JP2555332B2 - 一方向クラツチリボンスプリング - Google Patents
一方向クラツチリボンスプリングInfo
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/069—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
- F16D41/07—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D2041/0605—Spring details
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ワンウエイクラッチ即ち一方向クラッチに
関するものであって、更に詳細には、スプラグ同期型一
方向クラッチに使用するリボンスプリングに関するもの
である。
関するものであって、更に詳細には、スプラグ同期型一
方向クラッチに使用するリボンスプリングに関するもの
である。
従来技術 第1図はスプラグ同期型一方向クラッチ1の構成を概
略示している。図示した如く、スプラグ同期型一方向ク
ラッチ1は相対的な回転を行う内輪2と外輪3との間に
介挿して使用されるものであって、内輪2と外輪3とが
相対的に矢印方向に回転する場合には両者間の相対的な
回転を許容し、一方内輪2と外輪3とが互いに矢印と反
対方向に回転せんとする場合には両者間の相対的な回転
を阻止する。スプラグ同期型一方向クラッチ1は、一対
のリング状の外側保持器4と内側保持器5とを有してお
り、これらの保持器4及び5には夫々所定のピッチで円
周方向にスプラグ挿入孔4a及び5aが穿設されている。瓢
箪型の特定の断面形状を持ったスプラグ6が複数個設け
られており、その各々は外側保持器4及び内側保持器5
の対応するスプラグ挿入孔4a及び5a内に挿入して配設さ
れている。各スプラグ6は、1つ又は2つ以上の曲率半
径で形成される外輪側カム面6aと内輪側カム面6bとを有
している。
略示している。図示した如く、スプラグ同期型一方向ク
ラッチ1は相対的な回転を行う内輪2と外輪3との間に
介挿して使用されるものであって、内輪2と外輪3とが
相対的に矢印方向に回転する場合には両者間の相対的な
回転を許容し、一方内輪2と外輪3とが互いに矢印と反
対方向に回転せんとする場合には両者間の相対的な回転
を阻止する。スプラグ同期型一方向クラッチ1は、一対
のリング状の外側保持器4と内側保持器5とを有してお
り、これらの保持器4及び5には夫々所定のピッチで円
周方向にスプラグ挿入孔4a及び5aが穿設されている。瓢
箪型の特定の断面形状を持ったスプラグ6が複数個設け
られており、その各々は外側保持器4及び内側保持器5
の対応するスプラグ挿入孔4a及び5a内に挿入して配設さ
れている。各スプラグ6は、1つ又は2つ以上の曲率半
径で形成される外輪側カム面6aと内輪側カム面6bとを有
している。
外側保持器4と内側保持器5との間に介挿してリボン
スプリング7が配設されており、このリボンスプリング
7によって各スプラグ6は所定の方向に常にモーメント
が付与されている。リボンスプリング7にもスプラグ挿
入孔7aが穿設されており、スプラグ6がその挿入孔7a内
に挿入されて略中央部が保持されている。リボンスプリ
ング7は細長の薄板形状をしており、その挿入孔7aにス
プラグ6を挿入した後に両端部を合わせてリング形状と
し、外側保持器4と内側保持器5との間に介挿して組み
込まれる。第1図に示した如く、組み込まれた状態にお
いて、リボンスプリング7はスプラグ6に常時矢印Aで
示した如きモーメントを与えておりスプラグ6を外輪3
と内輪2との接触状態とすべく付勢している。
スプリング7が配設されており、このリボンスプリング
7によって各スプラグ6は所定の方向に常にモーメント
が付与されている。リボンスプリング7にもスプラグ挿
入孔7aが穿設されており、スプラグ6がその挿入孔7a内
に挿入されて略中央部が保持されている。リボンスプリ
ング7は細長の薄板形状をしており、その挿入孔7aにス
プラグ6を挿入した後に両端部を合わせてリング形状と
し、外側保持器4と内側保持器5との間に介挿して組み
込まれる。第1図に示した如く、組み込まれた状態にお
いて、リボンスプリング7はスプラグ6に常時矢印Aで
示した如きモーメントを与えておりスプラグ6を外輪3
と内輪2との接触状態とすべく付勢している。
従来の典型的なリボンスプリング7の構成を第2a図及
び第2b図に示してある。リボンスプリング7は細長形状
をしたステンレス等の薄板に大略C字形状のスプラグ挿
入孔7aを所定のピッチで穿設し、各挿入孔7a内に所定幅
のタブ7dを突設させている。尚、第2b図は第2a図に示し
たリボンスプリング7の側面図である。このリボンスプ
リング7は、一対の側部部分7b,7bと、これらの側部部
分7b,7b間に延在しており長手方向に沿って所定のピッ
チで配設されたクロスバー乃至は架橋部部分7cとを有し
ており、一対の側部部分7b,7bと一対の架橋部分7c,7cと
によってスプラグ挿入孔7aが形成されている。又、各架
橋部部分7cの1側部からスプラグ挿入孔7a内に突出して
タブ7dが形成されており、それによりスプラグ挿入孔7a
は大略C字形状に構成されている。このリボンスプリン
グ7はスプラグ6に対して第1図に示した如く所定の方
向にモーメントを与えてスプラグ6が外輪3及び内輪2
に常時接触されるべく付勢するものである。その為に、
タブ7dはスプラグ6に適度を押圧力を付与することが必
要である。更に、リボンスプリング7の長手方向に沿っ
て所定のピッチで波状屈曲部7eが形成されており、図示
例においては、スプラグ挿入孔7aのピッチと同一のピッ
チで形成されている。この波状屈曲部7eは薄板の同一側
に屈曲成形を施して形成されており、一対の両側側部部
分7b,7bとその間に位置するタブ7dとに形成されてい
る。
び第2b図に示してある。リボンスプリング7は細長形状
をしたステンレス等の薄板に大略C字形状のスプラグ挿
入孔7aを所定のピッチで穿設し、各挿入孔7a内に所定幅
のタブ7dを突設させている。尚、第2b図は第2a図に示し
たリボンスプリング7の側面図である。このリボンスプ
リング7は、一対の側部部分7b,7bと、これらの側部部
分7b,7b間に延在しており長手方向に沿って所定のピッ
チで配設されたクロスバー乃至は架橋部部分7cとを有し
ており、一対の側部部分7b,7bと一対の架橋部分7c,7cと
によってスプラグ挿入孔7aが形成されている。又、各架
橋部部分7cの1側部からスプラグ挿入孔7a内に突出して
タブ7dが形成されており、それによりスプラグ挿入孔7a
は大略C字形状に構成されている。このリボンスプリン
グ7はスプラグ6に対して第1図に示した如く所定の方
向にモーメントを与えてスプラグ6が外輪3及び内輪2
に常時接触されるべく付勢するものである。その為に、
タブ7dはスプラグ6に適度を押圧力を付与することが必
要である。更に、リボンスプリング7の長手方向に沿っ
て所定のピッチで波状屈曲部7eが形成されており、図示
例においては、スプラグ挿入孔7aのピッチと同一のピッ
チで形成されている。この波状屈曲部7eは薄板の同一側
に屈曲成形を施して形成されており、一対の両側側部部
分7b,7bとその間に位置するタブ7dとに形成されてい
る。
第3図は、第2a図及び第2b図に示したリボンスプリン
グ7の夫々のスプラグ挿入孔7a内にスプラグ6を挿入し
て両端部を合わせて円形状とし一方向クラッチ1に組み
込む状態を示している。この様に従来のリボンスプリン
グ7は組込前においては長手方向に直線的に伸長してい
るので、第3図に示した如く両端部を合わせてリング乃
至は円形状とさせると、その両端部7′,7″は直線的に
伸びる傾向となる。従って、この様なリボンスプリング
7を一方向クラッチ1内に組み込むと、第4図に示した
如く、リボンスプリング7の一方の端部7′が他方の端
部7″を一方向クラッチ1の半径方向外側へ押圧するこ
ととなり、従って半径方向外側に位置する端部7″の先
端部は外側保持器4の内周面上に押圧される。更に、リ
ボン7の端部7′も他方の端部7″に対して押圧されて
セットされることとなる。この様な状態においては、リ
ボン7の両端部7′,7″の合せ目に位置するスプラグ
6′はその他のスプラグ6と比較してリボン7から受け
るモーメントが多少異なり、その結果スプラグ6′の内
輪2及び外輪3との接触状態が他のスプラグ6と異なる
こととなり、一方向クラッチ1の円周方向の性能が一様
ではなくなる。
グ7の夫々のスプラグ挿入孔7a内にスプラグ6を挿入し
て両端部を合わせて円形状とし一方向クラッチ1に組み
込む状態を示している。この様に従来のリボンスプリン
グ7は組込前においては長手方向に直線的に伸長してい
るので、第3図に示した如く両端部を合わせてリング乃
至は円形状とさせると、その両端部7′,7″は直線的に
伸びる傾向となる。従って、この様なリボンスプリング
7を一方向クラッチ1内に組み込むと、第4図に示した
如く、リボンスプリング7の一方の端部7′が他方の端
部7″を一方向クラッチ1の半径方向外側へ押圧するこ
ととなり、従って半径方向外側に位置する端部7″の先
端部は外側保持器4の内周面上に押圧される。更に、リ
ボン7の端部7′も他方の端部7″に対して押圧されて
セットされることとなる。この様な状態においては、リ
ボン7の両端部7′,7″の合せ目に位置するスプラグ
6′はその他のスプラグ6と比較してリボン7から受け
るモーメントが多少異なり、その結果スプラグ6′の内
輪2及び外輪3との接触状態が他のスプラグ6と異なる
こととなり、一方向クラッチ1の円周方向の性能が一様
ではなくなる。
更に、この様な状態で一方向クラッチ1が動作される
と、端部7′は端部7″に対して、同時的に端部7″は
外側保持器4の内周面に対して押圧された状態でクラッ
チが係脱操作される毎に繰返し円周方向に摺擦され、従
って、端部7′及び7″は次第に摩耗することとなる。
この場合に、端部7″は剛性の高い外側保持器4に摺擦
するので、より迅速に摩耗する傾向となる。この様にし
て摩耗した状態のリボン7を第4図中の点線に示してあ
る。この様にリボン7の端部7′及び7″は摩耗により
次第に半径方向に立ってくる傾向となり、端部7′及び
7″の摩耗はより激しくなる傾向となり、従ってスプラ
グ6′のすわり具合は一層異状な状態となる。又、7′
側の波状屈曲部7eのリンクル底部が内側保持器外周と摺
擦し摩耗切損することもある。更に、リボン7自体に関
してもその端部7′及び7″の応力は他の部分に比較し
て約1.5乃至2.5倍程度高くなり、その結果リボンスプリ
ング7は特にその端部7′,7″近傍で破損することがあ
る。
と、端部7′は端部7″に対して、同時的に端部7″は
外側保持器4の内周面に対して押圧された状態でクラッ
チが係脱操作される毎に繰返し円周方向に摺擦され、従
って、端部7′及び7″は次第に摩耗することとなる。
この場合に、端部7″は剛性の高い外側保持器4に摺擦
するので、より迅速に摩耗する傾向となる。この様にし
て摩耗した状態のリボン7を第4図中の点線に示してあ
る。この様にリボン7の端部7′及び7″は摩耗により
次第に半径方向に立ってくる傾向となり、端部7′及び
7″の摩耗はより激しくなる傾向となり、従ってスプラ
グ6′のすわり具合は一層異状な状態となる。又、7′
側の波状屈曲部7eのリンクル底部が内側保持器外周と摺
擦し摩耗切損することもある。更に、リボン7自体に関
してもその端部7′及び7″の応力は他の部分に比較し
て約1.5乃至2.5倍程度高くなり、その結果リボンスプリ
ング7は特にその端部7′,7″近傍で破損することがあ
る。
目 的 本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上
述した如き従来技術の欠点を解消し、組付けた状態で可
及的に真円に近似した状態で配設されスプラグ同期型一
方向クラッチの性能を向上させ且つ寿命を長期化させる
ことを可能としたリボンスプリングを提供することを目
的とする。
述した如き従来技術の欠点を解消し、組付けた状態で可
及的に真円に近似した状態で配設されスプラグ同期型一
方向クラッチの性能を向上させ且つ寿命を長期化させる
ことを可能としたリボンスプリングを提供することを目
的とする。
構 成 本発明に拠れば、スプラグ同期型一方向クラッチ用の
リボンスプリングが提供され、該リボンスプリングは細
長形状をした金属の薄板に複数個のスプラグ挿入孔を所
定のピッチで薄板の長手軸方向に穿設して構成されてお
り、且つ薄板の少なくとも一方の端部において所定の方
向に曲げ加工を施してあり、従って該リボンスプリング
を一方向クラッチ内に組み込んだ状態において、該リボ
ンスプリングの両端部の合せた部分が円周方向に沿って
合わされ、その結果組み込まれたリボンスプリングが全
体的に可及的に真円形状に近似して配設されることを特
徴とするものである。この様に組み込まれた状態で可及
的に真円に近似した形状となることにより、リボンスプ
リングに作用する応力は円周方向に均一となり、且つス
プラグに作用するモーメントが均一となり、一方向クラ
ッチ全体として均一な性能を確保することが可能と成
る。
リボンスプリングが提供され、該リボンスプリングは細
長形状をした金属の薄板に複数個のスプラグ挿入孔を所
定のピッチで薄板の長手軸方向に穿設して構成されてお
り、且つ薄板の少なくとも一方の端部において所定の方
向に曲げ加工を施してあり、従って該リボンスプリング
を一方向クラッチ内に組み込んだ状態において、該リボ
ンスプリングの両端部の合せた部分が円周方向に沿って
合わされ、その結果組み込まれたリボンスプリングが全
体的に可及的に真円形状に近似して配設されることを特
徴とするものである。この様に組み込まれた状態で可及
的に真円に近似した形状となることにより、リボンスプ
リングに作用する応力は円周方向に均一となり、且つス
プラグに作用するモーメントが均一となり、一方向クラ
ッチ全体として均一な性能を確保することが可能と成
る。
リボンスプリングの一方の端部に曲げ加工を施すこと
により本発明の初期の目的を達成することも可能である
が、好適な実施例としては、リボンスプリングの両端に
夫々曲げ加工を施して両端部を相似的な形状とすること
が良い。又、曲げ加工としては、各端部の1個所又は複
数個所に所定の角度で直線的に折れ曲がる様な加工を施
すことが可能であり、一方、所定の曲率半径又は連続的
に変化する曲率半径で画定される湾曲形状に折れ曲がる
様に曲げ加工を施すことも可能である。更にスプラグを
着装する前及び着装した後のいずれの時点においても曲
げ加工を施すことが可能である。
により本発明の初期の目的を達成することも可能である
が、好適な実施例としては、リボンスプリングの両端に
夫々曲げ加工を施して両端部を相似的な形状とすること
が良い。又、曲げ加工としては、各端部の1個所又は複
数個所に所定の角度で直線的に折れ曲がる様な加工を施
すことが可能であり、一方、所定の曲率半径又は連続的
に変化する曲率半径で画定される湾曲形状に折れ曲がる
様に曲げ加工を施すことも可能である。更にスプラグを
着装する前及び着装した後のいずれの時点においても曲
げ加工を施すことが可能である。
以下、添付の図面を参考に、本発明の具体的実施の態
様に付いて詳細に説明する。
様に付いて詳細に説明する。
第5a図は、本発明の1実施例に基づいて構成されたス
プラグ同期型一方向クラッチ用のリボンスプリング7を
示している。尚、第5b図はその側面図を示している。図
示した如く、本例のリボンスプリング7は第2a図に示し
たものと全体的に類似した構成を有しており、従って同
一要素には同一の参照番号を付してある。即ち、本発明
のリボンスプリング7も、一対の側部部分7b,7bと、そ
れらの間に所定のピッチで架橋する架橋部分(クロスバ
ー)7cと、各架橋部分7cからその所定の側部からスプラ
グ挿入孔7a内に突出するタブ7dと、を有している。本例
においては、スプラグ挿入孔7aは大略C字形状をしてい
るが、その他の任意の形状とすることが可能であり、又
タブ7dの形状及び個数も任意の所望数設置することが可
能である。リボンスプリング7は全体的に細長形状をし
ており、第5b図に示した如く、本例では、その両端部
7′及び7″が曲折部17,17で曲げ加工が施されて直線
的に折れ曲がった構成となっている。本例においては、
曲折部17は隣接する2つの波状屈曲部7e,7eの間に設定
されており、特に隣接する架橋部分7c,7c間でタブ7dの
存在しない部分に設定されている。又、曲げ加工の折れ
曲がり方向は波状屈曲部7eが突出する方向に設定されて
いる。換言すると、第5a図に示したリボンスプリング7
の波形屈曲部7eはリボンスプリング7を組み込む場合に
円形内側方向に位置すべく設定されており、従って端部
7′及び7″に施す曲げ加工はこれらの端部7′及び
7″がリボンスプリング7を組み込んだ場合の円周方向
に倣う方向に設定する。
プラグ同期型一方向クラッチ用のリボンスプリング7を
示している。尚、第5b図はその側面図を示している。図
示した如く、本例のリボンスプリング7は第2a図に示し
たものと全体的に類似した構成を有しており、従って同
一要素には同一の参照番号を付してある。即ち、本発明
のリボンスプリング7も、一対の側部部分7b,7bと、そ
れらの間に所定のピッチで架橋する架橋部分(クロスバ
ー)7cと、各架橋部分7cからその所定の側部からスプラ
グ挿入孔7a内に突出するタブ7dと、を有している。本例
においては、スプラグ挿入孔7aは大略C字形状をしてい
るが、その他の任意の形状とすることが可能であり、又
タブ7dの形状及び個数も任意の所望数設置することが可
能である。リボンスプリング7は全体的に細長形状をし
ており、第5b図に示した如く、本例では、その両端部
7′及び7″が曲折部17,17で曲げ加工が施されて直線
的に折れ曲がった構成となっている。本例においては、
曲折部17は隣接する2つの波状屈曲部7e,7eの間に設定
されており、特に隣接する架橋部分7c,7c間でタブ7dの
存在しない部分に設定されている。又、曲げ加工の折れ
曲がり方向は波状屈曲部7eが突出する方向に設定されて
いる。換言すると、第5a図に示したリボンスプリング7
の波形屈曲部7eはリボンスプリング7を組み込む場合に
円形内側方向に位置すべく設定されており、従って端部
7′及び7″に施す曲げ加工はこれらの端部7′及び
7″がリボンスプリング7を組み込んだ場合の円周方向
に倣う方向に設定する。
第5a図及び第5b図に示したリボンスプリング7をスプ
ラグ同期型一方向クラッチ1に組み込んだ状態を第10図
に示してある。第10図から明らかな如く、本発明のリボ
ンスプリング7によれば、それを組み込んだ状態におい
て、両端部7′及び7″の合せ部分は略円周方向に倣っ
て位置させ、従ってリボンスプリング7は全体的に真円
に近似して設定されることとなる。従って、リボンスプ
リング7に作用する応力はその長手軸方向に沿って略均
一となり、又端部7′及び7″合せ部分に位置するスプ
ラグ6′に作用するモーメントも他のスプラグ6のもの
と同一となり、一方向クラッチ1としてバランスのとれ
た性能が得られる。更に、端部7′又は7″が外側保持
器4又は他方の端部に対して半径方向外方に向かって特
に押圧して摺擦されることが回避され、そして内側保持
器外周面とリボンスプリングとの摺擦も回避され従って
リボンスプリング7が摩耗したり又破損したりすること
は効果的に回避される。
ラグ同期型一方向クラッチ1に組み込んだ状態を第10図
に示してある。第10図から明らかな如く、本発明のリボ
ンスプリング7によれば、それを組み込んだ状態におい
て、両端部7′及び7″の合せ部分は略円周方向に倣っ
て位置させ、従ってリボンスプリング7は全体的に真円
に近似して設定されることとなる。従って、リボンスプ
リング7に作用する応力はその長手軸方向に沿って略均
一となり、又端部7′及び7″合せ部分に位置するスプ
ラグ6′に作用するモーメントも他のスプラグ6のもの
と同一となり、一方向クラッチ1としてバランスのとれ
た性能が得られる。更に、端部7′又は7″が外側保持
器4又は他方の端部に対して半径方向外方に向かって特
に押圧して摺擦されることが回避され、そして内側保持
器外周面とリボンスプリングとの摺擦も回避され従って
リボンスプリング7が摩耗したり又破損したりすること
は効果的に回避される。
次に、本発明の別の実施例に付いて説明する。第5a図
及び第5b図に示したリボンスプリング7では両端に曲げ
加工を施してあるが、その一方の端部のみに曲げ加工を
施すだけで十分な場合もある。本発明の別の実施例に基
づいて構成されたリボンスプリング7を第6a図及び第6b
図に示してある。この実施例においては、リボンスプリ
ング7の各端部の2ヶ所17,17において直線的な曲げ加
工が施されている。尚、この様に各端部に複数個の直線
的な曲げ加工を施す場合には、リボンスプリング7が組
み込まれた状態で、夫々の屈曲部17が対応して位置すべ
くその位置を設定することが望ましい。第7a図及び第7b
図は、本発明の別の実施例に基づいて構成されたリボン
スプリング7を示している。この実施例において、各端
部の3ヶ所において直線的な曲げ加工を施してある。更
に、第8図は、本発明の更に別の実施例に基づいて構成
されたリボンスプリング7を示しており、この場合に
は、スプラグ挿入孔7aのピッチと同一のピッチで各スプ
ラグ挿入孔7aに対して1つの割合で直線的な曲げ加工を
施した場合を示してある。
及び第5b図に示したリボンスプリング7では両端に曲げ
加工を施してあるが、その一方の端部のみに曲げ加工を
施すだけで十分な場合もある。本発明の別の実施例に基
づいて構成されたリボンスプリング7を第6a図及び第6b
図に示してある。この実施例においては、リボンスプリ
ング7の各端部の2ヶ所17,17において直線的な曲げ加
工が施されている。尚、この様に各端部に複数個の直線
的な曲げ加工を施す場合には、リボンスプリング7が組
み込まれた状態で、夫々の屈曲部17が対応して位置すべ
くその位置を設定することが望ましい。第7a図及び第7b
図は、本発明の別の実施例に基づいて構成されたリボン
スプリング7を示している。この実施例において、各端
部の3ヶ所において直線的な曲げ加工を施してある。更
に、第8図は、本発明の更に別の実施例に基づいて構成
されたリボンスプリング7を示しており、この場合に
は、スプラグ挿入孔7aのピッチと同一のピッチで各スプ
ラグ挿入孔7aに対して1つの割合で直線的な曲げ加工を
施した場合を示してある。
尚、上述した実施例において各端部に複数個の直線的
な曲折部を設けるものにおいては、スプラグ挿入孔7aと
同一のピッチで、即ち各対応するスプラグ挿入孔7aに対
して1つの割合で屈曲部17を設けているが、各スプラグ
挿入孔7aと異なったピッチで複数個の曲折部17を設ける
ことも可能である。更に、各スプラグ挿入孔7aに対して
2つ又はそれ以上の直線的屈曲部17を設けることも可能
である。更に、上述した実施例においては、いずれの場
合においても各端部に複数個の曲折部17を設ける場合に
は対称的に同数同位置に設けてあるが、両端部に異なっ
た数の曲折部17を設けることも可能であり、又異なった
位置に設けることも可能である。
な曲折部を設けるものにおいては、スプラグ挿入孔7aと
同一のピッチで、即ち各対応するスプラグ挿入孔7aに対
して1つの割合で屈曲部17を設けているが、各スプラグ
挿入孔7aと異なったピッチで複数個の曲折部17を設ける
ことも可能である。更に、各スプラグ挿入孔7aに対して
2つ又はそれ以上の直線的屈曲部17を設けることも可能
である。更に、上述した実施例においては、いずれの場
合においても各端部に複数個の曲折部17を設ける場合に
は対称的に同数同位置に設けてあるが、両端部に異なっ
た数の曲折部17を設けることも可能であり、又異なった
位置に設けることも可能である。
第9a図及び第9b図は、本発明の更に別の実施例に基づ
いて構成されたリボンスプリング7を示している。この
実施例においては、リボンスプリング7の両端部に所定
の曲率半径Rで曲げ加工が施されている。尚、この曲率
半径Rは少なくとも部分的に連続的に又は断続的に変化
する様に曲げ加工を施すものであっても良い。又、この
様な湾曲の曲げ加工は一方の端部のみに施すものであっ
ても良い。更に、リボンスプリング7の長手軸に沿って
全体的に湾曲曲げ加工を施すものであっても良く、この
場合には、リボンスプリング7は全体的に円形状の形状
に成形されることとなる。
いて構成されたリボンスプリング7を示している。この
実施例においては、リボンスプリング7の両端部に所定
の曲率半径Rで曲げ加工が施されている。尚、この曲率
半径Rは少なくとも部分的に連続的に又は断続的に変化
する様に曲げ加工を施すものであっても良い。又、この
様な湾曲の曲げ加工は一方の端部のみに施すものであっ
ても良い。更に、リボンスプリング7の長手軸に沿って
全体的に湾曲曲げ加工を施すものであっても良く、この
場合には、リボンスプリング7は全体的に円形状の形状
に成形されることとなる。
上述した種々の変形例のいずれの場合にも、それを一
方向クラッチ1に組み込んだ場合には、その両端部の合
せ目の部分は第10図に示した如く円周方向にならった状
態に設定され、従って前述した如くリボンスプリング7
の全長に渡って均一した応力が得られるのみならず、各
スプラグのモーメントも均一化され、全体としてバラン
スのとれた一方向クラッチ1が得られる。又、リボンス
プリング7が局所的に押圧して摺擦される部分が存在し
ないので、その寿命は長期化され、その結果一方向クラ
ッチ1自体の寿命も長期化される。
方向クラッチ1に組み込んだ場合には、その両端部の合
せ目の部分は第10図に示した如く円周方向にならった状
態に設定され、従って前述した如くリボンスプリング7
の全長に渡って均一した応力が得られるのみならず、各
スプラグのモーメントも均一化され、全体としてバラン
スのとれた一方向クラッチ1が得られる。又、リボンス
プリング7が局所的に押圧して摺擦される部分が存在し
ないので、その寿命は長期化され、その結果一方向クラ
ッチ1自体の寿命も長期化される。
第11図は、リボンスプリング7の両端部に曲げ加工を
施さない場合と、曲げ加工を施した場合との折損寿命の
実験結果をプロットしたグラフを示している。横軸はリ
ボンスプリング7に印加される繰返し荷重のサイクルを
示してあり、縦軸は端部の折損変位を示してある。この
グラフから明らかな如く、曲げ加工を施していない場合
には、所定の折損変位レベルが早期に発生するが、曲げ
加工を施すことにより、飛躍的にリボンスプリング7の
寿命が改善されることが一目瞭然である。尚、このグラ
フは片対数グラフであり、横軸は対数目盛であるから、
本発明の構成に従い曲げ加工を施すことにより、しかも
その曲げ加工の個所を増加させることにより一層の寿命
の改善が図れることが理解される。
施さない場合と、曲げ加工を施した場合との折損寿命の
実験結果をプロットしたグラフを示している。横軸はリ
ボンスプリング7に印加される繰返し荷重のサイクルを
示してあり、縦軸は端部の折損変位を示してある。この
グラフから明らかな如く、曲げ加工を施していない場合
には、所定の折損変位レベルが早期に発生するが、曲げ
加工を施すことにより、飛躍的にリボンスプリング7の
寿命が改善されることが一目瞭然である。尚、このグラ
フは片対数グラフであり、横軸は対数目盛であるから、
本発明の構成に従い曲げ加工を施すことにより、しかも
その曲げ加工の個所を増加させることにより一層の寿命
の改善が図れることが理解される。
効 果 以上、詳説した如く、本発明に拠れば、リボンスプリ
ングの摩耗が減少乃至は回避され、且つリボンスプリン
グの寿命を長期化させることが可能である。更に、本発
明のリボンスプリングは一方向クラッチに組み込んだ状
態において、全体的に真円に近似した形状で配設され、
特に両端部の合せ部分は円周方向に倣った形状で設定さ
れるので、リボンスプリングに作用する応力は全体的に
均一化され、従って各スプラグに作用するモーメントも
均一化される。その結果、一方向クラッチとして全体的
にバランスが取れ局所的に無理な力が作用することのな
い滑らかな一方向クラッチ動作を提供することが可能と
なる。
ングの摩耗が減少乃至は回避され、且つリボンスプリン
グの寿命を長期化させることが可能である。更に、本発
明のリボンスプリングは一方向クラッチに組み込んだ状
態において、全体的に真円に近似した形状で配設され、
特に両端部の合せ部分は円周方向に倣った形状で設定さ
れるので、リボンスプリングに作用する応力は全体的に
均一化され、従って各スプラグに作用するモーメントも
均一化される。その結果、一方向クラッチとして全体的
にバランスが取れ局所的に無理な力が作用することのな
い滑らかな一方向クラッチ動作を提供することが可能と
なる。
以上、本発明の具体的実施の態様に付いて詳細に説明
したが、本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきも
のでは無く、本発明の技術的範囲を逸脱すること無しに
種々の変形が可能であることは勿論である。
したが、本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきも
のでは無く、本発明の技術的範囲を逸脱すること無しに
種々の変形が可能であることは勿論である。
第1図はスプラグ同期型一方向クラッチの全体的構成を
示した概略図、第2a図及び第2b図は従来のリボンスプリ
ングを示した各概略図、第3図は従来のリボンスプリン
グを円形に設定した状態を示した説明図、第4図は一方
向クラッチに組み込んだ従来のリボンスプリングの両端
部の合せ部分の状態を示した説明図、第5a図及び第5b図
は本発明の1実施例に基づいて構成されたリボンスプリ
ングを示した各概略図、第6a図と第6b図及び第7a図と第
7b図及び第8図及び第9a図及び第9b図は本発明の別の実
施例を示した各概略図、第10図は本発明のリボンスプリ
ングを一方向クラッチに組み込んだ場合の両端部の合せ
部分の状態を示した説明図、第11図は本発明と従来技術
のリボンスプリングの折損寿命を比較した実験結果を示
したグラフ図、である。 (符号の説明) 2:内輪 3:外輪 4:外側保持器 5:内側保持器 6:スプラグ 7:リボンスプリング
示した概略図、第2a図及び第2b図は従来のリボンスプリ
ングを示した各概略図、第3図は従来のリボンスプリン
グを円形に設定した状態を示した説明図、第4図は一方
向クラッチに組み込んだ従来のリボンスプリングの両端
部の合せ部分の状態を示した説明図、第5a図及び第5b図
は本発明の1実施例に基づいて構成されたリボンスプリ
ングを示した各概略図、第6a図と第6b図及び第7a図と第
7b図及び第8図及び第9a図及び第9b図は本発明の別の実
施例を示した各概略図、第10図は本発明のリボンスプリ
ングを一方向クラッチに組み込んだ場合の両端部の合せ
部分の状態を示した説明図、第11図は本発明と従来技術
のリボンスプリングの折損寿命を比較した実験結果を示
したグラフ図、である。 (符号の説明) 2:内輪 3:外輪 4:外側保持器 5:内側保持器 6:スプラグ 7:リボンスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】一方向クラッチに使用するリボンスプリン
グにおいて、細長の金属薄板に所定のピッチで予め定め
た形状を有するスプラグ挿入孔を形成し、一方向クラッ
チに組み付けた状態で可及的に真円に近似した状態とな
るように前記薄板の少なくとも一方の端部に所定の方向
への曲げ加工を施したことを特徴とするリボンスプリン
グ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61295031A JP2555332B2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 一方向クラツチリボンスプリング |
US07/402,977 US5002167A (en) | 1986-12-12 | 1989-09-05 | One-way clutch with end alignable ribbon spring |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61295031A JP2555332B2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 一方向クラツチリボンスプリング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63259225A JPS63259225A (ja) | 1988-10-26 |
JP2555332B2 true JP2555332B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=17815425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61295031A Expired - Lifetime JP2555332B2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 一方向クラツチリボンスプリング |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5002167A (ja) |
JP (1) | JP2555332B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6732843B2 (en) | 2001-07-13 | 2004-05-11 | Koyo Seiko Co., Ltd. | One-way clutch |
US6892868B2 (en) | 2001-07-05 | 2005-05-17 | Koyo Seiko Co., Ltd. | One-way clutch |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3617713B2 (ja) * | 1995-12-26 | 2005-02-09 | 光洋精工株式会社 | 一方向クラッチ |
US5676226A (en) * | 1996-05-03 | 1997-10-14 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Sprag and roller one-way clutch assembly |
US5722522A (en) * | 1996-06-05 | 1998-03-03 | Bell Helicopter Textron, Inc. | Overrunning multiple-row sprag clutch |
JP4724962B2 (ja) * | 2001-07-05 | 2011-07-13 | 株式会社ジェイテクト | 一方向クラッチ |
JP2004068832A (ja) * | 2002-08-01 | 2004-03-04 | Koyo Seiko Co Ltd | 一方向クラッチ |
US20080099292A1 (en) * | 2006-10-26 | 2008-05-01 | Schaeffler Kg | Overrunning bi-directional clutch with sprag elements |
ES2494291T3 (es) * | 2006-11-09 | 2014-09-15 | Paul Müller GmbH & Co. KG Unternehmensbeteiligungen | Rueda libre con elemento de banda |
JP6317128B2 (ja) * | 2014-02-18 | 2018-04-25 | Ntn株式会社 | ワンウェイクラッチ |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
US2731122A (en) | 1951-04-10 | 1956-01-17 | Borg Warner | One way clutches |
GB1134773A (en) | 1966-03-14 | 1968-11-27 | Borg Warner | Two-way overrunning clutch mechanism |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2750019A (en) * | 1950-12-22 | 1956-06-12 | Borg Warner | One-way engaging device |
US2753027A (en) * | 1952-02-07 | 1956-07-03 | Borg Warner | One-way engaging mechanism |
US3049205A (en) * | 1954-06-21 | 1962-08-14 | Borg Warner | One-way clutch and bearing |
JPS6091826U (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-22 | トヨタ自動車株式会社 | スプラグ型一方向クラツチ |
FR2583843B1 (fr) * | 1985-06-24 | 1989-07-28 | Skf Cie Applic Mecanique | Ressort pour dispositif de roue libre et assemblage comportant un tel ressort |
-
1986
- 1986-12-12 JP JP61295031A patent/JP2555332B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-09-05 US US07/402,977 patent/US5002167A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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US2731122A (en) | 1951-04-10 | 1956-01-17 | Borg Warner | One way clutches |
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US6892868B2 (en) | 2001-07-05 | 2005-05-17 | Koyo Seiko Co., Ltd. | One-way clutch |
US6732843B2 (en) | 2001-07-13 | 2004-05-11 | Koyo Seiko Co., Ltd. | One-way clutch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5002167A (en) | 1991-03-26 |
JPS63259225A (ja) | 1988-10-26 |
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Legal Events
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