JP2552517B2 - グランドアンカーのアンカー体シース - Google Patents

グランドアンカーのアンカー体シース

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JP2552517B2 JP62331010A JP33101087A JP2552517B2 JP 2552517 B2 JP2552517 B2 JP 2552517B2 JP 62331010 A JP62331010 A JP 62331010A JP 33101087 A JP33101087 A JP 33101087A JP 2552517 B2 JP2552517 B2 JP 2552517B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はグランドアンカーのアンカー体シース、特
に、周壁が横断面凹凸形になっているグランドアンカー
のアンカー体シースに関する。
このタイプのアンカー体シースは、周壁の凹凸形のた
めのアンカー効果がよい。
従来の技術とその問題点 従来、このようなグランドアンカーのアンカー体シー
スとしては、シース周壁の凹凸形における凸部が、シー
ス縦軸線の周りにスパイラル状をしたかつスパイラルの
リードが短いもの(特公昭55-15569号公報)が知られて
いる。この従来のアンカー体シースは、これを所要アン
カー角の斜め向きにしたとき、アンカー体シース周壁の
凹凸状スパイラルのシース周壁半周相当部が、シース低
端側から高端側へ低く傾斜する態様となる。このためア
ンカー体を斜め向きにして現場施工する場合、次の問題
があった。
アンカー体を斜め向きに現場施工するには、それに応
じて地盤の削孔も斜めにする必要がある。従って、その
削孔に、先端部にアンカー体シースを仮止め的に取付け
たアンカー体引張り材を挿入し、該アンカー体シースに
硬化性結合材を注入した際、シース低端側から高端側へ
低く傾斜するシース周壁の凹凸状スパイラルにおける各
凸部の頂部に空気が封じ込められ、地盤に施されたアン
カー体に空洞となって残る。このため、アンカー体の引
張りに対する抵抗が弱くなってしまう。
この問題を従来のもので避けるには、アンカー体を施
工する前に、シースを垂直向きに又はそれに近い状態に
立て、これに引張り材の先端部を挿入し、該シース内に
硬化性結合材を注入し、充填することによりシース及び
引張り材を結合するか、或いはシースを斜めにしてこれ
に引張り材の先端部を挿入し、該シースをその縦軸線の
周りに所定の方向へ回転させながら、シース内に結合材
を注入、充填し、シース及び引張り材を結合する必要が
ある。これ等は何れも所要アンカー角の斜め向きでのア
ンカー体の現場施工ではなく、一般にグランドアンカー
は斜め向きに現場施工することを要求されるのが多い実
状に鑑み、問題は大きい。又後者の結合方式では、アン
カー体シースを回転させるので操作が煩瑣である。
本発明の目的は、上記従来技術による欠点を除去し、
斜め向きの下でのアンカー体の現場施工に支障なく適用
できる周壁横断面凹凸形状型のグランドアンカーのアン
カー体シースを提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明の上記目的は、周壁が横断面凹凸形をした、グ
ランドアンカーのアンカー体シースであって、該シース
周壁の凹凸形における凸部がシース長さ方向へ波形に延
びていることを特徴とするグランドアンカーのアンカー
体シースによって、達成される。
実施例 次に本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
図において(1)がグランドアンカーのアンカー体シ
ース、(2)がアンカー体、(3)がグランドアンカー
の引張り材を示し、該アンカー体シース(1)の周壁を
横断面凹凸形であって、かつその凹凸形における凸部
(4)がシース長さ方向へ波形に延びる凹凸形とする。
アンカー体シース(1)の周壁が上記形状であること
は、次のことをもたらす。
引張り材(3)の先端部にアンカー体シース(1)を
適当な手段で仮止め的に取付け、該アンカー体シース
(1)を地盤の所要アンカー角の斜め向きの削孔に挿入
し、引張り材(3)の先端部をアンカー体シース(1)
と結合するべく、該アンカー体シース(1)内に硬化性
結合材を注入すれば、その結合材がアンカー体シース
(1)の内空にその低端側から高端側へと詰って行く。
その際、アンカー体シース(1)周壁の横断面凹凸形に
おける凸部(4)がシース長さ方向へ波形に延びている
ため、該凸部(4)の内空に対しても結合材は、前記と
同じ態様の下に詰まって行く。従って、既述した従来シ
ースと異なり、アンカー体シース(1)を縦軸線周りへ
回転させなくとも、シース周壁の凹凸の一部に空気が封
じ込められ、空洞となって残ることはない。
即ち、上記アンカー体シース(1)は所要アンカー角
の斜め向き下でのアンカー体(2)の現場施工に支障な
く適用することができる。
なお、上記引張り材(3)先端部に対するアンカー体
シース(1)の仮止め的取付けにおいて、引張り材
(3)はスペンサー(5)により内空に対する所要配置
とすればよい。
一方、アンカー体シース(1)内への結合材の注入
は、アンカー体シース(1)に予め注入管(6)[ホー
ス]をセットしておき、該注入管(6)を通じて行なえ
ばよい。アンカー体シース(1)内への結合材の注入に
当り、シース(1)の先端にパイロットキャップ(7)
を装備しておけば、該キャップ(7)の孔(8)を通
じ、シース(1)と地盤の削孔の間にも結合材を注入、
充填できる。シース(1)と削孔の間に対する結合材の
注入は、ここに述べた方法に代え、他の適当な方法、例
えばそれ自体公知の方法により行うこともできる。
アンカー体シース(1)は場合によっては、アンカー
体(2)の現場施工時に使用に供するのではなく、予め
アンカー体シース(1)に引張り材(3)の先端部を挿
入し、該シース(1)内に結合材を注入、充填し、シー
ス(1)と引張り材(3)を結合して使用しても構わな
い。
発明の効果 上記の如く本発明によれば、斜め向き下でのアンカー
体の現場施工に支障なく適用できる周壁横断凹凸形状型
のグランドアンカーのアンカー体シースを提供し得るの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は縦断
側面図、第3図は第2図の横断面拡大図である。 (1)……アンカー体シース (2)……アンカー体 (3)……引張り材 (4)……凸部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周壁が横断面凹凸形をした、グランドアン
    カーのアンカー体シースであって、該シース周壁の凹凸
    形における凸部がシース長さ方向へ波形に延びているこ
    とを特徴とするグランドアンカーのアンカー体シース。
JP62331010A 1987-12-25 1987-12-25 グランドアンカーのアンカー体シース Expired - Fee Related JP2552517B2 (ja)

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