JP2554450B2 - フレームシンクロナイザおよびこれを使用した信号切り替え装置 - Google Patents
フレームシンクロナイザおよびこれを使用した信号切り替え装置Info
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- JP2554450B2 JP2554450B2 JP5317060A JP31706093A JP2554450B2 JP 2554450 B2 JP2554450 B2 JP 2554450B2 JP 5317060 A JP5317060 A JP 5317060A JP 31706093 A JP31706093 A JP 31706093A JP 2554450 B2 JP2554450 B2 JP 2554450B2
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- H04N5/073—Arrangements or circuits at the transmitter end for mutually locking plural sources of synchronising signals, e.g. studios or relay stations
- H04N5/0736—Arrangements or circuits at the transmitter end for mutually locking plural sources of synchronising signals, e.g. studios or relay stations using digital storage buffer techniques
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Television Systems (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Synchronizing For Television (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、次世代EDTV(E
DTV−II)などのようなワイド画面の高精細度テレビ
ジョン信号を外部テレビジョン信号として使用し、これ
を局内テレビジョン信号にフレーム同期させるような場
合に適用して好適なフレームシンクロナイザおよびこれ
を使用した信号切り替え装置に関する。
DTV−II)などのようなワイド画面の高精細度テレビ
ジョン信号を外部テレビジョン信号として使用し、これ
を局内テレビジョン信号にフレーム同期させるような場
合に適用して好適なフレームシンクロナイザおよびこれ
を使用した信号切り替え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】局内に設置された放送用テレビカメラ同
士はそのカラーフレームが同期するように駆動されてい
るのでフレーム同期については特に問題とはならない
が、局外から伝送されてきたテレビジョン信号と局内テ
レビジョン信号とを切り替えるようなときはこのフレー
ム同期を考慮した信号切り替え装置が使用される。
士はそのカラーフレームが同期するように駆動されてい
るのでフレーム同期については特に問題とはならない
が、局外から伝送されてきたテレビジョン信号と局内テ
レビジョン信号とを切り替えるようなときはこのフレー
ム同期を考慮した信号切り替え装置が使用される。
【0003】図5はその一例を示す信号切り替え装置1
0の具体例であって、端子11a〜11cは局内に設置
されたこの例では3台のテレビカメラから得られる局内
テレビジョン信号Sa〜Scの入力端子であり、これら
はスイッチャー14に供給される。
0の具体例であって、端子11a〜11cは局内に設置
されたこの例では3台のテレビカメラから得られる局内
テレビジョン信号Sa〜Scの入力端子であり、これら
はスイッチャー14に供給される。
【0004】端子13は局外テレビジョン信号が供給さ
れる入力端子であって、種々の伝送系を介して伝送され
た外部信号である。この局外テレビジョン信号(以下外
部テレビジョン信号という)Soとしてはテレビカメラ
とは同期していないVTRの再生信号なども含まれるも
のとする。
れる入力端子であって、種々の伝送系を介して伝送され
た外部信号である。この局外テレビジョン信号(以下外
部テレビジョン信号という)Soとしてはテレビカメラ
とは同期していないVTRの再生信号なども含まれるも
のとする。
【0005】外部テレビジョン信号と局内テレビジョン
信号とは一般に同期していないので、通常入力端子13
とスイッチャー14との間にはフレーム同期をとるため
のフレームシンクロナイザ(FS)30が設けられ、局
内テレビジョン信号とのフレーム同期がとられた状態で
スイッチャー14に供給される。コントロールCPU
(制御部)16からはフレームシンクロナイザ30に対
してリードライト信号が与えられる他、目的のテレビジ
ョン信号を選択するような場合にスイッチング信号SW
がスイッチャー14に与えられる。コントロールCPU
16には端子13および17を介して局内外のカラーフ
レーム信号などが与えられる。
信号とは一般に同期していないので、通常入力端子13
とスイッチャー14との間にはフレーム同期をとるため
のフレームシンクロナイザ(FS)30が設けられ、局
内テレビジョン信号とのフレーム同期がとられた状態で
スイッチャー14に供給される。コントロールCPU
(制御部)16からはフレームシンクロナイザ30に対
してリードライト信号が与えられる他、目的のテレビジ
ョン信号を選択するような場合にスイッチング信号SW
がスイッチャー14に与えられる。コントロールCPU
16には端子13および17を介して局内外のカラーフ
レーム信号などが与えられる。
【0006】NTSC方式の場合、カラーサブキャリア
の位相は4フィールド完結であるので、4フィールド単
位でカラーフレームの位相が合うようにカラー映像信号
を遅延させればよいが、そうするとオーディオ信号との
差が開きすぎるので、特に局内と外部とを結んだ同時中
継放送のようなとき音声の遅れが目立ち違和感を与え
る。
の位相は4フィールド完結であるので、4フィールド単
位でカラーフレームの位相が合うようにカラー映像信号
を遅延させればよいが、そうするとオーディオ信号との
差が開きすぎるので、特に局内と外部とを結んだ同時中
継放送のようなとき音声の遅れが目立ち違和感を与え
る。
【0007】このようなことを考慮して、ビデオ信号の
遅延量をできるだけ少なくして同時中継時の違和感を解
消すると共に局内テレビジョン信号とのフレーム同期が
とれるようにするため、従来ではフレームシンクロナイ
ザ30において2フィールド遅延プラス2画素シフト処
理を行なっている。
遅延量をできるだけ少なくして同時中継時の違和感を解
消すると共に局内テレビジョン信号とのフレーム同期が
とれるようにするため、従来ではフレームシンクロナイ
ザ30において2フィールド遅延プラス2画素シフト処
理を行なっている。
【0008】これは、カラー映像信号を4fsc(fscは
カラーサブキャリア周波数)でディジタル変換したとき
の例であって、このように4fscでディジタル変換すれ
ば4画素でカラー位相が一巡するから、2フィールド遅
延によってカラー位相を180°シフトしておき、これ
にさらに2画素分(180°位相分)シフトさせれば、
2フィールド遅延だけでカラー位相を局内のカラー位相
に合わせ込むことができるからである。
カラーサブキャリア周波数)でディジタル変換したとき
の例であって、このように4fscでディジタル変換すれ
ば4画素でカラー位相が一巡するから、2フィールド遅
延によってカラー位相を180°シフトしておき、これ
にさらに2画素分(180°位相分)シフトさせれば、
2フィールド遅延だけでカラー位相を局内のカラー位相
に合わせ込むことができるからである。
【0009】そのため、フレームシンクロナイザ30で
は外部テレビジョン信号に同期したライトクロックWC
Kでディジタル化されたテレビジョン信号がライトさ
れ、局内テレビジョン信号に同期したリードクロックで
上述したリードタイミングを保持しながらリードされ
る。
は外部テレビジョン信号に同期したライトクロックWC
Kでディジタル化されたテレビジョン信号がライトさ
れ、局内テレビジョン信号に同期したリードクロックで
上述したリードタイミングを保持しながらリードされ
る。
【0010】ところで、このようなフレーム同期処理は
全てのテレビジョン信号に適用できるものではない。特
に、高精細度化を指向したテレビジョン信号が外部テレ
ビジョン信号であるときには上述した従来の処理をその
まま適用できない。
全てのテレビジョン信号に適用できるものではない。特
に、高精細度化を指向したテレビジョン信号が外部テレ
ビジョン信号であるときには上述した従来の処理をその
まま適用できない。
【0011】高精細度テレビジョン信号とは次のような
信号を指す。現行のTV放送信号はインタレース信号で
あるが、このインタレース信号との互換性を取りながら
高解像度化を図ることができるTV放送信号の1つとし
て走査線が1フィールド当たり525本(NTSC方式
の場合)のEDTV方式が知られている。
信号を指す。現行のTV放送信号はインタレース信号で
あるが、このインタレース信号との互換性を取りながら
高解像度化を図ることができるTV放送信号の1つとし
て走査線が1フィールド当たり525本(NTSC方式
の場合)のEDTV方式が知られている。
【0012】EDTV方式のなかでもハイビジョン放送
のようにワイド画面化を指向するテレビジョン方式(次
世代EDTV方式と呼ばれるもので、EDTV−IIと呼
称する)が提案されている。
のようにワイド画面化を指向するテレビジョン方式(次
世代EDTV方式と呼ばれるもので、EDTV−IIと呼
称する)が提案されている。
【0013】ハイビジョン放送の画面のアスペクト比は
16:9である。EDTV−II方式もこれと同じアスペ
クト比である。EDTV−II方式は現行テレビジョン方
式との両立性を図りながら高解像度化を目指すものであ
るから、EDTV−II方式のテレビジョン信号でも現行
アスペクト比(4:3)の画面に適合するような信号形
態(上下画面の一部が無画面部となるようなレターボッ
クスタイプなど)が採用されている。
16:9である。EDTV−II方式もこれと同じアスペ
クト比である。EDTV−II方式は現行テレビジョン方
式との両立性を図りながら高解像度化を目指すものであ
るから、EDTV−II方式のテレビジョン信号でも現行
アスペクト比(4:3)の画面に適合するような信号形
態(上下画面の一部が無画面部となるようなレターボッ
クスタイプなど)が採用されている。
【0014】図6にその一例を示す。図は現行アスペク
ト比の画面20にEDTV−II方式の映像を映したとき
の画面構成を示すもので、画面中央部に主画面部21が
あり、この主画面部21の映像が現行アスペクト比の画
面20に映すときの映像となる。
ト比の画面20にEDTV−II方式の映像を映したとき
の画面構成を示すもので、画面中央部に主画面部21が
あり、この主画面部21の映像が現行アスペクト比の画
面20に映すときの映像となる。
【0015】主画面部21の上下余白部分は上下無画面
部22A,22Bであって、現行アスペクト比の映像に
悪影響を及ぼさないように無画面(実際は黒に近い灰
色)となるような処理がなされている。
部22A,22Bであって、現行アスペクト比の映像に
悪影響を及ぼさないように無画面(実際は黒に近い灰
色)となるような処理がなされている。
【0016】上下無画面部22A,22Bを構成する映
像信号は補強信号と言われるもので、これは高精細化用
映像のときに使用される信号であり、水平高域信号や垂
直高域信号などが使用される。
像信号は補強信号と言われるもので、これは高精細化用
映像のときに使用される信号であり、水平高域信号や垂
直高域信号などが使用される。
【0017】主画面部21は180本の水平ライン数で
あるのに対し、上下無画面部22A,22Bはそれぞれ
30本の水平ライン数が当てがわれる。トータル60本
の水平ライン数に対して主画面を構成する映像信号の補
強信号を割り振る必要があることから、補強信号を1/
3に圧縮して上下無画面部22A,22Bに挿入してい
る。
あるのに対し、上下無画面部22A,22Bはそれぞれ
30本の水平ライン数が当てがわれる。トータル60本
の水平ライン数に対して主画面を構成する映像信号の補
強信号を割り振る必要があることから、補強信号を1/
3に圧縮して上下無画面部22A,22Bに挿入してい
る。
【0018】図6では上下無画面部22A,22Bが水
平方向に対して3分割され、上方の無画面部22Aには
主画面部21のうち例えば上側90本の水平ライン数に
対する補強信号が3つに分割されて挿入される。図7に
示すように例えば第1〜第30水平ラインに関連した補
強信号(圧縮画像データ)は分割領域23Aに、第31
〜第60水平ラインに対する補強信号は分割領域23B
に、第61〜第90水平ラインに対する補強信号は分割
領域23Cにそれぞれ挿入されて上下無画面部22Aが
構成される。下部の上下無画面部22Bには下側の90
水平ラインについて同様な処理が行なわれて挿入され
る。
平方向に対して3分割され、上方の無画面部22Aには
主画面部21のうち例えば上側90本の水平ライン数に
対する補強信号が3つに分割されて挿入される。図7に
示すように例えば第1〜第30水平ラインに関連した補
強信号(圧縮画像データ)は分割領域23Aに、第31
〜第60水平ラインに対する補強信号は分割領域23B
に、第61〜第90水平ラインに対する補強信号は分割
領域23Cにそれぞれ挿入されて上下無画面部22Aが
構成される。下部の上下無画面部22Bには下側の90
水平ラインについて同様な処理が行なわれて挿入され
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】主画面信号の画素位置
を示す番号と同じ番号を、それに対応する補強信号の画
素位置を示す番号として用いた場合、図7からも明らか
なように主画面部21の水平方向の画素位置と上下無画
面部22Aを構成する分割領域に挿入される補強信号の
画素位置とは一致していない。これは上述したように補
強信号の圧縮処理と分割領域への分散挿入処理を行なう
からに他ならない。
を示す番号と同じ番号を、それに対応する補強信号の画
素位置を示す番号として用いた場合、図7からも明らか
なように主画面部21の水平方向の画素位置と上下無画
面部22Aを構成する分割領域に挿入される補強信号の
画素位置とは一致していない。これは上述したように補
強信号の圧縮処理と分割領域への分散挿入処理を行なう
からに他ならない。
【0020】このように画素位置が一致しないために、
局内カラーフレームと同期をとるために外部テレビジョ
ン信号に対するフレーム同期処理を行なったとき、特に
2画素シフト処理を行なったときには、主画面信号と補
強信号との画素関係がずれてしまうという問題が発生す
る。
局内カラーフレームと同期をとるために外部テレビジョ
ン信号に対するフレーム同期処理を行なったとき、特に
2画素シフト処理を行なったときには、主画面信号と補
強信号との画素関係がずれてしまうという問題が発生す
る。
【0021】図8はこれを説明するための図であって、
同図Aは補強信号の画素位置を示すもので、これを1/
3に圧縮すると同図Bのようになり、この圧縮補強信号
をデコード(伸長処理)することによって同図Cのよう
に元の補強信号が復元される。復元されたこの補強信号
が主画面信号に加えられるなどの所定の信号処理が施さ
れて高精細化用の映像が再現される。
同図Aは補強信号の画素位置を示すもので、これを1/
3に圧縮すると同図Bのようになり、この圧縮補強信号
をデコード(伸長処理)することによって同図Cのよう
に元の補強信号が復元される。復元されたこの補強信号
が主画面信号に加えられるなどの所定の信号処理が施さ
れて高精細化用の映像が再現される。
【0022】上述したようにフレーム同期をとるために
は2画素シフト処理を行なう必要がある。2画素シフト
処理は実際には図8Dに示すように無意味な信号
(「×」印で示す)を2画素分出力した後で実際の圧縮
補強信号を出力するように読み出し処理を行なうのと等
価である。
は2画素シフト処理を行なう必要がある。2画素シフト
処理は実際には図8Dに示すように無意味な信号
(「×」印で示す)を2画素分出力した後で実際の圧縮
補強信号を出力するように読み出し処理を行なうのと等
価である。
【0023】この圧縮補強信号の復元処理では、最初に
出力された画素は同図Bに示す最初の圧縮補強信号であ
るものとして処理されるため、同図Eのように復元され
ることになる。しかし、実際には2画素シフトされた状
態で復元処理を行なわなければならないので、本来なら
同図Fのように復元されなければならない。誤った復元
処理が実行されてしまう。
出力された画素は同図Bに示す最初の圧縮補強信号であ
るものとして処理されるため、同図Eのように復元され
ることになる。しかし、実際には2画素シフトされた状
態で復元処理を行なわなければならないので、本来なら
同図Fのように復元されなければならない。誤った復元
処理が実行されてしまう。
【0024】そこで、この発明は上述した課題を解決し
たものであって、EDTV−IIのような高精細度テレビ
ジョン信号が外部テレビジョン信号として供給されたよ
うなときでも正しく復元処理ができるようなフレームシ
ンクロナイザおよびこれを使用した信号切り替え装置を
提案するものである。
たものであって、EDTV−IIのような高精細度テレビ
ジョン信号が外部テレビジョン信号として供給されたよ
うなときでも正しく復元処理ができるようなフレームシ
ンクロナイザおよびこれを使用した信号切り替え装置を
提案するものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明においては外部テレビジ
ョン信号を局内テレビジョン信号にフレーム同期させる
ようにしたフレームシンクロナイザにおいて、外部テレ
ビジョン信号として主画面信号に補強信号を加えて画質
を改善するようにしたワイド画面の高精細度テレビジョ
ン信号が使用されると共に、この外部テレビジョン信号
が供給されるメモリを有し、外部テレビジョン信号と局
内テレビジョン信号のフレーム周期が1フレーム以上離
れているときは上記メモリより所定時間遅れて上記外部
テレビジョン信号が読み出され、読み出された外部テレ
ビジョン信号のうち上記補強信号のみローパスフィルタ
特性が付与されたことを特徴とするものである。
め、請求項1に記載された発明においては外部テレビジ
ョン信号を局内テレビジョン信号にフレーム同期させる
ようにしたフレームシンクロナイザにおいて、外部テレ
ビジョン信号として主画面信号に補強信号を加えて画質
を改善するようにしたワイド画面の高精細度テレビジョ
ン信号が使用されると共に、この外部テレビジョン信号
が供給されるメモリを有し、外部テレビジョン信号と局
内テレビジョン信号のフレーム周期が1フレーム以上離
れているときは上記メモリより所定時間遅れて上記外部
テレビジョン信号が読み出され、読み出された外部テレ
ビジョン信号のうち上記補強信号のみローパスフィルタ
特性が付与されたことを特徴とするものである。
【0026】請求項5に記載されたこの発明では、複数
の局内テレビジョン信号と外部テレビジョン信号が供給
されるスイッチング手段と、上記外部テレビジョン信号
の伝送路に設けられたフレームシンクロナイザと、上記
スイッチング手段とフレームシンクロナイザをそれぞれ
コントロールする制御手段とで構成され、上記外部テレ
ビジョン信号としては主画面信号に補強信号を加えて画
質を改善するようにしたワイド画面の高精細度テレビジ
ョン信号が使用され、上記フレームシンクロナイザは、
上記外部テレビジョン信号が供給されるメモリを有し、
外部テレビジョン信号と局内テレビジョン信号のフレー
ム周期が1フレーム以上離れているときは上記メモリよ
り所定時間遅れて上記外部テレビジョン信号が読み出さ
れ、読み出された外部テレビジョン信号のうち上記補強
信号のみローパスフィルタ特性が付与されるようになさ
れたことを特徴とするものである。
の局内テレビジョン信号と外部テレビジョン信号が供給
されるスイッチング手段と、上記外部テレビジョン信号
の伝送路に設けられたフレームシンクロナイザと、上記
スイッチング手段とフレームシンクロナイザをそれぞれ
コントロールする制御手段とで構成され、上記外部テレ
ビジョン信号としては主画面信号に補強信号を加えて画
質を改善するようにしたワイド画面の高精細度テレビジ
ョン信号が使用され、上記フレームシンクロナイザは、
上記外部テレビジョン信号が供給されるメモリを有し、
外部テレビジョン信号と局内テレビジョン信号のフレー
ム周期が1フレーム以上離れているときは上記メモリよ
り所定時間遅れて上記外部テレビジョン信号が読み出さ
れ、読み出された外部テレビジョン信号のうち上記補強
信号のみローパスフィルタ特性が付与されるようになさ
れたことを特徴とするものである。
【0027】
【作用】請求項1に係るフレームシンクロナイザに関し
てのみその作用を説明すると、図8のように圧縮補強信
号の復元処理では、最初に出力された画素は同図Bに示
す最初の圧縮補強信号であるものとして処理され、実際
には2画素シフトされた状態で復元処理を行なわなけれ
ばならないので、同図Fのように復元されなければなら
ない。
てのみその作用を説明すると、図8のように圧縮補強信
号の復元処理では、最初に出力された画素は同図Bに示
す最初の圧縮補強信号であるものとして処理され、実際
には2画素シフトされた状態で復元処理を行なわなけれ
ばならないので、同図Fのように復元されなければなら
ない。
【0028】同図Fに示す補強信号は同図Gに示すよう
な圧縮補強信号(図3の破線図示の画素位置)から復元
することができ、破線図示の圧縮補強信号は同図Dの圧
縮補強信号を用いてフィルタリング処理を行なえばよ
い。そのために同図Fのように画素位置を補正するには
補強信号に対してだけローパスフィルタ50を用いたフ
ィルタリング処理が行なわれる。
な圧縮補強信号(図3の破線図示の画素位置)から復元
することができ、破線図示の圧縮補強信号は同図Dの圧
縮補強信号を用いてフィルタリング処理を行なえばよ
い。そのために同図Fのように画素位置を補正するには
補強信号に対してだけローパスフィルタ50を用いたフ
ィルタリング処理が行なわれる。
【0029】
【実施例】続いて、この発明に係るフレームシンクロナ
イザおよびこれを使用した信号切り替え装置の一例をE
DTV−II対応の映像処理装置に適用した場合につき、
図面を参照して詳細に説明する。
イザおよびこれを使用した信号切り替え装置の一例をE
DTV−II対応の映像処理装置に適用した場合につき、
図面を参照して詳細に説明する。
【0030】この発明においても図5に示す信号切り替
え装置10を使用して局内のテレビジョン信号の切り替
えおよび局内と局外からの外部テレビジョン信号との切
り替えがカラーフレームを同期させた状態で行なわれる
ことは従来と同じである。
え装置10を使用して局内のテレビジョン信号の切り替
えおよび局内と局外からの外部テレビジョン信号との切
り替えがカラーフレームを同期させた状態で行なわれる
ことは従来と同じである。
【0031】この信号切り替え装置10に使用されるフ
レームシンクロナイザ30としてこの発明では図1のよ
うに構成されたものが使用される。
レームシンクロナイザ30としてこの発明では図1のよ
うに構成されたものが使用される。
【0032】端子13に供給される外部テレビジョン信
号Soは現行方式のテレビジョン信号の他に上述したよ
うな補強信号を有する高精細度テレビジョン信号などが
供給される。本例では説明の都合上後者のテレビジョン
信号のみが供給されるものとする。このテレビジョン信
号は上述したようにディジタル変換されているものとす
る。
号Soは現行方式のテレビジョン信号の他に上述したよ
うな補強信号を有する高精細度テレビジョン信号などが
供給される。本例では説明の都合上後者のテレビジョン
信号のみが供給されるものとする。このテレビジョン信
号は上述したようにディジタル変換されているものとす
る。
【0033】この外部テレビジョン信号はメモリ31に
供給されてフレーム同期するようなリードタイミングを
保持したリード、ライト処理(遅延処理)が行なわれ
る。この遅延処理は局内フレームとの差が所定フレーム
以上のとき始めて行なわれる。そのため、局内フレーム
との差を検出すべくカラーフレーム検出手段32が設け
られ、これより出力された外部テレビジョン信号のカラ
ーフレーム信号がCPU35に供給される。
供給されてフレーム同期するようなリードタイミングを
保持したリード、ライト処理(遅延処理)が行なわれ
る。この遅延処理は局内フレームとの差が所定フレーム
以上のとき始めて行なわれる。そのため、局内フレーム
との差を検出すべくカラーフレーム検出手段32が設け
られ、これより出力された外部テレビジョン信号のカラ
ーフレーム信号がCPU35に供給される。
【0034】同時に端子11aなどに供給される局内テ
レビジョン信号Siがカラーフレーム検出手段34に供
給され、局内カラーフレーム信号がCPU35に供給さ
れて外部カラーフレーム信号との差が求められる。局内
クロック源から局内カラーフレーム信号を得てもよい。
レビジョン信号Siがカラーフレーム検出手段34に供
給され、局内カラーフレーム信号がCPU35に供給さ
れて外部カラーフレーム信号との差が求められる。局内
クロック源から局内カラーフレーム信号を得てもよい。
【0035】局内フレームとの差が1フレーム(2フィ
ールド)以内であるときにはカラーフレーム同期処理は
必要ではないから、この場合には局内フレームに同期し
たリードクロックRCKに基づいて読み出された外部テ
レビジョン信号が第1のスイッチング手段36および第
2のスイッチング手段37を介して出力端子38に無処
理のままで出力される。そのようなスイッチング処理と
なるような切り替えパルスPaがCPU35で生成され
る。
ールド)以内であるときにはカラーフレーム同期処理は
必要ではないから、この場合には局内フレームに同期し
たリードクロックRCKに基づいて読み出された外部テ
レビジョン信号が第1のスイッチング手段36および第
2のスイッチング手段37を介して出力端子38に無処
理のままで出力される。そのようなスイッチング処理と
なるような切り替えパルスPaがCPU35で生成され
る。
【0036】第1のスイッチング手段36を始めとして
以後説明するスイッチング手段は何れもトランジスタな
どの電子スイッチが使用されるものとする。
以後説明するスイッチング手段は何れもトランジスタな
どの電子スイッチが使用されるものとする。
【0037】局内フレームとの差が1フレーム以上ある
ときは上述したカラーフレーム同期処理を行なうべく2
フィールドプラス2画素分の遅延処理が行なわれた状態
でメモリ31から外部テレビジョン信号が読み出され
る。そして、この検出状態のときには第1と第2のスイ
ッチング手段36,37は共にb接点側に切り替えられ
る。
ときは上述したカラーフレーム同期処理を行なうべく2
フィールドプラス2画素分の遅延処理が行なわれた状態
でメモリ31から外部テレビジョン信号が読み出され
る。そして、この検出状態のときには第1と第2のスイ
ッチング手段36,37は共にb接点側に切り替えられ
る。
【0038】この切り替え状態となると第1のスイッチ
ング手段36の後段に接続された画素位置補正手段40
が動作して補強信号に対する補正処理が行なわれる。
ング手段36の後段に接続された画素位置補正手段40
が動作して補強信号に対する補正処理が行なわれる。
【0039】画素位置補正手段40は前後に第3と第4
のスイッチング手段41,44を有し、これらは図2に
示すような補強信号に対応した切り替えパルスPbによ
ってスイッチング制御される。39はこの切り替えパル
スPbの生成手段であり、走査位置が主画面部21に位
置するときは接点c側に切り替えられ、上下無画面部2
2A,22Bに位置するときは接点d側に切り替えられ
る。
のスイッチング手段41,44を有し、これらは図2に
示すような補強信号に対応した切り替えパルスPbによ
ってスイッチング制御される。39はこの切り替えパル
スPbの生成手段であり、走査位置が主画面部21に位
置するときは接点c側に切り替えられ、上下無画面部2
2A,22Bに位置するときは接点d側に切り替えられ
る。
【0040】主画面部21では無処理であり、このとき
は時間調整用の1画素分の遅延時間に設定された遅延素
子42,43だけが介在され、上下無画面部22A、2
2Bのときは画素位置補正用のローパスフィルタ50が
介在される。ローパスフィルタ50はディジタルローパ
スフィルタであって、図は最も簡単な構成例である。
は時間調整用の1画素分の遅延時間に設定された遅延素
子42,43だけが介在され、上下無画面部22A、2
2Bのときは画素位置補正用のローパスフィルタ50が
介在される。ローパスフィルタ50はディジタルローパ
スフィルタであって、図は最も簡単な構成例である。
【0041】ローパスフィルタ50による画素位置補正
を次に説明する。補強信号にあって2画素シフト後の圧
縮補強信号は図8Dのようになるから、画素を横軸にし
て図示すると、画素位置(2,5,8,・・・)との関
係から読み出された図8Dの圧縮補強信号は図3実線図
示のようになる。
を次に説明する。補強信号にあって2画素シフト後の圧
縮補強信号は図8Dのようになるから、画素を横軸にし
て図示すると、画素位置(2,5,8,・・・)との関
係から読み出された図8Dの圧縮補強信号は図3実線図
示のようになる。
【0042】これに対して、2画素シフトした状態の圧
縮補強信号に対する正しい復元補強信号は図8Fのよう
になり、図8Fの圧縮補強信号は同図Gに示す圧縮補強
信号を復元したのと等価になる。
縮補強信号に対する正しい復元補強信号は図8Fのよう
になり、図8Fの圧縮補強信号は同図Gに示す圧縮補強
信号を復元したのと等価になる。
【0043】したがって図8Fに示す2画素シフト後の
正しい補強信号を復元するには、図3破線図示の画素位
置(0,3,6,9,・・・)に圧縮補強信号が位置す
るように補正すればよい。この位置補正は例えば直線補
間によって実現できる。図の例では1:2の割合で前後
する圧縮補強信号(実線位置)を補間することによって
破線位置の圧縮補強信号が得られるからである。
正しい補強信号を復元するには、図3破線図示の画素位
置(0,3,6,9,・・・)に圧縮補強信号が位置す
るように補正すればよい。この位置補正は例えば直線補
間によって実現できる。図の例では1:2の割合で前後
する圧縮補強信号(実線位置)を補間することによって
破線位置の圧縮補強信号が得られるからである。
【0044】そのため、図1に示すように1画素分遅延
する遅延素子52が設けられると共に原補強信号に対し
ては1/3に重み付けする係数器51が設けられ、遅延
補強信号に対しては2/3に重み付けする係数器53が
設けられ、それぞれの出力が加算器54にて合成され
る。この重み付け処理と合成処理によって図3の破線図
示の位置に画素位置が補正される。ディジタルフィルタ
リング処理において、重み係数の合計が1となるのは周
知のようにローパスフィルタ処理である。
する遅延素子52が設けられると共に原補強信号に対し
ては1/3に重み付けする係数器51が設けられ、遅延
補強信号に対しては2/3に重み付けする係数器53が
設けられ、それぞれの出力が加算器54にて合成され
る。この重み付け処理と合成処理によって図3の破線図
示の位置に画素位置が補正される。ディジタルフィルタ
リング処理において、重み係数の合計が1となるのは周
知のようにローパスフィルタ処理である。
【0045】ローパスフィルタ処理された圧縮補強信号
は第4のスイッチング手段44を介して第2のスイッチ
ング手段37に供給されることによって、出力端子38
にはカラーフレームの同期がとられ、なおかつ正しく画
素シフトされた圧縮補強信号を含む外部テレビジョン信
号Soを得ることができる。
は第4のスイッチング手段44を介して第2のスイッチ
ング手段37に供給されることによって、出力端子38
にはカラーフレームの同期がとられ、なおかつ正しく画
素シフトされた圧縮補強信号を含む外部テレビジョン信
号Soを得ることができる。
【0046】図4は画素位置補正手段40の他の例であ
って、この例ではディジタルローパスフィルタ50とし
て5段の遅延素子61〜65を使用した場合である。こ
の段数に伴って6個の係数器71〜76が設けられ、そ
れぞれの重み係数と極性は例えば図示のように選ばれ、
係数器出力はそれぞれ対応する4個の加算器81〜84
にて合成されると共に最終的には加算器85によってま
とめられる。
って、この例ではディジタルローパスフィルタ50とし
て5段の遅延素子61〜65を使用した場合である。こ
の段数に伴って6個の係数器71〜76が設けられ、そ
れぞれの重み係数と極性は例えば図示のように選ばれ、
係数器出力はそれぞれ対応する4個の加算器81〜84
にて合成されると共に最終的には加算器85によってま
とめられる。
【0047】この加算器85の出力が画素位置が補正さ
れた圧縮補強信号の出力となる。主画面信号SMの伝送
路には圧縮補強信号SSに対する遅延時間を合わせるた
めに4段にわたる遅延素子51〜54が設けられること
になる。
れた圧縮補強信号の出力となる。主画面信号SMの伝送
路には圧縮補強信号SSに対する遅延時間を合わせるた
めに4段にわたる遅延素子51〜54が設けられること
になる。
【0048】このように多数の係数器を使用してディジ
タルローパスフィルタ50を構成する場合には、よりオ
リジナルに近いレベルを持つ画素位置補正後の補強信号
を再現できることになる。したがって実施例以外でもデ
ィジタルローパスフィルタ50の構成は種々採り得る。
タルローパスフィルタ50を構成する場合には、よりオ
リジナルに近いレベルを持つ画素位置補正後の補強信号
を再現できることになる。したがって実施例以外でもデ
ィジタルローパスフィルタ50の構成は種々採り得る。
【0049】このディジタルローパスフィルタ50の構
成では、遅延素子62の後段の位置を時間軸の基準点に
設定した場合、遅延素子61と62が存在するからこの
フィルタ自身において2画素分の遅延(サンプリングク
ロックを4fscとしたとき)が生じる。したがって、こ
の場合にはメモリ31において2画素分シフトさせて外
部テレビジョン信号を読み出す必要はなくなる。
成では、遅延素子62の後段の位置を時間軸の基準点に
設定した場合、遅延素子61と62が存在するからこの
フィルタ自身において2画素分の遅延(サンプリングク
ロックを4fscとしたとき)が生じる。したがって、こ
の場合にはメモリ31において2画素分シフトさせて外
部テレビジョン信号を読み出す必要はなくなる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るフレーム
シンクロナイザでは外部テレビジョン信号として補強信
号などが含まれる高精細度テレビジョン信号が入力した
ようなときでもそのカラーフレームを局内のカラーフレ
ームに音声とのずれを最小にした状態で同期させること
ができると共に、カラーフレームを同期させるに伴って
発生する補強信号と主画面信号とのズレも簡単に補正で
きる特徴を有する。
シンクロナイザでは外部テレビジョン信号として補強信
号などが含まれる高精細度テレビジョン信号が入力した
ようなときでもそのカラーフレームを局内のカラーフレ
ームに音声とのずれを最小にした状態で同期させること
ができると共に、カラーフレームを同期させるに伴って
発生する補強信号と主画面信号とのズレも簡単に補正で
きる特徴を有する。
【0051】したがって、これを使用した信号切り替え
装置を局内設備とするときにはテレビジョン方式の異な
るソースでも特に問題を起こすことなくマッチングさせ
ることができる。
装置を局内設備とするときにはテレビジョン方式の異な
るソースでも特に問題を起こすことなくマッチングさせ
ることができる。
【0052】したがって、この発明は上述したEDTV
−II対応の局内放送設備などに適用して好適である。
−II対応の局内放送設備などに適用して好適である。
【図1】この発明に係る信号切り替え装置に使用される
フレームシンクロナイザの一例を示す系統図である。
フレームシンクロナイザの一例を示す系統図である。
【図2】切り替えパルスの説明図である。
【図3】補強信号を復元するための画素位置補正状態を
示す図である。
示す図である。
【図4】この発明に係るフレームシンクロナイザに使用
されるディジタルローパスフィルタの他の例を示す系統
図である。
されるディジタルローパスフィルタの他の例を示す系統
図である。
【図5】局内で使用される信号切り替え装置の一例を示
す系統図である。
す系統図である。
【図6】EDTV−II方式の信号構成を示す図である。
【図7】主画面画像データと上下無画面用圧縮データと
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図8】2画素シフト後の補強信号復元の説明図であ
る。
る。
14 スイッチャー 11a〜11c 局内テレビジョン信号入力端子 13 外部テレビジョン信号入力端子 30 フレームシンクロナイザ 31 メモリ 32,34 カラーフレーム検出手段 40 画素位置補正手段 50 ディジタルローパスフィルタ
Claims (8)
- 【請求項1】外部テレビジョン信号を局内テレビジョン
信号にフレーム同期させるようにしたフレームシンクロ
ナイザにおいて、 外部テレビジョン信号として主画面信号に補強信号を加
えて画質を改善するようにしたワイド画面の高精細度テ
レビジョン信号が使用されると共に、 この外部テレビジョン信号が供給されるメモリを有し、
外部テレビジョン信号と局内テレビジョン信号のフレー
ム周期が1フレーム以上離れているときは上記メモリよ
り所定時間遅れて上記外部テレビジョン信号が読み出さ
れ、 読み出された外部テレビジョン信号のうち上記補強信号
のみローパスフィルタ特性が付与されたことを特徴とす
るフレームシンクロナイザ。 - 【請求項2】 上記高精細度外部テレビジョン信号とし
てはレターボックス形式の高精細度テレビジョン信号が
使用され、 上記補強信号としてはデータ圧縮されたものが使用され
たことを特徴とする請求項1記載のフレームシンクロナ
イザ。 - 【請求項3】 上記ローパスフィルタとして使用される
ディジタルローパスフィルタは、 1画素分の遅延時間に選ばれた単一の遅延素子と、遅延
された信号および非遅延信号とにそれぞれ所定の重み係
数を与える複数の係数器と、係数器出力を加算する加算
器とで構成されたことを特徴とする請求項1記載のフレ
ームシンクロナイザ。 - 【請求項4】 上記ローパスフィルタとして使用される
ディジタルローパスフィルタは、 1画素分の遅延時間に選ばれた5個の遅延素子と、遅延
されたこれらの信号と非遅延信号とにそれぞれ所定の重
み係数を与える複数の係数器と、係数器出力を加算する
加算器とで構成されたことを特徴とする請求項1記載の
フレームシンクロナイザ。 - 【請求項5】複数の局内テレビジョン信号と外部テレビ
ジョン信号が供給されるスイッチング手段と、 上記外部テレビジョン信号の伝送路に設けられたフレー
ムシンクロナイザと、 上記スイッチング手段とフレームシンクロナイザをそれ
ぞれコントロールする制御手段とで構成され、 上記外部テレビジョン信号としては主画面信号に補強信
号を加えて画質を改善するようにしたワイド画面の高精
細度テレビジョン信号が使用され、 上記フレームシンクロナイザは、上記外部テレビジョン
信号が供給されるメモリを有し、 外部テレビジョン信号と局内テレビジョン信号のフレー
ム周期が1フレーム以上離れているときは上記メモリよ
り所定時間遅れて上記外部テレビジョン信号が読み出さ
れ、 読み出された外部テレビジョン信号のうち上記補強信号
のみローパスフィルタ特性が付与されるようになされた
ことを特徴とする信号切り替え装置。 - 【請求項6】上記高精細度外部テレビジョン信号として
はレターボックス形式の高精細度テレビジョン信号が使
用され、 上記補強信号としてはデータ圧縮されたものが使用され
たことを特徴とする請求項5記載の信号切り替え装置。 - 【請求項7】 上記ローパスフィルタとして使用される
ディジタルローパスフィルタは、 1画素分の遅延時間に選ばれた単一の遅延素子と、遅延
された信号および非遅延信号とにそれぞれ所定の重み係
数を与える複数の係数器と、係数器出力を加算する加算
器とで構成されたことを特徴とする請求項5記載の信号
切り替え装置。 - 【請求項8】 上記ローパスフィルタとして使用される
ディジタルローパスフィルタは、 1画素分の遅延時間に選ばれた5個の遅延素子と、遅延
されたこれらの信号と非遅延信号とにそれぞれ所定の重
み係数を与える複数の係数器と、係数器出力を加算する
加算器とで構成されたことを特徴とする請求項5記載の
信号切り替え装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317060A JP2554450B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | フレームシンクロナイザおよびこれを使用した信号切り替え装置 |
US08/305,264 US5495293A (en) | 1993-12-16 | 1994-09-13 | Frame synchronizer and a signal switching apparatus |
CA002132754A CA2132754A1 (en) | 1993-12-16 | 1994-09-23 | Frame synchronizer and a signal switching apparatus |
EP94114997A EP0659015A1 (en) | 1993-12-16 | 1994-09-23 | Frame synchronizer and a signal switching apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317060A JP2554450B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | フレームシンクロナイザおよびこれを使用した信号切り替え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07177377A JPH07177377A (ja) | 1995-07-14 |
JP2554450B2 true JP2554450B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=18083977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5317060A Expired - Lifetime JP2554450B2 (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | フレームシンクロナイザおよびこれを使用した信号切り替え装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5495293A (ja) |
EP (1) | EP0659015A1 (ja) |
JP (1) | JP2554450B2 (ja) |
CA (1) | CA2132754A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6469741B2 (en) | 1993-07-26 | 2002-10-22 | Pixel Instruments Corp. | Apparatus and method for processing television signals |
US6040871A (en) * | 1996-12-27 | 2000-03-21 | Lucent Technologies Inc. | Method and apparatus for synchronizing video signals |
US6317166B1 (en) * | 1998-08-31 | 2001-11-13 | Immersive Media Company | Synchronization frame generator for multichannel imaging system |
ATE344594T1 (de) * | 1998-12-10 | 2006-11-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Arithmetische filtervorrichtung |
JP3110010U (ja) * | 2005-01-25 | 2005-06-09 | 船井電機株式会社 | ビデオカセットレコーダ一体型光ディスク装置および映像信号装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3888169T2 (de) * | 1987-12-07 | 1994-06-09 | British Broadcasting Corp | Datenübertragung in aktiver bildperiode. |
US4912549A (en) * | 1988-09-07 | 1990-03-27 | Rca Licensing Corporation | Video signal synchronization system as for an extended definition widescreen television signal processing system |
US5294983A (en) * | 1990-06-01 | 1994-03-15 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Field synchronization system with write/read pointer control |
GB9012326D0 (en) * | 1990-06-01 | 1990-07-18 | Thomson Consumer Electronics | Wide screen television |
DE4039307A1 (de) * | 1990-10-01 | 1992-04-02 | Thomson Brandt Gmbh | Fernsehuebertragungssystem und decoder fuer ein fernsehuebertragungssystem |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP5317060A patent/JP2554450B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-09-13 US US08/305,264 patent/US5495293A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-09-23 EP EP94114997A patent/EP0659015A1/en not_active Ceased
- 1994-09-23 CA CA002132754A patent/CA2132754A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2132754A1 (en) | 1995-06-17 |
JPH07177377A (ja) | 1995-07-14 |
EP0659015A1 (en) | 1995-06-21 |
US5495293A (en) | 1996-02-27 |
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