JP2549696Y2 - シェーバーの刃枠の係合構造 - Google Patents

シェーバーの刃枠の係合構造

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JP2549696Y2
JP2549696Y2 JP978192U JP978192U JP2549696Y2 JP 2549696 Y2 JP2549696 Y2 JP 2549696Y2 JP 978192 U JP978192 U JP 978192U JP 978192 U JP978192 U JP 978192U JP 2549696 Y2 JP2549696 Y2 JP 2549696Y2
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喜代隆 向井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シェーバーの刃枠を本
体ケースに脱着自在に連結する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】シェーバーの刃枠は、清掃するために刃
枠を脱着できる構造としている。図1は、従来のシェー
バーの刃枠の係合構造を示している。この図に示す係合
構造は、2分割された本体ケース1に、刃枠ボタン3の
収納スペース2を設けている。刃枠ボタン3は、上方に
延長して、刃枠5の内側に引っかけられる刃枠の係合用
突部3Aを備えている。係合用突部3Aを内側に押し込
んで、刃枠5を脱着するために、着脱ボタン3Bを設け
ている。この構造のシェーバーの刃枠の係合構造は、着
脱ボタン3Bを押し込むと、刃枠の係合用突部3Aが本
体ケース1の内側に移動して、刃枠5を脱着できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この図に示す従来のシ
ェーバーの刃枠の係合構造は、着脱ボタン3を収納スペ
ース2に収納し、2分割された本体ケースを組み立てて
ネジ止等の方法で連結する。この構造は、刃枠ボタン3
を収納して本体ケース1を合わせた状態で、本体ケース
をネジ止する等の方法で連結しないと、本体ケースが分
離して、収納した刃枠ボタンの収納位置がずれる欠点が
ある。このため、刃枠ボタンを収納した状態で、かなら
ず本体ケースをネジ止等の方法で固定する必要がある。
【0004】シェーバーの製造工程においては、外注加
工された部品を半完成状態で組み立て工場に集めて、組
み立てることがある。この場合、本体ケースに刃枠ボタ
ンを収納して組み立て工場に運ぶときに、従来のシェー
バーは、2分割された本体ケースをネジ止して運搬する
必要があった。
【0005】さらにまた、従来のシェーバーの刃枠の係
合構造は、脱着ボタンの上方に係合用突部を設けている
ので、着脱ボタンから係合用突部の上端までの全長が長
くなる欠点があった。このため、本体ケースに設ける収
納スペースが大きくなる欠点があった。収納スペースが
大きくなることは、振動台と振動子とを別個に設けた刃
枠部のスペースが小さいシェーバーにおいて設計が難し
くなる欠点がある。
【0006】本考案は、これ等の欠点を解決することを
目的に開発されたもので、本考案の重要な目的は、刃枠
ボタンを介して分割された本体ケースを連結できると共
に、刃枠ボタンの収納スペースを小さくできるシェーバ
ーの刃枠の係合構造を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のシェーバーの刃
枠の係合構造は、前述の目的を達成するために、下記の
構成を備える。本考案のシェーバーの刃枠の係合構造
は、2分割された本体ケース1に設けられた収納スペー
ス2に刃枠ボタン3を収納している。刃枠ボタン3は、
脱着自在に刃枠に連結される係合用突部3Aと、刃枠を
脱着するときに押圧される着脱ボタン3Bとを有する。
着脱ボタン3Bを押圧すると、係合用突部3Aが内側に
移動され、この状態で刃枠は本体ケース1から脱着され
る。
【0008】さらに、本考案のシェーバーの刃枠の係合
構造は、刃枠ボタン3に設けられた係合用突部3Aを2
個に分割して独立させると共に、各々の本体ケース1
に、係合用突部3Aを挿通するスライド孔4を開口して
いる。本体ケース1のスライド孔4に、刃枠ボタン3の
刃枠係合用突部3Aを挿通することによって、刃枠ボタ
ン3を介して本体ケース1が連結されるように構成され
たことを特徴としている。
【0009】
【作用】本考案のシェーバーの刃枠5の係合構造は、刃
枠ボタン3に独立して設けられた2個の係合用突部3A
を、2分割した本体ケース1のスライド孔4に挿通して
いる。したがって、2分割された本体ケース1は、係合
用突部3Aを介して連結され、すなわち、刃枠ボタン3
は、刃枠5を脱着することに加えて、本体ケース1を連
結する部材にも併用される。このため、部品点数を増加
させることなく、本体ケース1を仮止めできる特長があ
る。さらに、2個に独立して設けられた係合用突部3A
は、着脱ボタン3Bの両側に位置して配設することがで
きるので、刃枠ボタン3の全長を短くすることが可能と
なる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。但し、以下に示す実施例は、本考案の技術思想を
具体化するためのシェーバーの刃枠の係合構造を例示す
るものであって、本考案の係合構造は、構成部品の材
質、形状、構造、配置を下記の構造に特定するものでな
い。本考案の係合構造は、実用新案登録請求の範囲に於
て、種々の変更を加えることができる。
【0011】さらに、この明細書は、実用新案登録請求
の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対
応する番号を、「実用新案登録請求の範囲」、「課題を
解決する為の手段の欄」、および「手段の欄」に示され
る部材に付記している。ただ、実用新案登録請求の範囲
に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決
してない。
【0012】図2に示すシェーバーの刃枠の係合構造
は、図2と図3とに示すように、刃枠5を本体ケース1
に脱着するものである。さらに、図4と図5とに示すよ
うに、本体ケース1に設けられた収納スペース2に刃枠
ボタン3を収納する構造としている。本体ケース1は、
縦に2分割されている。分割された本体ケース1を連結
した状態で、図4に示すように、内刃を一体化して刃枠
5の内側に挿入される突部を設けている。分割された本
体ケース1は、図示しないが、ネジ止して固定される。
【0013】突部下端の拡大図を図6に示している。こ
の図に示す刃枠ボタン3は、突部の下端に位置して、刃
枠ボタン3の収納スペース2を設けている。収納スペー
ス2の上端に連結して、本体ケース1を外側に貫通して
スライド孔4を開口している。また、片方の本体ケース
1は、収納スペース2の背面に位置して、刃枠ボタン3
を押圧するスプリング6の受台7を設けている。他方の
本体ケース1は、この受台7を嵌入する凹み(図示せ
ず)を設けている。スライド孔4の下方には、着脱ボタ
ン3Bを摺動自在に挿通させるボタン孔8を開口してい
る。
【0014】刃枠ボタン3は、図6に示すように、2個
に分割された係合用突部3Aと、着脱ボタン3Bとを備
えている。2個の係合用突部3Aは、着脱ボタン3Bの
上方に位置し、また、着脱ボタン3Bの両側に位置して
設けられている。係合用突部3Aの上面は、刃枠5をス
ムーズに挿入できるように、傾斜面となっている。刃枠
ボタン3は、背面に設けられるスプリングを介して、弾
性的に押し出されるようにして収納スペース2に配設さ
れる。
【0015】この構造のシェーバーの刃枠の係合構造
は、下記のようにして組み立てられる。 図5に示すように、刃枠ボタン3を、分割した本体
ケース1の収納スペース2にセットする。 刃枠ボタン3の背面にスプリング6をセットする。 図3に示すように、本体ケース1を連結する。この
とき、刃枠ボタン3の係合用突部3Aを各々の本体ケー
ス1のスライド孔4に挿通する。この状態で、本体ケー
ス1は、刃枠ボタン3を介して連結される。 本体ケース1をネジ止する。
【0016】
【考案の効果】本考案のシェーバーの刃枠の係合構造
は、刃枠ボタンに設けた係合用突部を2個に分割してい
る。2個の係合用突部は、2分割された本体ケースのス
ライド孔に挿通される。この構造によって、本体ケース
は、刃枠ボタンの2個の係合用突部を介して連結され
る。このため、本考案のシェーバーの刃枠の係合構造
は、本体ケースをネジ止することなく連結でき、外注工
場から半完成状態で輸送する時のロスを少なくでき、ま
た、工場内におけるライン間の搬送時のロスも防止でき
る特長がある。
【0017】さらにまた、本考案のシェーバーの刃枠の
係合構造は、係合用突部を独立する2個に分割している
ので、これを着脱ボタンの両側に配設するとができ、刃
枠ボタンをコンパクトにできる。このため、刃枠ボタン
の収納スペースを小さくできる。このことは、刃部の掃
除性を改善するために、振動台を振動子とは別個に設け
た、刃枠部のスペースが小さいシェーバー(通称「お掃
除簡単ヘッド」)において、構成体積を小さくして便利
に利用でき、しかも、特別な機構部品を追加することな
く、刃枠の係合を確実に行える特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のシェーバーの刃枠の係合構造の一例を示
す斜視図
【図2】本考案の一実施例にかかる刃枠の係合構造を備
えるシェーバーの斜視図
【図3】本考案の一実施例にかかる刃枠の係合構造を備
えるシェーバーの斜視図
【図4】本考案の一実施例にかかる刃枠ボタンを本体ケ
ースから分離した状態を示す刃枠の係合構造を備えるシ
ェーバーの分解斜視図
【図5】本考案の一実施例にかかる刃枠ボタンを本体ケ
ースにセットした状態を示す刃枠の係合構造を備えるシ
ェーバーの分解斜視図
【図6】本考案のシェーバーの刃枠の係合構造の分解斜
視図
【符号の説明】
1…本体ケース 2…収納スペース 3…刃枠ボタン 3A…係合用突部 3
B…着脱ボタン 4…スライド孔 5…刃枠 6…スプリング 7…受台 8…ボタン孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2分割された本体ケース(1)に設けられ
    た収納スペース(2)に刃枠ボタン(3)が収納されており、
    刃枠ボタン(3)は、脱着自在に刃枠(5)に連結される係合
    用突部(3A)と、刃枠(5)を脱着するときに押圧される着
    脱ボタン(3B)とを有し、着脱ボタン(3B)を押圧して刃枠
    (5)を本体ケース(1)から脱着するように構成されたシェ
    ーバーの刃枠の係合構造において、 刃枠ボタン(3)に設けられた係合用突部(3A)が、2個に
    独立して設けられていると共に、各々の本体ケース(1)
    には、係合用突部(3A)を挿通するスライド孔(4)が開口
    されており、本体ケース(1)のスライド孔(4)に、刃枠ボ
    タン(3)の係合用突部(3A)を挿通することによって、刃
    枠ボタン(3)を介して本体ケース(1)が連結されるように
    構成されたことを特徴とするシェーバーの刃枠の係合構
    造。
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