JP2552020Y2 - プラスチック製クリップ - Google Patents

プラスチック製クリップ

Info

Publication number
JP2552020Y2
JP2552020Y2 JP1992065270U JP6527092U JP2552020Y2 JP 2552020 Y2 JP2552020 Y2 JP 2552020Y2 JP 1992065270 U JP1992065270 U JP 1992065270U JP 6527092 U JP6527092 U JP 6527092U JP 2552020 Y2 JP2552020 Y2 JP 2552020Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
flange
leg
head
clip part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992065270U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0628320U (ja
Inventor
元美 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Original Assignee
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd filed Critical Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority to JP1992065270U priority Critical patent/JP2552020Y2/ja
Priority to EP93307436A priority patent/EP0588671A1/en
Publication of JPH0628320U publication Critical patent/JPH0628320U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2552020Y2 publication Critical patent/JP2552020Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B19/00Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/08Hollow rivets; Multi-part rivets
    • F16B19/10Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
    • F16B19/1027Multi-part rivets
    • F16B19/1036Blind rivets
    • F16B19/1045Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like
    • F16B19/1054Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like the pull-mandrel or the like being frangible
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/04Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates
    • F16B37/06Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates by means of welding or riveting
    • F16B37/062Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates by means of welding or riveting by means of riveting
    • F16B37/065Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates by means of welding or riveting by means of riveting by deforming the material of the nut

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボデーパネル等に装飾
部材等を取付けるのに使用するプラスチック製クリップ
に関し、特に、フランジと脚部を有し、一の取付部材と
別の取付部材の一方にフランジが接面し、両取付部材を
貫通した脚部の拡径部が別の取付部材に接することによ
り、両部材を連結するプラスチック製クリップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ボデーパネル等の一の取付部材に装飾部
材等の別の取付部材を取付けるのに使用するプラスチッ
ク製クリップは数多く知られている。その代表的なクリ
ップとして、フランジと脚部を有し、一の取付部材と別
の取付部材の一方にフランジが接面し且つ両取付部材を
貫通した脚部の拡径部が別の取付部材に接することによ
って両部材を連結するものがある。かかるクリップとし
て、例えば、フランジと錨脚の脚部とを有するプラスチ
ック製クリップがあるが、このクリップは取付部材を連
結する力が強くなく、取り外しが困難で再使用に向いて
おらず、取付部材の厚さの許容範囲が小さい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】もう1つの代表的なク
リップとして、フランジと脚部を有し、ねじ部材をフラ
ンジの方から脚部に螺入して脚部を拡径するものもあ
る。このクリップは、ねじ部材の回転によって取り外し
が可能であるので再使用できる利点を有する。しかし、
ねじ部材が、回転しなかったり、回転の際にクリップが
共に回転したりすると、クリップを取り外すことができ
なくなる。また、連結力においても、先の錨脚型クリッ
プより大きいが、取付部材を相互に引き付ける力は未だ
十分に大きいものではない。
【0004】従って、本考案の目的は、連結力、特に取
付部材を相互に引き付ける力が大きく、厚さの変化に対
応でき、更に、取り外しのできるプラスチック製クリッ
プを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本考案によれば、フランジと脚部を有し、重ねた
の取付部材及び別の取付部材の一方に前記フランジが接
面し、取付穴を貫通した前記脚部の拡径部が他方の取付
部材に接することによって、前記フランジと前記拡径脚
部との間で前記取付部材を相互に連結するプラスチック
製クリップであって、フランジと脚部とを有するプラス
チック製の第1クリップ部品と、該第1クリップ部品の
脚部を拡径する頭部とこの頭部から延びる軸部とを有す
るプラスチック製の第2クリップ部品とから成り、該第
2クリップ部品は、その頭部が第1クリップ部品の脚部
に隣接し且つその軸部が第1クリップ部品のフランジを
貫通して延び出た状態で、第1クリップ部品に連結され
ており、前記連結は、第1クリップ部品の脚部に形成さ
れた係止手段と、第2クリップ部品の頭部及び軸部の境
界に形成された大径部との係合によってなされ、第1ク
リップ部品のフランジから延び出た第2クリップ部品の
軸部部分を第1クリップ部品のフランジから引き抜く動
作により第1クリップ部品の脚部を拡径するように第2
クリップ部品の頭部を該脚部に進入させてその脚部拡径
状態を維持するように、第2クリップ部品の頭部には、
第1クリップ部品脚部の前記係止手段に係合する突起が
形成されており、更に、前記軸部の引抜き動作により、
前記フランジから延び出た軸部部分が破断されて除去で
きるように形成されていることを特徴とするプラスチッ
ク製クリップが提供される。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例について、図面を参照
しながら説明する。本考案に係るプラスチッククリップ
1は、図1に示すように、フランジ2と脚部3とを有す
るプラスチック製の第1クリップ部品4と、第1クリッ
プ部品4の脚部3を拡径する頭部5とこの頭部5から延
びる軸部6とを有するプラスチック製の第2クリップ部
品7とから成る。第1クリップ部品4の詳細は図2〜図
8に示され、第2クリップ部品7の詳細は図9〜図19
に示されている。図20〜図22は、本考案に係るクリ
ップ1の締結の手順と応用及び締結の解除について示し
ている。
【0007】先ず、第1クリップ部品4の詳細につい
て、図2〜図8を参照しながら説明する。第1クリップ
部品4は、フランジ2と脚部3とを有する。フランジ2
は図2に示すように円形あるいは被取付部材(34)の
穴を塞ぐ形状に形成され、その中央には第2クリップ部
品3の軸部が貫通する穴9が形成されている。この穴9
は単純な円形でもよいが、図2のように、係止爪10の
上方に成形用の切込みを設けたものでもよい。なお、こ
の穴9は、切込み部分を含まない小円の直径11が、第
2クリップ部品7の軸部6は通過するが頭部5は通過し
ない大きさに形成されている。脚部3は、第2クリップ
部品3の軸部6が貫通し頭部5を受入れるように、穴9
に連続した頭部受入穴12が形成されている。更に、図
3及び図6に示すように、一対のスリット13、13が
形成されて、一対の脚に形成されており、このスリット
13により、脚部3は開脚方向にも閉脚方向にも撓むこ
とができる。脚部3の内壁には、係止爪10が一定の高
さに周方向に複数個設けられている。この係止爪10
は、第2クリップ部品7の頭部6の2つの係止部に係止
して、連結(すなわち仮止め)と本止めを成すものであ
る。なお、脚部3の中間高さ位置は半径方向外方に出っ
張った突出部15が設けられ、取付部材に仮止めできる
ようになっている。
【0008】第2クリップ部品7は、図9〜図19に示
されるように、第1クリップ部品4の脚部3を拡径する
頭部5とこの頭部5から上方に延びる軸部6とを有す
る。頭部5は、軸部6との境界部にほぼ円形のストッパ
16を有し、このストッパ16は、第1クリップ部品4
のフランジ2の穴9を通過しない直径にされて頭部5が
フランジ2を通るのを阻止する。ストッパ16の下面1
7は、第1クリップ部品4の脚部3の係止爪10に係止
する第1係止部となっている。第1係止部17が脚部3
の係止爪10に係止すると、図1に図示のように、頭部
5が第1クリップ部品脚部3に隣接し且つ第2クリップ
部品軸部6が第1クリップ部品フランジ2を貫通して延
び出た状態で、第2クリップ部品7が第1クリップ部品
4に連結される。
【0009】頭部5のストッパ16より下側の中程の位
置に周方向に部分的に形成された一対の拡径用の突起1
8、18が設けられている。この突起18とストッパ1
6との間の部分は、頭部5の第1係止部17が第1クリ
ップ部品の係止爪10に係止して第1クリップ部品4が
第2クリップ部品7に連結された状態にあるとき、頭部
受入穴12に入り込んでも脚部3を拡径しない大きさに
形成されている。これに対し、突起18が、第1クリッ
プ部品4の脚部3の頭部受入穴12に入り込むと、脚部
3を拡径される。そして、この拡径用突起18の下面1
9は、第1クリップ部品4の脚部3の係止爪10に係止
する第2係止部となっている。従って、第2係止部19
が脚部3の係止爪10に係止すると、図21に図示のよ
うに、脚部3は拡径した本止め状態に維持される。
【0010】頭部5の先端は、図1の連結状態におい
て、パネル等の取付部材の取付穴に挿入し易いように、
先細で且つ丸く形成されている。また、図14に示すよ
うに、頭部5の中心には空洞20が形成され、頭部形状
のゆがみを防止している。そして、頭部5の側面には、
一対の拡径用の突起18の間を先端から上方に延びるリ
ブ21が一対形成されている。このリブ21は、第1ク
リップ部品4のスリット13に沿うガイドとなり、第1
クリップ部品脚部3の係止爪10に対して頭部5の拡径
用突起18を適正に位置させる。また、係止爪10に拡
径用突起18の第2係止部19が係止した本止め状態に
あるときも、リブ21は脚部スリット13に規制されて
頭部5の回転を防止し、頭部5の回転による係止解除を
阻止している。
【0011】なお、リブ21を周方向になだらかに形成
することにより、通常時はリブ21は脚部スリット13
に規制されるが、工具等の強い力によって、頭部5を回
転させると、リブ21が脚部スリット13を乗り越える
ことができるようにしてもよい。この場合には、頭部5
を回転させると、第2係止部19が係止爪10から周方
向に遠ざかるとともに、リブ21が係止爪10を半径方
向外側に押出して脚部の拡径を保ち、第2係止部19と
係止爪10との係止が解除されて、頭部5が下方に移動
して、本止めを解除できる。
【0012】第2クリップ部品7の軸部6には、第1ク
リップ部品4のフランジ2から延び出た先端部分に、該
軸部6を引抜くための工具係合手段としての周溝23が
設けられている。この周溝23は、軸部の長手方向に凹
凸を形成しているが、図20の引抜き工具のジョーによ
って把持できる限り、任意の形状でよい。この軸部6の
引抜き動作により、頭部5が第1クリップ部品脚部6に
入って脚部6を拡径する。軸部6には、頭部5のストッ
パ16から、第1クリップ部品4のフランジ2の厚さ分
だけ高くなった位置に、前記軸部引抜き動作により破断
できる周方向の切込み24が形成されている。従って、
軸部6の引抜き動作によりフランジ2から出た上方の軸
部部分が破断されて除去できる。
【0013】第2クリップ部品7の軸部6には、破断用
切込み24と頭部5のストッパ16との間には、雌ねじ
部25が設けられている。この雌ねじ部25は、成形用
の開口26(図17及び18参照)が直径方向に対向し
て一対設けられ、中央部はねじが螺入できる空洞27に
形成され、空洞27の内壁には雌ねじ28が形成されて
いる。このように、雌ねじ部25に、空洞27と雌ねじ
28が形成されているので、図21のように、軸部6の
上方部分が除去されるた状態では、ねじを螺入できる。
図22に示すように、この雌ねじ部25のねじ29を螺
入することによって、フランジ2の上部に更に別の部材
30(図22の想像線で示す)を取付けることができ
る。また、部材の取付けとは別に、螺入したねじの頭部
を叩くことができ、これによって、脚部3に本止めされ
た頭部5を下方に下げて、その本止めを解除できる。こ
の場合、ねじ29の頭部31がフランジ2に係止して、
頭部5の落下を防ぐことができる。なお、この雌ねじ部
25の雌ねじ28は空洞27の内壁全体に形成されなく
てもねじを螺入できる。また、空洞だけでもねじ切りね
じであれば螺入できるので、空洞だけでもよい。更に、
雌ねじ部へはねじを螺入しなくとも本止めの機能は損な
われられない。また、ねじが螺入されなくても工具等を
用いて頭部5のストッパ16を上方から叩くことによっ
て、頭部を下方に押下げ、本止めを解除することもでき
る。
【0014】かかる構成でなるプラスチック製クリップ
1を用いて、ボデーパネル等の一の取付部材33に装飾
部材等の別の取付部材34を取付ける手順を、図20及
び図21を参照しながら説明する。プラスチック製クリ
ップ1は、図1のように、第1クリップ部品4に第2ク
リップ部品7が連結されている。このクリップ1を、重
ねられた一の取付部材33と別の取付部材34の内の一
の取付部材33にフランジ2が接面し、頭部5を受入れ
た脚部3が両部材の取付穴を貫通した状態に保持する。
フランジ2から上方に延び出た軸部6の周溝23の部分
を、ブラインドリベットの締結工具のジョー35が、し
っかりと把持しており、締結工具のノーズ36の先端は
フランジ2に接面している。ブラインドリベット締結工
具を作動させると、ジョー35が引き上げられ、軸部6
が引抜かれ、この引抜き動作によって、頭部5が第1ク
リップ部品4の脚部3に入ってストッパ16が第1クリ
ップ部品の穴9の下面側に当接し、拡径用突起18が脚
部3を拡径しつつ突起下面の第2係止部が係止爪10に
係止して、図21の本止め状態となり、一の取付部材3
3と別の取付部材34とを相互に連結する。このとき、
本考案のクリップ1においては、軸部6の引抜き動作に
より、軸部部分が切込み24の部分で破断され、フラン
ジ2から出た軸部部分がジョー35に把持された状態で
除去される。従って、図22に図示のように、第2クリ
ップ部品7の軸部は雌ねじ部25を残すことになる。こ
の雌ねじ部25にねじ29を螺入することによって、フ
ランジ2の上部に更に別の部材30を取付けることがで
きる。また、これとは別に、螺入したねじ29の頭部3
1を矢印のように叩くことができ、これによって、脚部
3に本止めされた頭部5を下方に下げて、その本止めを
解除できる。このとき、ねじ頭部31がフランジ2に係
止して、頭部5の落下を防ぐ。
【0015】図23は、本考案の第2の実施例に係るプ
ラスチック製クリップ38を示している。このクリップ
38において、第1クリップ部品4は図2〜図8で示す
ものと同じであり、第2クリップ部品39においても軸
部40の先端形状が異なる点を除いて、図9〜図19に
示すものと同じである。従って、軸部40の先端の説明
をして他の部分の説明を省略する。軸部40の先端に
は、工具係止手段しての大径部41が形成されている。
この大径部41は、図24に示すように、ブラインドリ
ベット締結工具のジョー35(図20参照)に換えて取
付けられたフック付きジョー42に係止し、ジョー42
の引き上げによって軸部40の引抜き動作が行われる。
引抜き後は、図21に示す本止め状態となる。
【0016】
【考案の効果】本考案のプラスチック製クリップによれ
ば、第1クリップ部品と第2クリップ部品とは第1クリ
ップ部品脚部の係止手段と第2クリップ部品の大径部と
の係合によって連結されるので、両部品は常時連結され
たままになって1部品として取扱うことができ、取付作
業も部品管理も容易になり、更に、ブラインドリベット
締結工具等の締結工具を用いて第1クリップ部品のフラ
ンジから延び出た第2クリップ部品の軸部部分を引き抜
くだけで、複数の取付部材を相互に連結することが簡単
にできるだけでなく、頭部を強力に脚部の中へ引き上げ
ることができ、連結力、特に取付部材を相互に引き付け
る力が大きく、取付部材の厚さが変化してもその連結力
の強さはわらず、厚さの変化に対応でき、第1クリッ
プ部品の脚部の拡径状態を維持する突起が第2クリップ
部品頭部に形成されているので、その強い連結力が確実
に維持され、また、フランジより出た軸部部分が除去さ
れるので、邪魔な軸部部分がなくなるだけでなく、取付
部分の見栄えがよくなる。更に、取り外しの場合も頭部
をフランジの側から叩いて突起と係止手段との係止を解
除するだけの簡単な操作で拡径した脚部を元に戻して取
付部材から取り外すことができ、取り外し後においても
係止手段は第2クリップ部品の大径部と係合するので、
第1クリップ部品と第2クリップ部品とは1部品として
連結されたままになり、再使用を可能にし、その再使用
の際の部品管理も容易である。
【0017】また、本考案によるクリップの軸部の、第
1クリップ部品のフランジから延び出た部分に、該軸部
を引き抜くための工具係合手段を形成することによっ
て、軸部の引き抜きを確実にすることができる。更に、
本考案によるクリップの第2クリップ部品の頭部に隣接
する軸部部分には、空洞とその内壁に形成された雌ねじ
とで成る雌ねじ部が設けられ、第1クリップ部品のフラ
ンジから出た軸部部分が除去された状態では、雌ねじ部
にねじを螺入できるので、取り外しの場合の頭部の落下
を防止できるだけでなく、ねじを用いて、更に他の部材
をフランジに接面させて取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプラスチック製クリップの第1ク
リップ部品を断面して示す正面図である。
【図2】第1クリップ部品の平面図である。
【図3】第1クリップ部品の平面図である。
【図4】第1クリップ部品の底面図である。
【図5】第1クリップ部品の側面図である。
【図6】図3のA−A線断面図である。
【図7】図3のB−B線断面図である。
【図8】図3のC−C線断面図である。
【図9】第2クリップ部品の平面図である。
【図10】第2クリップ部品の正面図である。
【図11】第2クリップ部品の底面図である。
【図12】第2クリップ部品の左側面図である。
【図13】第2クリップ部品の右側面図である。
【図14】図10のD−D線断面図である。
【図15】図10のE−E線断面図である。
【図16】図10のF−F線断面図である。
【図17】図10のG−G線断面図である。
【図18】図10のH−H線断面図である。
【図19】図10の円Iの部分の拡大図である。
【図20】図1のプラスチック製クリップを締結工具を
用いて2つの取付部材を連結する前の状態を示す図であ
る。
【図21】プラスチック製クリップの締結後の状態を示
す図である。
【図22】締結後のプラスチック製クリップの応用例及
び締結解除を示す図である。
【図23】本考案の第2実施例に係るプラスチック製ク
リップの第1クリップ部品を断面して示す正面図であ
る。
【図24】図23のクリップを締結工具を用いて2つの
取付部材を連結する前の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 プラスチック製クリップ 2 フランジ 3 脚部 4 第1クリップ部品 5 頭部 6 軸部 7 第2クリップ部品 10 係止爪 12 頭部受入穴 13 スリット 16 ストッパ 17 第1係止部 18 拡径用突起 19 第2係止部 20 空洞 21 リブ 23 周溝(工具係合手段) 24 破断用切込み 25 雌ねじ部 27 空洞 28 雌ねじ 29 ねじ 33 一の取付部材 34 別の取付部材 35 ジョー 36 ノーズ 38 第2実施例に係るプラスチック製クリップ 39 第2クリップ部品 40 軸部 41 大径部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジと脚部を有し、重ねた一の取付
    部材及び別の取付部材の一方に前記フランジが接面し、
    取付穴を貫通した前記脚部の拡径部が他方の取付部材に
    接することによって、前記フランジと前記拡径脚部との
    間で前記取付部材を相互に連結するプラスチック製クリ
    ップにおいて、 フランジと脚部とを有するプラスチック製の第1クリッ
    プ部品と、該第1クリップ部品の脚部を拡径する頭部と
    この頭部から延びる軸部とを有するプラスチック製の第
    2クリップ部品とから成り、該第2クリップ部品は、そ
    の頭部が第1クリップ部品の脚部に隣接し且つその軸部
    が第1クリップ部品のフランジを貫通して延び出た状態
    で、第1クリップ部品に連結されており、前記連結は、
    第1クリップ部品の脚部に形成された係止手段と、第2
    クリップ部品の頭部及び軸部の境界に形成された大径部
    との係合によってなされ、第1クリップ部品のフランジ
    から延び出た第2クリップ部品の軸部部分を第1クリッ
    プ部品のフランジから引き抜く動作により第1クリップ
    部品の脚部を拡径するように第2クリップ部品の頭部を
    該脚部に進入させてその脚部拡径状態を維持するよう
    に、第2クリップ部品の頭部には、第1クリップ部品脚
    部の前記係止手段に係合する突起が形成されており、
    に、前記軸部の引抜き動作により、前記フランジから
    出た軸部部分が破断されて除去できるように形成され
    ていることを特徴とするプラスチック製クリップ。
  2. 【請求項2】 前記第2クリップ部品の軸部には、第1
    クリップ部品のフランジから延び出た部分に、該軸部を
    引き抜くための工具係合手段が形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のプラスチック製クリップ。
  3. 【請求項3】 第2クリップ部品の頭部に隣接する軸部
    部分には、空洞とその内壁に形成された雌ねじとで成る
    雌ねじ部が設けられており、第1クリップ部品のフラン
    ジから出た軸部部分が除去された状態では、前記雌ねじ
    部にねじを螺入できることを特徴とする請求項1に記載
    のプラスチック製クリップ。
JP1992065270U 1992-09-18 1992-09-18 プラスチック製クリップ Expired - Lifetime JP2552020Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992065270U JP2552020Y2 (ja) 1992-09-18 1992-09-18 プラスチック製クリップ
EP93307436A EP0588671A1 (en) 1992-09-18 1993-09-20 Plastic fastener

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992065270U JP2552020Y2 (ja) 1992-09-18 1992-09-18 プラスチック製クリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0628320U JPH0628320U (ja) 1994-04-15
JP2552020Y2 true JP2552020Y2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=13282074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992065270U Expired - Lifetime JP2552020Y2 (ja) 1992-09-18 1992-09-18 プラスチック製クリップ

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0588671A1 (ja)
JP (1) JP2552020Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2063159C (en) 1991-03-22 1999-06-15 Thomas W. Sander Orthopedic fastener
US5720753A (en) * 1991-03-22 1998-02-24 United States Surgical Corporation Orthopedic fastener
DE69727015T2 (de) 1996-10-04 2004-11-25 United States Surgical Corp., Norwalk Vorrichtung zum Anbringen eines Gewebe-Befestigungselements

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE535925A (ja) * 1954-02-23
US3698278A (en) * 1971-03-15 1972-10-17 Vsi Corp Nut member
GB1495592A (en) * 1974-01-18 1977-12-21 Raymond A Securing members
GB2160943B (en) * 1984-06-25 1987-07-08 Phillips Plastics Corp Expansion rivet assembly
JPS61192908A (ja) * 1985-02-22 1986-08-27 ポツプリベツト・フアスナ−株式会社 スクリユ−グロメツト
GB8517659D0 (en) * 1985-07-12 1985-08-21 Avdel Ltd Self-plugging blind fastener
JPH0296010U (ja) * 1989-01-21 1990-07-31
JP3060608U (ja) * 1998-12-28 1999-09-07 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 発信機
JP3121205U (ja) * 2006-02-15 2006-04-27 九州電気システム株式会社 トロリ線曲げ工具

Also Published As

Publication number Publication date
EP0588671A1 (en) 1994-03-23
JPH0628320U (ja) 1994-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4403377A (en) Fastening device
JPH0640428U (ja) プッシュリベット
US20050152765A1 (en) Fastener for panels or the like
JPS6327570B2 (ja)
AU2003200566B2 (en) Self-locking rivet fastener
US2546602A (en) Rivet with self-locking mandrel
EP1479924A1 (en) Blind rivet fastener and workpiece assembly using same
JPH0968209A (ja) 留め具
JP2552020Y2 (ja) プラスチック製クリップ
JP6286774B2 (ja) クリップ
WO2002062616A1 (en) Fastener for component such as assist grip of automobile
JPH05302609A (ja) プッシュリベット
JP3828955B2 (ja) グロメット
JP3297973B2 (ja) 固定クリップ
JP2578066Y2 (ja) クリップ
JP2578058Y2 (ja) クリップ
JPH0720409U (ja) クリップ
JP3009696U (ja) アンカー
JP6976756B2 (ja) クリップ
JP2000320515A (ja) 固定装置
JP2581249Y2 (ja) クリップ
JP2584429Y2 (ja) 留め具
JPH07243429A (ja) プラスチック製クリップ
JPH0645690Y2 (ja) クリップ
JP2001020922A (ja) リベット