
【０００４】一般に、油圧ショベル等のアタッチメント
は、特殊なものを除き、アームの先端に取付けピンで回
動自在に取付け、リンクを介してシリンダーの伸縮によ
り一定範囲で回転させる構造である。この回転の角度
は、作業の性格上できるだけ大きい方がよい。例えば、
最も頻繁に利用されるバケットは、土砂等の掘削運搬以
外に、水平面とか法面の均平作業なども行い、この場
合、かき込み角度もさることながら、返し角度が大きい
方が作業の精度、能率の上で有利である。一方、この角
度が大き過ぎると、バケット等のアタッチメントが油圧
ショベルのアームに接触すると言う不具合が生じる。そ
のため、バケット等のアタッチメントは、この回転角度
を最適に保つため、この角度に影響するアーム孔とリン
ク孔の間隔を最適の寸法に設定している。
は、特殊なものを除き、アームの先端に取付けピンで回
動自在に取付け、リンクを介してシリンダーの伸縮によ
り一定範囲で回転させる構造である。この回転の角度
は、作業の性格上できるだけ大きい方がよい。例えば、
最も頻繁に利用されるバケットは、土砂等の掘削運搬以
外に、水平面とか法面の均平作業なども行い、この場
合、かき込み角度もさることながら、返し角度が大きい
方が作業の精度、能率の上で有利である。一方、この角
度が大き過ぎると、バケット等のアタッチメントが油圧
ショベルのアームに接触すると言う不具合が生じる。そ
のため、バケット等のアタッチメントは、この回転角度
を最適に保つため、この角度に影響するアーム孔とリン
ク孔の間隔を最適の寸法に設定している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のアタッ
チメントカプラーは前述の従来例にみられる通り、アー
ム孔とリンク孔の間隔が固定されていたため、バケット
等のアタッチメントに固有の最適の間隔との間に差異が
生じる場合があり、充分な回転角度が得られなかった
り、逆に回転可能角度が大きすぎてアタッチメントがア
ームに接触する等の不都合が生じていた。また、もう一
方の従来例でも、アーム孔とリンク孔の間隔は僅かに変
化するだけであり、アタッチメントを直接アームに取付
けた場合と、アタッチメントカプラーを介して取付けた
場合で両者の間隔が一致せず、同様に不都合が生じてい
た。従って、本発明の目的は、バケット等のアタッチメ
ントの取付け孔の間隔と油圧ショベルのアームへの取付
け孔の間隔を、常にほぼ等しくできるようにしたアタッ
チメントカプラーを提供する事にある。
チメントカプラーは前述の従来例にみられる通り、アー
ム孔とリンク孔の間隔が固定されていたため、バケット
等のアタッチメントに固有の最適の間隔との間に差異が
生じる場合があり、充分な回転角度が得られなかった
り、逆に回転可能角度が大きすぎてアタッチメントがア
ームに接触する等の不都合が生じていた。また、もう一
方の従来例でも、アーム孔とリンク孔の間隔は僅かに変
化するだけであり、アタッチメントを直接アームに取付
けた場合と、アタッチメントカプラーを介して取付けた
場合で両者の間隔が一致せず、同様に不都合が生じてい
た。従って、本発明の目的は、バケット等のアタッチメ
ントの取付け孔の間隔と油圧ショベルのアームへの取付
け孔の間隔を、常にほぼ等しくできるようにしたアタッ
チメントカプラーを提供する事にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端に油圧シ
ョベル等のアーム（２６）に取付けるアーム孔（２）を
有し他端に外方へ開口するフック（３）を有する第１リ
ンク（１）と、一端に油圧ショベル等のリンク（２７）
に取付けるリンク孔（５）を有し他端に外方へ開口する
フック（６）を有する第２リンク（４）を互いに交差さ
せ、支軸（９）を介して回動自在に支持し、両リンクは
圧縮スプリング（２０）を介して互いに交差するリンク
（１）、（４）の各フックの軸芯間の距離が近接する方
向へ付勢し、例えば第２リンクに設けた雌ネジ部材（１
１）と、これに挿通する雄ネジ（１２）からなる調整装
置（１４）の調節によってフック（３）、（６）の軸芯
間の距離を調節可能とする事により、上記課題を解決せ
んとするものである。
ョベル等のアーム（２６）に取付けるアーム孔（２）を
有し他端に外方へ開口するフック（３）を有する第１リ
ンク（１）と、一端に油圧ショベル等のリンク（２７）
に取付けるリンク孔（５）を有し他端に外方へ開口する
フック（６）を有する第２リンク（４）を互いに交差さ
せ、支軸（９）を介して回動自在に支持し、両リンクは
圧縮スプリング（２０）を介して互いに交差するリンク
（１）、（４）の各フックの軸芯間の距離が近接する方
向へ付勢し、例えば第２リンクに設けた雌ネジ部材（１
１）と、これに挿通する雄ネジ（１２）からなる調整装
置（１４）の調節によってフック（３）、（６）の軸芯
間の距離を調節可能とする事により、上記課題を解決せ
んとするものである。
【０００７】
【作用】上記構成にかかる本発明のアタッチメントカプ
ラーの作用について述べると、調整装置（１４）の雄ネ
ジ（１２）を緩めると圧縮スプリング（２０）が伸長し
て各リンク（１）、（４）が支軸（９）を中心に回動
し、フック（３）、（６）の軸芯間の距離が短くなる
（図４（Ａ）参照）。一方のフック（６）にアタッチメ
ント（２３）の取付けピン（２４）の片方を挿入し、他
方のフック（３）の開口部にもう一方の取付けピン（２
５）をセットした上、雄ネジ（１２）を締め込むと両リ
ンクは回動し、フックの軸芯間の距離は広がり（図４
（Ｂ）参照）、アタッチメントはこのアタッチメントカ
プラーに固定される。また、この際、両リンクは支軸
（９）を介して交差して取付けているため、フック
（３）、（６）の軸芯間の距離と、アタッチメントカプ
ラーのアーム孔（２）とリンク孔（５）の距離とはほぼ
一致し、アタッチメントの回転可能角度αは、カプラー
なしで直接油圧ショベル等のアームに取付けた場合とほ
ぼ同等の回転角度が得られる（図５参照）。
ラーの作用について述べると、調整装置（１４）の雄ネ
ジ（１２）を緩めると圧縮スプリング（２０）が伸長し
て各リンク（１）、（４）が支軸（９）を中心に回動
し、フック（３）、（６）の軸芯間の距離が短くなる
（図４（Ａ）参照）。一方のフック（６）にアタッチメ
ント（２３）の取付けピン（２４）の片方を挿入し、他
方のフック（３）の開口部にもう一方の取付けピン（２
５）をセットした上、雄ネジ（１２）を締め込むと両リ
ンクは回動し、フックの軸芯間の距離は広がり（図４
（Ｂ）参照）、アタッチメントはこのアタッチメントカ
プラーに固定される。また、この際、両リンクは支軸
（９）を介して交差して取付けているため、フック
（３）、（６）の軸芯間の距離と、アタッチメントカプ
ラーのアーム孔（２）とリンク孔（５）の距離とはほぼ
一致し、アタッチメントの回転可能角度αは、カプラー
なしで直接油圧ショベル等のアームに取付けた場合とほ
ぼ同等の回転角度が得られる（図５参照）。
【０００８】
【実施例】以下、本発明に関する実施例を図面について
説明すると、図に於いて、（１）は第１リンクであっ
て、一端に油圧ショベル等のアーム（２６）に取付ける
アーム孔（２）、（２）を設け、他端には例えばバケッ
トなどのアタッチメント（２３）の取付けピン（２５）
を係止する外方へ開口したフック（３）を設ける。ま
た、（４）は第２リンクであって、一端に油圧ショベル
等のリンク（２７）に取付けるリンク孔（５）、（５）
を設け、他端にはアタッチメント（２３）の取付けピン
（２４）を係止する外方へ開口したフック（６）を設け
る。第１リンク（１）と第２リンク（４）は、互いに交
差させ、第１リンクのほぼ中央に設ける支軸受け（７）
と、第２リンクのほぼ中央に設ける支軸受け（８）、
（８）を介して、支軸（９）により回動可能に結合す
る。
説明すると、図に於いて、（１）は第１リンクであっ
て、一端に油圧ショベル等のアーム（２６）に取付ける
アーム孔（２）、（２）を設け、他端には例えばバケッ
トなどのアタッチメント（２３）の取付けピン（２５）
を係止する外方へ開口したフック（３）を設ける。ま
た、（４）は第２リンクであって、一端に油圧ショベル
等のリンク（２７）に取付けるリンク孔（５）、（５）
を設け、他端にはアタッチメント（２３）の取付けピン
（２４）を係止する外方へ開口したフック（６）を設け
る。第１リンク（１）と第２リンク（４）は、互いに交
差させ、第１リンクのほぼ中央に設ける支軸受け（７）
と、第２リンクのほぼ中央に設ける支軸受け（８）、
（８）を介して、支軸（９）により回動可能に結合す
る。
【０００９】第２リンク（４）のフック（６）よりの両
側板（１０）、（１０）間には雌ネジ部材（１１）を架
設し、これに雄ネジ（１２）を挿通し、該雄ネジの先端
は第１リンク（１）の支軸受け（７）の下方に架設した
ピン（１３）に当接させ調整装置（１４）を構成し、フ
ック（３）および（６）の軸芯間の距離を調節可能とす
る。また、第１リンクのフック（３）よりの側板（１
５）にピン（１６）を架設し、第２リンクのリンク孔
（５）よりの側板（１７）にピン（１８）を架設し、両
ピン間にそれぞれのピンを中心に回動可能としたスプリ
ングシート（１９）を介して圧縮スプリング（２０）を
張架して、互いに交差するリンク（１）、（４）のフッ
クの軸芯間の距離が近接する方向へ付勢し、常に雄ネジ
の先端がピン（１３）に当接しているようにする。な
お、該調節装置は、これに限定するものではなく、フッ
クの軸芯間の距離を調節できる公知の装置が適用でき
る。
側板（１０）、（１０）間には雌ネジ部材（１１）を架
設し、これに雄ネジ（１２）を挿通し、該雄ネジの先端
は第１リンク（１）の支軸受け（７）の下方に架設した
ピン（１３）に当接させ調整装置（１４）を構成し、フ
ック（３）および（６）の軸芯間の距離を調節可能とす
る。また、第１リンクのフック（３）よりの側板（１
５）にピン（１６）を架設し、第２リンクのリンク孔
（５）よりの側板（１７）にピン（１８）を架設し、両
ピン間にそれぞれのピンを中心に回動可能としたスプリ
ングシート（１９）を介して圧縮スプリング（２０）を
張架して、互いに交差するリンク（１）、（４）のフッ
クの軸芯間の距離が近接する方向へ付勢し、常に雄ネジ
の先端がピン（１３）に当接しているようにする。な
お、該調節装置は、これに限定するものではなく、フッ
クの軸芯間の距離を調節できる公知の装置が適用でき
る。
【００１０】而して、例えば、調整装置（１４）の雄ネ
ジ（１２）を緩めていくと、図４（Ａ）に示すように、
圧縮スプリング（２０）が伸長して両リンクは支軸
（９）を中心に回動し、フック（３）および（６）の軸
芯間の距離は短くなる。また雄ネジ（１２）を締め込む
とその先端がピン（１３）を押圧して両リンクは支軸
（９）を中心に回動し、圧縮スプリングは圧縮され同図
（Ｂ）に示すように軸芯間の距離は長くなる。従って、
雄ネジ（１２）を適当に調節する事により、その機能に
よって取付けピンの間隔が異なる各種アタッチメントを
取付ける事が可能となる。この場合、支軸（９）はリン
クの形状にあわせてその位置を選択しているため、フッ
ク（３）、（６）の軸芯間の距離と、他端のアーム孔
（２）およびリンク孔（５）の軸芯間の距離はほぼ一致
し、アタッチメント（２３）をアームに直接取付ける場
合と同様の軸芯間の距離で取付けることができ、アタッ
チメントの回転角度を最適に保持できる。
ジ（１２）を緩めていくと、図４（Ａ）に示すように、
圧縮スプリング（２０）が伸長して両リンクは支軸
（９）を中心に回動し、フック（３）および（６）の軸
芯間の距離は短くなる。また雄ネジ（１２）を締め込む
とその先端がピン（１３）を押圧して両リンクは支軸
（９）を中心に回動し、圧縮スプリングは圧縮され同図
（Ｂ）に示すように軸芯間の距離は長くなる。従って、
雄ネジ（１２）を適当に調節する事により、その機能に
よって取付けピンの間隔が異なる各種アタッチメントを
取付ける事が可能となる。この場合、支軸（９）はリン
クの形状にあわせてその位置を選択しているため、フッ
ク（３）、（６）の軸芯間の距離と、他端のアーム孔
（２）およびリンク孔（５）の軸芯間の距離はほぼ一致
し、アタッチメント（２３）をアームに直接取付ける場
合と同様の軸芯間の距離で取付けることができ、アタッ
チメントの回転角度を最適に保持できる。
【００１１】なお、（２１）はフックの先端に挿通する
安全ピンであって、アタッチメントの取付けピン（２
４）、（２５）をフックに係止した後、該安全ピン（２
１）をフックの内側から挿通し、ベータピン（２２）に
より固定することにより、雄ネジのゆるみ等によりフッ
クの軸芯間の距離が狭まり、アタッチメントが脱落する
事故を防止するものである。
安全ピンであって、アタッチメントの取付けピン（２
４）、（２５）をフックに係止した後、該安全ピン（２
１）をフックの内側から挿通し、ベータピン（２２）に
より固定することにより、雄ネジのゆるみ等によりフッ
クの軸芯間の距離が狭まり、アタッチメントが脱落する
事故を防止するものである。
【００１２】
【発明の効果】以上述べたように、本発明にかかるアタ
ッチメントカプラーは、雄ネジ等の調整装置の調節だけ
で各種アタッチメントを簡単に着脱交換できるので、ア
タッチメントの交換作業の能率が向上し、その結果、全
体の作業効率の向上にも多大に寄与する。また、両リン
クを交差させ、油圧ショベルに取付けるアーム孔とリン
ク孔の軸芯間の距離と、アタッチメントを取付けるフッ
クの軸芯間の距離とをほぼ等しくできるので、アタッチ
メントの回転可能角度を油圧ショベルのアームに直接取
付けた場合と同じ角度にできる。従って、バケット等の
作業性能を最大限に活用できるとともに、アタッチメン
トがアームに接触する等の不都合も生じないなど、極め
て優れた効果を奏するものである。
ッチメントカプラーは、雄ネジ等の調整装置の調節だけ
で各種アタッチメントを簡単に着脱交換できるので、ア
タッチメントの交換作業の能率が向上し、その結果、全
体の作業効率の向上にも多大に寄与する。また、両リン
クを交差させ、油圧ショベルに取付けるアーム孔とリン
ク孔の軸芯間の距離と、アタッチメントを取付けるフッ
クの軸芯間の距離とをほぼ等しくできるので、アタッチ
メントの回転可能角度を油圧ショベルのアームに直接取
付けた場合と同じ角度にできる。従って、バケット等の
作業性能を最大限に活用できるとともに、アタッチメン
トがアームに接触する等の不都合も生じないなど、極め
て優れた効果を奏するものである。
【図１】本発明に係るアタッチメントカプラーの縦断面
図である。
図である。
【図２】本発明に係るアタッチメントカプラーの平面図
である。
である。
【図３】（Ａ）は第１リンクの平面図、（Ｂ）は第２リ
ンクの平面図である。
ンクの平面図である。
【図４】作用説明図で，（Ａ）は雄ネジを緩めてフック
の軸芯間の距離を短くした状態の縦断面図、（Ｂ）は雄
ネジを締め込んで軸芯間の距離を広げた状態の縦断面図
である。
の軸芯間の距離を短くした状態の縦断面図、（Ｂ）は雄
ネジを締め込んで軸芯間の距離を広げた状態の縦断面図
である。
【図５】アタッチメントカプラーの使用状態図である。
【図６】従来技術の一例を示す正面図である。
【図７】他の従来技術の一例を示す正面図である。
１ 第１リンク ２ アーム孔 ３ フック ４ 第２リンク ５ リンク孔 ６ フック ９ 支軸 １４ 調整装置 ２０ 圧縮スプリング
Claims (1)
- 【請求項１】 一端にアーム孔（２）を有し他端に外方
へ開口するフック（３）を有する第１リンク（１）と、
一端にリンク孔（５）を有し他端に外方へ開口するフッ
ク（６）を有する第２リンク（４）を互いに交差させ、
支軸（９）を介して回動自在に支持し、調整装置（１
４）によりフック（３）、（６）の軸芯間の距離を調節
可能としたことを特徴とするアタッチメントカプラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6170047A JP2558244B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | アタッチメントカプラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6170047A JP2558244B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | アタッチメントカプラー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0813535A JPH0813535A (ja) | 1996-01-16 |
| JP2558244B2 true JP2558244B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=15897638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6170047A Expired - Lifetime JP2558244B2 (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | アタッチメントカプラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558244B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000230243A (ja) * | 1999-02-10 | 2000-08-22 | Marujun Juko Kk | クイックカプラ |
| JP2007146582A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 作業車両のクイックカプラ |
| ITPD20090042A1 (it) * | 2009-03-10 | 2010-09-11 | Meccanica Breganzese S P A In Brev E Mb S P A | Dispositivo di attacco rapido tra il braccio di una macchina operatrice a braccio, in particolare il braccio di un escavatore, ed una attrezzatura ad esso rimovibilmente associata, in particolare una benna e simili. |
| KR102679733B1 (ko) * | 2022-04-14 | 2024-06-28 | 주식회사 더블유엔에스 | 미니 굴삭기용 퀵커플러 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP6170047A patent/JP2558244B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0813535A (ja) | 1996-01-16 |
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