JP2554993Y2 - 産業車両のエアコン装置 - Google Patents

産業車両のエアコン装置

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JP2554993Y2
JP2554993Y2 JP1991111550U JP11155091U JP2554993Y2 JP 2554993 Y2 JP2554993 Y2 JP 2554993Y2 JP 1991111550 U JP1991111550 U JP 1991111550U JP 11155091 U JP11155091 U JP 11155091U JP 2554993 Y2 JP2554993 Y2 JP 2554993Y2
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JP
Japan
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air conditioner
bonnet
air
air conditioning
cab
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勉 井上
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小松フォークリフト株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はフォークリフトトラッ
ク等の産業車両において、エアコンやエンジンのメンテ
ナンス性を良くし、エアコン装置を運転者の運転操作の
邪魔にならないようにすると共に視界の邪魔にならず、
かつキャブ室内のスペースを広くし、暖気や冷気を効果
的に吹き出すように配設することに関する。
【0002】
【従来の技術】従来フォークリフトトラックにおけるエ
アコン装置の配置とその作用を図4〜図7を用いて説明
する。図4は側面図、図5は後面図、図6は斜視図であ
り、図7は図6に示したエアコン装置を一部改良した従
来のものの斜視図である。図においてキャブ(運転室)
aの内部で車両右側ボンネットb上にエアコンユニット
cが配設され、暖気は矢印dで示すように吹き出し、冷
気は矢印eで示すように吹き出す。fは配管カバー、g
はエアコンユニット配管であり、冷媒冷却用コンデンサ
h及び電動ファンiはカウンタウエイトjの上部に配設
されている。kは車両左側ボンネット、mは左右ボンネ
ット合わせ部、nはロックであり、左右のボッネットk
及びbはボンネット同転支点pを中心にして矢印qで示
す方向に開放することができるようになっている。rは
窓ガラス、sはシートであって、図6に示すようにシー
トsは左側ボンネットkに取り付けられている。tはエ
アクリーナで右側ボンネットb内に配設され、uはコン
プレッサ、vはドア回転支点、wはクラッチチェンジレ
バー、zはドアである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記図4〜図6に示し
た従来のエアコン装置の配設においては次のような問題
点があった。 (1)エアコンユニットcをボンネットb上に配設する
ため、クラッチチェンジレバーwを運転者が操作する
際、運転者の右手がエアコンユニットcに触れるように
なり、操作し難いものになった。 (2)上記(1)と同じ原因で、右側ドアの窓ガラス下
端部r(図5参照)よりもエアコンユニットcが高く
なり、右側地上付近の視界(矢印xで示す)を妨げてい
た。 (3)エアコンユニットcがキャブa室内をかなり占有
するため、狭苦しい感じを与えると共に、エアコンユニ
ットの配管カバーfが必要になるなど、外観上よいもの
とはいえなかった。 (4)暖気の吹き出し(矢印dで示す)位置が高く足元
への暖気が不十分であった。そこでこの対策として、従
来は図7に示すようにダクトyを追加し、吹き出し口y
よりdで示す矢印方向に暖気を足元へ吹き出す構成
をとったものがあるが、この追加ダクトyにより更に室
内が狭く見え、また外観も良くないものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用効果】この考案は
上記に鑑みなされたものであって、キャブを装着した産
業車両のエアコン装置において、左右方向に開閉可能な
左右2分割式のボンネットとし、その一方のボンネット
上にはオペレータシートを装着し、他方のボンネットに
は、その内部にエアクリーナをキャブ外に移設したこと
によりできたスペースを利用しエアコンユニットのほぼ
全体を内装すると共に、該エアコンユニットの上部をボ
ンネット上面程度の高さになるようにし、かつ該エアコ
ンユニットは、ボンネットと一体で横方向に引き出せる
ようにしたものである。上記構成によって次のような作
用効果を奏するものである。すなわち 1.左右のボンネットを開くことによりエンジンのメン
テナンス性がよくなる。 2.エアコンユニットが一方のボンネットを開くことに
より外に引き出せるので、エアコンのメンテナンス性も
よい。 3.エアクリーナのスペースを利用するためボンネット
部にコンパクトに納まるため、 クラッチレバー操作の邪魔にならない。 視界の邪魔にならない。 キャブ室内のスペースが広くなる。
【0005】
【実施例】以下に図面に基づいてこの考案の実施例につ
いて説明する。図1は側面図、図2は後面図、図3は斜
視図であって、ボンネットは左右方向に開閉可能な左右
2分割式となっており、2は右側ボンネット、11は左
側ボンネットを示す。キャブ1の内部で車両右側ボンネ
ット2にエアコンユニット3を嵌め込む穴2を設け、
エアコンユニット3をボンネット2の下端まで落とし込
んで固定する。そして上記従来の技術においては図4及
び図5に示すようにエアクリーナtは左側ボンネットb
内に在ったが、この考案においてはエアコンユニット3
を右側ボンネット2内に落とし込むスペースを設けるた
めに、図1に示すようにエアクリーナ20はカウンタウ
エイト10上でコンデンサ8の横に設けてある。9は電
動ファンである。
【0006】そしてエアコンユニット3はロック14を
外せば右側ボンネット2と一緒に回転支点16を中心に
して矢印17で示す方向に開放することができるように
なっている。13は左右ボンネット合わせ部である。1
8は窓ガラス、19はオペレータシートであって、該シ
ート19は図3に示すように左側ボンネット11に取り
付けられている21はコンプレッサ、26はドア、22
はドア同転支点である。そしてこの実施例においては図
2に示すように右側ドアの窓ガラス下端部18よりも
エアコンユニット3が低くなり、右側地上付近の視界
(矢印24で示す)が妨げられず、良くなるものであ
る。
【0007】暖気ダクト25は右側ボンネット2前方に
設けた吹き出し口25に連絡し、暖気は矢印4で示す
ように吹き出す。またエアコンユニット3は図2,図3
に示すように冷却吹き出し口部がボンネット2上から出
る程度の位置にし、クラッチチェンジレバー23のノブ
位置より低くして、冷気は矢印5で示すように吹き出
す。エアコンユニット配管7はボンネット2の内側にな
って、従来の技術におけるような配管のカバー(図4及
び図7にfで示す)は設けない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の要部側面図である。
【図2】同じく後面図である。
【図3】同じく斜視図である。
【図4】従来のエアコン装置配置の要部側面図である。
【図5】同じく後面図である。
【図6】同じく斜視図である。
【図7】同じく従来の改良型の斜視図である。
【符号の説明】
2 右側ボンネット 3 エアコンユニット 11 左側ボンネット 20 エアクリーナ 25 暖気用ダクト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブを装着した産業車両のエアコン装
    置において、 左右方向に開閉可能な左右2分割式のボン
    ネットとし、その一方のボンネ ット上にはオペレータシ
    ートを装着し、他方のボンネットには、その内部 にエア
    クリーナをキャブ外に移設したことによりできたスペー
    スを利用し てエアコンユニットのほぼ全体を内装すると
    共に、該エアコンユニットの 上部をボンネット上面程度
    の高さになるようにし、かつ該エアコンユニッ トは、ボ
    ンネットと一体で横方向に引き出せるようにしたことを
    特徴とす 産業車両のエアコン装置。
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JP7443293B2 (ja) * 2021-06-30 2024-03-05 株式会社クボタ 作業機
EP4365375A1 (en) * 2021-06-30 2024-05-08 Kubota Corporation Working machine

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