JP2548808B2 - バックドアのベルクランク取付構造 - Google Patents

バックドアのベルクランク取付構造

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JP2548808B2
JP2548808B2 JP26807789A JP26807789A JP2548808B2 JP 2548808 B2 JP2548808 B2 JP 2548808B2 JP 26807789 A JP26807789 A JP 26807789A JP 26807789 A JP26807789 A JP 26807789A JP 2548808 B2 JP2548808 B2 JP 2548808B2
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bell crank
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芳典 神谷
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明はバックドアのベルクランク取付構造に関す
るものである。
<従来の技術> 従来のバックドアのベルクンラク取付構造としては、
例えば第3図〜第5図に示すようなものがある。〔自動
車工学全書13巻(昭和55年(株)山海堂発行)の第156
頁参照)。1が「バックドア」としてのトランクリッド
で、アウタパネル2と、該アウタパネル2に接合された
インナパネル3とから構成されている。トランクリッド
1のアウタパネル2の縦面部4には凹部部5が形成して
あり、該凹部5にはライセンスプレート6を既知の手段
により取付けたフィニッシャ7が専用ボルト8により固
定されている。
そして、インナパネル3の下方には開口9が形成され
ており、該開口9の下方位置に相当するインナパネル3
には、前側にロック10が、後側にロックレインフォース
11がそれぞれ取付けてある。ロック10はロッキングプレ
ート12を回動させることにより図示せぬロック爪を回動
させ、車体側に設けたストライカ13と係合する構造とな
っている。ロックレインフォース11は、ロック10を補強
すべくインナパネル3に接合される接合部14と、水抜孔
15からロッキングプレート12等を操作されないように設
けられた防盗用の後方延長部16と、ベルクランク17取付
用でウェルドナット18付の取付孔19を有する取付部20
と、該取付部20と前記接合部14とを接続すると共に中央
に開口21を形成した傾斜部22とから成っている。そして
前記ベルクランク17は、クランクプレート23が回動自在
に係合されているブッシュ24をボルト25により前記ロッ
クレインフォース11の取付孔19へ取付けた構造となって
いる。そして、このベルクランク17におけるクランクプ
レート23の一端23aは上方に配されたキーシリンダ26に
て上下動するキーロッド27に接続されており、他端23b
は前記傾斜部22の開口21内で前記ロッキングプレート12
と係合している。従って、キーシリンダ26をキーにて回
転させれば、キーロッド27が上昇してクランクプレート
23を回動させるので、該クランクプレート23の他端23b
によりロッキングプレート12が回動させられ、ロック10
の図示せぬロック爪がストライカ13から外れてトランク
リッド1が開くようになっている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながらこのような従来の技術にあっては、ベル
クランク17をロック10補強用のロックレインフォース11
を利用して取付けていたため、ロックレインフォース11
に開口21付きの傾斜部22や、ウェルドナット18付きの取
付孔19を設けた取付部20等をわざわざ形成しなければな
らず、ロックレインフォース11の形状が複雑化し成形が
大変難しかった。
この発明はこのような従来の技術に着目してなされた
ものであり、ベルクランクをロックレインフォースを利
用せずに取付けることができるバックドアのベルクラン
ク取付構造を提供せんとするものである。
<課題を解決するための手段> この発明に係るバックドアのベルクランク取付構造
は、上記の目的を達成するため、バックドアのアウタパ
ネルの縦面部に取付けられるライセンスプレート用のフ
ィニッシャであって、該ライセンスプレートの裏面に凹
みを形成し、該縦面部に前記凹みに相応する凹みを形成
し、前記フィニッシャの凹みと、アウタパネルの凹みと
を締結手段の一端部に取付けると共に、該締結手段の他
端部にバックドア開閉操作用のベルクランクを取付け、
該ベルクランクのクランクプレートを、バックドアのイ
ンナパネルに取付けられたロックのロッキングプレート
に接続したものである。
<作用> ロックレインフォースその他の部品を、ベルクランク
取付け用の特別な形状に成形する必要がなくなるので、
従来ベルクランク取付用として利用していたそれら部品
の成形が容易となり、コスト的にも有利となる。
また、アウタパネルの縦面部とインナパネルとが、ベ
ルクランク、ロッキングプレート、ロックの3部品によ
り接続された状態になるため、アウタパネルの縦面部の
張り剛性が向上する。
更に、フィニッシャの取付けと同時にベルクランクの
取付けも行うことができるので、作業能率の面からも有
利となる。
<実施例> 以下この発明の好適な一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には同一の
符号を付し、重複する説明は省略する。
この実施例に係るアウタパネル28の縦面部29に形成し
た凹部30の左右両側には、更なる凹み31がそれぞれ形成
してあり、その底部に孔32が設けられている。そして、
この凹み31に対応するフィニッシャ33の左右両端部に
も、前記凹み31と同程度で且つ端部34側が開放状態の凹
み35が形成してある。この凹み35の底部には端部34側か
ら形成した細長い切欠部36が設けてある。
37は「締結手段」としての専用ボルトで、「一端部」
としての頭部38には前記切欠部36内へ係入させるための
周溝39が形成されており、頭部38には「他端部」として
のネジ部40が一体的に形成されている。この専用ボルト
37はフィニッシャ33の左右両側の凹み35部分を、前記ア
ウタパネル28の凹み31部分に取付けるために、左右それ
ぞれ1本づつあるが、左側の専用ボルト37だけネジ部40
が長く、右側の専用ボルトのネジ部は図示しないが短く
なっている。以下このネジ部40が長くなっている左側の
専用ボルト37だけを主に説明する。
この専用ボルト37の頭部38は、前述の如くその周溝39
部分を切欠部36内へ係合させた状態で、フィニッシャ33
に対し予め取付けられる。そして、このフィニッシャ33
に取付けられた専用ボルト37のネジ部40を縦面部29の凹
部30に形成した凹み31の孔32内へ挿入する。次いで、挿
入されたネジ部40に対して、ベルクランク41のブッシュ
42を挿通状態で取付け、最後にネジ部40にナット44を締
付ける。このようにして取付けられたベルクランク41の
クランクプレート43には、従来同様一端43aにはキーロ
ッド27が接続され、他端43bにはロッキングプレート12
が接続されている。
このようにベルクランク41がフィニッシャ33取付け用
の専用ボルト37を利用してトランクリッド45の縦面部29
に取付けられているので、この実施例におけるロックレ
インフォース46は断面概略コ字状の単純な形状をしてい
る。そして、このロックレインフォース46の上側部47
は、水抜孔15とベルクランク41との間を仕切って防盗性
を高めるために、後方へ向けて長く延長されている。ま
た、この実施例では、アウタパネル28の縦面部29とイン
ナパネル3とが、結果的にベルクランク41、ロッキング
プレート12、ロック10の3部品を介して接続されたこと
となるので、図らずもアウタパネル28の縦面部29の張り
剛性が向上することとなる。更に、フィニッシャ33の取
付けと同時にベルクランク41の取付けも行うことができ
るので、作業能率の面からも有利となる。
<発明の効果> この発明に係るバックドアのベルクランク取付構造
は、以上説明してきた如き内容のものであって、バック
ドアのベルクランクをバックドアのアウタパネルの縦面
部に取付けたので、ロックレインフォースその他の部品
をベルクランク取付用の特別な形状に成形する必要がな
い。従って、従来ベルクランク取付用として利用してい
たそれら部品の成形が容易となり、コスト的に有利とな
る。
また、アウタパネルの縦面部とインナパネルとが、ベ
ルクランク、ロッキングプレート、ロックの3部品によ
り接続された状態になるため、アウタパネルの縦面部の
張り剛性が向上する。
更に、フィニッシャの取付けと同時にベルクランクの
取付けも行うことができるので、作業能率の面からも有
利となる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例に係るベルクランク取付構
造を示す断面図、 第2図はフィニッシャ端部の凹みと専用ボルトを示す斜
視図、 第3図は従来例を示す自動車後部の斜視図、 第4図は第3図中矢示IV−IV線に沿う断面図、そして 第5図はロックレインフォースの斜視図である。 3……インナパネル 6……ライセンスプレート 10……ロック 12……ロッキングプレート 28……アウタパネル 29……縦面部 31……縦面部の凹み 33……フィニッシャ 35……フイィッシャの凹み 37……専用ボルト(締結手段) 40……ネジ部 41……ベルクランク 43……クランクプレート 45……トランクリッド(バックドア)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックドアのアウタパネルの縦面部に取付
    けられるライセンスプレート用のフィニッシャであっ
    て、該ライセンスプレートの裏面に凹みを形成し、該縦
    面部に前記凹みに相応する凹みを形成し、前記フィニッ
    シャの凹みと、アウタパネルの凹みとを締結手段の一端
    部に取付けると共に、該締結手段の他端部にバックドア
    開閉操作用のベルクランクを取付け、該ベルクランクの
    クランクプレートを、バックドアのインナパネルに取付
    けられたロックのロッキングプレートに接続したことを
    特徴とするバックドアのベルクランク取付構造。
JP26807789A 1989-10-17 1989-10-17 バックドアのベルクランク取付構造 Expired - Lifetime JP2548808B2 (ja)

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JPH03132424A JPH03132424A (ja) 1991-06-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6020775Y2 (ja) * 1981-09-08 1985-06-21 日産車体株式会社 車両用ドアの施錠、解錠用リモ−トコントロ−ル装置
DE3530483A1 (de) * 1985-08-27 1987-03-12 Emil Feder Kraftfahrzeug, an den beweglichen karosserieteilen (tueren, heckklappe usw.) mit besonderer bedieneinrichtung versehen

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
自動車工学全書編集委員会編「自動車工学全書13巻乗用車の車体」初版(昭55−4−20)株式会社山海堂P.154−156

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