JP2557780Y2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2557780Y2
JP2557780Y2 JP1988159721U JP15972188U JP2557780Y2 JP 2557780 Y2 JP2557780 Y2 JP 2557780Y2 JP 1988159721 U JP1988159721 U JP 1988159721U JP 15972188 U JP15972188 U JP 15972188U JP 2557780 Y2 JP2557780 Y2 JP 2557780Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、トナー画像を記録材上に加熱定着する画像
形成装置の定着装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の画像形成装置に用いられている定着装
置は、所定の温度に維持された加熱ローラと、弾性層を
有して該加熱ローラに圧接する加圧ローラとによって、
未定着のトナー画像が形成された記録材を挟持搬送しつ
つ加熱する加熱ローラ定着方式が多用されている。しか
しながら、この加熱ローラ定着方式においては、加熱ロ
ーラにトナーが転移するいわゆるオフセット現像を防止
するために、加熱ローラを最適な温度に維持する必要が
あり、加熱ローラおよび加熱体の熱容量を大きくしなけ
ればならなかったので、加熱ローラを所定の温度まで昇
温するための時間が長くなり、装置の使用の際に、待機
時間が長くなり、かつ、消費電力も大きくなるという欠
点があった。
またこのような欠点を解消するものとして、米国特許
第3578797号明細書に記載されているように、ベルト定
着方式が知られている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前述の米国特許第3578797号明細書に
記載されているベルト定着方式では、薄膜のエンドレス
フィルムの搬送路を形成する手段として、ローラ等で駆
動力およびテンションを与えて駆動するため、フィルム
寄りが発生するという問題点がある。
この問題点を解決する手段としては、ローラの数を増
加してローラ間のピッチを小さくしたり、各部品の精度
を上げることにより、あるレベルまで押えることも可能
であると考えられるが、コストアップになって、量産が
できないという問題点がある。またゴム等のように、弾
性率の大きいフィルムであれば、クラウン形状のローラ
による自己調心も考えられるが、上記ベルト定着方式で
使用するエンドレスフィルムにおいては、弾性率が小さ
く、非常に薄膜であるため、効果が期待できない。さら
に、ローラの端部に突き当てリブを設ける方法やパーフ
ォレーション等を設ける方法等についても、フィルム自
体の強度面や加工上のコストアップ等があって、実際に
実施すすることができないという問題点がある。
本考案は、上記のような問題点を解決しようとするも
のである。すなわち、本考案は、構造が簡単で、かつ、
廉価で得られ、しかも、定着フィルム寄りの制御を確実
に行なうことができる定着装置を提供することを目的と
するものである。
[課題を解決するための手段] 加熱体と、この加熱体と接するエンドレスのフィルム
と、このフィルムを駆動する駆動部材と、前記フィルム
の移動に従動する従動部材と、前記フィルムを介して前
記加熱体と圧接する加圧部材と、を有し、前記フィルム
は前記加熱体、前記駆動部材及び前記従動部材に懸け回
され、前記フィルムと前記加圧部材が接する定着部で未
定着画像を担持した記録材を挟持搬送し定着を行う定着
装置において、前記駆動部材は位置が固定され、前記従
動部材は前記フィルムの寄りを制御するため変位可能で
あり、この従動部材は前記フィルムの移動方向に関して
前記定着部の上流側で且つ前記駆動部材の下流側に設け
られているものとした。
[作用] 本考案によれば、定着フィルムの搬送路を形成してい
る各部材のうち、定着フィルムを介して記録材を加熱体
に密着させる加圧部材以外の部材を変位させて該定着フ
ィルム寄りの制御を行なうので、構造が簡単なものとな
って、廉価で得られ、かつ、その制御を確実に行なうこ
とができる。
[実施例] 第1図は本考案の第1実施例を示し、第2図は同じく
第2実施例を示している。
第1図において、1は定着装置に固定された低熱容量
加熱体、2は該加熱体1に当接して矢印の方向に移動す
る定着フィルムである。定着フィルム2はフィルム搬送
路形成手段としての駆動ローラ3と従動ローラ4によ
り、駆動力と張力が与えられて移動する。5はシリコン
ゴム等の離型性のよいゴム弾性層を有する加圧ローラ
で、定着フィルム2を介して該加熱体1を加圧しながら
圧接回転する。
未定着画像を有する記録材(図示せず)は定着部(ニ
ップ部)6へ導かれ、定着像を得るものである。
定着フィルム2の端部には、フィルム位置を検知する
フォトセンサなどの検知部7を有し、その検知信号に同
期して連動する制御手段により、偏心カム8を符号8′
で示すように制御して、従動ローラ4を符号4′で示す
ように変位させて、定着フィルム2の位置を制御するも
のである。つまり、定着フィルム2が、ある一方向に寄
り始めて、検知部7により定着フィルム2を検知した
ら、従動ローラ4を変位させて、逆方向に定着フィルム
2の寄り力を与えることにより、定着フィルム2の位置
を一定範囲内(この実施例では両サイドの検知部領域
内)に押えた状態で、定着フィルム2の駆動力を実現す
ることが可能となる。この制御方法により、定着部6の
加熱部の条件を変えることなく、定着フィルム2の寄り
制御が可能となる。
この実施例では、従動ローラ4をほぼ上下方向に偏心
カム8により変位させているが、変位方向としては、こ
れに限定されるものではない。しかし、定着フィルム2
の駆動条件として、しわなく駆動させるため、後述する
第2図のように、従動ローラ4側にテンションばね9に
よる張力がかかり、かつ、定着部6において加熱された
状態となっているため、ほぼ水平方向、つまり、テンシ
ョン方向とほぼ同じ方向に変位させるためには、より大
きな変位力が必要となることと、熱による定着フィルム
2の伸び、しわ等の弊害が予想され、あまり有効でな
い。
また変位させるうえで、もちろん、従動ローラ4に限
定はされず、駆動ローラ3側を変位させても、寄り制御
は可能であるが、駆動側を変位させると、駆動手段に、
たとえば、揺動部等が必要となるので、それだけ複雑化
してコストアップの要因となる場合がある。
さらに、定着部6に対する変位ローラの位置として
は、定着部6の下流側よりも上流側で行なうほうが望ま
しい。つまり、定着部6の下流側では、定着部6から排
出された記録材が定着フィルム2と分離する必要がある
ため、下流側、とくに、その近傍でローラを変位させる
と、分離部10に影響を与える場合が予想される。分離部
10において極度に寄り力を発生させると、フィルムしわ
等による分離条件の変動により、分離不良ジャムや、定
着フィルム2へのオフセットの原因となるためである。
また、張力が強く働いた状態のフィルムを変位させる
(ねじる)とフィルムには大きな損傷が生じるが、本実
施例では張力が強く働く駆動ローラ3と定着部6の間の
フィルム部分ではなく、比較的張力が弱く働く定着部6
上流側且つ駆動ローラ3下流側のフィルム部分を変位さ
せるので、従動ローラの変位によるフィルム2の損傷を
防止することができる。
つぎに、第2図においては、寄り制御用の変位可能な
別部材11を設けている。
また従動ローラ4の変位手段としては、ソレノイド12
などを設けてレバー13を介して行なうことも可能であ
る。検知部7としても、定着フィルム2の端部近傍に、
レバー等を設けて、フィルム位置を検知する手段も考え
られる。
なお変位させる量やタイミングについては、各部材の
条件により、設定すればよく、また検知位置、個数、変
位させる駆動条件についても、限定されるものではな
く、各装置の大きさ等により、最良の条件を設定すれば
よい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、変位可能な従動部材が
定着部の上流側で且つ駆動部材の下流側に設けられてい
るので、従動部材が変位しても定着部下流側でのフィル
ムの変動を抑えることができ記録材の分離不良ジヤムや
フィルムへのトナーのオフセットを防止することができ
る。また、本考案は張力が強く働く駆動部材と定着部間
のフィルム部分ではなく、比較的張力が弱く働く定着部
上流側且つ駆動部材下流側のフィルム部分を変位させる
ので、従動部材の変位によるフィルムの損傷を防止する
ことができる。またこの寄り制御装置により、クラウン
形状のローラやローラ間ピッチ等の調整、単品精度向上
に頼ることなく、定着フィルムの駆動が行なえるため、
量産上および加工上においても、より安定したコストの
低い装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示した側面断面図、第2
図は同じく第2実施例を示した側面断面図である。 1…低熱容量加熱体、2…定着フィルム 3…駆動ローラ、4…従動ローラ 5…加圧ローラ、6…定着部 7…検知部、8…偏心カム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−98016(JP,A) 特開 昭62−27210(JP,A) 特開 昭59−68766(JP,A) 特開 平2−157880(JP,A) 特開 昭57−136661(JP,A) 特開 昭57−160651(JP,A) 特開 昭57−8174(JP,A) 実開 昭58−98659(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱体と、この加熱体と接するエンドレス
    のフィルムと、このフィルムを駆動する駆動部材と、前
    記フィルムの移動に従動する従動部材と、前記フィルム
    を介して前記加熱体と圧接する加圧部材と、を有し、前
    記フィルムは前記加熱体、前記駆動部材及び前記従動部
    材に懸け回され、前記フィルムと前記加圧部材が接する
    定着部で未定着画像を担持した記録材を挟持搬送し定着
    を行う定着装置において、 前記駆動部材は位置が固定され、前記従動部材は前記フ
    ィルムの寄りを制御するため変位可能であり、この従動
    部材は前記フィルムの移動方向に関して前記定着部の上
    流側で且つ前記駆動部材の下流側に設けられていること
    を特徴とする定着装置。
JP1988159721U 1988-12-08 1988-12-08 定着装置 Expired - Lifetime JP2557780Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988159721U JP2557780Y2 (ja) 1988-12-08 1988-12-08 定着装置
US07/446,449 US5027160A (en) 1988-12-08 1989-12-05 Image fixing apparatus with movable film and means for controlling film position
DE68916763T DE68916763T2 (de) 1988-12-08 1989-12-07 Bildfixiergerät.
EP89122594A EP0372558B1 (en) 1988-12-08 1989-12-07 An image fixing apparatus
KR1019890018163A KR940005135B1 (ko) 1988-12-08 1989-12-08 화상정착장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988159721U JP2557780Y2 (ja) 1988-12-08 1988-12-08 定着装置

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JPH0281551U JPH0281551U (ja) 1990-06-22
JP2557780Y2 true JP2557780Y2 (ja) 1997-12-17

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Family Applications (1)

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Family Cites Families (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5598016A (en) * 1979-01-17 1980-07-25 Ricoh Co Ltd Device for correcting zigzag movement of belt
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JPH087506B2 (ja) * 1988-12-12 1996-01-29 キヤノン株式会社 画像加熱定着装置

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JPH0281551U (ja) 1990-06-22

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