JP2553160Y2 - ブラシレス直流モータ駆動回路 - Google Patents

ブラシレス直流モータ駆動回路

Info

Publication number
JP2553160Y2
JP2553160Y2 JP1991005812U JP581291U JP2553160Y2 JP 2553160 Y2 JP2553160 Y2 JP 2553160Y2 JP 1991005812 U JP1991005812 U JP 1991005812U JP 581291 U JP581291 U JP 581291U JP 2553160 Y2 JP2553160 Y2 JP 2553160Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
output
winding
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991005812U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0497493U (ja
Inventor
稔 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP1991005812U priority Critical patent/JP2553160Y2/ja
Publication of JPH0497493U publication Critical patent/JPH0497493U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2553160Y2 publication Critical patent/JP2553160Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】主にカメラ一体型ビデオテープレ
コーダ等の携帯用機器に用いるブラシレス直流モータ駆
動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシレス直流モータ駆動回路におい
て、モータ動作状態で巻線に発生する巻線電圧Vcoとパ
ワー回路に供給される電源電圧Vmとの関係は図3のよ
うになる。図中ΔVは前記Vcoと前記Vm との差の電圧
を示し、これはパワー回路の出力トランジスタのコレク
タ・エミッタ間電圧となり、この電圧ΔVと前記巻線に
流れる電流Icoの積がこの駆動回路の電力損失となる。
そこで図4に示す特性をもつ差電圧検出回路と、図5に
示す特性をもつ電源電圧生成回路が用いられる。この差
電圧ΔVと電源電圧Vmの関係は図6に示すようにな
る。
【0003】図6において、前記Vmと前記ΔVとの関
係は傾き−αの直線で表わされる。同図においてこのV
mとΔVとがこの直線上のBで平衡しているとする。図
中BはΔVがΔVbのときVmがVmbになることを示す。
又、ΔV=0のときのVmをVmrとする。このとき前記
巻線電圧Vcoが負荷変動や速度変化等により大きくなっ
たとするとΔVはBより小さくなる方向即ちVmが大き
くなる方向に移動する。一方、Vcoが小さくなるとVm
は小さくなる方向に移動する。このように巻線電圧Vco
が変化すると、この変化に追従してパワー回路の電源電
圧Vmが変化する。
【0004】 この関係を式で表わすと、 Vm=Vmr−α(Vm−Vco) …(1) 式(1)を変形して、 Vm=(Vmr+α×Vco)/(1+α) …(2) ここで、Vmr=Vco+Vofとすると、Vm=Vco+(Vof/(1+α))とな り、Vos=Vof/(1+α)とすると、 Vm=Vco+Vos …(3) と表わすことができる。この式(3)からも電源電圧Vmが
巻線電圧Vcoに追従して変化することがわかる。又、こ
の式(3)からVosがVmとVcoとの差電圧△Vに相当する
ことがわかり、従ってモータ駆動回路の消費電力を抑え
るためにはオフセット電圧Vosが最小になるようにすれ
ばよい。
【0005】ところで、トランジスタはコレクタ電流I
c対コレクタ・エミッタ間飽和電圧Vst特性により決め
られたVst以上の電圧がコレクタ・エミッタ間に印加さ
れなければ動作しない。これはパワー回路の出力トラン
ジスタについても同様である。即ち、式(3)のVosは常
にVstより大きくなければモータを駆動することができ
ない。しかし、Vosを大きくし過ぎるとパワー回路の電
力損失が大きくなってしまう。従って、パワー回路の出
力トランジスタを十分駆動でき、且つ電力損失を最小に
するためにはVosがVstを少し超えるレベルに設定する
必要がある。
【0006】図7は従来のブラシレス直流モータ駆動回
路の一例の構成図、図8は同巻線電圧対パワー回路電源
電圧波形図、図9は同電源電圧制御部の回路図を示す。
図7に示すように従来のブラシレス直流モータ駆動回路
50は、図示しない回転子の固定子に対する回転位置を
検出する回転位置検出回路51と、この回転位置に従っ
て必要な駆動電流を生成する駆動電流生成回路52と、
この駆動電流のゲインを可変するゲイン可変回路53
と、速度制御信号を入力する速度制御信号入力回路54
と、この入力回路54の出力信号を増幅して前記ゲイン
可変回路53のゲインを制御する電流帰還アンプ55
と、前記ゲイン可変回路53の出力電流を各巻線u,
v,wに供給するパワー回路56と、各巻線u,v,w
の出力電圧を制御する電源電圧制御部57とにより構成
される。更に、この電源電圧制御部57は、前記パワー
回路56の出力電圧から前記固定子の各巻線u,v,w
に発生する電圧を検出する巻線電圧検出回路57aと、
この巻線電圧検出回路57aの出力電圧Vcoと前記パワ
ー回路56に供給される電源電圧Vmとの差電圧を検出
する差電圧検出回路57bと、この差電圧に従った電圧
を発生するオフセット回路57cと、このオフセット回
路57cの出力電圧に従って電源電圧を生成し、この電
源電圧を前記パワー回路56に供給する電源電圧生成回
路57dとにより構成される。又、図8に従来の3相両
方向・定電流駆動回路の場合の特性を示し、従来例はこ
の場合について説明する。この従来の駆動回路50は、
ソース側出力トランジスタ56aのコレクタ・エミッタ
間電圧Vceのみ制御するよう構成されている。
【0007】図9の従来の電源電圧制御部57におい
て、前記巻線電圧検出回路57aのダイオードD1乃至
D3の入力側は夫々3相の巻線電圧Vcoが印加され、出
力側は互に短絡され、この出力側と差電圧比較回路60
の一方の入力端子との間に前記オフセット回路57cが
接続される。又、このダイオードD1乃至D3は前記巻
線u,v,wの端子電圧のうち最も高い電圧のみを検出
するためのダイオードである。一方ダイオードD4の入
力側には電源電圧Vmが印加され出力側は前記差電圧比
較回路60の他方の入力端子に入力される。この差電圧
比較回路60の出力電圧Verは電源電圧生成回路57d
に入力される。この電源電圧生成回路57dは従来のス
イッチングレギュレータ(図示しない)で構成される。
差電圧検出回路57bの出力電圧Verは、前記ダイオー
ドD1乃至D4の電圧降下をVfとすると次式で表わさ
れる。
【0008】 即ち、 Ver=−(R2/R1)×(Vm−Vco)+Vco−Vf +(1+(R2/R1))×Vos …(4) 一方、前記電源電圧生成回路57dの入出力特性は図5
のようにVmとVinとの関係は傾きβの直線で表わさ
れ、前記Verが同図のVinに相当する。このβは前記電
源電圧生成回路57dの入出力ゲインを表わし、この入
出力ゲインβを用いると前記パワー回路56に供給され
る電源電圧Vmは次式で表わされる。即ち 、 Vm=β×Ver =−β×(R2/R1)×(Vm−Vco)+β×Vco −β×Vf+β×(1+(R2/R1))×Vos =β×((1+(R2/R1))/(1+(R2/R1)×β)) ×Vco+(β×(1+(R2/R1))×Vos−β×Vf) /(1+(R2/R1)×β) =Vco+((β−1)/(1+(R2/R1)×β))×Vco +(β×(1+(R2/R1))×Vos−β×Vf) /(1+(R2/R1)×β) …(5)
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかし、式(5)によれ
ば前記パワー回路56の 出力トランジスタ56aのコ
レクタ・エミッタ間電圧、即ちVmとVcoとの差電圧が
Vcoの大きさにより変化してしまい消費電力を増大させ
ることになる。又、前記式(5)がVm=Vco+k(kは定
数)という形になるためにはβ=1になることが必要だ
が一般的に前記電源電圧生成回路57dの入出力ゲイン
は1より大きい場合が多い。従って、従来のブラシレス
直流モータ駆動回路50では、前記電源電圧生成回路5
7dの入出力ゲインβが大きくなるので前記ブラシレス
直流モータ駆動回路50の効率が低下してしまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の本考案は、回転子の固定子に対する回転位
置を検出する回転位置検出手段と、この回転位置検出手
段の検出信号に応じて前記固定子の巻線に供給する電流
を生成する駆動電流生成回路と、この駆動電流生成回路
の出力電流のゲインを外部からの制御信号により可変す
るゲイン可変回路と、このゲイン可変回路の出力電流を
増幅し前記巻線に供給するパワー回路とを備えたブラシ
レス直流モータ駆動回路において、前記パワー回路の出
力電圧から前記固定子の巻線に発生する電圧を検出する
巻線電圧検出回路と、この巻線電圧検出回路の出力電圧
を分圧する第1分圧回路と、前記パワー回路に供給され
る電源電圧Vmを分圧する第2分圧回路と、前記第1分
圧回路の出力電圧と前記第2分圧回路の出力電圧との差
電圧を検出しこの差電圧に応じたレベルの信号を出力す
る差電圧検出回路と、この差電圧検出回路の出力信号に
オフセット電圧を加えるオフセット回路と、前記オフセ
ット電圧が加えられた差電圧検出回路の出力信号に基づ
いて前記パワー回路が動作するに必要な前記電源電圧V
mを生成する電源電圧生成回路とを設け、且つ前記第1
分圧回路及び第2分圧回路の分圧比が前記電源電圧生成
回路の入出力ゲインの逆数になるよう構成したことを特
徴とする。請求項2の本考案は、回転子の固定子に対す
る回転位置を検出する回転位置検出手段と、この回転位
置検出手段の検出信号に応じて前記固定子の巻線に供給
する電流を生成する駆動電流生成回路と、この駆動電流
生成回路の出力電流のゲインを外部からの制御信号によ
り可変するゲイン可変回路と、このゲイン可変回路の出
力電流を増幅し前記巻線に供給するパワー回路とを備え
たブラシレス直流モータ駆動回路において、前記パワー
回路の出力電圧から前記固定子の巻線に発生する電圧を
検出する巻線電圧検出回路と、この巻線電圧検出回路の
出力電圧を分圧する第1分圧回路と、前記パワー回路に
供給される電源電圧Vmを分圧する第2分圧回路と、前
記第1分圧回路の出力電圧にオフセット電圧Vosを重畳
するオフセット回路と、このオフセット回路の出力電圧
と前記第2分圧回路の出力電圧との差電圧を検出しこの
差電圧に応じたレベルの信号を出力する差電圧検出回路
と、この差電圧検出回路の出力信号に基づいて前記パワ
ー回路が動作するに必要な前記電源電圧Vmを生成する
電源電圧生成回路とを設け、且つ前記第1分圧回路及び
第2分圧回路の分圧比が前記電源電圧生成回路の入出力
ゲインの逆数になるよう構成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】パワー回路の出力電圧から巻線に発生する電圧
は巻線電圧検出回路で検出された後、第1分圧回路に入
力される。一方、パワー回路に供給される電源電圧は第
2分圧回路に入力される。この第1分圧回路及び第2分
圧回路に入力された夫々の電圧はある一定の比で分割さ
れるが、この分割比を電源電圧生成部の入出力ゲインの
逆数に等しくなるように設定する。このように分割され
た夫々の電圧は差電圧検出回路に入力されるが、このと
き差電圧検出回路の出力電圧は一定値になる。
【0012】
【実施例】以下に、本考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。尚、図中従来例と同一部分には同一番号を
付し、その説明を省略する。図1は本考案に係るブラシ
レス直流モータ駆動回路の一例の構成図である。ブラシ
レス直流モータ駆動回路1は、従来の回転子の固定子に
対する回転位置を検出する回転位置検出回路51と、こ
の回転位置に従って必要な駆動電流を生成する駆動電流
生成回路52と、この駆動電流のゲインを可変するゲイ
ン可変回路53と、速度制御信号を入力する速度制御信
号入力回路54と、この入力回路54の出力信号を増幅
して前記ゲイン可変回路53のゲインを制御する電流帰
還アンプ55と、前記ゲイン可変回路53の出力電流を
各巻線u,v,wに供給するパワー回路56と、各巻線
u,v,wの出力電圧を制御する本考案に係る電源電圧
制御部2とにより構成される。
【0013】更に、この電源電圧制御部2は、前記パワ
ー回路56の出力電圧から前記固定子の各巻線u,v,
wに発生する電圧を検出する巻線電圧検出回路2aと、
この巻線電圧検出回路2aの出力電圧を分圧する第1分
圧回路2bと、前記パワー回路56に供給される電源電
圧Vmを分圧する第2分圧回路2cと、前記第1分圧回
路2bの出力電圧と前記第2分圧回路2cの出力電圧と
の差電圧を検出しこの差電圧に応じたレベルの信号を出
力する差電圧検出回路2dと、この差電圧検出回路2d
の出力信号に基づいて電源電圧生成回路2fを制御する
オフセット回路2eと、このオフセット回路2eの信号
に基づいて前記パワー回路56が動作するに必要な電圧
を生成する電源電圧生成回路2fとにより構成される。
【0014】次に、本考案に係るブラシレス直流モータ
駆動回路1の電源電圧制御部2について説明する。図2
は前記電源電圧制御部2の概略を示す回路図である。
尚、駆動方式及び巻線電圧波形は従来例と同じなのでそ
の説明を省略する。又、巻線端子電圧を検出するダイオ
ードD1乃至D3及び前記電源電圧生成回路2fについ
ても、従来例と同様の構成なのでその説明を省略する。
【0015】本考案に係る前記電源電圧制御部2の特徴
は、前記差電圧比較回路60の入力側の接続にある。即
ち、本考案においては前記ダイオードD1乃至D3の出
力側と前記オフセット回路2eの入力側との間に分圧抵
抗R1及びR2を入れて、前記D1乃至D3の出力電圧
を分圧した後前記オフセット回路2eに入力し、このオ
フセット回路2eの出力を前記差電圧比較回路60の一
方の入力端子に入力するようにした。又、前記ダイオー
ドD4の出力側と前記差電圧比較回路60の他方の入力
側との間にも前記分圧抵抗R1及びR2を入れて、前記
ダイオードD4の出力電圧を分圧するようにした。
【0016】このような構成において、図2より前記差
電圧検出回路2dの出力電圧Verを求めると次式のよう
になる。即ち、 Ver=−((R1+R2)×R3/(R1R2))×(R2/(R1+R2)) ×(Vm−Vco)+(R2/(R1+R2))×Vco −(R2/(R1+R2))×Vf +(1+(R3×(R1+R2))/R1R2)×Vos =−((R1+R2)×R3/(R1R2))×α×(Vm−Vco) +α×Vco−α×Vf+(1+(R3×(R1+R2))/R1R2) ×Vos …(6) 但し、α=R2/(R1+R2)とする。
【0017】ここで前記電源電圧生成回路2fの入出力
ゲインをβとすると、前記電源電圧Vmは次式のように
なる。即ち、 Vm=β×Ver =−β×α×((R1+R2)×R3/R1R2) ×(Vm−Vco)+β×α×Vco−β×α×Vf +β×(1+(R3×(R1+R2))/R1R2)×Vos =(β×α×(1+((R1+R2)×R3/R1R2)) /(1+β×α×((R1+R2)×R3/R1R2)))×Vco +(β×(1+(R1+R2)×R3/R1R2)×Vos −β×α×Vf)/(1+β×α×(((R1+R2)×R3) /R1R2)) …(7) この式(7)が、Vm=Vco+k という形になるためには、 α=1/β …(8) という条件が必要であることがわかる。この式(8)を前記式(7)に代入すると、 Vm=Vco+(1/α)×Vos−Vf/(1+((R1+R2) ×R3/R1R2)) …(9) 又、本実施例ではα=R2/(R1+R2)なのでこれを式(9)に代入すると、 Vm=Vco+((R1+R2)/R2)×Vos−Vf/(1+((R1+R2) ×R3/R1R2)) …(10)
【0018】以上説明したように本考案に係るブラシレ
ス直流モータ駆動回路によれば、前記差電圧検出回路2
dの入力側に接続した分圧回路2b及び2cの分圧比α
と、前記電源電圧生成回路2fの入出力ゲインβとの関
係が前記式(8)で示したように、α=1/βとなるよう
にαとβの値を設定することにより、前記パワー回路5
6の出力トランジスタのコレクタ・エミッタ間電圧(即
ち、差電圧)が前記巻線電圧の値に拘らず一定となりパ
ワー回路56での消費電力の巻線電圧による増大を防ぐ
ことができる。又、前記電源電圧生成回路2fの入出力
ゲインβを任意の値に設定することができるので汎用性
の高い駆動回路を構成できる。
【0019】又、巻線に発生する電圧Vcoとパワー回路
56に供給される電源電圧Vmとの差電圧が最小になる
ように制御することにより、前記パワー回路56の出力
トランジスタで消費される電力を最小に抑えることがで
き、前記巻線に効率良くパワーを供給することができ
る。更に、前記第1分圧回路2b及び前記第2分圧回路
2cの回路構成を簡単にできるのでIC化が容易とな
り、費用の低減及び駆動回路の小型化を図ることができ
る。
【0020】本考案に係るブラシレス直流モータ駆動回
路を、例えばカメラ一体型ビデオテープレコーダのよう
な携帯用機器に用いると、バッテリの消費が少なくなり
機器の連続使用時間を長くすることができる。又、機器
の小型軽量化が可能になる。尚、本実施例は3相両方向
駆動方式による構成にしたが、本考案はこの3相に限ら
ずあらゆる相数のモータ駆動回路に適用することがで
き、且つ両方向駆動方式だけでなく片方向駆動方式の回
路にも適用できることは云うまでもない。
【0021】
【考案の効果】第1分圧回路と第2分圧回路の分圧比が
電源電圧生成回路の入出力ゲインの逆数に等しくなるよ
うにしたので、巻線電圧と電源電圧の差電圧を一定にす
ることができ、パワー回路の消費電力を少なくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るブラシレス直流モータ駆動回路の
一例の構成図
【図2】同電源電圧制御部の概略を示す回路図
【図3】従来の巻線電圧対パワー回路電源電圧の波形図
【図4】同差電圧検出回路入力特性図
【図5】同電源電圧生成回路入出力特性図
【図6】同電源電圧制御部入出力特性図
【図7】同ブラシレス直流モータ駆動回路の一例の構成
【図8】同巻線電圧対パワー回路電源電圧の波形図
【図9】同電源電圧制御部の回路図
【符号の説明】
1 ブラシレス直流モータ駆動回路 2 電源電圧制御部 2a 巻線電圧検出回路 2b 第1分圧回路 2c 第2分圧回路 2d 差電圧検出回路 2e オフセット回路 2f 電源電圧生成回路 R1,R2 分圧抵抗

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子の固定子に対する回転位置を検出
    する回転位置検出手段と、この回転位置検出手段の検出
    信号に応じて前記固定子の巻線に供給する電流を生成す
    る駆動電流生成回路と、この駆動電流生成回路の出力電
    流のゲインを外部からの制御信号により可変するゲイン
    可変回路と、このゲイン可変回路の出力電流を増幅し前
    記巻線に供給するパワー回路とを備えたブラシレス直流
    モータ駆動回路において、 前記パワー回路の出力電圧から前記固定子の巻線に発生
    する電圧を検出する巻線電圧検出回路と、 この巻線電圧検出回路の出力電圧を分圧する第1分圧回
    路と、 前記パワー回路に供給される電源電圧Vmを分圧する第
    2分圧回路と、 前記第1分圧回路の出力電圧と前記第2分圧回路の出力
    電圧との差電圧を検出しこの差電圧に応じたレベルの信
    号を出力する差電圧検出回路と、 この差電圧検出回路の出力信号にオフセット電圧を加え
    オフセット回路と、前記オフセット電圧が加えられた差電圧検出回路の出力
    信号 に基づいて前記パワー回路が動作するに必要な前記
    電源電圧Vmを生成する電源電圧生成回路とを設け、 且つ前記第1分圧回路及び第2分圧回路の分圧比が前記
    電源電圧生成回路の入出力ゲインの逆数になるよう構成
    したことを特徴とするブラシレス直流モータ駆動回路。
  2. 【請求項2】 回転子の固定子に対する回転位置を検出
    する回転位置検出手段と、この回転位置検出手段の検出
    信号に応じて前記固定子の巻線に供給する電流を生成す
    る駆動電流生成回路と、この駆動電流生成回路の出力電
    流のゲインを外部からの制御信号により可変するゲイン
    可変回路と、このゲイン可変回路の出力電流を増幅し前
    記巻線に供給するパワー回路とを備えたブラシレス直流
    モータ駆動回路において、 前記パワー回路の出力電圧から前記固定子の巻線に発生
    する電圧を検出する巻線電圧検出回路と、 この巻線電圧検出回路の出力電圧を分圧する第1分圧回
    路と、 前記パワー回路に供給される電源電圧(Vm)を分圧す
    る第2分圧回路と、前記第1分圧回路の出力電圧にオフセット電圧(Vos)
    を重畳するオフセット回路と、 このオフセット回路 の出力電圧と前記第2分圧回路の出
    力電圧との差電圧を検出しこの差電圧に応じたレベルの
    信号を出力する差電圧検出回路と、 この差電圧検出回路の出力信号に基づいて前記パワー回
    路が動作するに必要な前記電源電圧(Vm)を生成する
    電源電圧生成回路とを設け、 且つ前記第1分圧回路及び第2分圧回路の分圧比が前記
    電源電圧生成回路の入出力ゲインの逆数になるよう構成
    したことを特徴とするブラシレス直流モータ駆動回路。
JP1991005812U 1991-01-21 1991-01-21 ブラシレス直流モータ駆動回路 Expired - Lifetime JP2553160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991005812U JP2553160Y2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 ブラシレス直流モータ駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991005812U JP2553160Y2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 ブラシレス直流モータ駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0497493U JPH0497493U (ja) 1992-08-24
JP2553160Y2 true JP2553160Y2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=31736629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991005812U Expired - Lifetime JP2553160Y2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 ブラシレス直流モータ駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2553160Y2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5886892A (ja) * 1981-11-16 1983-05-24 Mitsubishi Electric Corp トランジスタモ−タの制御装置
JPS63268494A (ja) * 1987-04-27 1988-11-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タ駆動回路
JPH0223091A (ja) * 1988-07-07 1990-01-25 Victor Co Of Japan Ltd ブラシレス直流モータ駆動回路
JPH04101693A (ja) * 1990-08-16 1992-04-03 Nec Corp モータ駆動回路
JPH04208091A (ja) * 1990-11-30 1992-07-29 Victor Co Of Japan Ltd ブラシレス直流モータ駆動回路

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5886892A (ja) * 1981-11-16 1983-05-24 Mitsubishi Electric Corp トランジスタモ−タの制御装置
JPS63268494A (ja) * 1987-04-27 1988-11-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タ駆動回路
JPH0223091A (ja) * 1988-07-07 1990-01-25 Victor Co Of Japan Ltd ブラシレス直流モータ駆動回路
JPH04101693A (ja) * 1990-08-16 1992-04-03 Nec Corp モータ駆動回路
JPH04208091A (ja) * 1990-11-30 1992-07-29 Victor Co Of Japan Ltd ブラシレス直流モータ駆動回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0497493U (ja) 1992-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4527102A (en) Drive system for a DC motor with reduced power loss
US4491770A (en) Brushless DC motor
JPH05122978A (ja) ブラシレスモータの駆動回路
US4500830A (en) Current control circuit for a plurality of loads
US3911338A (en) Current control circuit for a plurality of loads
JP2553160Y2 (ja) ブラシレス直流モータ駆動回路
EP1659682A1 (en) Motor with electronic distributing configuration
JPS634436B2 (ja)
JP3065098B2 (ja) ブラシレス直流モータ駆動回路
JP3700208B2 (ja) モータの駆動回路
US5874814A (en) Brushless motor driven by applying varying driving signals
JP3293590B2 (ja) 高電圧駆動ブラシレスモータ
JP3108965B2 (ja) ブラシレスモータの駆動装置
JPH0239197B2 (ja)
JPH0239196B2 (ja)
JP3242258B2 (ja) モータ駆動制御装置
JPS58186388A (ja) 直流モ−タ
JPH036750B2 (ja)
JPH0456556B2 (ja)
JPH0332314B2 (ja)
JPH0226479B2 (ja)
JPH0241277B2 (ja)
JPH0243439B2 (ja)
JPH0374193A (ja) 電動機
JPS6323755B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term