JP2556495Y2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2556495Y2
JP2556495Y2 JP1990100747U JP10074790U JP2556495Y2 JP 2556495 Y2 JP2556495 Y2 JP 2556495Y2 JP 1990100747 U JP1990100747 U JP 1990100747U JP 10074790 U JP10074790 U JP 10074790U JP 2556495 Y2 JP2556495 Y2 JP 2556495Y2
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JP
Japan
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radiant heater
waterproof plate
holder
heater
cooler
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Application number
JP1990100747U
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JPH0457186U (ja
Inventor
宏 宮田
勝之 桑島
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は冷蔵庫に関するものである。
従来の技術 近年、冷蔵庫は、除霜用ヒータとしてラジアントヒー
タを採用する傾向である。
以下第4図から第6図を参照にしながら例えば実開昭
61−93782号公報に示すような従来例について説明す
る。1は冷凍冷蔵庫本体で、冷凍室2の後方背面に冷却
器3と冷気循環用送風機4が設けられている。この冷却
器3は左右の側板5,冷媒管6,フィン7より構成されてい
る。冷却器3の下部には除霜水用の排水樋8があり、こ
の排水樋8の支持部9に螺着された保持具10によりラジ
アントヒータ11が保持されて設けられている。このラジ
アントヒータ11は円筒状の耐熱ガラス管12、その内部に
収納された鉄クロム合金製のコイル状ヒータ線13、耐熱
ガラス管12の両端をシールするシリコンゴム製のキャッ
プ14及び前記コイル状ヒータ線13に接続され、キャップ
14を貫通して導出されているリード線15および、前記ラ
ジアントヒータ11の上面に前記保持具10により取り付け
られた防水板16などからなりたっている。前記排水樋8
の前部の略中央部には開口部17が設けられており、冷凍
室2と冷蔵室18とを仕切る仕切壁19の内部を貫通し、冷
蔵室天面部20に開口する冷気ダクト21と連通している。
一方冷凍室2側にはその奥面上部には冷気吐出穴22、下
部には吸込穴23が夫々設けられている。第6図は防水板
16と保持具10の取り付け方法を示した斜視図であり、防
水板16の両端部には穴24が設けられ、この穴24を通して
保持具10のA部に防水板16が取り付けられる。25は防水
板16抜け防止のための爪である。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動
作について説明する。冷却器3で作成された冷気は冷気
循環用送風機4により冷凍室2へは冷気吐出穴22を経
て、また冷蔵室18へは吐出ダクト(図示せず)より吐出
され冷凍室2及び冷蔵室18をそれぞれ冷却させる。庫内
で熱交換した空気は吸込穴23及び冷気ダクト21を通過し
て再び冷却器3に戻り、ここで再び新しい冷気となる。
この時、庫内を循環して戻ってきた空気は湿気を多量に
含んだ多湿空気となっているため、再び冷却器3を通過
する際に冷却器3に霜となって着順する。一定時間冷却
運転させた後、冷却運転が停止しラジアントヒータ11に
通電発熱させることにより冷却器3の霜はとけて水滴と
なって排水樋8を経て排出される。防水板16は水滴がラ
ジアントヒータ11のガラス管12に直接落下してガラス管
12が割れるのを防ぐ為のものである。冷却器3の除霜が
終了すると再び冷却運転を再開し、庫内の冷却機能が維
持される。
考案が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、除霜時に電圧が
高くなった時やヒータ容量の高いラジアントヒータを採
用しなければならない時に、ラジアントヒータの輻射熱
が防水板に伝わり温度上昇する。さらに防水板からラジ
アントヒータの両端部を支持する保持具に熱伝導し、保
持具を熱変形させ、ラジアントヒータの支持が不安定と
なり安全性に問題があるという課題があった。
本考案は上記の課題に鑑み、保持具を熱変形を防止し
ラジアントヒータの支持を安定に保つことができる。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案の冷蔵庫は、冷却器
と、前記冷却器下部に設けたラジアントヒータと、前記
ラジアントヒータの両端部を支持する保持具と、前記ラ
ジアントヒータ上部に設けた防水板とからなり、前記防
水板の両端は、前記保持具の一部で保持されると共に、
前記ラジアントヒータの加熱部分の上方の位置と前記保
持具によって保持される位置との間の位置の前記防水板
上であってかつ前記ラジアントヒータの非加熱部分の上
方の位置に抜き穴を設けたことを特徴とする。
作用 本考案は上記の構成により、防水板の一部に抜き穴を
設けることにより防水板からラジアントヒータの両端部
を支持する保持具への熱伝導を減少し、保持具の熱変形
を防止しラジアントヒータの支持を安定に保つことがで
きる。
実施例 以下、本考案の一実施例について第1図から第3図を
参照にしながら説明する。尚、従来と同一の構成につい
ては同一の符号を付け、その詳細な説明は省略する。
26は本考案の防水板で、この防水板26の一部に冷却器
3側にフランジ部を有する抜き穴27を設ける。この抜き
穴27は、防水板26上に左右各1個設ける。また抜き穴27
は、第3図の如く、ガラス管12の端面より外側に設けて
いる。
以上のように構成された冷蔵庫についてその動作を説
明する。電圧変動が大きくても、ヒータ容量の高いラジ
アントヒータを採用しなければならない時、ラジアント
ヒータ11の輻射熱が防水板26に伝わり温度上昇する。さ
らに防水板26からラジアントヒータ11の両端部を支持す
る保持具10に熱伝導する。しかし防水板26の一部に抜き
穴27を設けることにより防水板26の熱伝導断面が抜き穴
27部で減少し防水板26からラジアントヒータ11の両端部
を支持する保持具10への熱伝導を減少し、保持具10の熱
変形を防止しラジアントヒータ11の支持を安定に保つこ
とができる。
また、抜き穴27は、第3図の如く、ガラス管12の端面
より外側に設けており、冷却器3側にフランジ部を有し
ているので、除霜水が直接ガラス管12上に滴下してジュ
ンといった音を発生する事もない。
考案の効果 以上のように本考案は冷却器と前記冷却器下部に設け
たラジアントヒータと、前記ラジアントヒータの両端部
を支持する保持具と、前記ラジアントヒータ上部に設け
た防水板とからなり、前記防水板の両端は、前記保持具
の一部で保持されると共に、防水板の一部に抜き穴を設
けているので、電圧変動が大きくても、ヒータ容量の高
いラジアントヒータを採用しなければならない時でも、
防水板の一部に抜き穴を設けることにより防水板からラ
ジアントヒータの両端部を支持する保持具への熱伝導を
減少し、保持具を熱変形を防止しラジアントヒータの支
持を安定に保つことができる。
また、除霜水が直接ガラス管上に滴下してジュン音を
発生することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す冷蔵庫の断面図、第2
図は本考案のラジアントヒータの周辺の斜視図、第3図
は本考案のラジアントヒータの取付状態を示す断面図、
第4図は従来の冷蔵庫の断面図、第5図は従来のラジア
ントヒータの周辺の正面図、第6図は従来のラジアント
ヒータの防水板と保持具の取付方法を示した斜視図であ
る。 3……冷却器、10……保持具、11……ラジアントヒー
タ、26……防水板、27……抜き穴。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却器と、前記冷却器下部に設けたラジア
    ントヒータと、前記ラジアントヒータの両端部を支持す
    る保持具と、前記ラジアントヒータ上部に設けた防水板
    とからなり、前記防水板の両端は、前記保持具の一部で
    保持されると共に、前記ラジアントヒータの加熱部分の
    上方の位置と前記保持具によって保持される位置との間
    の位置の前記防水板上であってかつ前記ラジアントヒー
    タの非加熱部分の上方の位置に抜き穴を設けたことを特
    徴とする冷蔵庫。
JP1990100747U 1990-09-25 1990-09-25 冷蔵庫 Expired - Lifetime JP2556495Y2 (ja)

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JPH0457186U JPH0457186U (ja) 1992-05-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036861A (ja) * 1983-08-05 1985-02-26 株式会社日立製作所 冷蔵庫
JPS6283171U (ja) * 1985-11-15 1987-05-27
JPH0692864B2 (ja) * 1986-04-22 1994-11-16 松下冷機株式会社 ガラス管ヒ−タの取付装置

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JPH0457186U (ja) 1992-05-15

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