JP2557323Y2 - 自動原稿供給装置 - Google Patents

自動原稿供給装置

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JP2557323Y2
JP2557323Y2 JP1991068546U JP6854691U JP2557323Y2 JP 2557323 Y2 JP2557323 Y2 JP 2557323Y2 JP 1991068546 U JP1991068546 U JP 1991068546U JP 6854691 U JP6854691 U JP 6854691U JP 2557323 Y2 JP2557323 Y2 JP 2557323Y2
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好司 石垣
俊秀 野村
圭一 松村
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、画像形成装置に付設
され、画像形成装置に対し原稿を給排するとともに、排
紙された原稿を整置する原稿整置手段を備えた自動原稿
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機などの画像形成装置では、
複数の種類の複数枚の原稿を処理する必要がある場合が
ある。このような処理において、効率よく処理するため
に複数の原稿載置台を設け、その原稿載置台にそれぞれ
種類の異なる原稿を載置して、順次複写を行うことがで
きるように構成されたものがある。
【0003】この一例に特開昭63−82249号公報
に開示された原稿自動搬送装置がある。この原稿自動搬
送装置は、原稿載置台を複数個設置するとともに移動自
在に構成し、さらにこれら原稿載置台を所定の位置に移
動する原稿載置台移動手段を設けて、いずれか一つの原
稿載置台を所定の位置に移動する際に、原稿供給口およ
び原稿排出口が前記一つの原稿載置台とこの一つの原稿
載置台に隣接する他の原稿載置台の背面との間に位置す
るように構成されている。
【0004】また、他の例として特開昭61−2525
64号公報に開示された複写装置がある。この複写装置
は、複写すべき原稿を載置する複数の原稿載置台と、任
意の原稿載置台から原稿を一つずつ送り出す供給装置
と、任意の原稿載置台毎に複写条件を指示予約すること
のできる指示入力部を有する複写装置において、一つ以
上の原稿載置台毎に原稿を載せ、単一の複写条件を与
え、予約セットの原稿枚数からの指令を入力した時、前
記一つ以上の原稿に対し全て同一複写条件で複写を行う
ように構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来技術にあっては、いずれも原稿を複数の原稿載置
台に載置して処理するように設定されているが、原稿載
置台を含む原稿自動搬送装置本体を解放すると、原稿載
置台上に載置された原稿がずれたり、落ちてしまうこと
がある。これを防ぐためには、本体を解放するときには
原稿を取り出しておかねばならない。このようにして、
原稿を取り出すと、手間がかかるだけでなく、画像形成
を終えていない原稿については、原稿載置台に載置した
あと、画像形成のモードを再度、設定し直さなければな
らない。すると、最初に原稿をセットした者でない者が
再セットした場合、最初の画像形成モードが分からない
場合もあり、画像形成自体ができない場合も生じ得るこ
とになり、使用性に問題があった。
【0006】この考案は、このような従来技術の実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、原稿載置台にセッ
トされた原稿に関係なく、自動原稿供給装置本体を開い
て自由にコンタクトガラス上に直接原稿のセットが可能
な使用性に優れた自動原稿供給装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案は、原稿を載置する原稿載置手段と、原稿
載置手段から原稿を呼び出す原稿呼出手段と、呼び出さ
れた原稿を露光位置側に給送する原稿給送手段と、露光
済原稿を原稿載置手段側に搬送する原稿排出手段とを備
、画像形成装置に対して開閉自在に取り付けられる自
動原稿供給装置において、自動原稿供給装置本体が画像
形成装置に対して開放状態にあることを検知する検知手
段と、この検知手段が開放状態を検知したとき動作して
原稿を前記原稿載置手段上に保持する保持手段とを備え
ていることを特徴としている。
【0008】なお、保持手段によって保持していても自
動原稿供給装置本体を解放すると原稿ジャムなどの障害
が発生するおそれがあるときには、自動原稿供給装置本
体の解放を禁止する禁止手段をさらに設けとよい。
【0009】
【作用】上記手段によれば、原稿載置手段上に載置され
た原稿は、少なくとも自動原稿供給装置本体が画像形成
装置に対して解放状態にあるときには、原稿は保持手段
によって原稿載置手段上に保持されるので、原稿のずれ
や脱落が生じることはない。また、自動原稿供給装置本
体の解放を禁止する手段により、原稿を搬送して画像形
成を行っているときには装置本体の解放が禁止されるの
で、原稿のジャムが未然に防止できる。
【0010】
【実施例】以下、この考案の実施例について図面を参照
し、項目に分けて説明する。
【0011】1.複写機の全体構成 図4は実施例に係る複写機の内部構造を示す概略構成図
である。同図において、複写機1は、複写機本体3と、
複写機本体3に転写紙を給紙する給紙装置5と、複写機
本体3のコンタクトガラス7上に原稿を供給する原稿供
給装置9と、原稿を載置し、露光済み原稿を仕分けして
収容し、かつ、画像形成終了後の転写紙を仕分けして収
容するフィニッシャ11とから概略的に構成されてい
る。
【0012】複写機本体1内には、公知の光学系13、
作像系15、転写紙搬送系17、定着系19、転写紙を
反転させるための反転機構21、転写紙の両面に画像を
形成するための中間トレイ23などが設けられている。
【0013】給紙装置5は、複写機本体1の下部に設け
られ、複写機本体1の底面に設けられた転写紙導入口2
5から、転写紙を導入し、複写機本体3内の転写紙搬送
系17により所定位置に搬送して処理する。なお、給紙
装置5内には、複数の給紙カセット27がセットされ
(この実施例では、4段セット可能になっている)、給
紙装置側の搬送路29に沿って上方向に搬送される。ま
た、複写機本体3の側面側にも給紙カセット27の装着
口31が設けられ、任意の給紙カセット27を装着して
給紙装置5内にセットされた転写紙とサイズの異なる転
写紙の供給が可能に設定されている。
【0014】2.原稿供給装置 2.1 原稿供給装置(RDH)の概略構造 原稿供給装置(RDH)9は、図1に示すように、原稿
セットテーブルと217と、駆動プーリ219および従
動プーリ221との間に張設された原稿搬送ベルト22
3と、原稿搬送ベルト223側から原稿セットテーブル
217に原稿を搬送する原稿搬送路257と、この原稿
搬送路257に臨んで配設されたターンローラ227
と、原稿搬送ベルト223側から原稿セットテーブル2
17側に原稿を搬送する原稿戻し搬送路225と、搬送
路165と原稿戻し搬送路225とを連通する原稿給排
用搬送路229と、原稿整置用ジョガーフェンスとを備
え、さらに、これに付随して原稿搬送駆動機構、原稿の
搬送方向を切り換える切換爪駆動機構、ジョガーフェン
スの駆動機構、寄せコロ加圧機構、原稿供給装置のロッ
ク機構などが設けられている。
【0015】2.2 原稿搬送駆動機構 原稿搬送駆動機構は、図1および図2に示すように、呼
出しコロ233、寄せコロ235、分離コロ241、分
離ブレード243、搬送コロ245、ターンローラ22
7、原稿搬送ベルト223、および排紙ローラ247か
ら基本的に構成されている。
【0016】呼出しコロ233は断面半月状に形成さ
れ、初期状態では、平面に切り欠れた部分が原稿セット
テーブル217から若干退避するように設定されてい
る。寄せコロ235は原稿セットテーブル217を挟ん
で呼出しコロ233に対向した位置に配設され、寄せコ
ロ駆動アーム237に支持されている。寄せコロ駆動ア
ーム237は、排紙ローラ247と同軸に揺動自在に支
持され、寄せコロ駆動ソレノイド239によって駆動さ
れる。
【0017】呼出しコロ227、分離コロ241、およ
び排出ローラ247は図示しない1個の給排モータによ
って駆動され、それぞれ1回転クラッチ、給紙クラッ
チ、および排紙クラッチによって駆動の断接が行われ
る。また、寄せコロ233は排出ローラ247からベル
トによって駆動され、排出ローラ247と同一方向に回
転するように設定されている。なお、ターンローラ22
7、搬送コロ245、および原稿搬送ベルト223はそ
れぞれ独立した正逆回転可能な図示しないターンローラ
モータ、搬送モータ、およびベルト駆動モータによって
駆動される。
【0018】2.3 切換爪駆動機構 原稿OLの搬送に際し、その搬送方向は、切換爪の切換
動作に応じて切り換えることができる。切換爪は、原稿
給排用搬送路229と原稿戻し搬送路225との切り換
えを行う第1の切換爪249、原稿セットテーブル10
側に排出する原稿排出用搬送路251と分離コロ241
側に搬送する搬送路253との間を切り換える第2の切
換爪255、分離コロ241からターンローラ227の
外周に沿って搬送する搬送路257と前記搬送路253
との間を切り換える第3の切換爪259、原稿主搬送路
225とターンローラ227の外周の搬送路257との
間を切り換える第4の切換爪261、原稿搬送ベルト2
23からの戻りの原稿OLを反転させるための反転ガイ
ド爪263の5個からなり、これらの切換爪249,2
55,259,261,263を適宜切り換えることに
よって原稿の反転や搬送方向の選択ができるようになっ
ている。
【0019】2.4 ジョガーフェンス駆動機構 原稿整置用のジョガーフェンスは横整置用のジョガーフ
ェンス231hと縦載置用のジョガーフェンス231v
とからなり、それぞれ駆動モータ265h,265vに
よって駆動される。これらのモータ265h,265v
の駆動力はワイヤ267h,267vによって伝達さ
れ、ワイヤ267h,267vに固定されたジョガーフ
ェンス231h,231vを移動させて、排紙ローラ2
47によって排紙された原稿OLのスタック性を良くす
るように意図されている。
【0020】2.5 寄せコロ加圧機構 寄せコロ235は寄せコロ駆動アーム237を寄せコロ
ソレノイド239によって駆動することによって加圧動
作が可能になる。すなわち、寄せコロソレノイド239
は初期状態ではOFFになっており、原稿給紙時、原稿
排紙時、および原稿供給装置9を持ち上げたときにON
になるように設定されている。これにより原稿給紙時に
は、原稿OLは呼出しコロ233に押し付けられ、原稿
セットテーブル217上の原稿OLの呼出しが可能にな
る。なお、このとき、原稿の分離給送を行うため、寄せ
コロ235の回転は停止させておく。原稿排紙時には、
寄せコロ235を図示時計方向に回転させておき、排紙
を完了した原稿OLの先端を分離ブレード259に突き
当て、原稿のスタック性を向上させている。また、RD
H9の圧板を持ち上げたときには、原稿OLを加圧し
て、原稿OLが原稿セットテーブル217から落下する
ことを防止している。
【0021】2.6 原稿供給装置のロック機構 コピー中、およびRDH9からフィニッシャ11間で原
稿OLの搬送が行われているとき、RDH9の圧板26
9を上げると、原稿OLがジャムすることがある。この
ような事態が発生しないように、この複写機では、圧板
269ひいてはRDH9のロック機構が付設してある。
【0022】このロック機構は図1からわかるように圧
板269の左側の内側に設けられており、図3に拡大し
て示すように支軸273に揺動自在に支持されたL字状
の圧板ロックアーム271と、圧板ロックアーム271
の下端の係合部275が係合する被係合片277と、圧
板ロックアーム271を揺動駆動する圧板ロックソレノ
イド279とからなり、上記の状態のとき圧板ロックソ
レノイド279をONにしてロックさせ、原稿OLのジ
ャムを防止する。なお、圧板コピー時、および原稿供給
装置内でジャムしたときには圧板ロックソレノイド27
9はOFFにして、ロックを解除する。
【0023】3.原稿の流れ 次に原稿の流れについて各モード毎に図を参照して説明
する。
【0024】3.1 片面原稿モード 3.1.1 原稿給紙時 片面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の流れを図5
に示す。このモードで原稿を給紙するときには、RDH
9の原稿セットテーブル217上に、原稿OLのコピー
する面を上にして載置する。このようにして載置された
原稿OLは、呼出しコロ233によって最下面の原稿O
Lから呼び出され、上側に切り換えられた第3の切換爪
259によってターンローラ227の外周に沿った搬送
路257に導かれ、下側に切り換えられた第4の切換爪
261を経て原稿搬送ベルト223により、複写機本体
3のコンタクトガラス7上に搬送される。
【0025】3.1.2 原稿排出時 片面原稿モードにおける原稿排出時の原稿の流れを図6
に示す。このモードで原稿OLを排紙するときには、コ
ンタクトガラス7上の原稿OLの露光が終了すると、原
稿搬送ベルト223、ターンローラ227が逆転し、同
時に第4の切換爪261が上方に切り換わり、原稿OL
は原稿戻し搬送路225、上方に切り換わった第1の切
換爪249、下方に切り換わった第2の切換爪255を
経て、排紙ローラ247によって原稿セツトテーブル2
17上に排出される。
【0026】3.2 両面原稿モード 3.2.1 原稿給紙時 両面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の流れを図7
および図8に示す。このモードで原稿OLを給紙すると
きには、片面原稿時と同様、最下面より給紙された原稿
OLは、原稿OLの後端が第3の切換爪259を通過し
た直後、ターンローラ227が逆転し、同時に第3の切
換爪259が図8矢印方向に動き、原稿OLは反転し、
裏面を下にして原稿搬送ベルト223によってコンタク
トガラス7上に搬送される。
【0027】3.2.2 原稿反転時 裏面の露光が終了した原稿OLは、図9に示すように原
稿搬送ベルト223により排出され、ターンローラ22
7および第3の切換爪259によって原稿給送時と同様
反転し、表面を下にして再び原稿搬送ベルト223によ
りコンタクトガラス7上に搬送される。
【0028】3.2.3 原稿排出時 表面の露光が終了した原稿OLは、図6に示した片面原
稿時と同様にして排出される。ただし、この場合、排出
された原稿OLは、原稿セツトテーブル217上では表
面が上になる。
【0029】4.制御回路 図10および図11はRDH9の制御系を示すブロック
図であり、二つの図で一つの制御系を表している。これ
らの図において、RDH9の制御系は、CPU343、
ROM345、ゲートアレー347、ラッチ349、第
1および第2のモータコントローラ351,353から
主に構成されている。第1のモータコントローラ351
は正逆回転可能な搬送モータのコントローラであって、
CPU343との間にはインバータ355が設けられ、
搬送モータ357との間にはモータドライバ359が設
けられている。また、この第1のモータコントローラ3
51には、搬送モータ357の回転状態を検出するため
のエンコーダ361からの出力が入力される。第2のモ
ータコントーラ353は、給排紙モータ363のモータ
コントローラである。
【0030】CPU343、ROM345おびゲートア
レー347はそれぞれバスで接続され、CPU343か
らはターンローラモータ、ベルトモータなどへの出力信
号365が、また、第1および第2のモータコントロー
ラ351,353に制御信号が出力され、排紙検知セン
サ、レジストセンサなどからの各種入力信号367がC
PU343に入力される。ゲートアレー347からジョ
ガーモータ265に対する出力信号369、および切換
ソレノイド、寄せコロソレノイド239などへの各種出
力信号371が出力される。
【0031】5.原稿供給装置に関する制御 5.1 RDHがリフトアップされているかどうかのチ
ェック RDH9のリフトアップのチェックは図12のフローチ
ャートの処理手順に基づいて行われる。この処理手順で
は、まず、リフトアップセンサのON/OFFをチェッ
クする(ステップS401)。このチェックでリフトア
ップセンサがONであればRDHリフトアップフラグを
“1”にし(ステップS402)、OFFであればRD
Hリフトアップフラグを“0”にして(ステップS40
3)各フラグを複写機本体側に送信する(ステップS4
04)。
【0032】5.2 リフトアップによるクリア処理 RDH9がリフトアップされていると、原稿の給送がで
きないので、クリア処を行う。具体的には、図13のフ
ローチャートにしたがって行う。すなわち、まず、RD
Hリフトアップフラグが“1”かどうかチェックし(ス
テップS421)、RDH9がリフトアップされている
ことを確認すると、フィード終了フラグを“0”にする
(ステップS422)。なお、このフローチャートで
は、フィード終了フラグだけをクリアしているが、その
外にも、フィード枚数カウンタ、ジャムフラグなどをク
リアし、モータをOFFにする。
【0033】5.3 シートの落下、およびずれ防止処
理 RDH9がリフトアップされると、RDH9上の給紙位
置の原稿がずれたり、給紙位置から下に落ちる可能性が
あるため、図1および図2に示す寄せコロソレノイド2
39をONして原稿セットテーブル217側に原稿を寄
せコロ235によって加圧し、両者の間に原稿を挟んで
保持するように設定されている。この処理を図14のフ
ローチャートに示す。
【0034】この処理では、RDH9のリフトアップお
よび原稿のセットをチェックし(ステップS441,4
42)、RDH9がリフトアップされ、原稿がセットさ
れているときに寄せコロソレノイド239をONにして
(ステップS443)原稿を寄せコロ235と原稿セッ
トテーブル217の間で保持し、原稿が落ちないよう
に、また、ずれないようにする。
【0035】5.4 フィードイン処理およびフィード
アウト処理 複写機本体3側から送信されるフィードインフラグおよ
びフィードアウトフラグとRDH9の状態によって原稿
をフィードインするタイミングとフィードアウトするタ
イミングをを選択し、実行する。具体的には図15およ
び図16のフローチャートに示すようにして処理され
る。
【0036】この処理では、まず、フィードインフラグ
をチェックし(ステップS471)、フィードインフラ
グが“1”になっており原稿をコンタクトガラス7上に
フィードする状態になっていれば、フィードアウトフラ
グをチェックする(ステップS472)。そして、フィ
ードアウトフラグが“1”になっておらず、原稿をコン
タクトガラス7上からフィードアウトする状態になって
いなければ、さらにフィード終了フラグをチェックする
(ステップS473)。このステップS473のチェッ
クでフィード終了の状態になっていなければ、原稿をフ
ィードインする(ステップS474)。この動作は図1
7のタイミングチャートに示したようなタイミングで行
われる。ステップS474を実行し、フィードイン処理
が終了(ステップS475)すれば、コピースタートフ
ラグを“1”にして(ステップS476)コピー開始状
態にし、サイズデータ、コピースタートフラグを複写機
本体3側に送信した(ステップS477)後、フィード
終了フラグを“1”にする(ステップS478)。な
お、図17のタイミングチャートは上記ステップS47
4ないしステップS478の処理のタイミングと対応し
ている。
【0037】また、前記ステップS471でフィードイ
ンフラグが“1”になっておらず、原稿をコンタクトガ
ラス7上にフィードする状態になっていないときには、
さらに、フィードアウトフラグをチェックする(ステッ
プS479)。このチェックで、フィードアウトフラグ
が“1”になっており、原稿がコンタクトガラス7上か
ら排出可能な状態になっていれば、フィード終了フラグ
をチェックし(ステップS480)、フィード終了フラ
グが“1”であれば、図19に示したタイミングでフィ
ードアウト処理を実行する(ステップS481)。そし
て、フィードアウト処理が終了(ステップS482)し
た時点で、フィード終了フラグを“0”にする。なお、
図19のタイミングチャートは上記ステップS481な
いしステップS483の処理のタイミングと対応してい
る。
【0038】また、ステップS472でフィードアウト
フラグが“1”でコンタクトガラス7上からフィードア
ウトする状態のとき、およびステップS473でフィー
ド終了フラグが“1”になってフィード終了状態になっ
ているときには、図16に示すようにステップS484
でフィードイン/フィードアウト処理、すなわち、一方
で、フィードインし、これと並行してフィードアウトす
る処理を実行し、コンタクトガラス7からのフィードア
ウトを確認して(ステップS485)フィード終了フラ
グを“0”にし(ステップS486)、再度フィードイ
ン/フィードアウト処理を実行する(ステップS48
7)。そして、フィードイン終了を確認して(ステップ
S488)原稿がコンタクトガラス7上にセットされる
とコピースタートフラグを“1”にしてコピーを実行し
(ステップS489)、サイズデータ、コピースタート
フラグを複写機本体3側に送信し(ステップS49
0)、フィード終了フラグを“1”にしてフィード終了
状態にする(ステップS491)。なお、図18のタイ
ミングチャートは上記ステップS484ないしステップ
S491の処理のタイミングと対応している。
【0039】5.5 原稿供給装置の動作タイミング 次に、前記図17ないし図19のタイミングチャートの
詳細について説明する。このタイミングチャートは、フ
ィードインのタイミングを示すタイミング1、フィード
イン/フィードアウトのタイミングを示すタイミング
2、およびフィードアウトのタイミングを示すタイミン
グ3の三つのタイミングチャートからなっている。
【0040】まず、図17において、複写機本体3側か
らフィードイン信号を受信すると、寄せコロ235およ
び給排(搬送モータ)がONになる。これからA時間だ
け遅れて、すなわちディレイ時間Aで呼出し(半月)コ
ロ233が回転を開始し、同時に給紙クラッチがONに
なる。また呼出しコロ233の回転に応じて原稿が引き
込まれ先端検知センサによって先端が検知されるととも
に引き続いて原稿がフィードインされる。そして、呼出
しコロ233は一回転すると停止し、この停止に同期し
て寄せコロ235も停止し、同時にターンローラモータ
が回転を開始してターンローラ227が回転し、原稿は
このターンローラ277によって原稿搬送ベルト223
側に搬送される。そして、原稿の先端がレジスト検知セ
ンサによって検出されてからB時間遅れて原稿搬送ベル
ト223を駆動するベルトモータがONになり、原稿を
コンタクトガラス7上に送る。
【0041】この過程で、原稿が先端検知センサを過ぎ
ると、すなわち、原稿の後端が先端検知センサを過ぎる
と、検知出力が立ち下がり、この立ち下がりのタイミン
グで給紙クラッチおよび給排モータがOFFになり、原
稿は、ターンローラ277と原稿搬送ベルト223とに
よって搬送される。そして、レジスト検知センサの検知
出力の立ち下がりで、レジスト検知センサ位置、すなわ
ちターンローラ277位置を原稿が通過したことがわか
り、このタイミングでターンローラモータはOFFにな
りターンローラ277は停止する。そして、このタイミ
ングからC時間経過した時点で、ベルトモータがOFF
になって原稿搬送ベルト223が停止し、コピースター
トフラグが出力され、コピーが開始される。
【0042】なお、原稿の搬送方向の長さは、先端検知
センサのON時間によって検出され、また、コピーを行
なわずに原稿の枚数をカウントする原稿枚数カウントモ
ードのときには、Hで示すタイミングで給紙動作を終了
する。この動作は、図5を参照してすでに説明してあ
り、各切換爪はこの図を参照して説明した状態になって
いる。
【0043】フィードインとフィードアウトを並行して
行うフィードイン・アウト処理は、図18のタイミング
チャートに示すように、前記のフィードインに引き続い
て行われる。すなわち、すでにコンタクトガラス7上に
給送した原稿が存在し、この状態から次の原稿を給送す
る場合、複写機本体3側からフィードイン信号およびフ
ィードアウト信号が併せて送信される。これらの信号の
入力によって、RDH9側では、フィードアウト処理を
優先する。そこで、この処理では、まず、図1および図
6に示すように第4の切換爪261を切り換えて、ター
ンローラ227に沿った搬送路257を閉鎖し、原稿戻
し搬送路225を開放する。同時に寄せコロ235をO
Nして原稿を給送準備状態にし、搬送モータをONに
し、次いで、ベルトモータを逆転させる。これにより原
稿搬送ベルト223が逆方向に回転し、原稿のコンタク
トガラス7上からの排出、すなわちフィードアウトを開
始する。そして、ターンローラ227を逆転させ、レジ
スト検知センサによって原稿の排出時の先端を検知する
と、給紙クラッチをつなぎ、呼出しコロ233をONに
して、原稿のフィードインを開始する。
【0044】次いで、フィードインしている原稿の先端
を先端検知センサによって検出した後、予め設定された
D時間後、原稿の先端がちょうどターンローラ227の
手前に来たところで寄せコロ235を止めて、給紙動作
を一旦停止する。これは、給紙時に呼出しコロ233加
圧用の寄せコロ235が排出紙の寄せコロを兼ねるため
である。この間、フィードアウト動作は継続され、排出
する原稿の後端がレジスト検知センサを通過した時刻I
のタイミングになると、排出センサがON、第4の切換
爪261がターンローラ227側の搬送路257を開放
して原稿戻し搬送路225側を閉鎖する側に切り換わ
り、給紙クラッチがON、ターンローラモータが正転、
ベルトモータが停止状態になる。そして、給紙された原
稿の先端がレジスト検知センサによって検出された後、
予め設定されたB時間が経過すると、ベルトモータが正
転して原稿搬送ベルト223を正転方向に回転させ、原
稿をコンタクトガラス7上にフィードインする。
【0045】一方、排出検知センサによって原稿の原稿
セットテーブルへの排紙が検出されると、E時間経過後
に排出原稿の整置のため寄せコロ235がONになり、
ターンローラモータがOFFになり、排出原稿の整置の
ため寄せコロ235用の排紙クラッチがOFF、同時に
給排モータもOFFになる。その後、ターンローラモー
タのOFFからC時間経過するとベルトモータがOFF
になり、再給紙する原稿がない場合には、図19のタイ
ミング3のタイミングチャートに移行する。
【0046】図19のタイミングチャートに示すタイミ
ング3のタイミングは、複写機本体3側からのフィード
アウト信号を受信すると、第4の切換爪261が切り換
わり、ターンローラ227に沿った原稿搬送路257が
閉鎖され、原稿戻し搬送路225が開放される。同時に
寄せコロ235がOFFになり、続いてベルトモータが
逆転を開始する。これにより、原稿がコンタクトガラス
7上から排出され、給送モータがON、ターンローラ2
27が逆転を開始する。そして、レジスト検知センサが
原稿の排出方向の先端(原稿の後端)を検出すると、フ
ィードアウトされた原稿の後端がレジスト検知センサ位
置まで達しているので、排紙クラッチがONになり、レ
ジスト検知センサが原稿の排出方向の後端を検出するタ
イミングで排出検知センサがON、ターンローラモータ
およびベルトモータがともにOFFになり、原稿セット
テーブル217への排出後E時間に寄せコロ235をO
N、F時間後に排紙クラッチおよび給排モータをOFF
にして排出後の原稿の整置を行う。
【0047】なお、フィードアウトに伴う原稿セットテ
ーブル217の原稿の整置に際しては、これらのタイミ
ングチャートには記載はないが、ジョガーフェンス23
1を連動させて整置を実行させることもできる。
【0048】
【考案の効果】これまでの説明で明らかなように、原稿
を載置する原稿載置手段と、原稿載置手段から原稿を呼
び出す原稿呼出手段と、呼び出された原稿を露光位置側
に給送する原稿給送手段と、露光済原稿を原稿載置手段
側に搬送する原稿排出手段とを備え、画像形成装置に対
して開閉自在に取り付けられる自動原稿供給装置におい
て、自動原稿供給装置本体が画像形成装置に対して開放
状態にあることを検知する検知手段と、この検知手段が
開放状態を検知したとき動作して原稿を前記原稿載置手
段上に保持する保持手段とを備えた請求項1記載の考案
によれば、装置本体を開放しても原稿が原稿載置手段上
からずれたり、脱落したりすることがないので、原稿載
置手段上に原稿が置かれていても装置本体を開放して他
の原稿の画像形成が可能になり、使用性の向上を図るこ
とができる。
【0049】また、自動原稿供給装置本体の解放を禁止
する禁止手段をさらに備えた請求項2記載の考案によれ
ば、上記のように自由に解放できるにもかかわらず、画
像形成を行っているときに解放されると、原稿のジャム
が発生するので、禁止手段によって解放を禁止し、ジャ
ムの発生を未然に防ぐことが可能となり、これによって
使用性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】RDHの内部構造を示す概略構成図である。
【図2】RDHのターンローラ周りの内部構造を示す要
部拡大図である。
【図3】RDHの圧板のロック機構を示す要部拡大図で
ある。
【図4】実施例に係る複写機の内部構造を示す概略構成
図である。
【図5】片面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の流
れを示す説明図である。
【図6】片面原稿モードにおける原稿排紙時の原稿の流
れを示す説明図である。
【図7】両面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の流
れを示す説明図である。
【図8】両面原稿モードにおける原稿給紙時の原稿の流
れを示す説明図である。
【図9】両面原稿モードにおいて片面を露光した原稿を
反転させてコンタクトガラス上に搬送するときの原稿の
流れを示す説明図である。
【図10】RDHの制御系を示すブロック図であり、図
5と一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図11】RDHの制御系を示すブロック図であり、図
10と一体で一つの制御ブロック図を構成する。
【図12】RDHがリフトアップされているかどうかの
チェックの手順を示すフローチャートである。
【図13】RDHのリフトアップ時のクリア処理の手順
を示すフローチャートである。
【図14】RDHをリフトアップしたときの原稿の落下
やずれを防止する処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図15】原稿をRDHからコンタクトガラス上にフィ
ードインするフィードイン処理とコンタクトガラス上の
原稿をRHDにフィードアウトするフィードアウト処理
の処理手順を示すフローチャートで、図16と一体で一
つのフローチャートを構成する。
【図16】原稿をRDHからコンタクトガラス上にフィ
ードインするフィードイン処理とコンタクトガラス上の
原稿をRHDにフィードアウトするフィードアウト処理
の処理手順を示すフローチャートで、図15と一体で一
つのフローチャートを構成する。
【図17】原稿をフィードインするタイミングを示すタ
イミングチャートで、図18および図19のタイミング
チャートと一体で、原稿のフィードイン処理およびフィ
ードアウト処理のタイミングを示す。
【図18】原稿のフィードインとフィードアウトを並行
して行うときのタイミングを示すタイミングチャート
で、図17および図19のタイミングチャートと一体
で、原稿のフィードイン処理およびフィードアウト処理
のタイミングを示す。
【図19】原稿をフィードアウトするタイミングを示す
タイミングチャートで、図17および図18のタイミン
グチャートと一体で、原稿のフィードイン処理およびフ
ィードアウト処理のタイミングを示す。
【符号の説明】
7 コンタクトガラス 9 RDH 217 原稿セットテーブル 223 原稿搬送ベルト 227 ターンローラ 233 呼出しコロ 235 寄せコロ 237 寄せコロ駆動アーム 239 寄せコロソレノイド 241 分離コロ 243 分離ブレード 245 搬送コロ 247 排紙ローラ 271 圧板ロックアーム 275 係合部 277 被係合部 279 圧板ロックソレノイド

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置する原稿載置手段と、原稿載
    置手段から原稿を呼び出す原稿呼出手段と、呼び出され
    た原稿を露光位置側に給送する原稿給送手段と、露光済
    原稿を原稿載置手段側に搬送する原稿排出手段とを備
    え、画像形成装置に対して開閉自在に取り付けられる自
    動原稿供給装置において 動原稿供給装置本体が画像形成装置に対して開放状態
    にあることを検知する検知手段と、 この検知手段が開放状態を検知したとき 動作して原稿を
    前記原稿載置手段上に保持する保持手段と を備えている ことを特徴とする自動原稿供給装置。
  2. 【請求項2】 自動原稿供給装置本体の開放を禁止する
    禁止手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1
    記載の自動原稿供給装置。
JP1991068546U 1991-08-02 1991-08-02 自動原稿供給装置 Expired - Lifetime JP2557323Y2 (ja)

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