JP2554074Y2 - 連続式水洗機 - Google Patents

連続式水洗機

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JP2554074Y2
JP2554074Y2 JP1991032490U JP3249091U JP2554074Y2 JP 2554074 Y2 JP2554074 Y2 JP 2554074Y2 JP 1991032490 U JP1991032490 U JP 1991032490U JP 3249091 U JP3249091 U JP 3249091U JP 2554074 Y2 JP2554074 Y2 JP 2554074Y2
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drum
laundry
washing machine
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water
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敏夫 服部
敦士 上田
修司 山田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ホテル用リネン類、病
院基準寝具等を洗濯する連続式水洗機に関する。
【0002】
【従来の技術】図3において、1はドラムであり、図示
せぬ駆動装置により、所定方向に回転して被洗物10を
水洗処理する円筒状の回転槽であり、このドラム1の外
側には固定のドレンボックス2,5及び加熱ボックス
3,4が図示せぬフレームに固着されている。6,7は
仕切板であり、ドラム1の内側にスパイラル状に溶接さ
れていて、予洗ゾーンX及び予洗ゾーンXと本ゾーン
Yの境界槽、本ゾーンYとすすぎゾーンZの境界槽は
隣り合う槽の水が流れ込まない様な仕切板6が設けられ
ている。また、他の槽における仕切板7には、図4に示
す様に多数の洗浄水通流孔8が設けられており、回転ド
ラム1内の洗浄液9はこの洗浄水通流孔8を通って、前
記被洗物10と逆方向又は同方向に流れる様になってい
る。
【0003】図4の11はリップシールである。ドラム
1は回転する為、固定のドレンボックス2,5及び加熱
ボックス3,4とのシールの為にリップシール11が取
付けられている。通常リップシール11は、ドレンボッ
クス2,5、加熱ボックス3,4の固定側に図示せぬボ
ルトで固着されている。リップシール11の材質を弾性
ゴムとする事によって、このゴムの弾性力でドラム1の
シール面で摺動する構造として洗浄液9の漏れを防いで
いる。
【0004】図3の15は浸し水タンクであり、被洗物
10がドラム1内に供給される時、同時に該タンク15
から浸し水が供給され、被洗物10を短時間に濡らして
汚れを落ちやすくする。
【0005】16はリサイクルタンクであり、すすぎ水
20がロータリージョイント18を経由してドラム内に
供給される。このすすぎ水20は被洗物10をすすいだ
後、ドレンボックス5に取付けられている高さ調節可能
な水位調整管21からオーバーフローして、回転ドラム
1内の水位を一定に保つと共に、リサイクルタンク16
に蓄えられる。
【0006】17は水回収タンクであり、回転ドラム1
から洗濯済みの被洗物10と共に排出された洗浄液9を
蓄えるためのタンクであり、浸し水タンク15へポンプ
171で一定量の洗浄液が供給される。この時、リサイ
クルタンク16からもポンプ161で一定量の洗浄液9
が供給され、これらの混合液が浸し水として使用され
る。
【0007】22は本洗供給管であり、通常リサイクル
タンク16から一定量の洗浄液9がポンプ162によっ
て本供給管22を経て加熱ボックス4へ供給される。こ
の時、加熱ボックス4に取付けられている高さ調節可能
な水位調節管23に固着されているバルブ24は閉じた
状態となっている。
【0008】ここで供給された洗浄液9は、被洗物10
と反対方向に流れてドレンボックス2の高さ調節可能な
水位調節管26からドラム1外へ排出される。通常は、
バルブ28は開いた状態となっていて、加熱ボックス4
に供給された洗浄液9が排出できる構造となっている。
【0009】25はドレン水排出管であり、ドレンボッ
クス2に固着されていて、ドレンボックス2の底面に沈
澱した汚れをエアシリンダー27を作用させて排出する
ものである。エアシリンダー27は図示せぬタイマーに
よって一定時間作用の後、閉じる構造となっている。
【0010】31は洗浄液供給管であり、ドレンボック
ス2の情報から洗浄用液を供給する供給管であり、通常
は回収タンク17から、又は図示せぬ温水タンクから図
示せぬポンプで一定量供給される。35はリサイクルタ
ンクの排水バルブであり、色落ちしやすい被洗物10を
処理した時、リサイクルタンク16の水を排水可とする
バルブである。36は本洗用新水供給管であり、リサイ
クルタンク16内の水が使用できない時の水源である。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】ドラム回転と共にドラ
ム内に取り付けられたビータにより洗濯物がドラム内下
部から上部へと持ち上げられる。この持ち上げられた洗
濯物が持ち上がり限界角度を超えてドラム底面(下面)
に落下した時にドラム壁より受ける機械力(衝撃力)
が、回転ドラム内での洗浄性に大きく関与する。換言す
れば落下する洗濯物がドラム底面において、大きなたた
き力を得られれば、洗浄力向上に連ながる。
【0012】従来は各槽のドラム形状が単なる円筒型で
あり、ドラム底面に落下した洗濯物の表面がドラム壁か
ら受ける機械力(衝撃力)は小さく、衝突後の洗濯物の
形状も変らない。
【0013】本考案は、回転ドラム内の底面で発生する
洗濯物の衝突によ機械力向上に着目し、ドラムの構造
を改善し、洗浄性向上をはかった連続式水洗機を提供す
るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するため、回転ドラム内で洗濯物を連続的に処理するこ
とが可能である連続式水洗機において、各槽のドラム
の、ドラム内壁全外周面を断面山形で連続したねじ状の
傾斜底面とすることを特徴とする。
【0015】これを更に説明すれば、回転ドラムの内壁
構造を従来の平面型から傾斜底面型とし、洗濯物の衝突
によって得られる機械力(衝撃力)を向上できる構造、
即ち、傾斜底面の傾斜角度を、ドラムの内角度で120
°〜150°程度とするものである。
【0016】
【作用】本考案においては、上記構成を備えているた
め、ドラム内の底面に洗濯物が衝突する時には、傾斜面
に衝突後、傾斜面の谷部に向って洗濯物が移動する力が
働く。即ち、洗濯物が傾斜面に衝突して受ける機械力
(たたき力)のみにとどまらず、ドラム谷部へ移動する
際の機械力(もみ力)が付加され従来に比べ機械力が増
大するとともに、衝突後の洗濯物の形状も大きく変化し
て、洗濯物全体に大きな機械的作用が与えられる。
【0017】
【実施例】図1の本考案の実施例に基づき詳細に説明す
る。図1に本考案の代表的な実施例である洗濯槽一槽分
の断面図を示す。
【0018】同図において、その主要部は図示の如く、
ドラム内傾斜角度120°〜150°の傾斜底面20
1、と仕切板202、洗濯物10、を持ち上げるための
ビータ203、で構成されている。以上の様に構成され
ている傾斜底面型ドラム200は単数〜複数個同軸上に
連結され図示せぬモータ及び制御装置によって必要な回
転が与えられる。次にその作用を説明する。
【0019】(1) 傾斜底面型ドラム200内に、前
槽から移送投入された洗濯物10は洗浄液9と共に傾斜
底面型ドラム200が図示しないモータ及び制御装置に
より回転することによって傾斜底面型ドラム200内で
ドラム下部より上部へと持ち上げられ、ある位置から傾
斜底面201に落下・衝突する。
【0020】(2) 落下・衝突した洗濯槽の10は更
に傾斜底面201の谷部に向って移動しようとするが洗
濯物10の衝突面には、図2中の矢印a及びb方向(傾
斜面と平行)に摩擦力が発生して、洗濯物10の下部
は、両側或いは上側へと引っ張られるため、洗濯物10
に落下によるたたき力に加えもみ力が加わり、洗浄機械
力の向上が計られる。 (3) 連続式水洗機は、上記(1)〜(2)の工程が
傾斜底面型ドラム200の回転により、洗濯物10の洗
濯が連続的に進行する。
【0021】
【考案の効果】以上説明した如く、本考案によれば傾斜
底面型ドラムの採用により、洗濯物への機械的作用を増
加させることができ、洗浄性の向上を計った連続式水洗
機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 考案の実施例を示す洗濯物の連続式洗濯処理
装置の主要部断面図。
【図2】 本考案の実施例の作用に関する説明図。
【図3】 従来の平底面ドラム型連続式洗濯処理装置の
要部断面図。
【図4】 図3における予洗、本洗域の断面図。
【符号の説明】
10…洗濯物 200…傾斜底面型ドラム a,b…洗濯物衝突時の摩擦力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山田 修司 愛知県名古屋市中村区岩塚町字九反所60 番地の1 中菱エンジニアリング株式会 社内 (56)参考文献 特開 平3−18398(JP,A) 特公 昭60−36797(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラム内で洗濯物を連続的に処理す
    ることが可能である連続式水洗機の、各槽のドラムの、
    ドラム内壁全外周面を断面山形で連続したねじ状の傾斜
    底面とすることを特徴とする連続式水洗機。
JP1991032490U 1991-05-10 1991-05-10 連続式水洗機 Expired - Fee Related JP2554074Y2 (ja)

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JPH04125884U JPH04125884U (ja) 1992-11-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036797A (ja) * 1983-08-08 1985-02-25 Diesel Kiki Co Ltd ロ−タリ−コンプレッサ用ベ−ンの成形方法
JP2738957B2 (ja) * 1989-06-16 1998-04-08 三菱重工業株式会社 ドラム式洗濯機

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