JP2554613B2 - 非晶質盗難防止用マ−カ− - Google Patents

非晶質盗難防止用マ−カ−

Info

Publication number
JP2554613B2
JP2554613B2 JP59019286A JP1928684A JP2554613B2 JP 2554613 B2 JP2554613 B2 JP 2554613B2 JP 59019286 A JP59019286 A JP 59019286A JP 1928684 A JP1928684 A JP 1928684A JP 2554613 B2 JP2554613 B2 JP 2554613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marker
values
follows
magnetic field
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59019286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59161794A (ja
Inventor
フィリップ・マロン・アンダーソン・ザ・サード
リュウスケ・ハセガワ
ロバート・マイケル・バンホーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honeywell International Inc
Original Assignee
AlliedSignal Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=23841191&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2554613(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by AlliedSignal Inc filed Critical AlliedSignal Inc
Publication of JPS59161794A publication Critical patent/JPS59161794A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2554613B2 publication Critical patent/JP2554613B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B5/00Visible signalling systems, e.g. personal calling systems, remote indication of seats occupied
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/22Electrical actuation
    • G08B13/24Electrical actuation by interference with electromagnetic field distribution
    • G08B13/2402Electronic Article Surveillance [EAS], i.e. systems using tags for detecting removal of a tagged item from a secure area, e.g. tags for detecting shoplifting
    • G08B13/2405Electronic Article Surveillance [EAS], i.e. systems using tags for detecting removal of a tagged item from a secure area, e.g. tags for detecting shoplifting characterised by the tag technology used
    • G08B13/2408Electronic Article Surveillance [EAS], i.e. systems using tags for detecting removal of a tagged item from a secure area, e.g. tags for detecting shoplifting characterised by the tag technology used using ferromagnetic tags
    • G08B13/2411Tag deactivation
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/22Electrical actuation
    • G08B13/24Electrical actuation by interference with electromagnetic field distribution
    • G08B13/2402Electronic Article Surveillance [EAS], i.e. systems using tags for detecting removal of a tagged item from a secure area, e.g. tags for detecting shoplifting
    • G08B13/2428Tag details
    • G08B13/2437Tag layered structure, processes for making layered tags
    • G08B13/2442Tag materials and material properties thereof, e.g. magnetic material details

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は盗難防止システムおよびこれに使用するマー
カーに関する。より詳細には、本発明による盗難防止用
マーカーの感度および信頼性を高める延性の非晶質金属
マーカーが提供される。
小売店および州立施設などからの書類、衣類、電気器
具などの物品の盗難は重大な問題である。盗難物品およ
びサービス減損を補充するために図書館などの施設が支
払う費用は年間60億ドルを越え、なお増加している。
このような物品の盗難を防止するために用いられるシ
ステムは、一般に、検出すべき対象に固定したマーカー
要素とこのマーカーが呼掛帯域を通過する際にマーカー
が発する信号を感知するように調整した計器からなる。
この種の窃盗検知システムに関する主要な問題の1つ
は、マーカーの信号が破壊されることを防ぐのが困難な
ことである。マーカーが破壊されまたは折り曲げられた
場合、信号は失われるかまたはその識別特性が損われる
状態に変化する。この種のマーカー折り曲げまたは破壊
は、マーカーの製造に際して、またその後従業員および
客が商品を取り扱う際に不注意に、あるいは意図的な物
品窃盗に関連して故意に起こる可能性がある。さらに、
保護すべき対象の表面は直線的でないことがしばしばあ
るため、これに固定されるマーカーは折り曲げられた状
態ないしは屈曲した状態を呈し、この状態に保たれるの
で、その信号識別性が損われる。
このような窃盗検知システムには、以前からパーマロ
イのような軟強磁性合金が使用されていた。しかしパー
マロイには、曲げられ、応力を受けると高調波周波数を
発生する能力を失うという重大な弱点があった。この弱
点をカバーするために、曲げられないように硬い容器に
収容するなどということも考えられたが、不便でありし
かも高価につく。
特開昭55−143695号公報により強磁性非晶質材料の延
性ストリップが提案された。このストリップはたわまさ
れたり曲げられたりした後でも信号識別性を失わないと
いう性質をもつものであった。しかし、同公報の記載の
ものは、応力を離して直線体に戻ったのちも信号識別性
を保持するが、応力をかけたままの状態、たとえば、瓶
のような曲面に取り付けた状態では信号識別性を実用レ
ベルで保持することができなかった。
本発明は、この問題、すなわち、応力をかけた場合、
応力を離して直線体に戻ったものはついてはもちろん、
応力をかけたままの状態でもすぐれた信号識別性を保持
するマーカー及びこれを使用するシステムを提供するこ
とを目的とする。
本発明により、与えられた磁場の存在下で識別信号特
性を生じうる非晶質強磁性金属マーカーが提供される。
このマーカーはこれが固定された商品の製造および取扱
いに際しての破損に耐え、応力下でその信号識別性を保
持する。
より詳細にいえば、本発明のマーカーは、呼掛帯域内
で与えられる入射磁場に対して高調波の関係にあり、か
つマーカーに信号識別性を与える選ばれたトーンを有す
る周波数で磁場を発生するように調整した磁気的窃盗検
知システム用マーカーであって、磁気歪値が+4×10-6
ないし−4×10-6の範囲、好ましくは+2×10-6ないし
−2×10-6の範囲にある非晶質強磁性材料から成り、細
長い延性のストリップであり、折り曲げられた、又は屈
曲するマーカーが折り曲げられ、又は屈曲させられた状
態にある間も、実質的に信号識別能力を保持するもので
あって、詳細に言えば、長さ10cm、幅0.3cm、厚さ35μ
mのストリップとした場合に、ストリップを1.5回ねじ
る応力下での25番目の高調波周波数振幅が、応力をかけ
る前のもとの値の少なくとも70%を保持するものである
マーカーであり、このような磁気的窃盗検知システムに
おいて使用するので本質的に適しているものである。
本発明のマーカーは本質的に式CoaFebNicXdBeより成
る組成を有する。式中XはCr、Mo、MnおよびNbのうち少
なくとも1種であり、a〜eは原子%であって、XがMn
の場合はdは6以下とするという条件で下記の条件を適
用することができ: (i) 14e17である場合、 (a) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 44a84 31a64 0<b10 または 10b18 0<c10 10c30 (b) 4d6の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 57a87 41a62 0<b10 または 10b16 0<c10 10c20 (c) 6d8の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 61a80 46a66 0<b10 または 10b14 0<c14 4c15 (ii) 17e20である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 58a83 30a63 0<b10 または 10b17 0<c10 10c38 (b) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 56a81 41a61 0<b10 または 10b15 0<c10 10c20 (c) 4d6の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 59a79 51a64 0<b10 または 10b13 0<c15 5c10 (iii) 20e23である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 55a78 40a58 0<b10 または 10b15 0<c10 10c20 (b) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 57a76 45a60 0<b10 または 10b13 0<c6 6c15 (iv) 23e26である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりである。
54a75 0<b10 0<c8。
さらに、本発明のマーカーは、本質的に式CoaFebNicX
dBeSifよりなる組成を有する。
式中XはCr、Mo、MnおよびNbのうち少なくとも1種で
あり、a〜fは原子%であって、XがMnの場合はdは6
以下とするという条件で下記の条件を適用することがで
き: (i) 14e17であり、10e17および0<f
7である場合、 (a) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 44a84 31a64 0<b10 または 10b18 0<c10 10c30 (b) 4d6の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 57a87 41a62 0<b10 または 10b16 0<c10 10c20 (c) 6d8の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 61a80 46a66 0<b10 または 10b14 0<c14 4c15 (ii) 17(e+f)20であり、12e20および
0<f8である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 58a83 30a63 0<b10 または 10b17 0<c10 10c38 (b) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 56a81 41a61 0<b10 または 10b15 0<c10 10c20 (c) 4d6の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 59a79 51a64 0<b10 または 10b13 0<c15 5c10 (iii) 20(e+f)23であり、8e23およ
び0<f15である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 55a78 40a58 0<b または 10b15 0<c10 10c20 (b) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりであり、 57a76 45a60 0<b10 または 10b13 0<c6 6c15 (iv) 23(e+f)26であり、5e26および
0<f20である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
は下記のとおりである。
54a75 0<b10 0<c8。
上に説明した各組成において、B又はB及びSiの合計
の2原子%までをC、Ge及びAlから成るグループから選
ばれた少くとも1種によって置換したものとすることが
できる。
応力をかけている間も高い信号識別能力を保持するも
のであるためには、磁気歪がほぼゼロ、すなわち詳細に
は+4×10-6ないし−4×10-6の範囲にあること、及び
組成が上記のものであることを要する。しかし、磁気歪
あるいは組成がこの範囲のものであるからといって、常
にそうであるわけではない。前記特開昭55−143695号公
報第4ページ左上欄第1表最下欄のFe5.5Co67.5Mo2B12S
i13の組成の合金は、磁気歪はほぼゼロといえるもの
(0.6×10-6)であるが、応力を加えた状態では長さ100
mm、幅3mm、厚さ35μmのストリップとした場合に信号
識別性保持率は11番目の調波の信号(mv)においてわず
か43%に過ぎない。これに対し、Co67.1Fe5.4Mo2Si13B
12.5の組成のものは同じ応力付加状態下で84%もの信号
識別性を示すことが明らかになった。本発明は、前記の
組成を有し、磁気歪値が+4×10-6ないし−4×10-6
範囲にある非晶質強磁性材料の細長い延性ストリップで
あって、しかも前記の条件下で、応力をかける前のもと
の値の少くとも70%の信号識別性を応力下で保持するも
のである。
本発明のマーカーはこれが固定されている商品の製造
および取扱いに際しての破損に耐え、折り曲げたまたは
屈曲した状態でもその信号識別性を保持する。
このマーカーは、このマーカーが固定されている物品
を呼掛帯域(interogation zone)内に存在させるとき
これに応答する磁気的検知システムに使用することによ
り大きな効果を発揮する。このシステムは呼掛帯域を区
画する(define)手段を含み、呼掛帯域内に磁場を発生
させる手段が備えられていて、この呼掛帯域を通過する
こととされた物品に、本発明の非晶質磁性金属マーカー
が固定される。
本発明のマーカーは、入射磁場(incident field)
の周波数の高調波(harmonics)の関係にある周波数で
磁場を発生することができる。入射磁場の周波数と高調
波関係にあるということは、再放射電磁場が、入射磁場
の周波数よりより高い周波数を有するものであることを
意味する。周波数の高調波はその周波数の整数倍数関係
にある。この周波数の中、マーカーに信号識別性(sign
al identity)を与えるトーンが選ばれる。入射する放
射線にさらされたマーカーは、入射放射線周波数のより
高い高調波周波数を有する電磁場を再放射する。再放射
周波数の中から、高調波関係にある1又はそれ以上の一
部又は全部の周波数のものが信号識別のために選択され
る。たとえば11番目とか25番目のものである。このよう
な「選ばれたトーン(selected tones)」は、外部的
原因に関係しないもの、たとえばショッピングカートの
材料によっては発生しないものが選ばれ、この選ばれた
トーンにおいてマーカーの識別性を与える。このような
再放射周波数がシステムが感知することができる信号を
発するので、ここに「信号識別性を与える選ばれたトー
ンをもつ」と表現することとする。検知手段は、呼掛帯
域付近でここにマーカーが存在することにより発生する
選ばれたトーンの高調波における磁場の変動を検知すべ
く調整されている。マーカーは、応力下、すなわち屈曲
し又は折り曲げられている間もその信号識別性を保持す
る。その結果本発明のマーカーを使用する窃盗検知シス
テムは折り曲げないしは屈曲により信号が破壊されるシ
ステムよりも操作に信頼性がある。
本発明は好ましい形態および添付の図面に関する詳細
な説明を参照することによってより良く理解され、かつ
他の利点も明らかになるであろう。
図面において、 第1図は本発明を適用した磁気的な窃盗検知システム
の構成図であり; 第2図は第1図のシステムの典型的な店内設置を図示
したものであり; 第3図は第1図のシステムに用いるように調整された
マーカーの等角投影図であり; 第4図は第1図のシステムに用いるように調整された
減感させうるマーカーの等角投影図であり;そして 第5図は本発明の非晶質強磁性金属マーカーの信号保
持能力を測定するために用いられる高調波信号振幅試験
装置を示す概略的な電気系統図である。
第1図および第2図には、呼掛帯域内に物品が存在す
ることに応答する磁気的な窃盗検知システム10が示され
る。このシステムは呼掛帯域内で与えられた入射磁場に
対して高調波の関係にあり、かつマーカーに信号識別性
を与える選ばれたトーンを有する周波数で磁場を発生す
るように調整した磁気的窃盗検知システムである。シス
テム10は呼掛帯域12を区画する手段をもつ。呼掛帯域12
内に磁場を発生させるための磁場発生手段14が備えられ
ている。呼掛帯域12を通過することが定められた物品19
にマーカー16を固定する。マーカーは磁気歪が前述の範
囲の、ほぼゼロである非晶質強磁性金属の細長い延性の
ストリップ18から成る。ストリップ18はさきに記載した
式CoaFebNicXdBe又はCoaFebNicXdBeSifより成る組成を
有し、かつ磁気歪値が+4×10-6ないし−4×10-6の範
囲にある非晶質強磁性材料の細長い延性スリップから成
り、さらに長さ10cm、幅0.3cm、厚さ35μmのストリッ
プとした場合に、ストリップを1.5回ねじる応力下での2
5番目の高調波周波数振幅が、応力をかける前のもとの
値の少くとも70%を保持するものから成る。
このマーカーは、入射磁場の周波数の高調波である周
波数の磁場を発生させることができるものである。この
周波数はマーカーに信号識別性を与える選ばれたトーン
をもつ。検知手段20は、呼掛帯域12付近でこの中にマー
カー16が存在することにより生じる高調波の選ばれたト
ーンにおける磁場の変化を検知すべく調整される。
一般にシステム10には店の出口26へ通じる通路の対向
する側に配置された一対のコイルユニット22,24が含ま
れる。警報器28を含む検知回路部品が出口26付近に位置
するキャビネット30内に収容される。販売用物品19、た
とえば衣類、電気器具、書籍などが店内に陳列されてい
る。各物品19には本発明に従って構成されたマーカー16
が固定されている。マーカー16には、普通は活性化され
た状態にある電気歪が+4×10-6ないし−4×10-6の範
囲の細長い延性の非晶質強磁性ストリップ18が含まれ
る。マーカー16が活性化された状態にある場合、物品19
が呼掛帯域12のコイルユニット22と24の間に置かれる
と、キャビネット30から警報を発生させる。システム10
は、このようにして物品19に許可なく店内から持ち出さ
れるのを防止する。
金銭登録機36付近のチェックアウトカウンター上に奪
活システム(deactivator system)38を配置する。奪
活システムは各登録機36に電線40によって電気的に接続
している。適正に支払われた物品19は奪活システム38の
開口42内へ置かれ、ここで呼掛帯域12のコイルユニット
22および24により発生したと同様な磁場がマーカー16に
与えられる。奪活システム38は、マーカー16が発する高
調波周波数の信号に応答してガウス回路(gaussing ci
rcit)を活性化すべく調整されている。ガウス回路は、
マーカー16を奪活された状態に置く高磁場をマーカー16
に与える。奪活されたマーカー16を伴う物品19が次いで
呼掛帯域12を通って運ばれてもキャビネット30内の警報
器28を作動させることはない。
マーカー16を伴う窃盗検知システム回路は、(1)呼
掛帯域内で入射磁場を発生しうるシステム、および
(2)呼掛帯域付近でこの中にマーカーが存在すること
により生じる選ばれた高調波周波数における磁場の変動
を検知しうるシステムのいずれであってもよい。このシ
ステムには一般に、発振器および増幅器から、変動する
磁場を発生させうるフレームアンテナを形成する導電性
コイルを経て、変動する電流を伝達する手段が含まれ
る。この種のアンテナ装置の一例はフランス特許第763,
681号明細書(1934年5月4日発行)に記載されてお
り、その記述を参考となしうる。
本発明の非晶質強磁性金属マーカーは、説明したとお
り、磁気歪値が+4×10-6ないし−4×10-6の範囲にあ
る非晶質強磁性材料であって前記の組成を有する細長い
延性のスリップ形状のものであり、一定条件下で応力下
で少くとも70%の信号識別性を保持するマーカーであ
る。このマーカーは入射磁場の高調波である周波数の磁
場を発生することができる。
本発明の範囲に含まれる非晶質強磁性マーカーの例を
下記の表I〜IIを示す。
表Iは、飽和誘導(Bs)0.6T、キュリー温度(θ
500゜K以上、および飽和磁気歪(λ)−4×10-6〜2.
5×10-6をもつCo−Fe−Ni−Mo−B−Siを基礎とするガ
ラス質合金の例を示す。
表IIは、Ni,Mn,Mo,Si,CおよびGeを含むガラス質のCo
−Fe−Bを基礎とする合金の例を示す。
磁気歪値が大きいため磁気的窃盗検知システム用マー
カーとして用いるのには不適当であることが認められた
非晶質合金の例を下記の表IIIに示す。
表 III 組成(原子%) λ(10-6 Fe82B12Si6 31 Fe78B13Si9 30 Fe81B13.5Si3.5C2 31 Fe67Co18B14Si1 35 本発明の非晶質強磁性金属マーカーは、希望する組成
の溶融物を、ガラス質合金技術の分野で周知の合金急冷
法[たとえば米国特許第3,856,513号、(チエンら)参
照]により少なくともほぼ105℃/秒の速度で冷却する
ことにより調製される。各成分の純度は、普通の商業行
為にみられるものである。
連続したリボン、線材、シートなどに加工するために
は各種の方法が用いられる。一般に、特定の組成を選
び、希望する割合の必要な元素の粉末または顆粒を溶
融、均質化し、溶融した合金を冷却面、たとえば急速に
回転している金属円筒上で急冷する。
この条件下で、準安定性の均質な延性材料が得られ
る。準安定なこの材料はガラス質であり、この場合は広
範囲の秩序はない。ガラス質合金のX線回折図は、無機
酸化物ガラスに見られるのと同様な拡散ハロのみを示
す。この種のガラス質合金はその後の取扱い、たとえば
マーカーの信号識別性を破壊することなく合金のリボン
から複雑なマーカーの形状を打抜くことができるほど十
分に延性であるためには、少なくとも50%がガラス質で
なければならない。卓越した延性を得るためには、好ま
しくはガラス質金属マーカーは少なくとも80%がガラス
質でなければならない。
準安定相は成分元素の固溶体であってもよい。本発明
のマーカーの場合、このような準安定性の固溶体相は結
晶性合金の加工技術の分野で採用される通常の処理技術
によっては必ずしも生成しない。固溶体合金のX線回折
図は、目的とする微粒状の微結晶に基づく若干のピーク
広がりを伴う、結晶性合金の特徴的な鋭い回折ピークを
示す。この種の準安定性材料も、上記の条件下で製造さ
れた場合、延性である。
本発明のマーカーは有利には箔状(またはリボン状)
で製造され、その材料がガラス質であっても固溶体であ
っても窃盗検知用に鋳造したままの状態で用いることが
できる。あるいは、複雑なマーカーの形の打抜きを意図
する場合にダイの寿命を延長させるために熱処理し、結
晶相(好ましくは微細粒子状の)を得ることもできる。
一部結晶性であり一部ガラス質のマーカーは、第2図に
示す型の奪活システム38により減感される(desensitiz
ed)のに特に適している。完全に非晶質の強磁性マーカ
ーストリップには1個または2個以上の小型の磁化しう
る要素44を備えることができる。この要素44はストリッ
プ18がもつよりも高い保磁力をもつ強磁性材料の結晶性
領域から作成される。さらに、全体が非晶質のマーカー
ストリップをスポット溶接し、干渉性もしくは非干渉性
の輻射線、帯電した粒子ビーム、直火、加熱されたワイ
ヤなどで熱処理して、一体化した磁化しうる要素44をス
トリップに施すことができる。さらに、この種の要素44
は、ストリップ18の鋳造中にストリップ18の冷却速度を
選択的に変えることにより、ストリップ18と一体化させ
ることができる。冷却速度の変更は、スロット付きの、
または急冷中に部分的に結晶化させるように調整された
加熱された部分を含む冷却面上で合金を急冷することに
より行うことができる。あるいは、鋳造に際し部分的に
結晶化する合金を選ぶことができる。鋳造中にリボンの
厚さを変えて、ストリップ18の一部に結晶性領域を生成
させることもできる。
磁性合金から最良の高調波応答(harmonic respons
e)を得るためには、合金のB−Hループができる限り
正方形であることが重要である。合金のB−Hループが
剪断型(shear−type)に変形した場合、高調波の出力
が低下することになる。
磁性金属ガラスの加工に要する急冷速度がきわめて大
きいため、合金中に大きな内部応力が残される。磁気歪
をもつ合金の場合、この内部応力がB−Hループの形状
に影響を与える。内部応力は熱処理によって低下させま
たは除くことができるが、これも合金を脆化させる傾向
をもつ。従って熱処理は内部応力によるB−Hループの
変形をなくすことができるが、望ましくない曲げ延性損
失を伴う。外的な機械的応力(すなわち折り曲げ、屈
曲、ねじり)は、熱処理をするかどうかにかかわらず、
磁気歪を有する合金のB−Hループを変形させる。
磁気歪値が+4×10-6ないし−4×10-6の範囲の合金
を用いることによって、一般には、応力と磁性との関連
が大幅に低下し、または除かれる。このような磁気歪ほ
ぼゼロの合金の場合は内部応力が磁性にはほとんど又は
全く影響を与えないので、この種の合金のB−Hループ
は、より高い磁気歪値をもつ磁気歪合金の場合に比べて
いっそう正方形でありうる。すなわち、同一の内部応力
をもつ鋳造したままのいかなる合金2種については、磁
気歪がほぼゼロである合金の方がより磁気歪の大きな合
金よりもいっそう正方形のB−Hループを含む可能性が
大きい。さらに、磁気歪ほぼゼロの合金の磁性は実質的
に外部応力(すなわち緩和な折り曲げ、屈曲、ねじり)
により影響されない。磁気歪値が+4×10-6〜−4×10
-6、好ましくは+2×10-6〜−2×10-6の範囲にある合
金は、正方形性が本発明の盗難防止システムの標的とし
て用いるのに適した合金となしうるB−Hループをも
つ。しかし、この条件のみでは、実際に信号識別性を得
る上で好ましいとはいえるが必ず達成できるとはいえな
い。本発明は、長さ10cm、幅0.3c、厚さ35μmのストリ
ップとした場合に、ストリップを1.5回ねじる応力下で
の25番目の高調波周波数振幅が応力をかける前のもとの
値の少なくとも70%を保持するものからなる。
一般にマーカー16の信号保持能力は一般にストリップ
18の飽和磁気歪の逆関数である。ストリップ18の磁気歪
がゼロに近づくのに伴って、マーカー16に信号識別性を
失うことなくかけることができる応力の大きさはストリ
ップ18の降伏強さに近づく。この大きさは、磁気歪値ゼ
ロのマーカーについて最大となる。従って、ストリップ
18の磁気歪の絶対値がゼロであるマーカー16が一般的に
は好ましいと言えよう。
要素44が永久磁化されると、それらの透磁率は実質的
に低下する。この磁化に伴う磁場はストリップ18にバイ
アスをかけ、これにより呼掛帯域12内の磁場に対する応
答を変化させる。ストリップ18は活性化された状態では
バイアスをかけられることがなく、その結果透磁率の高
い状態のストリップ18は磁場発生手段14によりこれに与
えられる磁場に対して著しい影響を示す。マーカー16は
要素44の磁化により奪活されて、ストリップ18の有効透
磁率を低下させる。透磁率が低下することにより磁場に
対するマーカー16の作用が著しく低下し、これによって
マーカー16はその信号識別性を失う(たとえばマーカー
16が磁場を歪ませまたは再形成する能力が低下する)。
この状態では、保護された物品19は警報器28を作動させ
ることなく呼掛帯域12を通過することができる。
本発明の非晶質強磁性マーカーは著しく延性である。
延性とは、ストリップ18を曲げて箔の厚さの10倍程度に
まで小さく、破断せずに丸めうることを意味する。本発
明のマーカーをこのように曲げてもこれに呼掛磁場を与
えた際にマーカーが発する磁気高調波周波数はほとんど
または全く破壊されることがない。その結果、マーカー
は(1)製造中(たとえば切断、打抜きその他ストリッ
プ18を希望する長さおよび構造に形成すること)および
所望により硬質の磁性チップをこれに適用してオン/オ
フ・マーカーを製造する際に、(2)マーカー16を保護
しようとする物品19に適用する際に、(3)物品19を従
業員および客が取扱う際に、また(4)システム10を逃
れるために計画された信号破壊の試みに際して、屈曲な
いしは折り曲げられるにもかかわらずその信号識別性を
保持する。さらに驚くべきことに、折り曲げないしは屈
曲が起こったのちマーカーは応力をかけられたままであ
るにもかかわらずマーカー16の信号識別性は保持され
る。
マーカー16による高調波周波数の発生は、入射磁場に
対するマーカー16の非直線的な磁化応答により起こる。
高透磁率−低保磁力の材料、たとえばパーマロイ、スー
パーマロイなどは、磁場の強さが材料を飽和するのに十
分な大きさである入射磁場の振幅領域でこのように非直
線的応答を生じる。非晶質強磁性材料は、比較的低い磁
場から飽和に近い高い磁場の値までに及ぶ著しく大きな
振幅にわたって非直線的な磁化応答を示す。このよう
に、非晶質強磁性材料がもつ非直線的磁化応答の振幅領
域が大であることにより、マーカー16が発する高調波周
波数の大きさ(magnitude of harmonics)及びその結
果として信号の強さが増す。この特徴によって、より低
い磁場を使用することを可能にし、誤報が除かれ、シス
テム10の検知信頼性が改善される。
以下の具体例は本発明をより完全に理解するために提
示される。本発明の原理および実際を説明するために示
された特定の手法、条件、材料および報告されたデータ
は例示であり、本発明の範囲を限定するものと解釈すべ
きではない。
例1 ロス・プリベンション・システムズの盗難防止システ
ム#123において、非晶質強磁性材料の細長いストリッ
プを試験した。それぞれ厚さ35μm、長さ10cmおよび幅
0.3cmをもつストリップの組成および磁気歪特性は下記
のとおりであった。
このロス・プリベンション・システムズの盗難防止シ
ステムにおいて、呼掛帯域12内にこの帯域の中央部にお
いて1.2エルステッド、この帯域の内壁付近において4.0
エルステッドと増大する磁場を与えた。このセキュリテ
ィ・システムは2.5kHzの周波数で操作された。
各ストリップをこのセキュリティ・システムの呼掛帯
域の内部を、壁に平行に2回通過させた。次いでこれら
のスリップを長さ10cmあたり1.5回のねじりをかけるこ
とにより屈曲させて応力を与えた状態となし、応力を与
えた状態で呼掛帯域12を通過させた。
この例の結果を次表に示す。
表 IV ストリップ番号 材料の状態 警報の作動 1 屈曲前 有 応力下 有 2 屈曲前 有 応力下 有 3 屈曲前 有 応力下 有 4 屈曲前 有 応力下 有 5 屈曲前 有 応力下 有 6 屈曲前 有 応力下 有 7 屈曲前 有 応力下 無 8 屈曲前 有 応力下 無 例2 本発明の非晶質盗難防止マーカーの信号保持能力を量
的に明示するために、強磁性非晶質材料からなる細長い
ストリップを製造した。これらのストリップを屈曲させ
る前および後に、高調波信号振幅試験装置100を用いて
信号強度を測定し、評価した。試験装置100の概略的な
電気系統図を第5図に示す。装置100は周波数2.5kHzの
シヌソイド信号を発生するための発振器101を含み、発
振器101は加磁場コイル(applied field coil)104に
順次接続した出力増幅器102を駆動させた。増幅器102の
電流出力は、加磁場コイル104内に1.0エルステッドの磁
場を生じるように調整された。d−c磁場は付加され
ず、コイル104はアース磁場に垂直に配向させた。加磁
場コイル104は密に外装した#14AWG絶縁銅線121回巻き
から構成されていた。コイル104は内径8cm、長さ45.7cm
であった。ピックアップコイル112は密に外装した#26A
WG絶縁銅線50回巻きから構成されていた。コイル112は
内径5.0cm、長さ5.0cmであった。マーカー試料110を、
加磁場コイル104の内側に同軸配置されたピックアップ
コイル112内へ入れた。ピックアップコイル112により発
生する電圧をスペクトル分析機114に導通した。マーカ
ー試料110による高調波周波数の応答の振幅をスペクト
ル分析機114により測定し、CRT上に表示した。
この高調波周波数発生試験装置100を用いて、例1に
示した材料からなるマーカー試料を試験した。各試料は
長さ10cmとした。試料をピックアップコイル112および
加磁場コイル104の内側に入れ、各試料110につき25番目
の高調波周波数の振幅を観察した。次いで試料を、長さ
方向にねじったらせん形のルーサイト型に付着させて応
力をかけた状態となし、応力下に前記のようにピックア
ップコイル112および加磁場コイル104の中へ入れ、これ
により発生する25番目の高調波の振幅を観察した。試料
の高調波信号振幅保持能力を下記の表Vに示す。
表Vに報告したデータが示すように、磁気歪ほぼゼロ
の非晶質強磁性材料からなる本発明の試料は応力をかけ
られた状態でそのもとの高調波周波数振幅の70%を保持
した。これに対し磁気歪がこれよりも大きな非晶質強磁
性試料は、ねじったのちにはもとの高調波周波数振幅の
20%以下を保持していたにすぎなかった。ねじりにより
生じた107ダイン/cm2以上の曲げ応力を加えた場合、磁
気歪ほぼゼロの標的以外のすべての標的をすべて損って
しまった。
以上に本発明につきかなり詳細に記述したが、これら
の詳細に固執する必要はなく、当業者には他の変更およ
び修正は自明であることは理解されるであろう。これら
はすべて特許請求の範囲に定められた本発明の範囲に含
まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した磁気的な窃盗検知システムの
構成図である。 第2図は第1図のシステムの典型的な店内設置を図示し
たものである。 第3図は第1図のシステムに用いるように調整されたマ
ーカーの等角投影図である。 第4図は第1図のシステムに用いるように調整された減
感させうるマーカーの等角投影図である。 第5図は本発明の非晶質強磁性金属マーカーの信号保持
能力を測定するために用いられる高調波信号振幅試験装
置を示す概略的な電気系統図である。 図面中の各記号は下記のものを表わす。 10:磁気窃盗検知システム;12:呼掛帯域;14:磁場発生手
段; 19:販売用物品;16:マーカー;18:非晶質強磁性金属スト
リップ; 20:検知手段;22,24:コイルユニット;28:警報器; 26:出口;30:キャビネット(検知回路部品);36:金銭登
録機; 38:奪活システム;40:電線;42:奪活システムの開口; 100:高調波信号振幅試験装置;101:発振器;102:増幅器; 104:加磁場コイル;114:スペクトル分析機; 110:マーカー試料;112:ピックアップコイル
フロントページの続き (72)発明者 リュウスケ・ハセガワ アメリカ合衆国ニュージャージー州 07960,モーリスタウン,ヒル・ストリ ート 29 (72)発明者 ロバート・マイケル・バンホーン アメリカ合衆国ニュージャージー州 07920,バスキング・リッジ,ギャロッ ピング・ヒル・ロード146 (56)参考文献 特開 昭55−143695(JP,A) 増本健編著「アモルファス金属の基 礎」(P.113−118)昭和57年11月25日 株式会社オーム社発行

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】呼掛帯域内で与えられる入射磁場に対して
    高調波の関係にあり、かつマーカーに信号識別性を与え
    る選ばれたトーンを有する周波数で磁場を発生するよう
    に調整した磁気的窃盗検知システム用マーカーであっ
    て、このマーカーが本質的に次式 CoaFebNicXdBe [式中XはCr、Mo、MnおよびNbのうち少なくとも1種で
    あり、a〜eは原子%であって、XがMnの場合はdは6
    以下とするという条件で下記の条件を適用することがで
    き: (i) 14e17である場合、 (a) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 44a84 31a64 0<b10 または 10b18 0<c10 10c30 (b) 4d6の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 57a87 41a62 0<b10 または 10b16 0<c10 10c20 (c) 6d8の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 61a80 46a66 0<b10 または 10b14 0<c14 4c15 (ii) 17e20である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 58a83 30a63 0<b10 または 10b17 0<c10 10c38 (b) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 56a81 41a61 0<b10 または 10b15 0<c10 10c20 (c) 4d6の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 59a79 51a64 0<b10 または 10b13 0<c15 5c10 (iii) 20e23である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 55a78 40a58 0<b10 または 10b15 0<c10 10c20 (b) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 57a76 45a60 0<b10 または 10b13 0<c6 6c15 (iv) 23e26である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりである。 54a75 0<b10 0<c8] より成る組成を有し、かつ磁気歪値が+4×10-6ないし
    −4×10-6の範囲にある非晶質強磁性材料の細長い延性
    ストリップから成り、さらに長い10cm、幅0.3cm、厚さ3
    5μmのストリップとした場合に、ストリップを1.5回ね
    じる応力下での25番目の高調波周波数振幅が、応力をか
    ける前のもとの値の少くとも70%を保持するものである
    マーカー。
  2. 【請求項2】非晶質強磁性材料中に存在するBの2原子
    %までが、C、GeおよびAlから成るグループから選ばれ
    た少なくとも1種により置換されている特許請求の範囲
    第1項記載のマーカー。
  3. 【請求項3】該材料が少なくとも6キロガウスの飽和誘
    導を示す特許請求の範囲第1項記載のマーカー。
  4. 【請求項4】磁気歪値が+2×10-6ないし−2×10-6
    範囲にある特許請求の範囲第1項記載のマーカー。
  5. 【請求項5】組成物が少なくとも150℃のキュリー温度
    をもつ特許請求の範囲第1項記載のマーカー。
  6. 【請求項6】マーカーがこれと一体化した少なくとも1
    個の磁化しうる部分を含み、この磁化しうる部分が非晶
    質材料のものより高い保持性をもつ特許請求の範囲第1
    項記載のマーカー。
  7. 【請求項7】磁化しうる部分が磁化されてストリップに
    バイアスをかけ、これによりマーカーが発する磁場の振
    幅を低下させるべく調整された特許請求の範囲第6項記
    載のマーカー。
  8. 【請求項8】磁化しうる部分が前記材料の結晶性領域か
    らなる特許請求の範囲第6項記載のマーカー。
  9. 【請求項9】呼掛帯域内で与えられる入射磁場に対して
    高調波の関係にあり、かつマーカーに信号識別性を与え
    る選ばれたトーンを有する周波数で磁場を発生するよう
    に調整した磁気的窃盗検知システム用マーカーであっ
    て、このマーカーが本質的に次式 CoaFebNicXdBeSif [式中XはCr、Mo、MnおよびNbのうち少なくとも1種で
    あり、a〜fは原子%であって、XがMnの場合はdは6
    以下とするという条件で下記の条件を適用することがで
    き: (i) 14e17であり、10e17および0<f
    7である場合、 (a) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 44a84 31a64 0<b10 または 10b18 0<c10 10c30 (b) 4d6の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 57a87 41a62 0<b10 または 10b16 0<c10 10c20 (c) 6d8の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 61a80 46a66 0<b10 または 10b14 0<c14 4c15 (ii) 17(e+f)20であり、12e20および
    0<f8である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 58a83 30a63 0<b10 または 10b17 0<c10 10c38 (b) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 56a81 41a61 0<b10 または 10b15 0<c10 10c20 (c) 4d6の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 59a79 51a64 0<b10 または 10b13 0<c5 5c10 (iii) 20(e+f)23であり、8e23およ
    び0<f15である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 55a78 40a58 0<b10 または 10b15 0<c10 10c20 (b) 2d4の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりであり、 57a76 45a60 0<b10 または 10b13 0<c6 6c15 (iv) 23(e+f)26であり、5e26および
    0f20である場合、 (a) 0<d2の場合は、a,bおよびcに関する値
    は下記のとおりである。 54a75 0<b10 0<c8] より成る組成を有し、かつ磁気歪値が+4×10-6ないし
    −4×10-6の範囲にある非晶質強磁性材料の細長い延性
    ストリップから成り、さらに長い10cm、幅0.3cm、厚さ3
    5μmのストリップとした場合に、ストリップを1.5回ね
    じる応力下での25番目の高調波周波数振幅が、応力をか
    ける前のもとの値の少くとも70%を保持するものである
    マーカー。
  10. 【請求項10】非晶質強磁性材料中に存在するBおよび
    Siの合計の2原子%までが、C、GeおよびAlから成るグ
    ループから選ばれた少なくとも1種により置換されてい
    る特許請求の範囲第9項記載のマーカー。
  11. 【請求項11】該材料が少なくとも6キロガウスの飽和
    誘導を示す特許請求の範囲第9項記載のマーカー。
  12. 【請求項12】磁気歪値が+2×10-6ないし−2×10-6
    の範囲にある特許請求の範囲第9項記載のマーカー。
  13. 【請求項13】組成物が少なくとも150℃のキュリー温
    度をもつ特許請求の範囲第9項記載のマーカー。
  14. 【請求項14】マーカーがこれと一体化した少なくとも
    1個の磁化しうる部分を含み、この磁化しうる部分が非
    晶質材料のものより高い保磁性をもつ特許請求の範囲第
    9項記載のマーカー。
  15. 【請求項15】磁化しうる部分が磁性されてストリップ
    にバイアスをかけ、これによりマーカーが発する磁場の
    振幅を低下させるべく調整された特許請求の範囲第14項
    記載のマーカー。
  16. 【請求項16】磁化しうる部分が前記材料の結晶性領域
    からなる特許請求の範囲第14項記載のマーカー。
JP59019286A 1983-02-04 1984-02-04 非晶質盗難防止用マ−カ− Expired - Lifetime JP2554613B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US463743 1983-02-04
US06/463,743 US4553136A (en) 1983-02-04 1983-02-04 Amorphous antipilferage marker

Related Child Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8063210A Division JP2666815B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー
JP8063205A Division JP2666813B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー
JP8063198A Division JP2666812B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー
JP8063208A Division JP2666814B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59161794A JPS59161794A (ja) 1984-09-12
JP2554613B2 true JP2554613B2 (ja) 1996-11-13

Family

ID=23841191

Family Applications (5)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59019286A Expired - Lifetime JP2554613B2 (ja) 1983-02-04 1984-02-04 非晶質盗難防止用マ−カ−
JP8063205A Expired - Lifetime JP2666813B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー
JP8063208A Expired - Lifetime JP2666814B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー
JP8063198A Expired - Lifetime JP2666812B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー
JP8063210A Expired - Lifetime JP2666815B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー

Family Applications After (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8063205A Expired - Lifetime JP2666813B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー
JP8063208A Expired - Lifetime JP2666814B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー
JP8063198A Expired - Lifetime JP2666812B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー
JP8063210A Expired - Lifetime JP2666815B2 (ja) 1983-02-04 1996-03-19 非晶質盗難防止用マーカー

Country Status (14)

Country Link
US (1) US4553136A (ja)
EP (1) EP0121649B2 (ja)
JP (5) JP2554613B2 (ja)
KR (1) KR910000821B1 (ja)
AT (1) ATE41834T1 (ja)
AU (1) AU576312B2 (ja)
CA (1) CA1213334A (ja)
DE (1) DE3477527D1 (ja)
DK (1) DK160062C (ja)
ES (1) ES8605914A1 (ja)
IE (1) IE55339B1 (ja)
IL (1) IL70837A (ja)
MX (1) MX157190A (ja)
ZA (1) ZA84460B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7526223B2 (en) 2005-05-10 2009-04-28 Ricoh Company, Ltd. Heat exhausting structure and image forming apparatus

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1234891A (en) * 1983-10-20 1988-04-05 746278 Ontario Limited D/B/A I.D. Systems Canada Security system label
US4686516A (en) * 1984-11-26 1987-08-11 Sensormatic Electronics Corporation Method, system and apparatus for use in article surveillance
US4654641A (en) * 1985-09-13 1987-03-31 Security Tag Systems, Inc. Frequency divider with single resonant circuit and use thereof as a transponder in a presence detection system
US4727360A (en) * 1985-09-13 1988-02-23 Security Tag Systems, Inc. Frequency-dividing transponder and use thereof in a presence detection system
EP0246237A1 (en) * 1985-11-19 1987-11-25 Pal Enterprises Patient alert locator
US4823113A (en) * 1986-02-27 1989-04-18 Allied-Signal Inc. Glassy alloy identification marker
US5015953A (en) * 1986-07-31 1991-05-14 Security Tag Systems, Inc. Magnetometer for detecting DC magnetic field variations
DE3717043A1 (de) * 1987-05-21 1988-12-15 Vacuumschmelze Gmbh Amorphe legierung fuer streifenfoermige sensorelemente
GB8713353D0 (en) * 1987-06-08 1987-07-15 Scient Generics Ltd Magnetic article surveillance systems
DE3880202T2 (de) * 1987-06-08 1993-08-05 Esselte Meto Int Gmbh Magnetische vorrichtungen.
EP0295085B1 (en) * 1987-06-08 1996-11-06 Esselte Meto International GmbH Article detection and/or recognition using magnetic devices
JP2713711B2 (ja) * 1987-11-17 1998-02-16 日立金属株式会社 防犯センサ用マーカ
GB8800879D0 (en) * 1988-01-15 1988-02-17 Scient Generics Ltd Location system
US5204526A (en) * 1988-02-08 1993-04-20 Fuji Electric Co., Ltd. Magnetic marker and reading and identifying apparatus therefor
ES2041990T3 (es) * 1988-04-18 1993-12-01 Security Tag Systems, Inc. Transpondedor de hilo amorfo division de frecuencias para ser utilizado en un sistema de deteccion de presencia.
US4910625A (en) * 1988-10-11 1990-03-20 Eastman Kodak Company Article surveillance apparatus and systems for computer data disks
US5003291A (en) * 1988-12-27 1991-03-26 Strom Olsen John O Ferromagnetic fibers having use in electronical article surveillance and method of making same
US5015992A (en) * 1989-06-29 1991-05-14 Pitney Bowes Inc. Cobalt-niobium amorphous ferromagnetic alloys
US5012380A (en) * 1989-08-24 1991-04-30 Eastman Kodak Company Article surveillance protection of flexible magnetic computer data storage disks
US4967184A (en) * 1989-09-19 1990-10-30 Eastman Kodak Company Computer disk with security protection
US5798693A (en) * 1995-06-07 1998-08-25 Engellenner; Thomas J. Electronic locating systems
US5988500A (en) * 1996-05-17 1999-11-23 Aveka, Inc. Antiforgery security system
US6053406A (en) * 1996-05-17 2000-04-25 Aveka, Inc. Antiforgery security system
US5783871A (en) * 1996-09-24 1998-07-21 Trw Inc. Apparatus and method for sensing a rearward facing child seat
EP0944910B1 (de) * 1996-12-13 2002-08-14 Vacuumschmelze GmbH Anzeigeelement für die verwendung in einem magnetischen diebstahlsicherungssystem
DE19732872C2 (de) * 1997-07-30 2002-04-18 Vacuumschmelze Gmbh Anzeigeelement für die Verwendung in einem magnetischen Diebstahlsicherungssystem
US6803118B2 (en) 1997-07-30 2004-10-12 Vacuumschmelze Gmbh Marker for use in a magnetic anti-theft security system
DE19740908C1 (de) 1997-09-17 1999-08-05 Vacuumschmelze Gmbh Anzeigeelement für die Verwendung in einem magnetischen Diebstahlsicherungssystem und Verfahren zur Herstellung eines Aktivierungsstreifens hierfür
US6011475A (en) 1997-11-12 2000-01-04 Vacuumschmelze Gmbh Method of annealing amorphous ribbons and marker for electronic article surveillance
US5942978A (en) * 1998-04-24 1999-08-24 Sensormatic Electronics Corporation Wireless transmitter key for EAS tag detacher unit
US6432226B2 (en) * 1999-04-12 2002-08-13 Alliedsignal Inc. Magnetic glassy alloys for high frequency applications
US6475303B1 (en) * 1999-04-12 2002-11-05 Honeywell International Inc. Magnetic glassy alloys for electronic article surveillance
DE19918589A1 (de) * 1999-04-23 2000-10-26 Vacuumschmelze Gmbh Magnetischer Markierstreifen und Verfahren zur Herstellung eines magnetischen Markierstreifens
US20020158761A1 (en) 2001-04-27 2002-10-31 Larry Runyon Radio frequency personnel alerting security system and method
US6693542B2 (en) 2001-11-15 2004-02-17 Ryusuke Hasegawa Electronic article surveillance markers for recorded media
JP4178867B2 (ja) * 2002-08-02 2008-11-12 ソニー株式会社 磁気抵抗効果素子及び磁気メモリ装置
DE10302646B4 (de) * 2003-01-23 2010-05-20 Vacuumschmelze Gmbh & Co. Kg Antennenkern und Verfahren zum Herstellen eines Antennenkerns
EP1586135A1 (de) 2003-01-23 2005-10-19 Vacuumschmelze GmbH & Co. KG Antennenkern
DE602005008910D1 (de) 2004-02-20 2008-09-25 Checkpoint Systems Inc System und verfahren zur authentifizierten ablösung von produktetiketten
DE102006047022B4 (de) * 2006-10-02 2009-04-02 Vacuumschmelze Gmbh & Co. Kg Anzeigeelement für ein magnetisches Diebstahlsicherungssystem sowie Verfahren zu dessen Herstellung
DE102006047021B4 (de) * 2006-10-02 2009-04-02 Vacuumschmelze Gmbh & Co. Kg Anzeigeelement für ein magnetisches Diebstahlsicherungssystem sowie Verfahren zu dessen Herstellung
US7432815B2 (en) 2006-10-05 2008-10-07 Vacuumschmelze Gmbh & Co. Kg Marker for a magnetic theft protection system and method for its production
WO2014164895A1 (en) * 2013-03-11 2014-10-09 Tyco Fire & Security Gmbh Systems and methods for verification of security tag detachment
US10068449B2 (en) 2015-12-18 2018-09-04 Tyco Fire & Security Gmbh RFID proximity tack for RFID detacher
DE102016222781A1 (de) 2016-11-18 2018-05-24 Vacuumschmelze Gmbh & Co. Kg Halbhartmagnetische Legierung für einen Aktivierungsstreifen, Anzeigeelement und Verfahren zum Herstellen einer halbhartmagnetischen Legierung

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR763681A (fr) * 1933-11-10 1934-05-04 Procédé de repérage des objets par modification d'un champ magnétique
US3856513A (en) * 1972-12-26 1974-12-24 Allied Chem Novel amorphous metals and amorphous metal articles
US4030892A (en) * 1976-03-02 1977-06-21 Allied Chemical Corporation Flexible electromagnetic shield comprising interlaced glassy alloy filaments
US4075618A (en) * 1976-07-15 1978-02-21 Minnesota Mining And Manufacturing Company Magnetic asymmetric antipilferage marker
US4150981A (en) * 1977-08-15 1979-04-24 Allied Chemical Corporation Glassy alloys containing cobalt, nickel and iron having near-zero magnetostriction and high saturation induction
US4298862A (en) * 1979-04-23 1981-11-03 Allied Chemical Corporation Amorphous antipilferage marker
US5358576A (en) * 1979-06-09 1994-10-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Amorphous materials with improved properties
DE2924280A1 (de) * 1979-06-15 1981-01-08 Vacuumschmelze Gmbh Amorphe weichmagnetische legierung
US4384281A (en) * 1980-10-31 1983-05-17 Knogo Corporation Theft detection apparatus using saturable magnetic targets

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
増本健編著「アモルファス金属の基礎」(P.113−118)昭和57年11月25日株式会社オーム社発行

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7526223B2 (en) 2005-05-10 2009-04-28 Ricoh Company, Ltd. Heat exhausting structure and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
AU576312B2 (en) 1988-08-25
CA1213334A (en) 1986-10-28
JPH0922492A (ja) 1997-01-21
IE55339B1 (en) 1990-08-15
ES529612A0 (es) 1986-04-16
IE840052L (en) 1984-08-04
IL70837A (en) 1990-01-18
EP0121649B2 (en) 1995-08-30
JP2666814B2 (ja) 1997-10-22
IL70837A0 (en) 1984-04-30
JP2666815B2 (ja) 1997-10-22
AU2360984A (en) 1984-08-09
JP2666812B2 (ja) 1997-10-22
DE3477527D1 (en) 1989-05-03
ES8605914A1 (es) 1986-04-16
ATE41834T1 (de) 1989-04-15
EP0121649B1 (en) 1989-03-29
DK48884A (da) 1984-08-05
DK160062B (da) 1991-01-21
JPH0922493A (ja) 1997-01-21
KR840009015A (ko) 1984-12-20
EP0121649A1 (en) 1984-10-17
DK48884D0 (da) 1984-02-03
JPH0922491A (ja) 1997-01-21
JP2666813B2 (ja) 1997-10-22
ZA84460B (en) 1984-08-29
DK160062C (da) 1991-06-10
JPS59161794A (ja) 1984-09-12
MX157190A (es) 1988-10-31
KR910000821B1 (ko) 1991-02-09
JPH0922494A (ja) 1997-01-21
US4553136A (en) 1985-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2554613B2 (ja) 非晶質盗難防止用マ−カ−
US4484184A (en) Amorphous antipilferage marker
EP0017801B1 (en) Amorphous antipilferage marker and detection system comprising same
JP3152862B2 (ja) 電子物品監視装置用磁気標識及び製造方法
CA1200871A (en) Surveillance system having magnetomechanical marker
JP3955624B2 (ja) 機械的共振マーカー監視システム用金属ガラス合金
EP0096182B1 (en) Coded surveillance system having magnetomechanical marker
US4622543A (en) Surveillance system having acoustic magnetomechanical marker
US4495487A (en) Amorphous antipilferage marker
JP3955623B2 (ja) 機械的に共振するマーカーによる監視装置用の金属ガラス合金
EP0078401B1 (en) Amorphous antipilferage marker
USRE32427E (en) Amorphous antipilferage marker
USRE32428E (en) Amorphous antipilferage marker
JP2002505374A (ja) 機械的共振マーカ監視システム用の金属ガラス合金
USRE35042E (en) Amorphous antipilferage marker

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term