JP2556187B2 - ヘミング加工装置 - Google Patents

ヘミング加工装置

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JP2556187B2
JP2556187B2 JP2281940A JP28194090A JP2556187B2 JP 2556187 B2 JP2556187 B2 JP 2556187B2 JP 2281940 A JP2281940 A JP 2281940A JP 28194090 A JP28194090 A JP 28194090A JP 2556187 B2 JP2556187 B2 JP 2556187B2
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hemming
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は被加工物のフランジをヘミング加工するヘミ
ング加工装置に関する。
<従来の技術> 第7図にヒートプロテクタ、第8図に従来のヘミング
加工装置による加工方法を示す。
例えば、第7図に示すように、ヒートプロテクタ1は
排気管やマフラなどを被覆して熱の外部への伝導を防止
するものであって、その長手方向両側にはフランジ2が
一体に形成されている。このフランジ2は絞り加工を行
う際に材料を押さえるためのものである。また、このフ
ランジ2によってそれ自体の強度を維持している。
ところが、ヒートプロテクタ1を車体に装着する場
合、フランジ2が邪魔となり、余分なスペースをとって
しまうと共に、車体の部品レイアウトが困難となってし
まっていた。更に、車両の走行中にこのフランジ2に泥
などがたまって錆が発生する要因ともなっている。
そのため、従来、ヒートプロテクタ1を絞り加工した
後にフランジ2をヘミング加工することが考えられてい
る。
第8図に示すように、水平なフランジ2を有するヒー
トプロテクタ1において、まず、第1の工程で曲げ刃を
上下移動させることでフランジ2を40度程度上方に折り
曲げる“予備曲げ”を行う。次に、この状態からヘミン
グ刃を左右移動させることでフランジ2をヒートプロテ
クタ1に密着させる“予備曲げ”を行う。
<発明が解決しようとする課題> 上述した従来のヘミング加工装置にあっては、フラン
ジ2のヘミング加工を行う場合、このフランジ2が水平
をなしているため、一工程で加工することができず、2
回に分けてヘミング加工を行っていた。そのため、各工
程ごとの型が必要となると共に作業工程も2回必要とな
り、作業能率がよくないという問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決するものであって、
作業能率の向上を図ったヘミング加工装置を提供するこ
とを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上述の目的を達成するための本発明のヘミング加工装
置は、装置本体に固定された下型ホルダと、該下型ホル
ダに上下移動自在で且つ上方に付勢支持され上部でフラ
ンジを有する被加工物を支持する下パッドと、前記装置
本体に上下移動自在に支持された上型ホルダと、該上型
ホルダに弾性部材を介して取付けられ前記下パッドとで
前記被加工物を挾持する上パッドと、前部に押圧面が後
部にカム面が形成され前記下パッドの側方に該下パッド
に接近離反自在で且つ付勢部材によって退避位置に支持
されると共に前記押圧面と下パッドの側面との隙間が前
記被加工物のフランジの幅よりも狭くなるように配置さ
れたヘミングカムと、前記上型ホルダに固定され前記ヘ
ミングカムのカム面を押圧可能なドライバとを具えたこ
とを特徴とするものである。
<作用> 下パッドの上部に被加工物が載った状態で、上型ホル
ダと共に上パッドを下降させて被工作物を挾持し、更な
る上パッドの下降によって被加工物及び下パッドも下降
し、フランジがヘミングカムの前部に接触することで予
備曲げされる。この上パッドの下降に伴ってドライバが
下降してヘミングカムのカム面を押圧する。すると、ヘ
ミングカムは下パッドに接近する方向に移動し、押圧面
によって予備曲げされたフランジをヘミング加工する。
その後、上型ホルダが上昇すると、上パッドも上方に
退避し、また、ドライバが上昇することでヘミングカム
も付勢部材によって退避位置に移動する。
<実 施 例> 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図に本発明の一実施例に係るヘミング加工装置の
縦断面、第2図に押圧面の詳細、第3図乃至第6図にそ
の作動状態を示す。
第1図に示すように、図示しない装置本体の下部には
下型ホルダ11が固定され、その中央部にて下パッド12が
上下移動自在に支持されている。そして、下型ホルダ11
と下パッド12との間にはスプリング13が介在し、下パッ
ド12が上方に付勢支持されている。また、下型ホルダ11
にはストッパ面14が形成され、下パッド12の加工位置を
規制している。
下パッド12には、第2図に示すように、上面部で端部
にフランジ2を有する被加工物としてのヒートプロテク
タ1を支持することができるようになっており、連続す
る支持面15,16が形成されている。
一方、装置本体の上部には上型ホルダ17が上下移動自
在に支持されており、その中央部には上パッド18が弾性
部材としてのゴム部材19を介して取付けられている。な
お、上パッド18の移動量は上型ホルダ17に固着されたボ
ルト20の先端部が上パッド18の凹部21に侵入することで
規制されている。
上パッド18には、第2図に示すように、下パッド12の
支持面15とでヒートプロテクタ1を挾持するための支持
面22が形成されている。
下パッド12の両側方の下型ホルダ11上にはヘミングカ
ム23がその下パッド12に接近離反自在に設けられてい
る。ヘミングカム23の後方には下型ホルダ11と一体をな
す立壁24が形成され、外方からセットプレート25を有す
るボルト26が貫通し、そのボルト26の先端部がヘミング
カム23の移動方向後部に螺合している。そして、立壁24
とセットプレート25との間には付勢部材としてのリター
ンスプリング27が介在されている。
ヘミングカム23には前部に、第2図に示すように、係
止面28とヒートプロテクタ1のフランジ2を押圧する押
圧面29とが形成される一方、その後部に傾斜面30が形成
され、その傾斜面30にカム面31を有するウェアプレート
32が固着されている。
従って、ヘミングカム23は、通常、リターンスプリン
グ27によって後方に移動した退避位置に位置し、その押
圧面29と下パッド12の支持面16と間に所定の隙間が設け
られ、この隙間はヒートプロテクタ1のフランジ2の幅
よりも狭くなっている。
一方、上型ホルダ17にはヘミングカム23に固着された
ウェアプレート32のカム面31に対向してドライバ33が一
体に設けられている。そして、このドライバ33の下部は
ウェアプレート32のカム面31を押圧できるようになって
いる。
従って、ドライバ33の下部がカム面31を押圧すること
で、ヘミングカム23はリターンスプリング27に抗して下
パッド12に接近する方向に移動することができるように
なっている。
次に、第3図乃至第6図を用いて本実施例のヘミング
加工装置の作動について説明する。
ヘミング装置において、まず、第3図に示すように、
下パッド12はスプリング13によって上方に移動してお
り、上パッド18も上型ホルダ17と共に上方に位置し、ヘ
ミングカム23はリターンスプリング27によって後方に退
避した位置にある。この状態でフランジ2付きのヒート
プロテクタ1を下パッド12上に載せる。
次に、第4図に示すように、上パッド18の上型ホルダ
17と共に下降させ、上パッド18の支持面22と下パッド12
の支持面15,16にてヒートプロテクタ1を挾持する。
そして、第5図に示すように、上パッド18を更に下降
させると、下パッド12はスプリング13に抗して下方に移
動する。これと共にヒートプロテクタ1も下方に移動
し、各フランジ2がヘミングカム23の係止面28によって
所定角度(45度)に予備曲げされる。そして、この予備
曲げされた各フランジ2は下パッド12の支持面16とヘミ
ングカム23の押圧面29の間に位置する。
この作動と共に、即ち、下ホルダ17の更なる下降と共
にドライバ33が下降してその下部がヘミングカム23に固
定されたウェアプレート32のカム面31に作用する。する
と、各ヘミングカム23はリターンスプリング27に抗して
下パッド12側に移動し、第6図に示すように、ヒートプ
ロテクタ1の各フランジ2は各ヘミングカム23の押圧面
29によって折り曲げられてヘミング加工される。
そして、その後、上型ホルダ17並びに上パッド18、ド
ライバ33は上方に移動し、ヘミングカム23はリターンス
プリング27によって左右に離間する。これによってヘミ
ング加工されたヒートプロテクタ1は下パッド12と共に
上昇して元の第3図の状態で保持される。
このように、上型ホルダ17の下降によって上パッド18
を下降させることによってヒートプロテクタ1のフラン
ジ2を予備曲げすると共に、ドライバ33の下降によって
ヘミングカム33を接近させてヒートプロテクタ1のフラ
ンジ2をヘミング加工することができる。
なお、上述の実施例において、ヘミング加工装置によ
ってヒートプロテクタ1フランジ2をヘミング加工した
が、被加工物はこれに限るものではない。
<発明の効果> 以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本発明の
ヘミング加工装置によれば、下型ホルダに上下移動自在
で且つ上方に付勢支持された下パッドと上下移動自在に
支持された上型ホルダに弾性部材を介して取付けられた
上パッドとを設けると共に前部の押圧面が後部にカム面
が形成され下パッドに接近離反自在で且つ付勢部材によ
って退避位置に支持されたヘミングカムと上型ホルダに
固定されヘミングカムのカム面を押圧可能なドライバと
を設けたので、上型ホルダと共に上パッドを下降すると
上パッドと下パッドとで挾持して被工作物の予備曲げを
行い次いでドライバが下降してヘミングカムを移動させ
ることによって被工作物のヘミング加工を行うこととな
り、このヘミング加工を一つの機械で且つ一つの工程で
行うことができ、作業能率の向上を図ると共に型費の低
減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るヘミング加工装置の縦
断面図、第2図は押圧面の詳細を表す第1図のII部拡大
図、第3図乃至第6図はその作動状態の説明図、第7図
はヒートプロテクタの斜視図、第8図は従来のヘミング
加工装置による加工方法を表す説明図である。 図面中、 1はヒートプロテクタ(被工作物)、 2はフランジ、 11は下型ホルダ、 12は下パッド、 13はスプリング、 15,16,22は支持面、 17は上型ホルダ、 18は上パッド、 19はゴム部材(弾性部材)、 23はヘミングカム、 27はリターンスプリング(付勢部材)、 28は係止面、 29は押圧面、 31はカム面、 33はドライバである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に固定された下型ホルダと、該下
    型ホルダに上下移動自在で且つ上方に付勢支持され上部
    でフランジを有する被加工物を支持する下パッドと、前
    記装置本体に上下移動自在に支持された上型ホルダと、
    該上型ホルダに弾性部材を介して取付けられ前記下パッ
    ドとで前記被加工物を挾持する上パッドと、前部に押圧
    面が後部にカム面が形成され前記下パッドの側方に該下
    パッドに接近離反自在で且つ付勢部材によって退避位置
    に支持されると共に前記押圧面と下パッドの側面との隙
    間が前記被加工物のフランジの幅よりも狭くなるように
    配置されたヘミングカムと、前記上型ホルダに固定され
    前記ヘミングカムのカム面を押圧可能なドライバとを具
    えたことを特徴とするヘミング加工装置。
JP2281940A 1990-10-22 1990-10-22 ヘミング加工装置 Expired - Fee Related JP2556187B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101107240B1 (ko) 2010-03-03 2012-01-30 주식회사 삼미정공 인사이드 타입 헤밍장치
KR101178916B1 (ko) 2010-01-12 2012-09-03 주식회사 삼미정공 서보모터 링크타입 헤밍장치

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