JP2558010B2 - 魚群探知機 - Google Patents

魚群探知機

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JP2558010B2
JP2558010B2 JP2319913A JP31991390A JP2558010B2 JP 2558010 B2 JP2558010 B2 JP 2558010B2 JP 2319913 A JP2319913 A JP 2319913A JP 31991390 A JP31991390 A JP 31991390A JP 2558010 B2 JP2558010 B2 JP 2558010B2
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宏幸 浜戸
哲治 浮田
厚 梶原
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、魚群探知機に関し、特に表示器における表
示に特徴を有する魚群探知機に関する。
【従来の技術】
海底の底質によって棲息する魚種が異なるので、魚の
住みかや種類を判断するのに底質情報は重要な情報とな
る。また、漁法(特に底曳トロール等)によっては、曳
網中に岩場や磯に、高価な網を引っ掛けないためにも、
低質の状態を監視する必要がある。 第4図に魚群探知機における探査結果の表示例を示し
ている。 表示器の右半分には通常の表示を行い、左半分には、
深度方向に拡大し、かつ、起伏のある海底を水平のライ
ンでもって示すようにした海底直線拡大表示がなされ
る。第4図において、A、BおよびQの像は、それぞれ
海面、海底、および魚群を示している。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この表示例のように深度方向を単に拡
大しただけでは、海底のラインが画面の下に位置するた
め底質の状況はわからない。 そこで、第5図に示すように、深度方向の拡大を第4
図の場合の拡大率の1/2にして海底のラインを表示器の
中程にシフトさせたものもあるが、この場合でも海底下
の像に対しては通常表示に比較して拡大されているため
に、底質の変化が目立たず又、尾切れとなる場合があ
る。 本発明は、上述した課題を解決するためになされたも
のであり、底質状況を明確に表示できる魚群探知機を提
供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、自船の真下方向に超音波信号を一定の時間
間隔で送波し、これにより受波した各エコー信号を二つ
のラッチ手段(6,7)にそれぞれラッチし、一方のラッ
チ手段(6)から読み出し手段(8)によって、クロッ
クf1にて読み出して第1のメモリに格納し、該メモリか
ら読み出した1エコー分の信号を、表示画面を縦に2分
した一方の表示領域の一方端に縦方向の1ラインで表示
し、この表示に伴い過去の表示ラインを、該表示領域の
他端側へ順次1ラインづつシフトさせることで自船航行
方向の真下断面画を通常の表示モードにて表示すると共
に、 前記読み出し手段(8)によって、f1より大きいクロ
ックf2でもって他方のラッチ手段(7)より読み出して
第2のメモリに格納し、該メモリから読み出した1エコ
ー分の信号を、他方の表示領域の一方端に縦方向の1ラ
インで表示し、この表示に伴い過去の表示ラインを、当
該表示領域の他端側へ順次1ラインづつシフトさせるこ
とで、自船航行方向の真下断面画を海底直線拡大表示モ
ードにて拡大表示する魚群探知機において、 ラッチ手段(6)より読み出されたエコー信号から海
底深度を検出する海底深度検出手段(10)を備え、 上記読み出し手段(8)は、ラッチ手段(7)からエ
コー信号を読み出す際、ラッチ手段(6)より読み出し
た前回のエコー信号に対し海底検出手段(10)によって
検出された海底深度に基づき、海面から海底までエコー
信号に対してはクロックf2で読み出し、海底下よりのエ
コー信号に対してはクロックf1で読み出すことにより、
海底直線拡大表示モードにおいては、海面から海底まで
の探査結果に対しては上記の海底直線拡大表示モードに
よる拡大率で表示するが、海底下の探査結果に対しては
通常の表示モードのレンジで表示することを特徴とす
る。
【作用】
海底直線拡大表示モードにおいては、海底までの探査
結果に対して深度方向に拡大して表示すれば、魚群等の
探査物体の識別が容易となり、一方、海底下の探査結果
に対しては深度方向に対して拡大せずに通常表示モード
のレンジにて表示するようにすれば、底質の状態変化が
判り易くなり、かつ尾引きが欠けることなく表示され
る。 そのための手段としては、例えば受波データを格納す
るラッチ回路より読み出すサンプリングクロックを海底
の上下で変えることで達成される。 又、海底下よりの受波データに対してメディアンフィ
ルタリング処理を施すことにより、底質が層状化して表
示されるので、底質状況をより的確に把握できる。
【実施例】
第1図は、本発明の装置の一実施例を示す制御ブロッ
ク図である。 1は送受波器であり、送受切換器2を介した送信部3
よりの送信信号を超音波にして送波するとともに、その
エコーを受波する。4は、前記送受切換器2を介した送
受波器1よりの受信信号を検出する受信部である。5
は、受信部4よりの出力信号をアナログからデジタルに
変換する8ビットのA/D変換器であり、6および7は、A
/D変換器5より出力された信号をラッチするラッチ回路
であり、8は、ラッチ回路6,7より直接(後記のCPUを介
さず)読み出しSRAM9に書き込むDMA(ダイレクト・メモ
リ・アクセス)であり、1送波毎のデータに対して、ラ
ッチ回路6に対しては、所定のクロックf1にて読み出
し、ラッチ回路7に対しては、送受波器面から海底まで
のデータに対してはクロックf2(>f1)にて読み出し、
海底下のデータに対してはクロックをf1に切り替えて読
み出す。 このようにクロックf1,f2にて読み出したデータはSR
AM9に格納され、そのデータを一定のクロックで読み出
せば、例えばf2がf1の2倍の時、クロックf2で読み出さ
れたデータは、クロックf1で読み出したデータに比べ
て、CRT17上の表示像が垂直方向に2倍に拡大される。 10はCPUであり、SRAM9から今回読み出したデータを所
定のタイミングでコントローラ14へ供給する一方、前回
に読み出したデータから海底を検出し、これに基づき、
DAM8にクロック切り替えのタイミングを供給すること
で、今回読み出したデータのクロック切り替えタイミン
グが決められる。又、このCPU10内には、後述するメデ
ィアンフィルタリング処理するためのフィルタ部10aを
備える。11は、CPU10で行う処理プログラムを格納するR
OMである。12は、入力部13を介してCPU10に接続される
制御パネルであり、この制御パネル12のスイッチ操作に
より、海底直線拡大表示の有無を選択する。14は、CPU1
0で処理された海底直線拡大表示用の信号、および通常
表示用の信号を画像データに変換するコントローラであ
る。15は、コントローラ14で処理された画像データを記
憶するVRAM(ビデオ・ラム)である。16は、VRAM15より
読み出しを行い、アナログ信号に変換するD/A変換器で
あり、17は、D/A変換器16よりの画像データを表示する
ためのCRTである。 次に上記構成の装置の動作を説明する。 送受波器1よりの受波信号は、A/D変換器5を介して
ラッチ回路6および7にラッチされる。このとき、操作
パネル12上のスイッチにより、通常表示モードを選択し
ておれば、DMA8よりのアクセスにより、サンプリングク
ロックf1でラッチ回路6から深度方向に1ラインづつ走
査して受波データが読み出されSRAM9に記憶される。こ
のモードのときは通常の魚群探知機としてCRT17の全面
に探査結果が表示がされる。 一方、操作パネル12のスイッチ操作により、海底直線
拡大表示モードを選択したときは、DMA8のアクセスによ
り、ラッチ回路6から通常表示用データとして、サンプ
リングクロックf1でもって深度方向に1ラインづつ走査
されてデータが読み出されるが、ラッチ回路7に対して
は、海底直線拡大表示用データとして、1ラインづつの
走査において、送受波器面から海底までのデータに対し
ては、サンプリングクロックf2(>f1)にて読み出さ
れ、海底以下のデータに対しては、サンプリングクロッ
クf1にて読み出される。この際の海底の判定には、前回
の検出データが用いられる。 これらのラッチ回路6および7より読み出されたデー
タは、SRAM9に記憶され、CPU10に取り込まれる。CPU10
においては、ラッチ回路7より読み出された海底下のデ
ータに対してフィルタ部10aにより、メディアンフィル
タリング処理される。 このメディアンフィルタリング処理とは、第2図に示
すように、CPU10に取り込まれた2次元の各データに対
して、それを取り巻く計9個のデータを大きい順に、66
4332211に並べ、その中央の値“3"、又はこれより一つ
下の“2"をメディアン値として採用する処理をいう。 このモードでは、第3図に示したように、CRT17の画
面の右半分17Rには、普通表示がなされるが、画面の左
半分17Lには、海底直線拡大表示がなされる。この海底
直線拡大表示においては、送受波器面Aから海底Bまで
はサンプリングクロックとしてf2が用いられるので、こ
の範囲内にある魚群の像Qは深度方向に拡大した拡大レ
ンジでもって海底付近が表示され、一方、海底下に対し
ては、通常表示の場合と同じサンプリングクロックf1
用いられるので、底質に対しては、普通レンジで表示さ
れるので底質に対する尾引きが欠けることなく表示され
る。又、メディアンフィルタリング処理を行ったことに
なり、ノイズが除去され、像の輪郭がつながるようにな
り、その結果、底質が層状化して表示されるので、底質
の尾引きの幅や色の変化が明確に表示される。 尚、海底までの受波データと海底下の受波データとを
異なる拡大率でもって表示する手段としては、ラッチ回
路よりの読み出しのサンプリングクロックを変える以外
に、例えば、A/D変換器5におけるクロックを異ならせ
たり、コントローラ14において、画素データを間引いた
りすることによっても実現できる。
【発明の効果】
以上説明したように、海底直線拡大表示においては、
深度方向に拡大して表示するようにしたので魚群等の探
査物体が見易くなる一方、海底下に対しては拡大せずに
通常のレンジで表示するようにしたので、海底下の底質
状況が欠けることなく表示される。又、海底下よりの検
出データに対してメディアンフィルタリング処理を行え
ば、底質の層状況がより明確に表示される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の魚群探知機の一実施例を示すブロッ
ク図、 第2図、第1図図示の装置で用いたメディアンフィルタ
処理を示す図、 第3図は、第1図図示の装置で表示される表示例を示す
図、 第4図および第5図は、従来の魚群探知機における表示
例を示す図である。 1……送受波器、2……送受切換器、3……送信部、4
……受信部、5……A/D変換器、6,7……ラッチ回路、8
……DMA、9……SRAM、10……CPU、10a……フィルタ
部、11……ROM、12……操作パネル、13……入力部、14
……コントローラ、15……VRAM、16……D/A変換器、17
……CRT。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自船の直下方向に超音波信号を一定の時間
    間隔で送波し、これにより受波した各エコー信号を二つ
    のラッチ手段(6,7)にそれぞれラッチし、一方のラッ
    チ手段(6)から読み出し手段(8)によって、クロッ
    クf1にて読み出して第1のメモリに格納し、該メモリか
    ら読み出した1エコー分の信号を、表示画面を縦に2分
    した一方の表示領域の一方端に縦方向の1ラインで表示
    し、この表示に伴い過去の表示ラインを、当該表示領域
    の他端側へ順次1ラインづつシフトさせることで自船航
    行方向の直下断面画を通常の表示モードにて表示すると
    共に、 前記読み出し手段(8)によって、f1より大きいクロッ
    クf2でもって他方のラッチ手段(7)より読み出して第
    2のメモリに格納し、該メモリから読み出した1エコー
    分の信号を、他方の表示領域の一方端に縦方向の1ライ
    ンで表示し、この表示に伴い過去の表示ラインを、当該
    表示領域の他端側へ順次1ラインづつシフトさせること
    で、自船航行方向の直下断面画を海底直線拡大表示モー
    ドにて拡大表示する魚群探知機において、 ラッチ手段(6)より読み出されたエコー信号から海底
    深度を検出する海底深度検出手段(10)を備え、 上記読み出し手段(8)は、ラッチ手段(7)からエコ
    ー信号を読み出す際、ラッチ手段(6)により読み出し
    た前回のエコー信号に対し海底検出手段(10)によって
    検出された海底深度に基づき、海面から海底までのエコ
    ー信号に対してはクロックf2で読み出し、海底下よりの
    エコー信号に対してはクロックf1で読み出すことによ
    り、海底直線拡大表示モードにおいては、海面から海底
    までの探査結果に対しては上記の海底直線拡大表示モー
    ドによる拡大率で表示するが、海底下の探査結果に対し
    ては通常の表示モードのレンジで表示することを特徴と
    する魚群探知機。
  2. 【請求項2】読み出し手段(8)により、ラッチ手段
    (6),(7)から読み出されたデータを表示用の2次
    元データにして記憶するメモリ(9)を備え、該2次元
    データにおいて、各データに対して、自身のデータを含
    む計N個のデータからメディアン値を選出し、前記デー
    タをそのメディアン値で置き換えるメディアンフィルタ
    リング処理を行い、そのメディアン値で書き換えたデー
    タを表示用データとして用いる請求項1記載の魚群探知
    機。
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JP2652729B2 (ja) * 1991-01-23 1997-09-10 扶桑工業株式会社 魚群探知機における画像表示法
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