JP2550652B2 - 光電スイツチ - Google Patents

光電スイツチ

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JP2550652B2 JP63080109A JP8010988A JP2550652B2 JP 2550652 B2 JP2550652 B2 JP 2550652B2 JP 63080109 A JP63080109 A JP 63080109A JP 8010988 A JP8010988 A JP 8010988A JP 2550652 B2 JP2550652 B2 JP 2550652B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パルス光を投光する投光素子と、この投光
素子からのパルス光,または対象物体から反射されたパ
ルス光を受光して受光信号を発する受光素子とを備え、
この投光素子と受光素子との間に存在する対象物体の有
無を検出する光電スイッチに関する。
〔従来の技術〕
この種の光電スイッチの従来装置を第3図に示し、こ
の第3図に示す光電スイッチのタイムチャートを第4図
に示す。第4図におけるa〜fは第3図のブロック図に
示したa〜fの各部における信号波形である。
第3図において、1は発振回路であり、この発振回路
1からは連続パルスaを発し、この連続パルスaは分周
回路2に入力されて分周され、この分周された分周パル
ス(以下、この分周パルスを投光パルスと称す)bで投
光素子としての発光ダイオード3を発光させる。受光素
子としてのホトトランジスタ4は発光ダイオード3から
の光を受光して光電変換する。ここで、ホトトランジス
タ4は発光ダイオード3からの投光された光が対象物体
に当たって反射された反射光を受光するようにされてお
り、対象物体が存在しない場合にはホトトランジスタ4
は受光せず、第4図では時刻t1に始めて受光する場合を
示している。ホトトランジスタ4が受光して光電変換さ
れた電気信号は増幅回路5により交流成分のみが増幅さ
れ、コンデンサ6を介して直流分が除去されてほぼ鋸歯
状の受光信号cが得られ、この受光信号cがコンパレー
タ7に入力する。コンパレータ7は受光信号cのレベル
を弁別し、論理処理に適したデジタル信号dに変換す
る。このデジタル信号dはANDゲート8の一方の入力端
に入力し、このANDゲート8の他方の入力端には分周回
路2からの投光パルスbが入力される。したがって、AN
Dゲート8の出力は投光パルスbとデジタル信号dが同
期したときにのみ出力パルスeを発する。検知回路9は
ANDゲート8からの出力パルスeが所定数連続したとき
出力信号fを確定する回路であり、第4図では出力パル
スeが2パルス連続した場合を示しており、時刻t2に出
力信号fがローレベル(以下、このローレベルをLと称
す)からハイレベル(以下、このハイレベルをHと称
す)に転じて対象物体の存在を確認する。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図では時刻t4にホトトランジスタ4が他の光電ス
イッチなどからの光を受光して鋸歯状のノイズ波cnが発
生した場合を示しているが、通常このノイズ波cnが存在
しない状態では、時刻t3に対象物体が存在しなくなった
とすると、時刻t1から数えて第4発目,第5発目の投光
パルスbに同期してデジタル信号dが発生していないの
で、検知回路9は2パルス続いて出力パルスeがないこ
とを確認して時刻t5に出力信号fをHからL(縦の点線
で示すように)に転じる。しかしながら、時刻t4にノイ
ズ波cnが発生し、コンパレータ7により弁別されたノイ
ズ波cnに対応するデジタル信号dnが第5発目の投光パル
スbに同期するとANDゲート8から出力パルスenが出力
される。この結果、時刻t5にLに転じるべき出力信号f
がHまま継続するという誤動作が起こる。これは、AND
ゲート8による同期期間(ゲート期間)は投光パルスb
の時間幅として十分短くされているが、ホトトランジス
タ4の受光信号c、したがってデジタル信号dが長くな
るためであり、他の光電スイッチなどから混入する外乱
光により誤動作するおそれがあるという欠点を有する。
そこで、本発明の目的は、前述した従来装置の欠点を
除去し、受光信号の時間幅が長い場合であっても外乱光
による受光信号を除去して誤動作の少ない光電スイッチ
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前述した目的を達成するため本発明は、発振回路の出
力を分周した投光パルスで発光する投光素子と、この投
光素子の光を受光して光電変換する受光素子と、この受
光素子により光電変換された電気信号を所定のレベルで
弁別し論理処理に適したデジタル信号に変換するコンパ
レータと、前記投光パルスの立上り時にコンパレータか
らのデジタル信号を記憶する記憶素子、この記憶素子の
出力と前記投光パルスとの論理積をとる論理素子とから
なり、前記投光パルスの立上り時にコンパレータから受
光信号に相当するデジタル信号が入力されていると該デ
ジタル信号を無効とし、前記投光パルスの立上りを除く
パルス期間にコンパレータから受光信号に相当するデジ
タル信号が入力すると立上りパルスを発生する立上りパ
ルス発生回路およびこの立上りパルス発生回路の出力が
所定パルス数続いた時に出力信号を発する検知回路を備
えたことを特徴とする。
このような本発明における光電スイッチにおいては、
立上りパルス発生回路を構成する記憶素子に、投光パル
スの立上り時に受光信号の有無を記憶し、この記憶素子
に受光信号有りが記憶されると、その投光パルスによる
受光信号を無効とすることにより、他の光電スイッチか
らの光などによる外乱光を除去する。
〔発明の実施の形態〕
本発明の実施の形態を第1図を用いて説明する。本発
明は、発振回路1からの連続パルスaを分周回路2で分
周した投光パルスbにより駆動されて発光する投光素子
としての発光ダイオード3と、この発光ダイオード3か
らの光を受光して光電変換する受光素子としてのホトト
ランジスタ4と、このホトトランジスタ4からの電気信
号を増幅回路5で増幅し、コンデンサ6により直流分を
除去した受光信号cを弁別してデジタル信号に変換する
コンパレータ7と、このコンパレータ7からのデジタル
信号を入力するパルス発生回路10およびこの立上りパル
ス発生回路10からの出力信号gが所定パルス数連続した
ときに出力信号fを発する検知回路9からなる。前記立
上りパルス発生回路10は、コンパレータ7からのデジタ
ル信号dを入力端D1のデータ入力とし、前記投光パルス
bをクロック入力とするD型フリップフロップ(以下、
このD型フリップフロップを単にFFと称す)11およびこ
のFF11の出力、コンパレータ7の出力そして分周回路
2の出力を入力とするANDゲート12により構成され、こ
の立上りパルス発生回路10は投光パルスbの立上り時に
受光信号c(デジタル信号d)が入力しているとその受
光信号c(デジタル信号d)を無効とし、前記投光パル
スbの立上りを除くパルス期間に受光信号c(デジタル
信号d)が入力すると立上りパルスを発生する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図および第1図の主要
部の信号波形を示す第2図を参照しながら説明する。な
お、この実施例では、発振回路1から出力される連続パ
ルスa、分周回路2から出力される投光パルスb、ホト
トランジスタ4から出力される受光信号cおよびコンパ
レータ7から出力されるデジタル信号dは第3図および
第4図により説明した従来装置と同一であるので、第2
図では投光パルスbとデジタル信号dを代表して示して
いる。
この実施例に示した光電スイッチが外乱光を受光する
ことなく、投光パルスbに対応した受光信号cが得られ
る場合について説明すると、デジタル信号dはホトトラ
ンジスタ4や増幅回路5などの遅れにより時刻t1に発せ
られた投光パルスbよりも僅かに遅れて立上り、ほぼ一
定時間経過後立下がる。したがって、時刻t1で発せられ
る投光パルスbが立上った時、コンパレータ7からのデ
ジタル信号dはLの状態にある。これにより立上りパル
ス発生回路10のFF11にはLが記憶され、FF11の出力端
からの出力qはHの状態にある。そして、投光パルスb,
デジタル信号d,出力qがすべてHになる瞬時のみANDゲ
ート12からHの出力パルスgが出力される。検知回路9
はこの出力パルスgが2発続いた時刻t2にその出力信号
fをLからHにする。今、外乱光のない場合を説明して
いるので、第2図に示すノイズ波に対応するデジタル信
号dnがないものとして説明すると、時刻t1から数えて第
4発目,第5発目の投光パルスの立上り時にはデジタル
信号dが存在しないことからANDゲート12からHの出力
信号gは出力されず、これにより検知回路9は時刻t5
出力信号fをHからLに転じる。
次に、この実施例における光電スイッチに外乱光によ
って時刻t4にノイズ波に相当するデジタル信号dnが発生
した場合について説明すると、時刻t1から数えて第5発
目の投光パルスbが立上った時、デジタル信号dのH状
態はFF11に記憶される。FF11にHが記憶されると、その
出力端の出力qがLになるので、ANDゲート12の出力
はLのままである。したがって、投光パルスbの立上り
に同期したデジタル信号d(受光信号c)が存在する場
合、その投光パルスによる受光信号cは無効として除去
し、これによって検知回路9からの出力信号fがHから
Lに転じてノイズ波による誤動作が防止される。なお、
前述のように、FF11が受光信号のHを記憶している状態
から、次の投光パルスbが発生した時、デジタル信号d
がLであればFF11にはLが記憶されて待機状態になる。
〔発明の効果〕
以上に説明したとおり本発明においては、記憶素子を
有する立上りパルス発生回路を設け、この立上りパルス
発生回路の記憶素子に投光パルスの立上り時における受
光信号の有無を記憶させ、この記憶素子に受光信号有り
が記憶された場合にはその投光パルスによる受光信号を
無効にするように構成したことにより、他の光電スイッ
チからの光などの外乱光やノイズによる信号を除去する
ことが可能となり、外乱光やノイズ信号などによる誤動
作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示し、第1図
は光電スイッチのブロック図、第2図は第1図の主要部
の動作を示す波形図、第3図は従来装置を示す光電スイ
ッチのブロック図、第4図は第3図の主要部の動作を示
す波形図である。 3:発光ダイオード、4:ホトトランジスタ、7:コンパレー
タ、9:検知回路、10:立上りパルス発生回路、11:D型フ
リップフロップ、12:ANDゲート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発振回路の出力を分周した投光パルスで発
    光する投光素子と、この投光素子の光を受光して光電変
    換する受光素子と、この受光素子により光電変換された
    電気信号を所定のレベルで弁別し論理処理に適したデジ
    タル信号に変換するコンパレータと、前記投光パルスの
    立上り時にコンパレータからのデジタル信号を記憶する
    記憶素子、この記憶素子の出力と前記投光パルスとの論
    理積をとる論理素子とからなり、前記投光パルスの立上
    り時にコンパレータから受光信号に相当するデジタル信
    号が入力されていると該デジタル信号を無効とし、前記
    投光パルスの立上りを除くパルス期間にコンパレータか
    ら受光信号に相当するデジタル信号が入力すると立上り
    パルスを発生する立上りパルス発生回路およびこの立上
    りパルス発生回路の出力が所定パルス数続いた時に出力
    信号を発する検知回路を備えたことを特徴とする光電ス
    イッチ。
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