JP2553426Y2 - オーバヘッドプロジェクタ - Google Patents

オーバヘッドプロジェクタ

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JP2553426Y2
JP2553426Y2 JP1992032991U JP3299192U JP2553426Y2 JP 2553426 Y2 JP2553426 Y2 JP 2553426Y2 JP 1992032991 U JP1992032991 U JP 1992032991U JP 3299192 U JP3299192 U JP 3299192U JP 2553426 Y2 JP2553426 Y2 JP 2553426Y2
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angle
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フランク バンダーウエーフ デニス
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチュアリング コンパニー
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/132Overhead projectors, i.e. capable of projecting hand-writing or drawing during action
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S353/00Optics: image projectors
    • Y10S353/03Transparent

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案はオーバヘッドプロジェク
タ、より詳しくは垂直面即ちスクリーンに歪みのない像
を形成するオーバヘッドプロジェクタの改良装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のオーバヘッドプロジェクタは映写
すべき透明体を支持する台と、該台の下方に取り付けら
れ前記透明体を照射する光源装置と、前記台の上方に懸
吊され透明体の光線像を映写スクリーンに導く映写レン
ズとミラーとの組合せ体とを含む。前記台と映写レンズ
とが平行の平面にあって、映写レンズ、台および光源の
中心が共通軸線上にあり、ミラーが台の平面に対して4
5度の角度に向けられているとすれば、歪のない像が垂
直スクリーン上に映写される。しかしながら、これらの
条件が満されても、映写像の少なくとも半分はミラーの
高さより下方にあり、その結果観客の映像の見る位置は
プロジェクタによって邪魔される。 【0003】観客にすっきりした映像を見せるには、一
般にミラーは水平方向に対して45度以上の角度まで傾
斜させ映写像をプロジェクタの高さより上へ持ち上げ
る。映写スクリーンが垂直のままであれば、傾斜角でこ
のように像を映写すれば像の倍率に違いができ像をその
上部分が下部分より広い台形にしてしまう。映写像の形
についてのこの倍率の歪みは一般に「キーストニング
(Keystoning)」と称されている。 【0004】そのようなプロジェクタで一般的な第2の
形式の歪みは映写像全体にわたり均一な焦点が得られな
いことである。スクリーンの平面と、映写レンズと台の
虚像の平面とが平行あるいは共通の点に収束することを
要するいわゆるシャイムプフルーク(Sheimpfl
ug)条件が満されないとこの形式の歪みが発生する。 【0005】プロジェクタを構成する要素の中のあるも
のを傾斜させることによりキーストーン歪みあるいは不
均一な焦点による歪みをもたらすことなく像の斜め映写
を行いうるといわれている。1977年1月11日アン
マ(Amma)に発行された米国特許第4,002,4
08号は例えば、歪みのない斜め映写を達成しうるとい
われる2種類の方法を開示している。第1の方法は映写
レンズとミラーとを台の中心からスクリーンに向かって
動かし、かつある角度で透明体を通して光線を映写レン
ズとミラーへ投射するよう光源装置を傾けることを含
む。第2の方法は映写レンズと台とをミラーおよび光源
装置に対して傾斜させることを要する。双方の方法共プ
ロジェクタに機械的複雑さをもたらし、かつ台を傾斜さ
せるため像が映写される際映写者に台上に透明体を位置
させたり、透明体上に書込む上で困難をもたらす。 【0006】 【考案が解決しようとする課題】本考案によるオーバヘ
ッドプロジェクタはその要素を何ら傾けることなく単に
光学装置によって水平面の上方の斜角をつけて垂直スク
リーンに歪みのない像を映写する。 【0007】 【課題を解決するための手段】前述のことは、映写レン
ズとミラーとを透明体用台の中心とオーバヘッドプロジ
ェクタの集光レンズの光軸とから映写方向にずらせ、か
つ薄く直線の、増分的に溝をつけたプリズムシートを台
と平行に、好ましくは台と集光レンズとの間に位置させ
ることにより本考案の第一の実施例において達成され
る。前記プリズムシートの溝は集光レンズの光軸からの
映写レンズのずれ方向に対して垂直方向に向けられ、該
シートは像が映写されている水平面より上方の斜角に等
しい角度で映写レンズに光線を導く。 【0008】本考案の第2の実施例においては、増分的
に溝をつけたプリズムは集光レンズの一体部分として形
成される。 【0009】従来のオーバヘッドプロジェクタ装置を明
確に理解すれば本考案の基本原理が認識されうる。添付
図面の図1の(A) と(B) とに示す典型的なオーバヘッド
プロジェクタ1においては、適当かつ従来の形式のラン
プ2が凹形のレフレクタ4の上方に設けられ、一方環状
のフレネルレンズあるいは環状のフレネルレンズ群の組
合せでよい集光レンズ6がランプ2の上方に取り付けら
れランプ2とレフレクタ4により放射された光線が光源
上に求心した集光レンズ6により集光され、集光レンズ
6の上方で集光される。これら全ての要素は組合わされ
て数字8で全体的に示す光源を構成する。 【0010】集光レンズ6と平行かつその上方に透明体
用の台10が取り付けられ、該台の上に映写すべき透明
体、即ちスライド(図示せず)が位置される。透明体即
ちスライドは以下単に「透明体」と言及し、オーバヘッ
ドプロジェクタにおいて映写するに適した写真あるいは
透光性材料を意味するものとする。2個の凸レンズと1
個の凹レンズとから構成されることの多い映写レンズ1
2は台10のさらに上方で、かつ集光レンズ6の光軸に
沿って取り付けられ、ミラー14が映写レンズ12から
の光線をさえぎり像を垂直スクリーン16上に映写する
よう適当に取り付けられている。 【0011】図1の(A) に示す形態では、ミラー14は
水平面に対して45度の角度に向けられ、そのため映写
像20の光軸18は台10やスクリーン16に対して垂
直である。これは、台10aの虚像の平面とスクリーン
16の平面とが平行であることを意味する。台10aの
虚像とスクリーン16の平面が平行であるので、像20
の倍率上の歪みは発生しない。また、台10aと映写レ
ンズ12aの虚像の平面とスクリーン16の平面とが平
行なので、シャイムプフルーク(Scheimpflu
g)条件が満され像20全体にわたり均一な焦点が得ら
れる。シャイムプフルーク条件は像20の焦点が均一と
なるには、台10aと映写レンズ12aの虚像の平面と
スクリーン16の平面とが平行か、あるいは共通点に向
かって収束していることを要する。 【0012】像20の歪みをさけるには、ミラー14を
水平面に対して45度傾けることによりプロジェクタ装
置の光軸18がスクリーン16に対して垂直に映写され
ることを要する。しかしながら、オーバヘッドプロジェ
クタ1はスクリーン16と観客との間に位置するので像
20の少なくとも一部が阻害されるため前記の形態は望
ましくない。 【0013】したがって、図2の(A) に示すように、ミ
ラー14を水平面に対して45度以上の角度まで傾ける
ことにより像20の高さをオーバヘッドプロジェクタ1
の高さより上方に持ち上げ映写像20の光軸18が水平
面の上方で「θ」の斜角でミラー14からスクリーン1
6に映写されることが望ましい。ミラー14の角度を増
加させた結果光軸18(および反射された光軸18a)
は台10の平面(および台10aの虚像の平面)に対し
て垂直のままであるが、光軸18はスクリーン16に対
してはもはや垂直ではなくなる。その結果、台10aの
虚像の平面とスクリーン16の平面とは平行ではなくな
る。 【0014】この斜め映写の結果は二通りある。まづ、
台10aの虚像の平面とスクリーン16の平面とが平行
でなければ常に、図2の(B) で示すように映写された像
22に倍率上の違いがもたらされ、像22はその底部2
4から頂部22へ倍率が増加し、「キーストーニング
(Keystoning)」と称される形式の歪みをも
たらす台形の像22をつくり出す。第2に、台10aと
映写レンズ12aとの虚像の平面は平行でもなく、共通
点に向かって収束もせず、シャイムプフルーク条件が満
たされず、像22は焦点が均一でない。 【0015】 【実施例】図3の(A) と(B) とは本考案による映写装置
27と映写された像とを示し、前述した歪み、即ち倍率
の歪みあるいは不均一な焦点をもたらすことなく水平面
に対して斜角で像が映写される。 【0016】映写レンズ28が台30の中心および光源
装置の集光レンズの光軸から映写スクリーン32に向か
って、即ち映写の方向にずらされ、関連のミラー33が
水平面に対して45度の角度に向けられ光軸34が水平
面の上方での像の斜め映写角度に等しい角度「θ」で台
30から映写レンズ28へ延びるようにすれば歪みが出
ないことが判明した。図3の(A) に示すように台30a
の虚像の平面がスクリーン32の平面に対して平行なの
で倍率上の歪み、即ち「キーストーニング」は発生しな
い。映写レンズ28が台30に対して偏位するが該台3
0に対して回転しないので像36全体にわたり焦点の均
一性が保たれる。このように、映写レンズ28aの虚像
の平面は台30aの虚像の平面とスクリーン32の平面
に対して平行なのでシャイムプフルーク条件が満され
る。 【0017】光軸34を前述のように傾斜させること
は、直線のフレネルプリズムを形成する一連の平行プリ
ズムを一方の面に有する薄いシート38を位置づけるこ
とによって達成される。前記シート38は、台30と、
ランプ42、凹形レフレクタ44、フレネル集光レンズ
46からなり、図1の(A) に示す光源装置8からなる対
応する要素と同一の光源装置40との間において前記台
30と平行に位置される。図1の(A) と図2の(A) に示
すように、光源装置40は台30に対して求心しており
台30に対して傾斜もしていないし回転もしていない。 【0018】図4にプリズムシート38が詳細に示され
ており、シート38はガラスまたはその他のプラスチッ
クからつくってよいものの好ましくは透明アクリル樹脂
で、従来のフレネルレンズ製作技術により形成される。
シート38は台30に隣接して平坦な面48と、集光レ
ンズ46に隣接して溝のついた側50とを含む。シート
38の溝のついた側50はシート38の平坦面48に対
して垂直の一連の***部52と、11.0度から14.
5度の間の映写斜角「θ」に対して約16度と28度の
間で平坦面48に対して低鋭角で形成された傾斜面54
とから構成されている。前記傾斜面54の角度はシート
38に沿った特定の傾斜面54の位置と、光線がシート
38の平坦面48の側から出ていく角度「θ」とによっ
て決まる。一般的に傾斜面54は台30の中心で角度が
最大であって、該台30の各端部に向かって該角度の値
は減少する。前記溝は台30の中心からスクリーン32
に向かう映写レンズ28のずれ方向に対して垂直方向と
されている。 【0019】シート38の長さにわたって傾斜面54の
角度を変える必要のある理由は、プリズムシート38
は、その名の示す如く集光レンズ46によって集光さ
れ、平行になるのでなくむしろ収束されて集光レンズ4
6を出ていく光線を導き直す必要があるためである。集
光レンズ46を出ていく光線が平行にされるのであれ
ば、平行の傾斜面を形成した溝付きのプリスムシートで
映写レンズ28へ光線を導き直すので十分であろう。し
かしながら、集光レンズ46を出ていく光線は収束して
おり、したがってシート38の長さにわたり種々の角度
でプリズムシート38へ入射するので、傾斜面54は集
光レンズ46を出ていく光線が映写レンズ28に焦点が
合った状態に留るよう種々の角度をとる必要がある。 【0020】特定の斜め映写角「θ」で使用するよう設
計したプリズムシート38の特定の傾斜面54の角度は
当該技術分野で周知のように、歪度、即ち三次元の光線
追跡分析によって決定できる。 【0021】図4は台30の中心線に沿った位置である
が、映写方向とは反対の方向にずれている集光レンズ4
6と、プリズムシート38と台30との一部分を示す。
また、図4は集光レンズ46、プリズムシート38およ
び台30を通る光線56の軌跡を概略的に示す。集光レ
ンズ46は実際には、ランプ42により放射される光線
を集光し台30を通して映写レンズ28へ導き直す2個
のフレネルレンズ58,60から構成されている。図4
で注目すべき顕著な点はプリズムシート38は集光レン
ズ46から出てくる光線を、映写方向において台30の
中心からずれた映写レンズ28の変位位置へ導き直すこ
とである。 【0022】図5は直線のフレネルプリズム62が二重
レンズシート64の頂面として形成され、該レンズシー
ト64には環状のフレネルレンズ66がその底面として
形成されている本考案の第2の実施例を示す。二重レン
ズシート64の下方には個別の環状フレネルレンズ68
がある。前記2個のフレネルレンズ66と68とは集光
レンズ70を構成し、これは図4に示す集光レンズ46
と同じように作用する。 【0023】図5は台30の中心線に沿って位置し映写
方向に台30の中心からずれた集光レンズ70とフレネ
ルレンズ62の一部を示す。図4と図5とは台30の中
心の両側に位置したレンズ装置の部分を示す。図5は
(スクリーン32に向かって)台30の中心の前方でフ
レネルプリズム62を出る光線71が、映写方向とは反
対方向に台30の中心から偏位した点から出ていく光線
のように(図4)、映写方向に台30の中心から偏位し
た位置へ導かれつつある状態を示す。 【0024】直線のプリズム62と環状のフレネルレン
ズ66とを組合せて1個の二重レンズシート64に形成
することの利点は製作コストが減少し、かつ図4に示す
ように個別のプリズムシート38の必要性が排除され、
光線が通過する必要のある面の数が減少するためレンズ
装置を通る光線の透過性が増加することである。 【0025】図4のプリズムシート38と図5のプリズ
ム面62とは集光レンズ46あるいは集光レンズ70か
ら出ていく光線の光軸を、その光線が像を投影すること
が望ましい水平面より上方の斜角に等しい、垂直方向に
対する角度「θ」で導く。この状態は図3の(A) に示さ
れている特定のプリズムシート38あるいはプリズム面
62に対して「θ」の角度は固定されており、歪をもた
らすことなく像を投影できる斜角も固定されている。所
定のオーバヘッドプロジェクタ27に対して角度「θ」
は調整できないが一方歪をもたらすことなく像を映写し
うる斜角は相違して形成したフレネルプリズムシート3
8あるいはプリズム面62を置き代えることにより選定
可能である。 【0026】図6は本考案の原理を採用したオーバヘッ
ドプロジェクタ72を示す。該プロジェクタ72はハウ
ジング74を含み、該ハウジングは光源装置40と、映
写レンズ80とミラー82を含む映写ヘッド78を支持
する直立アーム76とを含む。プロジェクタ72の頂面
84は、その上に透明体を置き映写できる台86を含
む。台86を出ていく光線の光軸は垂直方向に対して
「θ」の角度で傾斜しているので(図3の(A) )、直立
アーム76は映写ヘッド78の内側に収められた映写レ
ンズ80の中心が常に前記光軸に沿って確実に位置させ
るため同等の角度で傾斜している。映写像の倍率を変え
た映写ヘッド78は光軸に沿って台86に向かって、あ
るいは離れる方向に運動しうるので、アーム76は傾斜
する必要がある。アーム76が傾斜しても、映写レンズ
80は常に台86に対して平行のままである。 【0027】例として、図7はプリズムシート38の長
さにわたる、図4に示す該シート38の傾斜面54の角
度をグラフ的に示す。図7において、傾斜面54の角度
はスクリーン32に最も近い位置92からスクリーン3
2から最も遠い位置94までプリズムシート38に沿っ
た距離を示す横軸90に対する縦軸88に沿って傾斜面
54の角度がプロットされている。11.0度に等しい
「θ」の値に対して、図7は傾斜面54の角度が最小の
約16度から、台30の中心に近い位置での約21.3
度の最大まで増加することを示す。台の中心の位置は図
7において点線96で示す。 【0028】図4に示すプリズムシート38に沿ったい
づれかの位置における傾斜面54の角度の値は次の等式
から計算できる。 【数1】 (1) tan φ=φ0 + 4dy3 + 6ey5 + 8fy7 +10gy9 φ=台30の中心からyの距離における傾斜面の角度 φ0 =台30の中心における傾斜面54の角度 d,e,f,g=常数 y=台30の中心からスクリーン32に向かう、あるいは離れる方向の距離 【0029】11.0度の斜め映写角度に対して台の中
心(y=0)からスクリーン32から最も離れた縁部
(図7のグラフの点94)までの領域での傾斜面54の
角度は下記パラメータを数1に代入することにより計算
できる。 【数2】 【0030】台の中心からスクリーン32に最も近い縁
部(図7のグラフで点92)までの領域では傾斜面54
の角度は数1に以下のパラメータを代入することにより
計算できる。 【数3】 【0031】図8は図5に示すフレネルプリズム62を
含む傾斜面での角度の変化を示す。同じ座標方式を用
い、かつこれも11.0度の「θ」角度についていえ
ば、図8は傾斜面の角度はスクリーン32に最も近い点
98における約14.1度の最小から、台30の中心
(点線102で示す)とスクリーン32から最も遠い点
104の略中間でのプリズムシート64の点100にお
ける約20.3度の最大へ増加することを示している。 【0032】図5に示すプリズムシート64のいづれか
の位置における傾斜面の角度の値も数1から計算でき、
11.0度の斜め映写角「θ」に対して、台の中心か
ら、スクリーン32から最も離れた縁部(図8のグラフ
での点104)までの領域での傾斜面の角度は数1に以
下のパラメータを代入することにより計算できる。 【数4】 【0033】台の中心から、スクリーン32に最も近い
縁部(図8のグラフの点98)までの領域においては、
傾斜面の角度は数1に以下のパラメータを代入すること
により計算できる。 【数5】 【0034】傾斜面の角度は数1を使用して最初に計算
しておくのではなくて、歪度、即ち三次元光線追跡分析
により決定され、こうしていづれかの斜め映写角「θ」
に対して決められる。数1と上に列挙したパラメータと
は角度がすでに前記の分析により決定ずみの傾斜面を有
するプリズムシートを単に説明するものである。 【0035】 【考案の効果】図7と図8とは、プリズム50,62が
台30のすぐ近くか、台30のすぐ近くの平坦面48の
反対側のシート38の面に形成されているかによってプ
リズム50と62の形状に著しい差のあることを示して
いる。 【0036】この点に関して、シート38の溝付き面5
0は図4に示すように平坦面48の反対側よりもむしろ
台30に隣接して形成しうることを注目すべきである。
換言すれば、図4のシート38は逆にできる。この場
合、傾斜面54の角度は図7よりも図8の表示による方
がより細く示すことができる。 【0037】本考案をある特定実施例に関して説明して
きたが、本考案はこれら実施例に限定すべきでないこと
を理解すべきである。逆に、本考案は実用新案登録請求
の範囲に記載の本考案の精神と範囲に入る全ての代替、
修正を網羅する意図である。
【図面の簡単な説明】 【図1】(A) と(B) は本考案の原理を判りやすくするた
めに、従来技術によるオーバヘッドプロジェクタ装置を
示し、(A) は従来技術による装置の概略側面図、(B) は
スクリーンとスクリーンに映写された像との側面図であ
る。 【図2】(A) と(B) は図1の(A) と(B) に示す装置によ
って映写された像に対する斜め映写の影響を示す図であ
る。 【図3】(A) と(B) とは本考案による映写装置を示し、
(A) は映写装置の概略側面図で、(B) は映写スクリーン
とスクリーン上に映写された像との側面図である。 【図4】図3の(A) に示す台と集光レンズ装置との間に
位置した本考案によるプリズム構造の拡大断面側面図
で、また集光レンズ装置を通る光線の光路を示す図であ
る。 【図5】本考案による集光レンズ装置に組込まれた本考
案によるプリズム構造の第2の実施例の拡大断面側面図
である。 【図6】本考案によるオーバヘッドプロジェクタの斜視
図である。 【図7】図4に示すプリズム構造のグラフ表示である。 【図8】図5に示すプリズム構造のグラフ表示である。 【符号の説明】 27 映写装置 28 映写レンズ 30 台 32 スクリーン 34 光軸 33 ミラー 38 プリズムシート 40 光源装置 42 ランプ 46 集光レンズ 54 傾斜面 56 光線 58,60 フレネルレンズ 62 フレネルレンズ 64 レンズシート 66,68 フレネルレンズ 70 集光レンズ 80 レンズ 86 台

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.水平面に対して上方の斜角で透明体の歪みのない像
    を垂直の映写面(32)に映写するオーバヘッドプロジ
    ェクタ(27)において、 映写すべき透明体がその上に置かれる水平の台(30)
    と、 垂直平面内で所定方向に向いた光軸を有し、前記垂直平
    面に対して前記斜角に等しい角度で前記台(30)の中
    心から延び、かつ前記映写面(32)に向かって傾斜し
    た線(34)に沿って前記台(30)の中心から前記映
    写面(32)に向かって偏位していてかつ前記台(3
    0)の一方側に位置する映写レンズ(28)と、 前記台(30)に関して前記映写レンズ(28)の反対
    側に配置され、前記透明体に向かって光線を導くよう垂
    直平面内で所定方向に光軸を向けている光源(42)
    と、前記光源(42)と前記台(30)との間に位置し
    ている集光レンズ(46)であって、前記台と透明体を
    通して光線を導き、かつ前記台(30)の中心の上方の
    焦点位置に前記光線を集めることにより該集光レンズ
    (46)を出ていく光線が前記焦点位置に収束するよう
    に垂直平面内で所定方向に向けた光軸を有する前記集光
    レンズ(46)とを含む光源装置(40)と、 前記映写レンズ(28)の前記偏位方向に対して垂直に
    向けられた一連の平行で直線の溝を有し、前記溝が変化
    する角度で水平面に対して角度をつけられた傾斜平面
    (54)を含むフレネルプリズム(38)であって、前
    記集光レンズ(46)により集中した収束光線を、前記
    台の中心から延びていて、かつ前記垂直平面に対して前
    記斜角と等しい角度で前記映写面に向かって傾斜した線
    (34)に沿った位置へ導き直すために前記光源装置
    (40)の集光レンズ(46)と前記台(30)との間
    に配置されていて、前記線(34)に沿った位置が前記
    映写レンズ(28)の位置に一致するようになった、前
    記フレネルプリズム(38)と、 前記映写レンズ(28)により送られた光線を前記映写
    面(32)へ反射させるため前記映写レンズ(28)に
    関して前記台(30)の反対側に配置された平坦なミラ
    ー(33)とを含むことを特徴とするオーバヘッドプロ
    ジェクタ。 2.実用新案登録請求の範囲第1項に記載のオーバヘッ
    ドプロジェクタ(27)において、前記フレネルプリズ
    ム(38)が前記光源装置(40)と前記台(30)と
    の間に配置され、前記台に対して平行の平坦面(48)
    と前記直線の溝を含む反対側の面(50)を含む薄くて
    透光性のシートからなることを特徴とするオーバヘッド
    プロジェクタ。 3.実用新案登録請求の範囲第2項に記載のオーバヘッ
    ドプロジェクタ(27)において、前記溝が前記フレネ
    ルプリズムの平坦面(48)に対して概ね垂直であっ
    て、前記の傾斜した平面(54)の隣接する面を接続す
    る平行で離隔した***(52)を含むことを特徴とする
    オーバヘッドプロジェクタ。 4.実用新案登録請求の範囲第2項に記載のオーバヘッ
    ドプロジェクタ(27)において、前記フレネルプリズ
    ムの平坦面(48)が前記台に隣接していることを特徴
    とするオーバヘッドプロジェクタ。 5.実用新案登録請求の範囲第1項に記載のオーバヘッ
    ドプロジェクタにおいて、前記集光レンズが2個の対向
    する環状のフレネルレンズ(58,60)からなること
    を特徴とするオーバヘッドプロジェクタ。 6.実用新案登録請求の範囲第5項に記載のオーバヘッ
    ドプロジェクタ(27)において、前記直線のフレネル
    プリズム(62)と、前記台に近い方の環状フレネルレ
    ンズ(66)とが透光性材料の一枚シート(64)の反
    対面として形成されていることを特徴とするオーバヘッ
    ドプロジェクタ。
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