JP2552217Y2 - 間隙調整板の打ち抜き装置 - Google Patents

間隙調整板の打ち抜き装置

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、機械部分や部品の組み
付け部に挾み、隙間や組み付け誤差を調整するための間
隙調整板の打ち抜き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】機械部分や部品の組み付けに際して、隙
間や組み付け誤差を調整するための間隙調整板が用いら
れる。この間隙調整板は、一般に、板厚が1mm以下の
ものをシム、1mm以上のものをスペーサと称して区別
している。
【0003】この間隙調整板は、これを挾みこむ組み付
け部に締付ボルトが存在するものにおいては、ボルトが
挿通される単一又は所定ピッチの複数の切欠穴が設けら
れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記切欠穴を必要とす
る間隙調整板の製造は、材料に切欠穴のケガキ線を施
し、ボール盤で穴を明け、この穴径の幅で平行な直線で
カットして切欠穴を形成し、材料を所定に寸法に切断し
ている。
【0005】この切欠穴は単一のものもあれば各種ピッ
チの異なる複数のものもあり、長さも種々様々である。
従って、精度のよいものを製造するためには、単純な部
品の割には製作工数が多く、また、精度のよいものを製
造するためには熟練を必要とし、多量生産性に難点があ
った。
【0006】本考案の目的は、このような従来の問題点
を解消した間隙調整板の打ち抜き装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の特徴とする構成は、プレートに単一又は所
望ピッチの複数の切欠穴を有する間隙調整板を打ち抜き
製造する装置であって、楕円形状の打ち抜き穴を持った
固定のダイと、前記ダイに対して昇降動可能であり前記
打ち抜き穴に対応する楕円形状のパンチと、前記ダイの
一側方に固定配置され、前記打ち抜き穴の長手方向に対
して直交する方向に延在し、打ち抜き穴の略中央部と対
向する第1ガイド溝と打ち抜き穴の端末部と対向する第
2ガイド溝とを設けた材料ガイドベースと、前記ダイの
他側方にダイに対して所定のピッチで進退位置決め可能
に配置され、前記第1、2ガイド溝と同一線上に設けた
凹溝と、この凹溝に突設した基準ピンとを有する材料位
置決めベースと、前記基準ピンに嵌合する基準穴が板端
より各種の寸法位置で開設され、前記凹溝にセットされ
る複数枚の位置決め基準板とから成るものである。
【0008】
【作用】上記の構成により、材料の端末を整断する必要
があるときには、材料位置決めベースにおいては材料の
端末の整断に適用される位置決め基準板を材料ガイドベ
ースの第1ガイド溝と対応する凹溝の基準ピンに係合し
てセットし、材料ガイドベース側においては材料を打ち
抜き穴の略中央部と対向する第1ガイド溝にセットして
材料の端末を位置決め基準板の板端に当接して位置決め
した後パンチを下降する。これにより、材料は楕円形状
のパンチ並びに打ち抜き穴の略中央部で直線切断し材料
の端末は整断される。
【0009】また、材料ガイドベースの第2ガイド溝と
対応する材料位置決めベースの凹溝に切欠穴の打ち抜き
位置寸法の位置決め基準板を基準ピンに係合してセット
して位置決め設定する。
【0010】そして、材料ガイドベースの第2ガイド溝
に材料をセットして、その端末を位置決め基準板に当接
し、パンチを下降して打ち抜きする。この場合、材料は
楕円形状のパンチ並びに打ち抜き穴の端末部で打ち抜か
れるため、円弧部を有した切欠穴が打ち抜かれる。
【0011】複数の切欠穴を打ち抜くときには、所定ピ
ッチの打ち抜き位置寸法の位置決め基準板を材料位置決
めベースの凹溝にセットして、前記切欠穴を打ち抜いた
材料を位置決めしてパンチを下降して次の切欠穴を打ち
抜くことにより得られる。
【0012】上記材料の位置決めは、位置決め基準板に
加えて材料位置決めベースをダイに対して所定のピッチ
で進退位置決めすることにより相乗的に位置決め設定が
得られる。
【0013】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1は黄銅等の金属板の材料であり、
2は本考案装置により製造された2穴の切欠穴を有する
間隙調整板である。
【0014】図2は本考案装置の全体図である。この図
2において、10は機台、10aは前記機台10上に水
平に固設された支持ベースである。この支持ベース10
a上には図3でも示すように、楕円形状の打ち抜き穴1
2を有するダイ11が固定されている。
【0015】17は機台10に固設されたコラムであ
り、このコラム17には昇降用シリンダ18と、この昇
降用シリンダ18によって昇降動するプレート19と、
このプレート19に設けられたパンチ20とを有し、こ
のパンチ20は前記ダイ11の打ち抜き穴12と対応し
た楕円形状である。21は前記昇降用シリンダ18の油
圧ポンプを示す。
【0016】また、前記支持ベース10a上のダイ11
の一側方には材料ガイドベース13が固設されている。
この材料ガイドベース13には図3で示すように、ダイ
11の打ち抜き穴12の長手方向に対し直交する方向で
延在し、打ち抜き穴12の略中央部と対向する第1ガイ
ド溝13aと、打ち抜き穴12の両端末部とそれぞれ対
向する2つ第2ガイド溝13b、13cとが設けられて
いる。これら第1、2ガイド溝13a、13b、13c
の溝幅寸法は図1の材料1の幅と略同幅の寸法である。
【0017】さらに、前記支持ベース10a上のダイ1
1の他側方には材料位置決めベース14がダイ11に対
して所定のピッチで進退位置決め可能に配置されてい
る。これの詳細な構成について図3で説明する。材料位
置決めベース14は、支持ベース10a上でダイ11に
対して進退移動するスライドベース15上に固定されて
いる。前記支持ベース10aには、例えば10mmピッ
チの1〜6番の位置決め穴23aと5mmピッチの7〜
12番の位置決め穴23bとが明けられており、スライ
ドベース15には前記1〜6番の位置決め穴23aに係
合する位置決めピン16aと7〜12番の位置決め穴2
3bに係合する位置決めピン16aとが設けられてい
る。
【0018】前記スライドベース15上に固定されてい
る材料位置決めベース14には前記第1、2ガイド溝1
3a、13b、13cと同一線上に凹溝14a、14
b、14cが設けられ、この凹溝14a、14b、14
c内に基準ピン22がそれぞれ突設されている。
【0019】図3において、24a〜24cは前記凹溝
14a、14b、14cに嵌装される位置決め基準板で
あり、前記基準ピン22に嵌合する基準穴25が開設さ
れている。この基準穴25は板端より各種の寸法位置L
1〜L3で開設された複数枚で構成されている。例え
ば、位置決め基準板24aの寸法位置L1は30mm,
位置決め基準板24bの寸法位置L2は27.5mm,
位置決め基準板24cの寸法位置L3は25mmであ
る。
【0020】次に本考案の装置による間隙調整板の打ち
抜き要領について説明する。本考案装置では図4のよう
に単一の切欠穴3を有する間隙調整板2や図5で示すよ
うに2連の切欠穴2を有する間隙調整板2を製造するこ
とができる。また、図示省略しているが、3連以上の切
欠穴を有する間隙調整板の製造も可能である。尚、第1
ガイド溝13aにセットした材料1は、その端末が斜め
等に断裁されている場合の整断とU字状の切欠穴3の打
ち抜き後に一定の寸法間隔で切断する作業に用いられ、
第2ガイド溝13b又は13cにセットされる材料1は
U字状の切欠穴3の打ち抜きに用いられる。そして、前
記整断は打ち抜き穴12の材料ガイドベース13側の直
線エッジ部分で切断した端末が基準となり、一定間隔で
の切断は打ち抜き穴12のスライドベース15側の直線
エッジ部分で切断した端末が基準となる。
【0021】そこで、図4で示す単一の切欠穴3を有す
る間隙調整板2を製造する場合について説明する。先ず
図4(A)の間隙調整板2は全長20mmで、切欠穴2
は、その中心から間隙調整板2の端面までの寸法が10
mmのものである。すなわち、切欠穴2の穴幅は10m
mであり、切欠穴2の両側の板幅はそれぞれ5mmであ
る。このような寸法関係の間隙調整板2を製造するに当
たっては、位置決めピン16aを位置決め穴23aの1
番穴に係合してスライドベース15を位置を決めしてお
く。材料1の端末が斜め等に断裁されていて整断する必
要があるときには、位置決めベース14の凹溝14aと
凹溝14b又は14cに基準穴25の寸法位置L1が3
0mmの位置決め基準板24aを基準ピン22に嵌合し
てセットする。スライドベース15は前記位置決めピン
16aを位置決め穴23aの1番穴に係合して位置決め
し、位置決めベース14の凹溝14aと凹溝14b又は
14cに基準穴25の寸法位置L1が30mmの位置決
め基準板24aを基準ピン22に嵌合してセットした場
合、位置決め基準板24aの基準端面からダイ11の打
ち抜き穴12の中心までの距離は10mmに設定され
る。
【0022】そして、先ず材料1を材料ガイドベース1
3の第1ガイド溝13aにセットして端面を凹溝14a
の位置決め基準板24aに当接してパンチ20を下降動
する。これにより、材料1はダイ11の打ち抜き穴12
で切断され、材料1の端末は直線で整断される。この整
断端末は前記したように、打ち抜き穴12の材料ガイド
ベース13側の直線エッジ部分で切断した端末が基準と
なる。すなわち、位置決め基準板24aの基準端面から
ダイ11の打ち抜き穴12の中心までの距離の10mm
と打ち抜き穴12の中心から材料ガイドベース13側の
直線エッジ部分の5mmの都合15mmの寸法で切断除
去して整断される。
【0023】この端末の整断を終わった材料1を第2ガ
イド溝13b又は13cにセットして凹溝14b又は1
4cにセットした位置決め基準板24aに当接して位置
決めし、パンチ20を下降動する。これにより、材料1
はダイ11の打ち抜き穴12の端末部で打ち抜かれ、U
字状の切欠穴3が形成される。すなわち、凹溝14aと
凹溝14b又は14cとにセットした同じ位置決め基準
板24aであっても前記15mmの寸法で切断除去して
整断した端末を凹溝14b又は14cにセットした位置
決め基準板24aに当接すると、切断除去した整断端末
が基準となり、切断除去した15mm分だけずれて位置
決めされる。従って、材料1はダイ11の打ち抜き穴1
2の端末部上に位置され、位置決め基準板24aの基準
端面からダイ11の打ち抜き穴12の中心までの距離1
0mmでU字状の切欠穴3が打ち抜かれる。尚、材料1
の端末が整っており整断を必要としない場合は直接第2
ガイド溝13b又は13cにセットしてU字状の切欠穴
3を形成し、次に述べる工程に移される。
【0024】次に、凹溝14aに基準穴25の寸法位置
L3が25mmの位置決め基準板24cと交換セット
し、位置決めピン16aを位置決め穴23aの2番穴に
係合してスライドベース15を位置を決めする。そして
前記切欠穴3を形成した材料1を再び第1ガイド溝13
aにセットして端面を位置決め基準板24cに当接して
パンチ20を下降動する。これにより、材料1は直線で
切断され、図4(A)の寸法関係の間隙調整板2が製造
されるのである。すなわち、この場合の材料1の切断は
打ち抜き穴12のスライドベース15側の直線エッジ部
分で切断される。そこで、L1が30mmの位置決め基
準板24aより5mm短い寸法位置L3が25mmの位
置決め基準板24cと位置決めピン16aを位置決め穴
23aの2番穴に係合して10mm後退したスライドベ
ース15とによって、位置決め基準板24cと打ち抜き
穴12の中心との距離は25mmとなるが、切断線は打
ち抜き穴12の中心から5mm程スライドベース15側
に寄った打ち抜き穴12の直線エッジ部分であるから、
材料1は位置決め基準板24cの基準端面から20mm
の寸法で切断される。
【0025】上記の要領で、図4(B)、(C)のよう
に、間隙調整板2の全長と切欠穴2の中心から間隙調整
板2の端面までの寸法が各種異なるときには、スライド
ベース15の位置を寸法に応じて適宜調整設定し、かつ
所定の位置決め基準板24a〜24cを選択使用して所
要寸法関係に位置決めすることにより製造することがで
きる。
【0026】また、図5の2連の切欠穴3を有する間隙
調整板2を製造する場合について説明する。図5(A)
の間隙調整板2は全長35mmで、各切欠穴2は、その
中心から間隙調整板2の各端面までの寸法が10mm、
各切欠穴2の中心間のピッチが15mmのものである。
このような寸法関係の間隙調整板2を製造するに当たっ
ては、位置決めピン16aを位置決め穴23aの1番穴
に係合してスライドベース15を位置を決めしておく。
材料1の端末が斜め等に断裁されていて整断する必要が
あるときには、位置決めベース14の凹溝14aと凹溝
14b又は14cに基準穴25の寸法位置L1が30m
mの位置決め基準板24aを基準ピン22に嵌合してセ
ットする。
【0027】この場合も材料1は前記と同様に材料ガイ
ドベース13の第1ガイド溝13aにセットして端面を
凹溝14aの位置決め基準板24aに当接してパンチ2
0を下降動する。これにより、材料1はダイ11の打ち
抜き穴12で切断され、材料1の端末は直線で整断され
る。
【0028】この端末の整断を終わった材料1を第2ガ
イド溝13b又は13cにセットして凹溝14b又は1
4cにセットした位置決め基準板24aに当接して位置
決めし、パンチ20を下降動する。これにより、材料1
はダイ11の打ち抜き穴12の端末部で打ち抜かれ、図
5(A)の右側のU字状切欠穴3が形成される。
【0029】次に凹溝14b又は14cに基準穴25の
寸法位置L3が25mmの位置決め基準板24cを基準
ピン22に嵌合してセットし、前記1つの切欠穴2を形
成した材料1の端末を当接して位置決めさせ、パンチ2
0を下降動することにより、図5(A)の左側のU字状
切欠穴3が15mmのピッチで形成される。
【0030】この後、材料1を第1ガイド溝13aにセ
ットし、図5(A)の右側のU字状切欠穴3を凹溝14
aの基準ピン22に係合して位置決めさせ、パンチ20
を下降動することにより、材料1は直線で切断され、全
長35mmの間隙調整板2が製造される。
【0031】図5(B)、(C)の間隙調整板2も上記
の要領で製造されるが、図5(B),の場合、凹溝14
aと凹溝14b又は14cには基準穴25の寸法位置L
1が30mmの位置決め基準板24aを使用し、前記と
同様に材料1の端末の整断と右側の切欠穴2の打ち抜き
を行い、位置決めピン16aを位置決め穴23aの3番
穴に係合してスライドベース15の位置を変更し、左側
の切欠穴3を打ち抜きする。また、最後に材料1の端面
を直線に切断するときには、位置決めピン16aを位置
決め穴23aの4番穴に係合してスライドベース15の
位置を変更する。これにより、全長40mmで、各切欠
穴2は、その中心から間隙調整板2の各端面までの寸法
が10mm、各切欠穴2の中心間のピッチが20mmの
間隙調整板2が製造される。
【0032】図5(C)の間隙調整板2の場合、スライ
ドベース15は位置決めピン16aを位置決め穴23a
の1番穴に係合して位置決めし、材料1の端末の整断に
は基準穴25の寸法位置L3が25mmの位置決め基準
板24cを使用し、右側のU字状切欠穴3の打ち抜きに
は基準穴25の寸法位置L1が30mmの位置決め基準
板24aを使用し、左側のU字状切欠穴3の打ち抜きに
はスライドベース15は位置決めピン16bを位置決め
穴23aの9番穴に係合して位置決めし、基準穴25の
寸法位置L1が30mmの位置決め基準板24aを使用
する。また、最後に材料1の端面を直線に切断するとき
には、位置決めピン16aを位置決め穴23aの1番穴
に係合してスライドベース15の位置を変更し、右側の
切欠穴3を基準ピン22に係合して位置決めする。これ
により、全長45mmで、各切欠穴2は、その中心から
間隙調整板2の各端面までの寸法が10mm、各切欠穴
2の中心間のピッチが25mmの間隙調整板2が製造さ
れる。
【0033】尚、3連以上の切欠穴を必要とするもで
も、スライドベース15の位置設定と各種の位置決め基
準板との組み合わせにより製造可能である。
【0034】
【考案の効果】以上のように本考案は、楕円形状の打ち
抜き穴を有する固定のダイに対して昇降動可能であり前
記打ち抜き穴に対応する楕円形状のパンチと、前記打ち
抜き穴の長手方向に対して直交する方向に延在し、打ち
抜き穴の略中央部と対向する第1ガイド溝と打ち抜き穴
の端末部と対向する第2ガイド溝とを設けた材料ガイド
ベースを前記ダイの一側方に固定配置し、前記第1、2
ガイド溝と同一線上に凹溝と、この凹溝に突設した基準
ピンとを有する材料位置決めベースを前記ダイの他側方
にダイに対して所定のピッチで進退位置決め可能に配置
し、前記基準ピンに嵌合する基準穴が板端より各種の寸
法位置で開設され、前記凹溝にセットされる複数枚の位
置決め基準板とから構成されたものであるから、単一又
は2連以上のU字状切欠穴を有する精度のよい各種の寸
法の間隙調整板を熟練を必要とすることなく多量生産す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】間隙調整板の材料と製品の斜視図
【図2】本考案の全体斜視図
【図3】本考案の要部斜視図
【図4】本考案によって製造される間隙調整板の例を示
す平面図
【図5】本考案によって製造される間隙調整板の例を示
す平面図
【符号の説明】
1 材料 2 間隙調整板 3 切欠穴 10 機台 10a 支持ベース 11 ダイ 12 打ち抜き穴 13 材料ガイドベース 13a 第1ガイド溝 13b、13c 第2ガイド溝 14 材料位置決めベース 14a、14b、14c 凹溝 15 スライドベース 16a、16b 位置決めピン 20 パンチ 22 基準ピン 23a、23b 位置決め穴 24a、24b、24c 位置決め基準板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレートに単一又は所望ピッチの複数の
    切欠穴を有する間隙調整板を打ち抜き製造する装置であ
    って、楕円形状の打ち抜き穴を持った固定のダイと、前
    記ダイに対して昇降動可能であり前記打ち抜き穴に対応
    する楕円形状のパンチと、前記ダイの一側方に固定配置
    され、前記打ち抜き穴の長手方向に対して直交する方向
    に延在し、打ち抜き穴の略中央部と対向する第1ガイド
    溝と打ち抜き穴の端末部と対向する第2ガイド溝とを設
    けた材料ガイドベースと、前記ダイの他側方にダイに対
    して所定のピッチで進退位置決め可能に配置され、前記
    第1、2ガイド溝と同一線上に設けた凹溝と、この凹溝
    に突設した基準ピンとを有する材料位置決めベースと、
    前記基準ピンに嵌合する基準穴が板端より各種の寸法位
    置で開設され、前記凹溝にセットされる複数枚の位置決
    め基準板とから成る間隙調整板の打ち抜き装置。
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