JP2552556Y2 - 平面型ディスプレイの支持装置 - Google Patents

平面型ディスプレイの支持装置

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JP2552556Y2
JP2552556Y2 JP2681291U JP2681291U JP2552556Y2 JP 2552556 Y2 JP2552556 Y2 JP 2552556Y2 JP 2681291 U JP2681291 U JP 2681291U JP 2681291 U JP2681291 U JP 2681291U JP 2552556 Y2 JP2552556 Y2 JP 2552556Y2
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pivot
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久典 羽田
浩史 赤坂
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Schneider Electric Japan Holdings Ltd
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Digital Electronics Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、平面型のディスプレイ
を水平或いは鉛直の設置面上に支持するための装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば生産ライン監視用の端末機
として用いられる平面型ディスプレイを現場に設置する
場合、水平の設置面上に画面を上向きにして取り付ける
据置き方式と、鉛直の設置面に画面を正面に向けて取り
付ける壁掛け方式の2つの方法がある。そして、夫々の
方式に応じて、平面型ディスプレイを設置面に支持する
装置が構成される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のディス
プレイ支持装置は、据置き方式を採用する場合と壁掛け
方式を採用する場合とで構成が全く異なるため、設置場
所に応じて2種類の支持装置を用意せねばならなず、部
品点数の増大、コストアップ等を招来する問題があっ
た。一方、ディスプレイの画面の傾斜角度を監視者の視
角に応じて調整したいという要請があった。本考案の目
的は、据置き方式及び壁掛け方式の両方に用いることが
出来、然も画面角度の調整が可能な平面型ディスプレイ
の支持装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本考案に係る平面型ディス
プレイの支持装置は、設置面(6)(7)に直接に取り付け
るべき基台(1)と、該基台(1)上に平面型ディスプレイ
(4)を支持すべき左右一対の連結アーム(2)(2)とを具
えている。又、ディスプレイ(4)の背部キャビネット(4
2)の両側面の下端部にはボス(44)が夫々突設される。前
記基台(1)は、ディスプレイ(4)の背部キャビネット(4
2)の両側面に沿って伸びて背部キャビネット(42)を両側
から挟み込む左右一対の側板(11)(11)を具え、該側板(1
1)には、長手方向の一方の端部に、前記ボス(44)が枢支
されるべき枢支部(13)を設けると共に、該側板(11)のデ
ィスプレイ(4)側の端面には、前記設置面(6)(7)の垂
直方向に対し前記枢支部(13)側へ傾斜して前記ボス(44)
が係脱可能な複数の切欠き溝(12)が繰り返し凹設され
る。各連結アーム(2)は、一方の端部がディスプレイ
(4)の背部キャビネット(42)の側面の略中央部に枢支さ
れると共に、他方のアーム端部には、前記基台(1)の枢
支部(13)及び切欠き溝(12)に対して係脱可能なボス(22)
を突設している。
【0005】
【作用】水平設置面(6)にディスプレイ(4)を支持する
ときは、図1の如く、枢支部(13)を手前にして基台(1)
を設置面(6)上に設置し、ディスプレイ(4)のボス(4
4)を基台(1)の枢支部(13)に枢支すると共に、連結
アーム(2)のボス(22)は基台(1)の任意の切欠き溝(12)
へ係合せしめる。この結果、連結アーム(2)は、基台
(1)の切欠き溝(12)の深さ方向と略同一の傾斜角度を有
することになる。従って、ディスプレイ(4)の荷重によ
って連結アーム(2)に作用するアーム長手方向の力は、
連結アーム(2)のボス(22)を前記基台(1)の切欠き溝(1
2)に深く係合せしめる方向に作用することになり、該係
合によってディスプレイ(4)の荷重は確実に受け止めら
れる。又、連結アーム(2)のボス(22)を係合せしめるべ
き切欠き溝(12)をずらすことによってディスプレイ(4)
の基台(1)に対する傾斜角度が変化する。
【0006】鉛直設置面(7)にディスプレイ(4)を支持
するときは、図2の如く枢支部(13)を上にして基台(1)
を設置面(7)に固定し、ディスプレイ(4)のボス(44)を
基台(1)の任意の切欠き溝(12)へ係合せしめると共に、
連結アーム(2)のボス(22)を基台(1)の枢支部(13)へ係
合せしめる。この結果、連結アーム(2)のディスプレイ
(4)に対する枢支点とディスプレイ(4)のボス(44)とを
結ぶ直線は、基台(1)の切欠き溝(12)の深さ方向と略同
一の傾斜角度を有することになる。従って、ディスプレ
イ(4)の荷重によってボス(44)に作用する前記直線方向
の力は、ボス(44)を基台(1)の切欠き溝(12)に深く係合
せしめる方向に作用することになり、該係合によってデ
ィスプレイ(4)の荷重は確実に受け止められる。又、デ
ィスプレイ(4)のボス(44)を係合せしめるべき切欠き溝
(12)をずらすことによってディスプレイ(4)の基台(1)
に対する傾斜角度が変化する。
【0007】
【考案の効果】本考案に係る平面型ディスプレイの支持
装置は、据置き方式及び壁掛け方式の両方に用いること
が出来、然も画面角度の調整が可能である。
【0008】
【実施例】以下、図面に沿って本考案の一実施例につい
て説明する。尚、実施例は本考案を説明するためのもの
であって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。平面型
ディスプレイ(4)は、図1及び図2に示す様に液晶表示
パネル等からなる画面(41)を具える共に、回路基板、電
源装置等の構成部品は扁平な背部キャビネット(42)内に
内蔵している。
【0009】図3の如く支持装置は、平面型ディスプレ
イ(4)の大きさに応じた基板(10)の両端部に夫々側板(1
1)を屈曲して形成した板金構造の基台(1)と、該基台
(1)上にディスプレイ(4)を支持すべき左右一対の連結
アーム(2)(2)とを具え、両連結アーム(2)(2)は横杆
(3)によって互いに連結される。又、ディスプレイ(4)
の背部キャビネット(42)の両側面の下端部に、円柱状の
スペーサ(43)(43)を介して、該スペーサよりも細い円柱
状のボス(44)(44)が突設される。該ボス(44)には、抜止
めビス(45)が螺合すべき内ネジが形成されている。
【0010】基台(1)の側板(11)には、長手方向の一方
の端部に、前記ボス(44)が貫通可能な円孔を開設して枢
支部(13)を形成すると共に、該側板(11)のディスプレイ
(4)側の端面には、開口方向が前記枢支部(13)側へ傾斜
すると共に前記ボス(44)が係脱可能な形状の8つの切欠
き溝(12)が凹設される。
【0011】連結アーム(2)の一方の端部に筒軸部(24)
を形成し、該筒軸部(24)に通したネジ(25)を、ディスプ
レイ(4)の背部キャビネット(42)の側面の略中央部に形
成したネジ孔(46)へ螺合せしめて、背部キャビネット(4
2)の両側部に夫々連結アーム(2)を枢支連結する。又、
連結アーム(2)の他方の端部には、前記ディスプレイ
(4)のスペーサ(43)及びボス(44)と夫々同一形状のスペ
ーサ(21)及びボス(22)を突設する。該ボス(22)には、抜
止めビス(23)が螺合すべき内ネジが形成されている。更
にディスプレイ(4)の背部キャビネット(42)の背面に
は、基台(1)の基板(10)と密着可能な永久磁石(5)が固
定されている。
【0012】図1は、水平設置面(6)にディスプレイ
(4)を支持した状態を示している。この場合、基台(1)
は、枢支部(13)を手前にして基台(1)を設置面(6)上に
設置し、ディスプレイ(4)のボス(44)を基台(1)の枢支
部(13)に枢支し、抜止めビス(45)によって軸方向の抜止
めを施す。又、連結アーム(2)のボス(22)は基台(1)の
任意の切欠き溝(12)へ係合せしめ、抜止めビス(23)によ
って軸方向の抜止めを施す。
【0013】図4の如く、ボス(22)を係合せしめるべき
切欠き溝(12)をずらすことによって、ディスプレイ(4)
はボス(44)を中心として回動し、画面(41)の傾斜角度θ
を図示の如く複数段階に変えることが出来る。この際、
基台(1)の枢支部(13)側の7つの切欠き溝(12)は、枢支
部(13)から離れるに従って傾斜が大きくなっており、任
意の切欠き溝(12)に連結アーム(2)のボス(22)を係合せ
しめたとき、連結アーム(2)の長手方向と切欠き溝(12)
の深さ方向とは一致することになる。従って、連結アー
ム(2)のボス(22)に作用する力は基台(1)の切欠き溝(1
2)によって確実に受け止められる。ディスプレイ(4)の
枢支部(13)から最も離れた切欠き溝(12)に連結アーム
(2)のボス(22)を係合せしめると、ディスプレイ(4)は
水平姿勢となる。このとき、前記永久磁石(5)が基台
(1)の基板(10)に密着して、該ディスプレイ(4)を基台
(1)上に吸引保持する。
【0014】図2は、鉛直設置面(7)にディスプレイ
(4)を支持した状態を示している。この場合、基台(1)
は、図1とはディスプレイ(4)に対する姿勢を上下逆に
して、即ち枢支部(13)を上にして設置面(7)に固定す
る。そして、連結アーム(2)のボス(22)を基台(1)の枢
支部(13)へ係合せしめ、抜止めビス(23)によって抜止め
を施す。又、ディスプレイ(4)のボス(44)を基台(1)の
任意の切欠き溝(12)へ係合せしめ、抜止めビス(45)によ
って抜止めを施す。
【0015】図5の如く、ディスプレイ(4)のボス(44)
を係合せしめるべき基台(1)の切欠き溝(12)をずらすこ
とによって、ディスプレイ(4)の画面(41)の傾斜角度φ
は複数段階に変化し、各傾斜姿勢において、連結アーム
(2)のネジ(25)とディスプレイ(4)のボス(44)とを結ぶ
直線は、基台(1)の切欠き溝(12)の深さ方向と同一の傾
斜角度を有することになる。従って、ディスプレイ(4)
のボス(44)に作用する力は基台(1)の切欠き溝(12)によ
って確実に受け止められる。ディスプレイ(4)の枢支部
(13)から最も離れた切欠き溝(12)にディスプレイ(4)の
ボス(44)を係合せしめると、ディスプレイ(4)は鉛直姿
勢となる。このとき、前記永久磁石(5)が基台(1)の基
板(10)に密着して、該ディスプレイ(4)を基台(1)上に
吸引保持する。
【0016】上記平面型ディスプレイの支持装置によれ
ば、共通の機構を用いて、図1及び図4に示す据置き方
式と、図2及び図5に示す壁掛け方式の2つの支持方式
を実現出来、然も連結アーム(2)のボス(22)或いはディ
スプレイ(4)のボス(44)を係合せしめるべき基台(1)の
切欠き溝(12)をずらすだけで、画面角度を容易に変える
ことが出来、各画面角度姿勢でディスプレイ(4)は確実
に支持される。
【0017】上記実施例の説明は、本考案を説明するた
めのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考
案を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではな
い。又、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、実用
新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形
が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】据置き方式の支持装置を実現した例を示す一部
破断斜視図である。
【図2】壁掛け方式の支持装置を実現した例を示す一部
破断斜視図である。
【図3】支持装置の分解斜視図である。
【図4】据置き方式の支持状態での画面角度の変化を表
わす説明図である。
【図5】壁掛け方式の支持状態での画面角度の変化を表
わす説明図である。
【符号の説明】
(1) 基台 (11) 側板 (12) 切欠き溝 (13) 枢支部 (2) 連結アーム (22) ボス (4) 平面型ディスプレイ (44) ボス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面型ディスプレイ(4)を水平或いは鉛
    直の設置面(6)(7)に取り付けて支持する装置におい
    て、設置面(6)(7)に直接に取り付けるべき基台(1)
    と、該基台(1)上に平面型ディスプレイ(4)を支持すべ
    き左右一対の連結アーム(2)(2)とを具え、ディスプレ
    イ(4)の背部キャビネット(42)の両側面の下端部にはボ
    ス(44)が夫々突設され、前記基台(1)は、ディスプレイ
    (4)の背部キャビネット(42)の両側面に沿って伸びて背
    部キャビネット(42)を両側から挟み込む左右一対の側板
    (11)(11)を具え、該側板(11)には、長手方向の一方の端
    部に、前記ボス(44)が枢支されるべき枢支部(13)を設け
    ると共に、該側板(11)のディスプレイ(4)側の端面に
    は、開口方向が前記設置面(6)(7)の垂直方向に対して
    前記枢支部(13)側へ傾斜し且つ前記ボス(44)が係脱可能
    な開口形状の複数の切欠き溝(12)が繰り返し凹設され、
    各連結アーム(2)は、一方の端部がディスプレイ(4)の
    背部キャビネット(42)の側面の略中央部に枢支されると
    共に、他方のアーム端部には、前記基台(1)の枢支部(1
    3)及び切欠き溝(12)に対して係脱可能なボス(22)を突設
    したことを特徴とする平面型ディスプレイの支持装置。
JP2681291U 1991-04-19 1991-04-19 平面型ディスプレイの支持装置 Expired - Lifetime JP2552556Y2 (ja)

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JPH0546184U JPH0546184U (ja) 1993-06-18
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JP4183763B2 (ja) * 1998-07-09 2008-11-19 三菱電機株式会社 平面ディスプレイ装置
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