JP2552806Y2 - 自動車用排気管 - Google Patents
自動車用排気管Info
- Publication number
- JP2552806Y2 JP2552806Y2 JP1991020109U JP2010991U JP2552806Y2 JP 2552806 Y2 JP2552806 Y2 JP 2552806Y2 JP 1991020109 U JP1991020109 U JP 1991020109U JP 2010991 U JP2010991 U JP 2010991U JP 2552806 Y2 JP2552806 Y2 JP 2552806Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- exhaust pipe
- inner pipe
- outer pipe
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用排気管に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の排気管は、鋼板をシーム
溶接によりパイプ状に形成したものが使用されている
(例えば、実開昭62−171615号公報)。そし
て、更に騒音等を防止する目的で、内管と外管からなる
複合2重管が使われる(例えば、実開昭58−1581
14号公報,実開昭63−130616号公報)。図3
において、シーム溶接で内管1と外管2を長手方向に沿
って接合することにより、溶接シーム部7を形成し、内
管1と外管2を一体にした複合2重管が形成されてい
る。
溶接によりパイプ状に形成したものが使用されている
(例えば、実開昭62−171615号公報)。そし
て、更に騒音等を防止する目的で、内管と外管からなる
複合2重管が使われる(例えば、実開昭58−1581
14号公報,実開昭63−130616号公報)。図3
において、シーム溶接で内管1と外管2を長手方向に沿
って接合することにより、溶接シーム部7を形成し、内
管1と外管2を一体にした複合2重管が形成されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、図3に示す
ように複合2重管からなる自動車の排気管は、内管1と
外管2が一体になっているのは、溶接シーム部7のみで
あり、その他の部分は単に嵌合しているだけであり、板
厚に比例した強度になっていない。本考案は上記に鑑み
てなされたもので、強度の向上が図れる自動車用排気管
を提供することを目的とする。
ように複合2重管からなる自動車の排気管は、内管1と
外管2が一体になっているのは、溶接シーム部7のみで
あり、その他の部分は単に嵌合しているだけであり、板
厚に比例した強度になっていない。本考案は上記に鑑み
てなされたもので、強度の向上が図れる自動車用排気管
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、シーム溶接で
内管と外管を長手方向に沿って接合することにより、内
管と外管を部分的に一体にした複合2重管を形成し、上
記内管と外管の端部付近を全周に亘って点状にスポット
溶接してなることを特徴とする。
内管と外管を長手方向に沿って接合することにより、内
管と外管を部分的に一体にした複合2重管を形成し、上
記内管と外管の端部付近を全周に亘って点状にスポット
溶接してなることを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案においては、内管と外管を長手方向に沿
ってシーム溶接で接合するとともに、内管と外管の端部
付近を全周に亘って点状にスポット溶接すれば、内管板
厚と外管板厚の合計した板厚管に近い強度が得られ、強
度が向上する。また、両管の溶接してない部分は、相対
的動きが規制される。
ってシーム溶接で接合するとともに、内管と外管の端部
付近を全周に亘って点状にスポット溶接すれば、内管板
厚と外管板厚の合計した板厚管に近い強度が得られ、強
度が向上する。また、両管の溶接してない部分は、相対
的動きが規制される。
【0006】
【実施例】以下、図に基づき、本考案を詳細に説明す
る。図1は、本考案の自動車用排気管の一実施例を示し
たものである。1は自動車用排気管の内管で、パイプ状
に形成した鋼板からなる。2は外管で、同様にパイプ状
に形成した鋼板からなる。内管1と外管2を長手方向に
沿ってシーム溶接で接合して溶接シーム部7を形成して
いる。これら内管1と外管2が一体になって2重管3を
構成している。そして、内管1と外管2からなる複合2
重管3の端部付近を全周に亘ってスポット溶接4により
点状に溶接した自動車用排気管になっている。このスポ
ット溶接4は、例えば、千鳥状に配列溶接する。
る。図1は、本考案の自動車用排気管の一実施例を示し
たものである。1は自動車用排気管の内管で、パイプ状
に形成した鋼板からなる。2は外管で、同様にパイプ状
に形成した鋼板からなる。内管1と外管2を長手方向に
沿ってシーム溶接で接合して溶接シーム部7を形成して
いる。これら内管1と外管2が一体になって2重管3を
構成している。そして、内管1と外管2からなる複合2
重管3の端部付近を全周に亘ってスポット溶接4により
点状に溶接した自動車用排気管になっている。このスポ
ット溶接4は、例えば、千鳥状に配列溶接する。
【0007】かかる自動車用排気管によれば、内管1と
外管2をスポット溶接4を行った部分で両管1,2が完
全に一体になる。また、図2に示すように両管1,2の
溶接してない部分5は、相対的動きが規制される。従っ
て、外部からの入力に対して、内管1と外管2が厚い一
枚板のように機能して、内管1板厚と外管2板厚の合計
した板厚管に近い強度が得られ、強度を向上することが
できる。
外管2をスポット溶接4を行った部分で両管1,2が完
全に一体になる。また、図2に示すように両管1,2の
溶接してない部分5は、相対的動きが規制される。従っ
て、外部からの入力に対して、内管1と外管2が厚い一
枚板のように機能して、内管1板厚と外管2板厚の合計
した板厚管に近い強度が得られ、強度を向上することが
できる。
【0008】
【0009】
【0010】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、全体に強
度が向上できる効果が得られる。また、両管の溶接して
ない部分の、相対的動きを規制できる。
度が向上できる効果が得られる。また、両管の溶接して
ない部分の、相対的動きを規制できる。
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の要部拡大側面図である。
【図3】従来例の正面図である。
1 内管 2 外管 3 複合2重管 4 スポット溶接
Claims (1)
- 【請求項1】 シーム溶接で内管と外管を長手方向に沿
って接合することにより、内管と外管を部分的に一体に
した複合2重管を形成し、 上記内管と外管の端部付近を全周に亘って点状にスポッ
ト溶接してなることを特徴とする自動車用排気管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991020109U JP2552806Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 自動車用排気管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991020109U JP2552806Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 自動車用排気管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04116624U JPH04116624U (ja) | 1992-10-19 |
JP2552806Y2 true JP2552806Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=31906245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991020109U Expired - Lifetime JP2552806Y2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 自動車用排気管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552806Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5319182B2 (ja) * | 2008-07-02 | 2013-10-16 | シロキ工業株式会社 | 車両用ドアサッシュ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56129515U (ja) * | 1980-03-04 | 1981-10-01 | ||
JPH0221544Y2 (ja) * | 1984-12-04 | 1990-06-11 | ||
JPH0140586Y2 (ja) * | 1984-12-07 | 1989-12-04 | ||
JPH0216014Y2 (ja) * | 1986-03-28 | 1990-05-01 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP1991020109U patent/JP2552806Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04116624U (ja) | 1992-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |