JP2550165Y2 - 高周波焼入装置 - Google Patents

高周波焼入装置

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JP2550165Y2 JP1992034502U JP3450292U JP2550165Y2 JP 2550165 Y2 JP2550165 Y2 JP 2550165Y2 JP 1992034502 U JP1992034502 U JP 1992034502U JP 3450292 U JP3450292 U JP 3450292U JP 2550165 Y2 JP2550165 Y2 JP 2550165Y2
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induction hardening
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、離れた2個所の被焼入
面を有するワークの高周波焼入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照して従来の技術を説明
する。例えば図14に縦断面を示す段付円柱状のトラック
ローラ(ブルドーザの走行系統に使用される) 80に硬化
層803、804 を形成する場合を説明する。トラックロー
ラ80は、軸802 を回転軸とする回転対称体であって、軸
方向の両端から中央に向かって1対の大径部814 、82
4、1対の中径部812 、822 、および小径部801 が形成
されている。なお、小径部801 と中径部812 との間には
テーパー部811 が、中径部812 と大径部814 との間には
R部813 が形成されている。また、小径部801 と中径部
822 との間にはテーパー部821 が、中径部822 と大径部
824 との間にはR部823 が形成されている。
【0003】そして、テーパー部811 、中径部812 、お
よびR部813 にわたる表面である第1被焼入面810 に硬
化層803 が形成され、また、テーパー部821 、中径部82
2 、およびR部823 にわたる表面である第2被焼入面82
0 に硬化層804 が形成される。
【0004】このような硬化層803 、804 をトラックロ
ーラ80に形成するには、従来、以下に説明するような手
段がとられていた。即ち、まず、図11に示す半開放鞍型
の高周波加熱コイル(以下、高周波加熱コイルを単に加
熱コイルともいう)10 を準備する。
【0005】この加熱コイル10は、電源供給導体101 、
102 およびこれら導体101 、102 間に、直列に接続され
たコイル片10A およびコイル片10B を備えている。コイ
ル片10A は、トラックローラ80のR部813 に接近対向す
るように配設される加熱導体11と、中径部812 のテーパ
ー部811 近辺に接近対向するように配設され、加熱導体
11に平行な加熱導体12と、トラックローラ80の軸802 の
方向、即ち、矢印Pの方向に配置されて加熱導体11、12
の一端同士を接続する加熱導体13と、矢印Pの方向に配
置されて加熱導体12の他端に接続された加熱導体14を備
えている。各加熱導体11、12は、ほぼ1/4円弧状であ
って、トラックローラ80の周方向、即ち矢印Qの方向に
形成されている。
【0006】加熱導体11は、図12に断面形状を示すよう
に、R部813 に対応した曲線状の断面を有するR部対向
面11a を有し、このR部対向面11a を除く面を覆うよう
に磁性体のコア11b が装着されている。また、加熱導体
12は、正方形状或いは長方形状の断面を有し、中径部81
2 に対向する中径部対向面12a を除く面を覆うようにコ
ア12b が装着されている。なお、加熱導体13および14の
断面形状も、ほぼ加熱導体12と同様であって、また、コ
アが装着されている。なお、103 は加熱導体11、12の中
空部分であって、これら中空部分は加熱コイル10の冷却
液の流通路である。
【0007】コイル片10B は、コイル片10A と同じ構造
であって、即ち、加熱導体11〜14とそれぞれ同じ加熱導
体15〜18を有し、加熱導体17は加熱導体13に対向するよ
うに配設されている。そして、図13に示すように、加熱
導体15にはR部対向面15a が形成されており、また、コ
ア15b が装着されている。加熱導体16には中径部対向面
16a が形成されており、また、コア16b が装着されてい
る。なお、加熱導体14と加熱導体18とは接続導体19によ
って接続されている。
【0008】次に、図14に示すように、水平に配設した
トラックローラ80の両端をセンタ91、92で支持し、図示
しない回転駆動装置によってトラックローラ80を軸802
を中心として回転させながら、加熱コイル10をトラック
ローラ80の中径部812 に接近配置し、加熱導体11をR部
813 に、加熱導体12を中径部812 のテーパー部811 近辺
にそれぞれ対向するように配設する。この後、加熱コイ
ル10に高周波電流を所定時間通電してから、図示しない
加熱コイル昇降装置によって加熱コイル10を上昇させ
る。次いで、トラックローラ80に冷却液を噴射するため
に、内面に多数の冷却液噴射孔61を設けた環状のジャケ
ット60を矢印Sの方向に移動させて中径部812 に対向す
るように配置してから、冷却液噴射孔61から冷却液をト
ラックローラ80に噴射すると、テーパー部811 、中径部
812 、およびR部813 にわたる硬化層803 が形成され
る。そして、ジャケット60を矢印Sと反対方向に移動し
て元の位置に復帰させる。
【0009】次に、センタ91、92によるトラックローラ
80の支持を開放し、トラックローラ80を左右逆に配置し
てから、再びセンタ91、92でトラックローラ80を水平に
支持する。そして、テーパー部811 、中径部812 、およ
びR部813 に硬化層803 を形成したのと同様に、加熱コ
イル10とジャケット60とを使用し、テーパー部821 、中
径部822 、およびR部823 に硬化層804 を形成してトラ
ックローラ80の焼入を終了する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】トラックローラ80に上
記のように硬化層803 、804 を形成する場合には、以下
に述べる問題がある。即ち、まず、硬化層803 、804 を
形成するときに、ジャケット60をその都度被焼入面に対
向する位置まで移動させ、また、元の位置に復帰させる
装置が必要であるので、焼入装置の構造が複雑になる。
また、硬化層803を形成後、硬化層804 を形成するため
には、トラックローラを左右逆に位置替えしなければな
らない。従って、この位置替えに手間がかかる。
【0011】本考案は上記事情に鑑みて創案されたもの
であって、離れた2個所の第1および第2被焼入面を有
するワークを焼入するに際し、被焼入面に冷却液を噴射
するジャケットを移動させる必要がなく、また、1つの
被焼入面を焼入後、ワークを左右逆に位置替えしなくと
も、次の被焼入面を焼入することができる高周波焼入装
置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本考案の高周波焼入装置はワークの離れた位置にあ
る2個所の被焼入面を焼入する高周波焼入装置におい
て、一方の被焼入面を加熱する高周波加熱コイルと、他
方の被焼入面を加熱する高周波加熱コイルと、両被焼入
面の間に設けた冷却液噴射用のジャケットとを具備して
おり、かつ、前記ジャケットは隔壁によって分割された
冷却液通路に斜め向きに開設され前記両被焼入面にそれ
ぞれ冷却液を噴射する冷却液噴射孔を有していることを
特徴としている。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1〜10は本実施例を説明するための図面であっ
て、図1はトラックローラを冷却している状態の説明
図、図2はトラックローラを高周波加熱している状態の
説明図、図3はジャケットの正面図、図4は図3のA−
A線矢視断面図、図5は加熱コイルの模式的斜視図、図
6は図5のB−B線矢視断面図、図7は図5のC−C線
矢視断面図、図8はトラックローラの2個所の被焼入面
を同時に冷却している状態の説明図、図9はトラックロ
ーラの2個所を同時に加熱している状態の説明図、図10
は2個所の被焼入面を同時に加熱する加熱コイルの模式
的斜視図である。なお、従来の技術で説明したものと同
等のものには同一の符号を付している。本実施例の高周
波焼入装置で焼入するワークとしては、従来の高周波焼
入装置で説明したのと同様のトラックローラ80を採り上
げる。
【0014】本実施例の高周波焼入装置は、トラックロ
ーラ80のテーパー部811、中径部812、およびR
部813の表面である一方の被焼入面(以下、第1被焼
入面という)810を加熱するための第1加熱コイル1
0と、テーパー部821、中径部822、およびR部8
23の表面である他方の被焼入面(以下、第2被焼入面
という)820を加熱する第2加熱コイル20と、第1
被焼入面810と第2被焼入面820との間に設けた冷
却液噴射用のジャケット30とを具備していることを基
本的な構成としている。
【0015】より詳しく説明すると、図5に示すよう
に、加熱コイル10は、従来の技術で説明した加熱コイル
10と同様な構造である。加熱コイル20は、模式的に観察
すると、加熱コイル10とほぼ類似な構成であって、加熱
コイル10の電源供給導体101 、102 およびコイル片10A
、10B にそれぞれ対応する電源供給導体201 、202 お
よびコイル片20A 、20B を有する。
【0016】コイル片20A は、コイル片10A の加熱導体
11〜14のそれぞれに対応した位置に加熱導体21〜24を有
し、図6に示すように、加熱導体21は加熱導体12と、加
熱導体22は加熱導体11と、それぞれ、同形の断面形状を
有する。即ち、加熱導体22は第2被焼入面820 のR部82
3 を加熱できるように、R部対向面22a を有し、また、
コア22b が装着されており、加熱導体21は、第2被焼入
面820 の中径部822 のテーパー部821 近辺を加熱できる
ように、中径部対応面21a を有し、また、コア21b が装
着されている。
【0017】コイル片20B は、コイル片20A と同じ構造
であって、加熱導体21〜24とそれぞれ同じ加熱導体25〜
28を有し、加熱導体27は加熱導体23に対向するように配
設されている。そして、図7に示すように、加熱導体26
にはR部対向面26a が形成されており、また、コア26b
が装着されている。加熱導体25には中径部対向面25aが
形成されており、また、コア25b が装着されている。な
お、加熱導体24と加熱導体28とは接続導体29によって接
続されている。
【0018】図5に示すように、電源供給導体101 、10
2 は1対のシリンダ42、42によってそれぞれが進退する
1対の接触子41、41を介してトランス50の2次側の出力
端子501 、502 に接続されている。また、電源供給導体
201 、202 も1対のシリンダ44、44によってそれぞれが
進退する1対の接触子43、43を介して同じくトランス50
の2次側に接続されている。51は高周波電源であって、
トランス50の1次側に高周波電流を供給する。なお、45
は、第1加熱コイル10を昇降させる第1加熱コイル昇降
装置であり、46は、第2加熱コイル20を昇降させる第2
加熱コイル昇降装置である。
【0019】図3に示すように、ジャケット30は側面
視形状がU字状に形成されており、第1被焼入面810
と第2被焼入面820の間に所定間隔を設けてワーク8
0を跨がるようにして配置されている。そして図4に示
すように、隔壁33によって2分割された第1冷却液通
路31と第2冷却液通路32と両冷却液通路31、32
にそれぞれ斜め向きに開設され、第1被焼入面810に
冷却液を噴射する第1冷却液噴射孔35と、第2被焼入
面820に冷却液を噴射する第2冷却液噴射孔36とを
備えている。37および38は、それぞれ、第1冷却液
通路31および第2冷却液通路32に冷却液を供給する
図示しない配管が接続されるカプラである。
【0020】次に、本実施例の動作を説明する。図2に
示すように、水平に配設したトラックローラ80の両端を
センタ91、92で支持し、図示しない回転駆動装置によっ
てトラックローラ80を軸802 を中心として回転しなが
ら、第1加熱コイル昇降装置45によって第1加熱コイル
10を降下させて第1被焼入面810 に接近配置してから、
シリンダ42を動作させて接触子41、41を進出させて接触
子41、41によってトランス50と第1加熱コイル10とを接
続する。
【0021】そして、第1加熱コイル10に所定時間高周
波電源51からトランス50を介して高周波電流を通電す
る。次いで、シリンダ42、42を動作させて接触子41、41
を後退させてトランス50と第1加熱コイル10との接続を
断った後、第1加熱コイル昇降装置45によって、図1に
示すように、第1加熱コイル10を上昇させてから、ジャ
ケット30の第1冷却液通路31に冷却液を供給し、第1冷
却液噴射孔35から冷却液Lを第1被焼入面810 に噴射し
て冷却することによって、第1被焼入面810 に硬化層80
3 を形成する。
【0022】次いで、第1被焼入面810 を焼入するのと
同様に、シリンダ44を動作させ、接触子43、43によって
トランス50と第2加熱コイル20とを接続し、第2加熱コ
イル20によって第2被焼入面820 を加熱後、ジャケット
30の第2冷却液通路32に冷却液を供給し、第2冷却液噴
射孔36から冷却液Lを第2被焼入面820 に噴射して冷却
することによって、第2被焼入面820 に硬化層804 を形
成する。このように、第1被焼入面810 と第2被焼入面
820 とを別々に焼入するのは、高周波焼入装置の設備を
少なくするために、トランス50および高周波電源51の容
量を小さくしているからである。
【0023】上記のように、本実施例では、第1被焼入
面810 を焼入後、トラックローラ80の左右位置替えを行
う必要がなく、また、ジャケット30を移動させる必要も
ない。
【0024】なお、もしも、高周波電源51に容量の余裕
があるときには、第1被焼入面810と第2被焼入面820
の焼入を同時に行うことができる。即ち、加熱コイル10
の図5に示した電源供給導体102 を、図10に示すよう
に、電源供給導体102 と103 に分割し、電源供給導体10
2 を接続導体52によって加熱コイル20の電源供給導体20
1 に接続固定し、また、電源供給導体202 を接続導体53
によって電源供給導体103 に接続固定して、第1加熱コ
イル10と第2加熱コイル20が電気的に直列に接続される
と共に機械的に一体結合される。47は、このように一体
的に結合された第1および第2加熱コイル10、20を昇降
させるコイル昇降装置である。
【0025】そして、図9に示すように、トラックロー
ラ80をセンタ91、92で支持し、軸802 を中心として回転
させながら、コイル昇降装置47によって、結合された第
1加熱コイル10と第2加熱コイル20とを降下させてそれ
ぞれ第1被焼入面810 と第2被焼入面820 に接近対向す
るように配置してから、接触子41、41をシリンダ42によ
って進出させて第1加熱コイル10と第2加熱コイル20を
トランス50に接続して第1および第2被焼入面810 、82
0 を所定時間加熱する。
【0026】この後、第1加熱コイル10と第2加熱コ
イル20を上昇させてから、図8に示すように、ジャケ
ット30の第1および第2冷却液通路31、32に冷却
液を供給し、第1冷却液噴射孔35から第1被焼入面8
10に、また、第2冷却液噴射孔36から第2被焼入面
820に、それぞれ、冷却液Lを黒矢印で示すように斜
下方に噴射することによって、硬化層803および硬化
層804が形成される。この際両冷却液噴射孔35、3
6から噴射された冷却液Lは噴射する方向が対称となる
ので、冷却液Lが相互に干渉することがないので、冷却
効果がよい。また、この場合には、ジャケット30を移
動させる必要がないのは、勿論であるが、第1被焼入面
810と第2被焼大面820を同時に焼入できるので、
焼入工程を短縮できる利点がある。
【0027】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の高周波焼
入装置はワークの離れた位置にある2個所の被焼入面を
焼入する高周波焼入装置において、一方の被焼入面を加
熱する高周波加熱コイルと、他方の被焼入面を加熱する
高周波加熱コイルと、両被焼入面の間に設けた冷却液噴
射用のジャケットとを具備しており、かつ、前記ジャケ
ットは隔壁によって分割された冷却液通路に斜め向きに
開設され前記両被焼入面にそれぞれ冷却液を噴射する冷
却液噴射孔を有していることを特徴としている。
【0028】即ち、本考案の高周波焼入装置では、ジャ
ケットは簡単な構造で、1本のジャケットから第1被焼
入面と第2被焼入面の何れの被焼入面へも冷却液を互い
に干渉することなく噴射できるので冷却効果がよい。ま
焼入のたびにジャケットを移動させる必要がない。さ
らに第1被焼入面を加熱する第1加熱コイルとは別個
に、第2被焼入面を加熱する第2加熱コイルを設けてい
るので、第1被焼入面を焼入後にワークを左右位置替え
する必要がないから、焼入工程を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の高周波焼入装置によってト
ラックローラの第1被焼入面を冷却している状態の説明
図である。
【図2】トラックローラの第1被焼入面を高周波加熱し
ている状態の説明図である。
【図3】本考案の一実施例の高周波焼入装置のジャケッ
トの正面図である。
【図4】図3のA−A線矢視断面図である。
【図5】本考案の一実施例の高周波焼入装置の加熱コイ
ルの模式的斜視図である。
【図6】図5のB−B線矢視断面図である。
【図7】図5のC−C線矢視断面図である。
【図8】本考案の他の実施例の高周波焼入装置によって
トラックローラの第1および第2被焼入面を同時に冷却
している状態の説明図である。
【図9】トラックローラの第1、第2被焼入面を同時に
加熱している状態の説明図である。
【図10】第1、第2被焼入面を同時に加熱する加熱コ
イルの模式的斜視図である。
【図11】従来の高周波焼入装置の加熱コイルの模式的
斜視図である。
【図12】図11のD−D線矢視断面図である。
【図13】図11のE−E線矢視断面図である。
【図14】従来の高周波焼入装置によってトラックロー
ラを加熱している状態の説明図である。
【符号の説明】
10 第1加熱コイル 20 第2加熱コイル 30 ジャケット 31 第1冷却液通路 32 第2冷却液通路 35 第1冷却液噴射孔 36 第2冷却液噴射孔 810 第1被焼入面 820 第2被焼入面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの離れた位置にある2個所の被焼
    入面を焼入する高周波焼入装置において、一方の被焼入
    面を加熱する高周波加熱コイルと、他方の被焼入面を加
    熱する高周波加熱コイルと、両被焼入面の間に設けた冷
    却液噴射用のジャケットとを具備しており、かつ、前記
    ジャケットは隔壁によって分割された冷却液通路に斜め
    向きに開設され前記両被焼入面にそれぞれ冷却液を噴射
    する冷却液噴射孔を有していることを特徴とする高周波
    焼入装置。
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