JP2551660Y2 - 引出形遮断器 - Google Patents

引出形遮断器

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JP2551660Y2
JP2551660Y2 JP4122392U JP4122392U JP2551660Y2 JP 2551660 Y2 JP2551660 Y2 JP 2551660Y2 JP 4122392 U JP4122392 U JP 4122392U JP 4122392 U JP4122392 U JP 4122392U JP 2551660 Y2 JP2551660 Y2 JP 2551660Y2
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JP
Japan
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circuit breaker
interlock lever
trip
arm
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弘兵 藤原
広史 岡下
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、引出枠とこの引出枠
に引出し,挿入自在に装着される遮断器とからなる引出
形遮断器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の引出形遮断器を図4〜図
12について説明する。まず、遮断器を図4〜図6につ
いて説明する。図4は投入バネが放勢したトリップ状態
を示す側面断面図、図5はチャージが完了したオフ状態
を示す側面断面図、図6はオン状態を示す側面断面図で
ある。
【0003】図において、100は遮断器、1は遮断器
100の筐体で、モールドケース1aとモールドカバー
1bとで構成されている。2は消弧室、3は手動操作ハ
ンドル、4はカムシャフト、5はカムシャフト4に設け
られたラチェットで、手動操作ハンドル3により手動操
作される。6はカムシャフト4に設けられたラチェット
で、ラチュエット5と並設されて図示しないモータによ
り駆動される。7はカムシャフト4に設けられたカム、
8はカム7に設けたカム側ローラ、9はカム7の上方に
あって固定軸10を支点として回転するチャージアー
ム、11はチャージアーム9の一端に設けたアーム側ロ
ーラで、カム7を転接することによりカム7により回転
駆動される。12はチャージアーム9の中腹部上面に形
成したカム面、13は投入バネ、14は投入バネ13を
保持するガイド板で、長孔14aを有している。15は
チャージアーム9の他端に設けたバネカケピンで、長孔
14aに沿って移動して投入バネ13を蓄圧する。16
は固定軸10に回転可能に装着したクローズラッチで、
中腹部にラッチ側ローラ17を有すると共に一端側はカ
ム側ローラ8に係合する。18は固定軸19を中心に回
転するクローズラッチで、下端はラッチ側ローラ17に
係合すると共に上端側はクローズバー20に係合してい
る。クローズバー20は図示しないが手動あるいはソレ
ノイドなどによりオン操作される。
【0004】21はメインシャフトで、筐体1に回転可
能に支持されている。22はメインシャフト21に等間
隔で3個固定したアームで、3極分の絶縁リンク23が
ピン24によりそれぞれ連結されている。25はアーム
22と同形のアームで、メインシャフト21にアーム2
2と同角度で固定されている。26は2本のリンクによ
り構成される投入トグルリンク機構で、一端側はピン2
7によりアーム25に連結される。28はリンク機構2
6の中心ピン29により回転可能に支持されるリンク側
ローラで、チャージアーム9のカム面12に当接する位
置関係にある。30は固定軸31に回転可能に支持され
るリンクレバーで、一端側にピン32によりリンク機構
26の他端側が連結される。33はリンクレバー30の
中腹部に回転可能に設けたレバー側ローラ、34は固定
軸19に回転可能に支持されるトリップラッチで、レバ
ー側ローラ33に係合すると共に上端側はトリップバー
35に係合している。トリップバー35は電磁引外し装
置(図示せず)によりトリップ操作される。
【0005】36,37は通電部の一部を構成する一対
の導体で、三個ずつ並設されている。38は一方の導体
36にそれぞれ固着された固定接点、39は各固定接点
38にそれぞれ接離される可動接点、40は各可動接点
39をそれぞれ固着した可動子、41は各可動子40の
端部をそれぞれ他方の導体37に接続するための可撓導
体、42は各可動子40を保持する可動子ホルダで、ピ
ン43により絶縁リンク23に連結されている。44は
各可動子40に一端がそれぞれ取付けられる接圧ばね
で、各他端はそれぞれ筐体1のバネ支持穴45により保
持されている。
【0006】次に動作について説明する。投入バネ13
が放勢した図4のトリップ状態において、手動操作ハン
ドル3の手動操作によりラチェット5を、あるいはモー
タを駆動してラチェット6を反時計方向に回転させてカ
ム7を反時計方向に回転させると、チャージアーム9が
時計方向に回動するので、投入バネ13が蓄圧される。
こうして、図5に示すチャージ状態となる。
【0007】図5に示すチヤージ完了状態では、カム7
のカム側ローラ8によりクローズラッチ16の回動が阻
止され、クローズラッチ16のラッチ側ローラ17によ
りクローズラッチ18の回動が阻止され、このクローズ
ラッチ18はクローズバー20によりロックされる。こ
の図5のオフ状態において、手動あるいはソレノイドに
よりクローズバー20を時計方向に回動操作すると、ク
ローズラッチ18が時計方向に回転し、これに伴なって
クローズラッチ16が反時計方向に回転するので、カム
7のロックが解除されてカム7が反時計方向に回転し、
アーム側ローラ11がカム7の凹部に落ち込むと、投入
バネ13が放勢してチャージアーム9が図6に示すよう
に反時計方向に回転、はね上がる。このようにチャージ
アーム9が図6のようにはね上がるとき、チャージアー
ム9のカム面12にリンク側ローラ28が当接するの
で、リンク機構26がチャージアーム9のはね上げ力に
よって伸長し、図6に示すように接点オンとなる。
【0008】図6のオン状態において、電磁引外し装置
あるいは後記するオフボタンによりトリップバー35を
反時計方向(後記する矢印65の方向)に回動操作させ
ると、トリップラッチ34が反時計方向に回動するの
で、トリップラッチ34の凹部からレバー側ローラ33
が外れてリンクレバー30が時計方向に回動し、リンク
機構26が図4に示すように屈曲してオフ状態となる。
以下繰り返しとなる。
【0009】次に、図4〜図6に示す遮断器100を引
出枠に装着した状態を図7〜図12について説明する。
図7は断路状態を示す概略側面図、図8は接続状態を示
す概略側面図、図9は遮断器のオフ状態を示す図8の要
部図、図10は遮断器のオン状態を示す図9と同じ図、
図11は図8,図10を反対側から見たインターロック
レバー付近図、図12は図11を右側から見た正面図で
ある。
【0010】図において、46は引出枠、47は引出枠
46に設置される引出枠側導体、48は引出枠側導体4
7に設けられるジャンクション、49は筐体1に突設さ
れる遮断器側導体、50は引出枠46に突設されるイン
サートスクリュー(雌ねじ部材)、51は筐体1内に定
位置で回転するように挿着されるメインスクリュー(雄
ねじ部材)、52は筐体1の正面に位置するインジケー
タで、メインスクリュー51の六角挿入穴51aの臨め
る位置に開口52aを有している。53は遮断器100
に上下動可能に保持されるインターロックレバー、54
は筐体1に回転可能に支持されるハンドルロック部材
で、常時は復帰バネ(図示せず)によりそのロックピン
54aがメインスクリュー51の六角挿入穴51a前か
ら外れた非ハンドルロック位置に付勢されていると共
に、インターロックレバー53の下降時(遮断器のオン
操作時)にはインターロックレバー53により他端ロー
ラ54bが押されて復帰バネに抗して回転しそのロック
ピン54aがメインスクリュー51の六角挿入穴51a
前のハンドロック位置に出るようになっている。55は
引出ハンドル、56はインターロックレバー53をロッ
ク位置(降下位置)に付勢するロックバネ、57は機構
フレーム58にピン59により回転可能に取付けられる
トリップアームで、一端側はインターロックレバー53
の先端側にピン60により回転可能に枢着されると共に
他端側はトリップバー35と干渉する位置関係にある。
61は機構フレーム58にピン62により回転可能に取
付けられるオフボタンで、押圧によりトリップアーム5
7を回転させる位置関係にある。63はオフボタン61
の復帰バネである。
【0011】次に動作について説明する。図6,図11
に示す遮断器100のオン状態においては、インターロ
ックレバー53がロックバネ56により降下しているの
で、このインターロックレバー53によりハンドルロッ
ク部材54が復帰バネに抗して回転してそのロックピン
54aが図10に示すようにメインスクリュー51の六
角挿入穴51a前のハンドルロック位置に出た状態とな
る。よって、このオン状態では図10に示すように引出
ハンドル55を開口52aから六角挿入穴51aに挿入
できず、引出インターロックがなされる。
【0012】図6,図11に示す遮断器100のオン時
に、例えばオフボタン61を押すと、トリップアーム5
7が矢印64の方向に回転してトリップバー35を矢印
65の方向(反時計方向)に回転させるので、以下前述
したとおり図4に示すようにオフ状態になる。これと同
時にトリップアーム57の矢印64方向の回転はインタ
ーロックレバー53をロックバネ56に抗して矢印66
の方向に引き上げるので、インターロックレバー53か
ら解放されたハンドルロック部材54は図9に示すよう
に復帰バネにより非ハンドルロック位置に固定される。
よって、オフ状態では図9に示すように引出ハンドル5
5を開口52aから六角挿入穴51aに挿入できるの
で、引出ハンドル55を回して引出操作ができる。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の引
出形遮断器では、遮断器100のオン操作時に発生する
衝撃力によって、インターロックレバー53がロックバ
ネ56に勝って図11中矢印66の方向に飛び上がり、
トリップアーム57を矢印64の方向に回転させてトリ
ップバー35を矢印65の方向に回転させ、遮断器10
0をオフさせるいわゆるミストリップするという問題点
があった。
【0014】この考案はかかる問題点を解消するために
なされたもので、簡単な構成を付加することにより遮断
器のオン操作時の衝撃力によるミストリップを防止でき
る信頼性の高い引出形遮断器を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この考案に係る引出形遮
断器は、遮断器の開閉操作機構に連動されてトリップ時
に回動されるトリップバーと、遮断器のオン状態での引
出しを防止するインターロックレバーと、このインター
ロックレバーをロック位置に付勢するロックバネと、回
転可能に設けられて一端側が前記インターロックレバー
の先端側に回転可能に枢着されると共に他端側は前記ト
リップバーと干渉するトリップアームと、押圧により前
記トリップアームを回動させて前記トリップバーを回転
させるオフボタンと、このオフボタンに設けた突起部
と、前記インターロックレバーの先端を延長して設けた
延長部とを備えたものである。
【0016】
【作用】この考案においては、インターロックレバーが
ロック位置にあるときにはその延長部がオフボタンの突
起部に当接してインターロックレバーがロックバネに抗
して動かないようにし、オフボタンの押圧によりトリッ
プアームが回転したときには延長部が突起部から外れて
インターロックレバーがロックバネに抗して非ロック位
置に移動するようにした。
【0017】
【実施例】この考案の一実施例を図1〜図3について説
明する。図1はインターロックレバーの付近を示す図、
図2は図1を右側からみた正面図、図3はオフ操作状態
を示す図1と同じ図であり、前記従来のものと同一また
は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図に
おいて、67はオフボタン61に設けた突起部、68は
インターロックレバー53の先端を延長して設けた延長
部である。
【0018】図1に示す遮断器のオン状態では、インタ
ーロックレバー53の延長部68がオフボタン61の突
起部67に当接するので、遮断器のオン操作時に発生す
る衝撃力によってもインターロックレバー53は飛び上
がらず。ミストリップの心配がない。そして、オフボタ
ン61を押してトリップアーム57が回転した図3のオ
フ操作状態では、延長部68がオフボタン61の突起部
67から外れるので、インターロックレバー53が上昇
して非ロック状態となる。
【0019】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば簡単な
構成を付加することにより遮断器のオン操作時の衝撃力
によるミストリップを防止できる信頼性の高いものが得
られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すインターロックレバ
ーの付近図である。
【図2】図1を右側からみた正面図である。
【図3】オフ操作状態を示す図1と同じ図である。
【図4】従来の遮断器のトリップ状態を示す側面断面図
である。
【図5】オフ状態を示す側面断面図である。
【図6】オン状態を示す側面断面図である。
【図7】従来の引出形遮断器の断路状態を示す概略側面
図である。
【図8】接続状態を示す概略側面図である。
【図9】遮断器のオフ状態を示す図8の要部図である。
【図10】遮断器のオン状態を示す図9の要部図であ
る。
【図11】図8,図10を反対側からみたインターロッ
クレバー付近図である。
【図12】図11を右側からみた正面図である。
【符号の説明】
100 遮断器 35 トリップバー 46 引出枠 53 インターロックレバー 56 ロックバネ 57 トリップアーム 61 オフボタン 67 突起部 68 延長部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出枠と、この引出枠に引出し,挿入自
    在に装着される遮断器とからなり、 かつ前記遮断器の開閉操作機構に連動されてトリップ時
    に回動されるトリップバーと、前記遮断器のオン状態で
    の引出しを防止するインターロックレバーと、このイン
    ターロックレバーをロック位置に付勢するロックバネ
    と、回転可能に設けられて一端側が前記インターロック
    レバーの先端側に回転可能に枢着されると共に他端側は
    前記トリップバーと干渉するトリップアームと、押圧に
    より前記トリップアームを回動させて前記トリップバー
    を回転させるオフボタンとを有する引出形遮断器におい
    て、 前記オフボタンに設けた突起部と、前記インターロック
    レバーの先端を延長して設けた延長部とを備え、 前記インターロックレバーがロック位置にあるときには
    前記延長部が前記オフボタンの突起部に当接して前記イ
    ンターロックレバーが前記ロックバネに抗して動かない
    ようにし、前記オフボタンの押圧により前記トリップア
    ームが回転したときには前記延長部が前記突起部から外
    れて前記インターロックレバーが前記ロックバネに抗し
    て非ロック位置に移動するようにしたことを特徴とする
    引出形遮断器。
JP4122392U 1992-06-16 1992-06-16 引出形遮断器 Expired - Lifetime JP2551660Y2 (ja)

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JP4122392U JP2551660Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 引出形遮断器

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JP4122392U JP2551660Y2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 引出形遮断器

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JPH062533U JPH062533U (ja) 1994-01-14
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JP4597816B2 (ja) * 2005-08-26 2010-12-15 三菱電機株式会社 引出形遮断器
JP7438026B2 (ja) * 2020-05-29 2024-02-26 三菱電機株式会社 引出形遮断器

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JPH062533U (ja) 1994-01-14

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