JP2555214Y2 - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置

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JP2555214Y2
JP2555214Y2 JP2837192U JP2837192U JP2555214Y2 JP 2555214 Y2 JP2555214 Y2 JP 2555214Y2 JP 2837192 U JP2837192 U JP 2837192U JP 2837192 U JP2837192 U JP 2837192U JP 2555214 Y2 JP2555214 Y2 JP 2555214Y2
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door
key
rotor
lock
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敏明 名和
幹久 荒木
忠志 脇谷
捷行 ▲高▼木
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、使用者がキーに設けら
れた送信手段から空中伝播信号を発すると、その信号を
解読して自動的にドアのロックおよびその解除を行うド
アロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車にあっては、最近いわゆる
ワイヤレスドアロック装置を搭載したものがある。これ
は、イグニッションキーに送信機を設け、運転者がこの
送信機から電波信号を発すると、車体側に設けられた受
信信号判別手段がその電波信号を解読し、電波信号がそ
の自動車に設定された特定の信号であった場合に、電動
アクチュエータを動作させてドアを自動的にロックした
り、或いはそのロックを自動的に解除したりするように
構成されている。
【0003】このワイヤレスドアロック装置では、送信
機から発せられる電波信号は、通常数十ビットのコード
信号で構成されており、そのコードの内容は自動車毎に
個別化されている。このため、自動車の所有者以外のも
のが、その自動車に固有の特定コードの電波信号を発し
てドアロックを解除することは事実上不可能で、自動車
の盗難防止にとって極めて効果的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ワイヤレス
ドアロック装置を搭載した自動車においても、通常は手
動式操作機構をも設けているのが実情である。この手動
式操作機構は、周知のように、ドアに設けられたキーシ
リンダにイグニッションキーを差し込んでそのロータを
回すと、該ロータの回転に基づいてリンク機構がドアロ
ック機構にロック変位或いは解除変位を与えてドアをロ
ックし或いはそのロックを解除する構成のものである。
【0005】このため、所有者以外の者がキーシリンダ
に異物を差し込んでロータを回すと、ロック解除される
おそれがあり、盗難防止の観点からすると、ワイヤレス
ドアロック装置を設けたことの利点が損なわれてしま
う。
【0006】そこで、手動式操作機構を無くしてワイヤ
レスドアロック装置のみにすることが考えられる。とこ
ろが、このようにすると、例えば送信機の電源としてキ
ーに設けられている電池が消耗すると、他にロックを解
除する手段がないため、ドアを開けることができなくな
ってしまう。
【0007】本考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、キーの送信手段から発せられた空中伝
播信号が特定の信号であるときに電動式ロック機構を動
作させてドアをロックし或いはそのロックを解除させる
ようにしたものにおいて、送信手段の電源たる電池が消
耗した場合でも、電動式ロック機構を動作させることが
できるドアロック装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案のドアロック装置
は、電動アクチュエータを駆動源とし、この電動アクチ
ュエータのロック動作および解除動作によりドアのロッ
クおよびその解除を行う電動式ロック機構を設け、前記
ドアにキーシリンダを設け、このキーシリンダに差し込
まれるキーを設け、このキーに電池およびこの電池を電
源として空中伝播信号を発する送信手段を設け、受信手
段により受信した空中伝播信号が前記キーから送信され
た特定の信号であるとき前記電動アクチュエータをロッ
ク動作および解除動作させる第1の信号判別手段を設
け、前記キーシリンダのロータが前記キーにより中立位
置から一方向および他方向に回されるとその回転パター
ンに応じた信号を生成する信号生成手段を設け、この信
号生成手段により生成された信号が特定の信号であると
き前記電動アクチュエータをロック動作および解除動作
させる第2の信号判別手段を設けたことを特徴とするも
のである。
【0009】
【作用】キーに設けられた電池が消耗した場合、キーシ
リンダにキーを差し込んでロータを特定のパターンで正
逆方向に回転操作すると、信号生成手段はこのロータの
回転パターンに応じた信号を生成する。そして、ロータ
の回転パターンが特定のパターンであると、信号発生手
段は特定の信号を生成するため、これを第2の信号判別
手段が解読して電動式ロック機構の電動アクチュエータ
を動作させる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を自動車に適用して
図面を参照しながら説明する。
【0011】図1において、1は車体(図示せず)に設
けられた電動ロック機構であり、電動アクチュエータと
して正逆回転する直流モータ2を備えている。この電動
ロック機構1は、直流モータ2が正方向に回転すると
(ロック動作)、図示しない施錠部にロック変位が与え
られて図示しないドア側の被係合部に係合してドアを閉
状態にロックする。また、直流モータ2が逆方向に回転
すると(解除動作)、施錠部に解除変位が与えられて被
係合部との係合を解除してドアのロックを解除するよう
に構成されている。
【0012】一方、図2において、3はドアに設けられ
たキーシリンダである。このキーシリンダ3のロータケ
ース4にはロータ5が回動可能に設けられており、ロー
タ5にはキー挿入口5aからイグニッションキー6を差
し込むことができるようになっている。そして、このロ
ータ5は、イグニッションキー6により、中立位置から
矢印AおよびBで示す正逆方向に回動操作されるように
なっている。
【0013】上記イグニッションキー6内には、取換え
可能な電池7が装着されていると共に、この電池7を電
源とする送信手段としての送信機8が設けられている。
そして、イグニッションキー6に設けられた「LOO
K」釦9および「UNLOOK」釦10を押圧操作する
と、該キー6からロック指令および解除指令が空中電波
信号、例えば電波信号として発せられるように構成され
ている。なお、上記指令信号は数十ビットのコード信号
として構成され、そのコードの内容はロック指令と解除
指令とでは異なり、且つロック指令とロック解除指令は
それぞれ自動車毎に特定のコードに設定されている。
【0014】さて、イグニッションキー6から発せられ
た電波信号は、図1に示す自動車のアンテナ11に受信
される。アンテナ11により受信された電波信号は、E
CU(エレクトリック・コントロール・ユニット)中の
受信回路12によりコード信号に変換されて第1の信号
判別手段としてのマイクロコンピュータ13に入力され
る。
【0015】マイクロコンピュータ13は、受信回路1
2からのコード信号の内容を、EEPROM14に記憶
されたロック指令コードおよび解除コードと比較する。
そして、マイクロコンピュータ13は、受信したコード
信号がロック指令コードと一致した場合には、駆動回路
15を介して直流モータ2を正回転(ロック動作)させ
て電動ロック機構1によりドアをロックし、解除指令コ
ードと一致した場合には、駆動回路15を介して直流モ
ータ2を逆回転(解除動作)させて電動ロック機構1に
よるドアのロックを解除する。
【0016】さて、キーシリンダ3には、図1に示すよ
うにロータ5の回転方向に応じて切り替わり動作する切
替スイッチ16が設けられている。この切替スイッチ1
6は、2個の固定接片16aおよび16bと1個の共通
可動接片16cとを備えており、共通可動接片16cと
固定接片16aとで正転検出スイッチCが構成され、共
通可動接片16cと固定接片16bとで逆転検出スイッ
チDが構成されている。そして、ロータ5が中立位置に
あるときには、両検出スイッチCおよびDは共にオフ状
態にあり、ロータ5が中立位置から正方向たる矢印A方
向に回されると、正転検出スイッチCがオンし、逆方向
たる矢印B方向に回されると、逆転検出スイッチDがオ
ンするように構成されている。
【0017】かかる切替スイッチ16の可動接片16c
はアースされ、両固定接片16aおよび16bは信号線
17aおよび17bを介して信号生成手段としてのマイ
クロコンピュータ13の入力ポートI1 およびI2 に接
続されている。そして、両信号線17aおよび17bは
抵抗18,18を介して電源のプラス端子に接続されて
いる。なお、電源の図示しないマイナス端子はアースさ
れている。従って、両検出スイッチCおよびDがオフ状
態にあるとき、両入力ポートI1 およびI2 への入力信
号S1 およびS2 のレベルは共にハイの状態にある。そ
して、検出スイッチC,Dがオンすると、入力ポートI
1 ,I2 への入力信号S1 ,S2 はロウレベルに切り替
わる。
【0018】マイクロコンピュータ13は、両検出スイ
ッチC,Dがオンオフされると、一定の条件の元にシリ
アルコード信号を形成する。この一定の条件とは、本実
施例の場合、コード信号の種類を「0」と「1」の二値
で構成するものとすると、第1に、正転検出スイッチC
のオンにより信号S1 がハイレベルからロウレベルに切
り替わる際のダウンエッジの検出により「1」のコード
信号を生成し、逆転検出スイッチDのオンにより信号S
2 がハイレベルからロウレベルに切り替わる際のダウン
エッジの検出により「0」のコード信号を生成する。第
2の条件は、信号S1 またはS2 のダウンエッジの検出
時点から一定時間内に、信号S1 またはS2 のダウンエ
ッジを検出しない場合、それまでに生成された信号を一
連のシリアルコード信号とする。
【0019】この一連のシリアルコード信号は、第2の
信号判別手段としてのマイクロコンピュータ13によ
り、EEPROM14に記憶されたロック側シリアルコ
ードおよび解除側シリアルコードと比較する。そして、
マイクロコンピュータ13は、シリアルコード信号がロ
ック側シリアルコードと一致した場合には、電動ロック
機構1の直流モータ2を正方向回転させてドアをロック
し、解除側シリアルコードと一致した場合には、直流モ
ータ2を逆方向回転させてドアのロックを解除する。
【0020】この実施例では、EEPROM14に記憶
された比較基準となるシリアルコードは、自動者の所有
者によって変更することができるようになっている。こ
の変更は、例えば自動車のダッシュボードに設けられた
スイッチのうち、特定のスイッチを操作し、その後、上
述したと同様にしてキーシリンダ3のロータ5を正逆方
向に回す。すると、マイクロコンピュータ13は、その
ロータ5の回転に伴う両検出スイッチCおよびDのオン
オフに応じてシリアルコード信号を作成し、その信号を
新たな比較基準となるシリアルコードとしてEEPRO
M14に格納する。
【0021】次に上記構成の作用を説明する。
【0022】運転者が自動車から離れる際、ドアをロッ
クすべく、イグニッションキー6の「LOOK」釦9を
操作する。すると、イグニッションキー6からロック指
令信号が電波信号として発せられ、その電波信号はアン
テナ11により受信されて受信回路12によりコード信
号に変換される。そして、マイクロコンピュータ13
は、その変換されたコード信号をEEPROM14に記
憶されたコード内容と比較する。この場合、コード信号
はロック指令コード内容と一致するから、マイクロコン
ピュータ13は、電動ロック機構1の直流モータ2を正
回転させてドアをロックする。
【0023】また、運転者が自動車を運転する際、ドア
のロックを解除すべく、「UNLOOK」釦10を操作
する。すると、イグニッションキー6から解除指令信号
が電波信号として発せられ、その電波信号は上述したと
同様にしてコード信号に変換されてマイクロコンピュー
タ13によりEEPROM14に記憶されたコード内容
と比較される。この場合、コード信号は解除指令コード
と一致するから、直流モータ2が逆回転され、ドアのロ
ックが解除される。
【0024】ここで、ドアがロック状態にある場合、電
波信号が解除指令コード内容と一致しなかった場合に
は、マイクロコンピュータ13は、直流モータ2に通電
せず、ロック機構1はロック状態のままとなり、ドアを
開くことはできない。従って、受信回路12が受信した
電波信号が特定のコードでない限り、ドアのロックは解
除されないので、盗難防止の効果は極めて大きい。
【0025】ところで、長期使用により送信機8の電源
たる電池7が消耗すると、イグニッションキー6から電
波信号を送信できなくなる。このため、電波信号によっ
てはドアのロックを解除できなくなる。このような場合
には、イグニッションキー6をキーシリンダ3のロータ
5に差し込んで、該ロータ5を特定の回転パターンでも
って正方向および逆方向に回動操作して両検出スイッチ
CおよびDをオンオフする。
【0026】今、両検出スイッチCおよびDのオンオフ
により、信号S1 およびS2 が図3の(a)および
(b)に示すように変化したとする。すると、マイクロ
コンピュータ13は、同図の(c)に示すように「11
010001」のシリアルコード信号を生成する。この
シリアルコード信号はマイクロコンピュータ13により
EEPROM14に記憶されたロック側シリアルコード
および解除側シリアルコードと比較される。そして、マ
イクロコンピュータ13は、シリアルコード信号がロッ
ク側シリアルコードと一致した場合には、直流モータ2
を正方向に回転させてドアをロックし、解除側シリアル
コードと一致した場合には、直流モータ2を逆方向に回
転させてドアのロックを解除する。
【0027】ここで、特にドアがロック状態にある場
合、生成されたシリアルコード信号がEEPROM14
に記憶されたロック側シリアルコードおよび解除側シリ
アルコードと異なる場合には、直流モータ2は通電され
ない。従って、自動車の所有者以外の者がキーシリンダ
3を操作してロータ5を回しても、これにより生成され
るシリアルコード信号がEEPROM14に記憶された
シリアルコードと一致する確率は皆無と言い得るので、
盗難防止上きわめて効果的である。
【0028】ところで、ロータ5を回動操作することに
より、シリアルコード信号を生成する場合の他の例とし
て、本実施例における両検出スイッチCおよびDのうち
の一方のスイッチ、例えば正転検出スイッチCを設け、
そのスイッチCがオンされると(ロータ5を中立位置か
ら矢印A方向に回転させたとき)、「1」のコード信号
を生成し、スイッチCがオフされると(ロータ5を矢印
B方向に回転させて中立位置に戻したとき)、「0」の
コード信号を生成するようにしたり、或いはスイッチC
を一定時間(数秒程度)オンし続けると「1」のコード
信号を生成し、瞬間的(0.5秒程度)オンさせると
「0」のコード信号を生成するように構成することも考
えられる。しかしながら、このようなコード信号生成条
件のものでは、要はロータ5を中立位置から矢印A方向
に回転させて中立位置に戻す操作の繰り返しであるか
ら、回転モードが単純であり、偶発的ではあるが、EE
PROM14に記憶されたシリアルコードと一致し易い
という問題がある。
【0029】しかしながら、本実施例では、ロータ5を
中立位置から矢印A方向に回転させて中立位置に戻す操
作と、逆にロータ5を中立位置から矢印B方向に回転さ
せて中立位置に戻す操作の順列組み合わせでシリアルコ
ード信号を生成することになるので、上述したようにE
EPROM14に記憶されたシリアルコードと偶発的に
一致する確率は皆無と言い得るものである。また、本実
施例では、ロータ5を中立位置に戻した場合にはコード
信号を生成しないので、操作手順を記憶する場合、中立
位置に戻すことを特別に意識せずとも済むようになり、
比較的容易に記憶できる。また、操作中、ロータ5を中
立位置に保持しておればコード信号は生成されないの
で、その中立位置での保持時間を次のコード(操作手
順)を思い出すための準備時間として活用できるという
実用上の効果が得られる。
【0030】その上、本実施例では、EEPROM14
に記憶されているシリアルコード内容は自動車の所有者
により任意に設定することができるので、盗難防止の上
で更に効果がある。
【0031】なお、マイクロコンピュータ13によるシ
リアルコード信号の生成条件は上記一実施例に限られる
ものではなく、図4に示すようなものであっても良い。
【0032】同図におけるシリアル信号生成条件は、第
1に、正転検出スイッチCがオンされ続けることによ
り、信号S1 のロウレベル状態が一定時間T継続する
と、その一定時間T経過の都度、「1」のコード信号を
生成し、同様に逆転検出スイッチDがオンされ続けるこ
とにより、信号S2 のロウレベル状態が一定時間T継続
すると、その一定時間T経過の都度、「0」のコード信
号を生成すること。このとき、一定時間T経過の都度、
報知手段、例えばブザーが鳴動して信号生成を報知す
る。条件の第2は、所定時間、新たな信号が生成されな
かった場合、それまでに生成された信号を一連のシリア
ルコード信号とすること。図3はこのような条件の元
に、「11010001」のシリアルコード信号が生成
されたことを示している。
【0033】その他、シリアルコード信号の生成途中
で、ロータ5の回転パターンを間違えたことに気付いた
とき、例えば図示しないドアハンドルを操作すると、そ
れまでに生成されたシリアル信号がクリアされるように
構成しても良い。
【0034】その他、本考案は上記し且つ図面に示す実
施例に限定されるものではなく、例えば空中伝播信号は
電波に限らず、超音波、赤外線等であっても良い等、そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが
できるものである。
【0035】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、空
中伝播信号が特定の信号であるときににのみ、電動ロッ
ク機構によりドアのロック解除が行われるように構成し
たことにより、イグニッションキーの送信機から空中伝
播信号を発しなかったり、或いは発しても特定の信号と
異なる内容の空中伝播信号であった場合には、ドアはロ
ックされたままとなるから、不正操作でドアのロック解
除がなされるおそれはない。
【0036】また、キーシリンダのロータが特定の回転
パターンで回されると、電動ロック機構によりドアのロ
ックが解除されるように構成したことにより、イグニッ
ションキーに設けられた送信機の電源である電池が消耗
して、空中伝播信号を発することができなくなった場合
でも、キーシリンダにキーを差し込んでそのロータを特
定のパターンで正逆方向に回転操作することにより、ド
アのロックを解除することができる。
【0037】しかも、ロータを中立位置から正方向に回
す操作と、中立位置から逆方向に回す操作との順列組み
合わせにより信号を生成するので、偶発的に正規の特定
の信号と一致しロック解除されてしまう確率は皆無に近
くなり、盗難防止上より効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す電気的構成図
【図2】キーシリンダとイグニッションキーを示す斜視
【図3】マイクロコンピュータへの入力信号と生成され
るシリアルコード信号との関係を示す図
【図4】本考案の他の実施例を示す図3相当図
【符号の説明】
1は電動ロック機構、2は直流モータ(アクチュエー
タ)、3はキーシリンダ 5はロータ、6はイグニッションキー、7は電池、8は
送信機、11はアンテナ、12は受信回路(受信手
段)、13はマイクロコンピュータ(第1および第2の
信号判別手段、信号発生手段)、16は切替スイッチ
(信号発生手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ▲高▼木 捷行 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番 地 株式会社東海理化電機製作所内 (56)参考文献 特開 平5−25966(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動アクチュエータを駆動源とし、この
    電動アクチュエータのロック動作および解除動作により
    ドアのロックおよびその解除を行う電動式ロック機構
    と、 前記ドアに設けられたキーシリンダと、 このキーシリンダに差し込まれるキーと、 このキーに設けられた電池およびこの電池を電源として
    空中伝播信号を発する送信手段と、 受信手段により受信した空中伝播信号が前記キーから送
    信された特定の信号であるとき前記電動アクチュエータ
    をロック動作および解除動作させる第1の信号判別手段
    と、 前記キーシリンダのロータが前記キーにより中立位置か
    ら一方向および他方向に回されるとその回転パターンに
    応じた信号を生成する信号生成手段と、 この信号生成手段により生成された信号が特定の信号で
    あるとき前記電動アクチュエータをロック動作および解
    除動作させる第2の信号判別手段とを具備してなるドア
    ロック装置。
JP2837192U 1992-04-28 1992-04-28 ドアロック装置 Expired - Lifetime JP2555214Y2 (ja)

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JPH0587177U JPH0587177U (ja) 1993-11-22
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